やはり彼の青春ラブコメは…   作:阿蘭

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うーん、、、
説明がどうしても多くなってしまうぞ、、、
やばい、どうしよう


その時彼は…
二話 春を迎えて


高校3年を迎えた。

すでに受験は間近に迫っており、クラスもそろそろ受験モードに入っていた。

奉仕部の活動ももう終わりを迎え、小町の時代に入っていた。

マッカーサーは言った。

「老兵は死なず、ただ消えるのみ」と。

雪ノ下は最後まで部活引退に反対した。

俺からも、由比ヶ浜からも諭された雪ノ下は結局折れた。

間際、彼女はこう言った。

「結局、貴方も助けてくれなかったじゃない」

 

きっとそうなのだろう。

俺は、俺は、問題を解決することは、一度もなかったのだ。彼女が俺を避難する理由は確かに存在するのだ。

抗弁の余地など無かったのだ。

 

彼女とは現在も、疎遠なままである。

 

注釈をつけておこう。

彼はその後の生涯、一度たりとも彼女に会うことも、話すこともなかった。

それは彼にとっての、彼なりの罪滅ぼしなのだろうか。

それは本人と神のみぞ知る答えである。

 

由比ヶ浜とは3年のクラスは別だった。

彼女は泣いてくれた。その涙がなんなのか、俺にはおそらく、終生理解できないのだろう。

陽乃さんはかつて俺をこう評した

「理性の化け物」

と。

確かにそうなのだろう。

きっと。

 

奉仕部で過ごす日々は、ぬるま湯の中にいたようなものだと思う。

温かくて、冷たい。ずっとつかっていたくなるようで、出たくなるような。そんな日々だったと思う。

こうして思うに、過去などなんの意味も持たないようなものに思える。

全ては虚しいのだ。

 

今、彼女はどうしているのか知らない。

知る由もない。

きっと、三浦や葉山と仲良くやっているだろう。これはもしかすると、ただの希望かもしれないのだけれど。

 

小町は受験に受かった。

彼女は泣いていた。

 

そして俺。

何の意味もなく、毎日を過ごしている。

戸塚は未だこんな俺にも愛想を尽かさないでいてくれていた。

まじ天使、味噌汁毎朝のみたい。

コマチエル、トツカエル!

まあ、それはジョークではあるのだが…

それだけが希望である。

材木座は相変わらずだが…

まあ、なんとかなるだろう。

 

一色は…

立派に生徒会長を務めている。

最近は特に忙しいらしい。

最後は自分で決めた道ですから、と彼女は笑った。

泣きたい気分だった。

自分が情けなかった。

彼女はここまで立派なのに

俺を何故ここまで慕ってくれているのか…

俺にはその資格はないだろう。最後、三人は壊れたままなのだから。

本物が欲しい、とかつて言った。それは今でも同じだ。

でも、手に入らなかった。

手に入れる資格が無かったのだろう。

愛想をつかされたのだろう。

 

あゝ、俺は…

 

 

 




次回からちゃんと会話文構成にしようと思っています!
ちょっとお待ちください笑
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