やはり彼の青春ラブコメは…   作:阿蘭

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教会音楽です。
D.J.バッハ最大の名曲。
いい曲なのでぜひ聴いていただければ、と思います。


六話 主よ、人の生きる喜びを

小町おばさんから手紙を渡された。

「大阪に行くといいかもね☆あ、今の小町的にポイント高い!」だそうだ。

私はこうして今、東海道新幹線に乗っている。大阪、かつては東京に次ぐ日本第二の都市。中小企業が並ぶ中、大企業もかつては本拠を構えていたとかいう。

「京都、京都」

あと一駅。

 

先輩のお孫さんが来る、昨日小町ちゃんから連絡を受け取った私は今日、珍しくおめかししている。

もうすぐ着く頃じゃないかな。私ももうそろそろ出かけようかな 

 

大阪駅に着いた。大阪最大の街、梅田。ここの近くには曽根崎心中の舞台もあるとか。行ってみたいなぁ!

「おーい!比企谷さーん!」

私を呼ぶ声が聞こえる。比企谷なんて大層いる名前じゃないだろう。おそらく私だろう。

行けば、美人が立っていた。

もうかなりお年を召していらっしゃるはずなのに、その陰が一向に見えない、、、若々しい、とはこのことを言うのだろうか。

若い時はさぞ絶世の美女だったことだろう。

「え、と、、」

「どうも!瑞稀ちゃん、だよね?小町ちゃんから聞いてるよ!ようこそ大阪へ!」

信じられないほど若々しい。

「先輩の話だったよね!うちにおいでよ!いっぱいしてあげる!」

そうか、

私は悟った。

彼女は祖父の事を愛していたのだ。深く、深く。

 

「まずは、お疲れ様!あー、いいよいいよ、旦那にやらせるから。」

「し、失礼します」

「おーう!おかえり!」

なかなかごつい人が出てきた。快活そうな人で好感を持った。

「あー、これは旦那の正樹、じゃ、あとは宜しく」

「いいよ」

この旦那さんは…

「あ、それは先輩とは関係ないから。」

この人旦那さんをモノ扱いだよ…

「さて、どこまで小町ちゃんからは聞いたの?」

「あっ…」

「おーい、いろはぁ、ところでその子、誰だぁ?」

旦那さんの野太い声。

「先輩とこのお孫さん!前話したでしょ! 」

「おう、そうかー」といって階段を登る音をたてていった。

「あの、あんまり…」

そう言うといろはさんはニンマリと笑って

「いいよ、その顔は、先輩が傷ついた話をされたっぽいね」

図星である。

「は、はい。」

「いいよ、教えてあげる。」

奥様はそう言って話し始めた。

 

「…というわけなの、OK?」

「はい、、」

「すっかり日が暮れちゃったね。よかったら泊まっていくといいよ!」

「え?」

「いいのよ。先輩には沢山のことをして貰ったんだから。」

彼女は頬を朱に染めて、恥じらうように笑った。その顔は決して老婦人のものではなかった。年若い生娘の笑顔であった。

 

 

 




ふえー、、、
ネタがなくなってきたよう…
これからもら宜しくお願いします笑
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