やはり彼の青春ラブコメは…   作:阿蘭

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ふえぇ…ネタはあるのに文章書けないよ…
いかに自分の飽きっぽさとかが酷いか今ならわかります笑



三話 遠かりし栄光は過ぎ去りて

筆者は語る。

どんな栄光もいつかは過ぎ去り、思い出になるのだと。

 

教諭は語った。

過去の栄光は輝かしく、眩しいのだ、と。

 

さて、読者諸君よ。問おう。

彼は果たして過去の栄光の前にどういきるのか、と。

 

彼は思う。

卒業とは、あっけないものだ。かつて求めた本物は…手に入らなかったのだ。

一色が在校生代表として激励の文をよんでいる。

葉山はいつも通り。こいつも、終ぞ何も得ることは無かったのだろうか。

一方で三浦や、戸部や、由比ヶ浜は泣いている。

泣いて、泣いて、泣いて。

相模や小田や田原たちも、泣いている。

 

涙を流さなかったのは、俺や、葉山や、海老名。

俺たちは、何も、何一つ得られなかったのだろう。

 

「せんぱ〜い」

あざとい。

「先輩ってば」

一色はいつもそうだ。あざとく、健気で、愛おしい。

もしかすると、一色も似たような感情を持っているのかもしれない。

「先輩?」

「お、おう。一色か。」

「先輩、先輩も卒業なんですね。」

「誰だってそうだろ」

「先輩、先輩って残された人の気持ちとか、考えたことありますか?」

俺は即答する。

「ない。」

「先輩、わたし、思うんです。いつかなくなるのは当然で、でも!でも…残された人は多分、とても切なくて、哀しくて…ごめんなさい。わかんないですよね。こんな表現じゃ、でも、何か失ったような、もう何もないんじゃないか、っていう感じは、拭いえないんです。」

唐突に俺は避けなければ、と思った。

「じゃあな、一色」

俺は踵を返した。

そでを掴まれた。

「先輩、私…」

「一色!」

一色はびっくりしたように顔を上げた。

「それは、いっときの迷いだ、だからやめろ。」

「先輩、なんで…そんなこと…」

わっ、と一色は泣きだした。

俺はその場を走り去った。

 

これで良かったのだ、と思う。

間違えていなかった。正しかったのだ、と。

しかし、胸の痛みや、曇りは、いつまでたっても消えやしない。

 

いつの間にか部室の前に来ていた。

ドアを開けた。

 

「あら、オタ谷くん、お呼びじゃないのだけれど。

「あ、ヒッキー!」

「お前ら…」

俺は近づいていった

二人とも笑顔で…

 

 

風が吹いた。

 

 

夢を、見ていた。

 

何もない。

もう俺には、何もない。

 

「ハァ…」

 

「お兄ちゃん?」

「ああ、小町か」

「戻ってきたの?」

「小町、先帰るわ」

「うん…」

 

部室に背を向けた。

戻る場所は今はもうないのだ。

 

やはり俺の青春ラブコメは間違っている。

 

時に筆者は思う。

青春とは間違いの連続である、と。

それは壊れることもあろう。

壊すこともあろう。

友よ、いつまで私は、君は、苦難に耐え続けることが出来るだろう。

 

 




如何だったでしょうか?
お楽しみいただけたら幸いです。
短くてごめんなさい。
次話は長めにします笑
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