えっとー、、結果を一応お知らせしておきますと
3月 退任
でした笑
どうでもいい話ですね、すいません。
言い訳でした笑笑
待ち合わせをしていた。
12時から。
白いシャツの上に白いワイシャツ、そして黒いジャケットを上にはおり、ベージュの綿パン。
多分なかなかキマッテル。
考えうる限りのお洒落をした。
11:40分 彼女は来ていた。
「ごめん、待たせたか?」
「ううん、全然!」
以前は憎んでいた甘ったるいやりとり。
今では愛おしく感じる。
「どこに行くんだ?」
「決まってるじゃない…ディスティニーランドだよっ!」
パンさん好きか?
「ドムとゼリーだよっ!」
そうか…
もうすぐクリスマス。以前一度行ったことがあった。
胸の奥がズキリと痛んだ。
忘れられない…忘れるはずがないあの事。
「比企谷くん…?」
「あ、ああ。どうした?」
「遠い目してたよ…」
「おう、ごめんな」
「何処にも…行かないでね」
「わかってるよ…」
「愛してる」
「あゝ」
「じゃ、いこっか!」
彼女は努めて明るく言った。
デスティニーランドはクリスマスムード一色だった。
おおよそ彼女達と行った時と変わらない姿である。
あるのだが、やはり違ってみえる。恋人を持った事による違いであろうか。
「ねえねえ、何からまわりたい?」
さあ、何から周ろうか…
苦しい…
彼女の姿が見える。俺に背を向けて、彼女は…
「ねぇ?どうする?」
「パンさんのバンブーファイト…」
「パンさん好きなの?」
「あゝ…」
「可愛いよね、私も好き。」
別にパンさんが好きなわけではない…
ただ、胸が締め付けられるように苦しかった。
彼女への罪悪感がそこにあった。
最愛の女性への。
「ねえ、次はアレキサンドリアマウンテンでいい?」
「あ、あゝ…」
「ふー、楽しかった!」
「そうだな」
楽しくなどなかった。
もちろん、彼女といる時間は幸せだったし、楽しかったといえよう。
だが、彼女たちの姿がここにはあり過ぎる。
そのことが彼の良心を蝕んだ。
彼女を裏切ったこと。
彼女たちを忘れられないこと。
罪の意識を感じた。
あの輝いていた日々が思い浮かばれた。
それはもう、すでに過ぎ去り、朽ち果てたものであったが。
それは四季をめぐる。
焔をあげながら。
彼の良心は蝕まれた。
思いきって聞いた。
「なぁ、俺の目は、腐っているか?」
彼女は俺の目を見て、首をかしげて言った。
「腐ってなんかいないよ。比企谷くんの目は」
「そうか…」
「愛してるわ。」
「あゝ、ありがとう」
俺はこの彼女に誇りを持った。俺の全てであった。
これこそ生きがいであった。
筆者は思う。
彼等の幸福がいつまでも続くようにと。
人は言う。
愛とは燃え尽きぬものであると。