はじめてですけど、頑張ります笑
下手な日本語ですいません笑
一話 貴方へ
夢を見ていた。
とても、とても長い夢を。
生まれてから、死ぬまで。
もう時間は限られている。はやく、はやく思い出さなければ。
彼女を、いや、彼女たちを忘れてはならないのだから。
筆者は思う。
小説とはいつかは終わりを迎えるものだと。小説だけではない。すべてのものであるのだろう、と。
いま、彼の生涯はおわりを告げようとしている。
長いようで、つかの間の夢。儚い夢。
筆者は語る。
小説に描きうるのは、儚くて、切ない一時だけ。
もし、彼に、その一時以外の時間軸が存在しているのならば…
私は描こう。彼というものを。
本編は、いや一次小説はいつか完結する。
それならば、一次のその、少し後の話をしても、バチは当たるまい。
点滴の、薬の落ちる音しかしない。
静かな環境。
俺は、、、
彼は静かに目を閉じた。
ピーと機械音がした。
そこにはただ沈黙があるのみである。
私は祖父っ子だった。
祖父は不器用であった。気難しい人であったことには変わりはないのだが、優しい人であったとも思う。
もしかすると優しすぎたのかもしれない。
晩年の祖父は穏やかであった。
こう述べると祖父の気性が昔は荒かったように聞こえるものであるが、祖父は一度も、たった一度も昔のことは語らなかった。
話すのが嫌い、というのもあったのだろうが、おそらく、人に言えないこともあったのだろう。
そう言えば昔、祖母に祖父のことをきいたことがあった。
祖母はただ、昔から優しい人だっわ。そのことがかえって人を傷つけたこともあったのだけれど、と語った。
それ以外口にしなかった。
祖母が亡くなった時、祖父は急激に元気をうしなっていった。
小町大叔母さんが時々来てくれていたそうだが、祖父はほとんど自分から話すことはなかったそうだ。
小町大叔母さんはなかなかミーハーな叔母さまである。昔はもっとやんちゃだったそうだが、まだまだ現役、と祖父が教えてくれた。
私が回想を終えた時、霊柩車は走り出した。
故人を偲ぶ人は少なかった。
小町大叔母さんによると、祖父は直前に来るな、と手紙を送っていたらしい。
それでも戸塚さんや折本さん、昔の部下の人たちは来てくれていた。
皆、祖父を慕ってくれていた。
中にはまだ若い人たちも混ざっていて、涙を流してくれていた。
母は、おじいちゃんもね、こんなに涙を流されたら今頃困ってるだろうね、と言って笑った。
でも、私はきっと忘れることはないだろう。
その時、母の目に涙が浮かんでいたことを。
おじいちゃん。
ありがとう。
お楽しみいただけたでしょうか?
筆者はなかなかサボるくんなので、あまり早くはありませんが、頑張ろうと思います。
ストックとかないです笑
思いつきのままです笑