レッドマンボール   作:赤バンブル

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第一話だけでは分かりづらいので二話投稿します。原作のセリフこれで合ってるといいけど・・・。まあ、気まぐれにどうぞ。


飛び立つ三人の戦士

カメハウス

 

「ふ~ん、そういうことか。つまり、そこで落ち込んでいる悟空って奴の息子がラディッツって言う悟空の兄貴に誘拐されたということか。」

 

クリリンの説明でレッドマンは納得する。

 

「だから、あの孫君の兄貴からどうやって悟飯ちゃんを助け出すかってことなのよ。」

 

「だったら、正面から行けばいいじゃねえか?」

 

レッドマンが言うと三人は驚いた顔で言う。

 

「じょ、冗談よしてくれよ!悟空でさえも一撃でやらちゃったんだぜ!?」

 

「それに奴がどこに行ったのかさえ分からん。」

 

「・・・いや、方法んならある。」

 

今まで落ち込んでいた悟空は立ち上がる。

 

「ブルマ、おめえ今ドラゴンレーダー持ってか?」

 

「あるけど・・・・あ!悟飯君の頭の帽子飾り!」

 

「おいおい、そんなレーダーでさらわれた息子を助け出せるのか?」

 

レッドマンは不思議そうにドラゴンレーダーを見る。レーダーにはいくつかの光が点滅している中、一つだけ移動しているのが確認できる。

 

「よし!止まった。奴はまだ地球から出ていねえ。」

 

「でもよ、悟空。一体どうやってあんな奴から悟飯を助け出すんだ?」

 

クリリンは心配そうに悟空に聞く。

 

「尻尾だ。奴もきっと尻尾を握れば弱くなるはずだ。昔のオラがそうだったように。」

 

「なんだ、意外に簡単な弱点なんだな。」

 

「お前は奴の強さを見ておらんから言えるんじゃよ。」

 

「でも、あんな奴からどうやって尻尾を掴むんだ?」

 

クリリンが言うと悟空は難しい顔で言う。

 

「多分、オラ一人じゃ無理だ。」

 

悟空が言うとレッドマンを除く三人は頭を抱える。

 

「こうなったら、儂らで行くしかないようじゃのう。」

 

亀仙人は苦渋の決断を下すかのように言う。

 

「おいおい、爺さん。アンタそんなヨボヨボなのに大丈夫なのかよ。」

 

「ヤムチャも天津飯もおらんのじゃからからのう。ワシ等でも少しは役に立つはずじゃ。」

 

「そ、そうだ!一人が無理でも四人なら何とかなるかも・・・レッドマン、アンタ強いのか?」

 

クリリンはレッドマンを見ながら言う。レッドマンは腕を組みながら達者な言葉で言う。

 

「当たり前さ!俺は無敵のレッドマンだぜ!今まで負けたことはないし、怪獣は皆殺しにしてやっているさ!」

 

「本当にいいのか?」

 

悟空は二人の顔を見ながら言う。

 

「あ、あたりまえじゃねえか!俺も武天老師様も悟空に助けてもらったんだ!今度は俺たちが悟空を助ける番だ!」

 

「うむ。」

 

「俺はこっちに来たのは初めてだけど遠慮なくやらせてもらうぜ!(くう~!久しぶりに手ごたえのある奴をリンチにできるぜ!)」

 

四人は話がまとまった。

 

「ブルマさん、万が一俺たちが死んだらまたドラゴンボールで生き返られてくださいよ。」

 

「わかったわ。任せておいて。」

 

クリリンとブルマの会話でレッドマンはこの世界にはあのチートなウルトラ族みたいな機械があるのかと思った。しかし、悟空の言葉がそれを掻き消す。

 

「クリリン、そいつは無理だ。神龍は同じ願いを二度とかなえてくれねえんだ。だから今度じっちゃんとクリリンが死んだらもう生き返れねえ・・・。」

 

悟空の目から見ても言っていることは本当のようだった。

 

「ま、マジかよ・・・・。」

 

クリリンは暗い顔をする。

 

「それでも、力を貸してくれるか?」

 

悟空の言葉でクリリンは無理やり態度を変える。ここで逃げたら、かつてピッコロ大魔王の時の借りが返せないと考えたからだ。

 

「あ、ああ。悟空の助けになるなら死んでも後悔しないぜ(くそ~また死ぬんだったら、俺も結婚したかったぜ・・・・。)」

 

「よし、表からじゃどうにもなんねえから奇襲をかけよう!まさか奴もこっちから来るとは思わねえ筈だ!」

 

「よっしゃあ!久しぶりに燃えてきたぜ!」

 

「どの道殺されるなら、やるだけやったほうが気持ちよかろう!」

 

「そ、そうだな!勝てるかもしれないからな!・・・・可能性は薄いけど・・・。」

 

四人は行くのを決意し、レーダーで出ている目的地点へと移動しようとする。

 

そのとき

 

「お前たちでは無理だ。」

 

カメハウスに裏から声が聞こえた。一同は振り向くと頭にターバンを巻き、マントを付けたピッコロが立っていた。

 

「ピ、ピッコロ!」

 

悟空は驚いた顔で言う。

 

「なんだアイツ?宇宙人か?」

 

ピッコロを初めて見たレッドマンはクリリンに聞く。

 

「あ、アイツはピッコロって言って五年前の天下一武道会で悟空に負けたピッコロ大魔王の生まれ変わりだ。」

 

「つまり敵ってわけか?じゃあ、まず準備運動にこいつをリンチにしてやるぜ!」

 

レッドマンはピッコロに向かって構えをとる。ところが悟空がそれを制する。

 

「おめえ、どうしてここに?」

 

「奴を追っていたらここに来た。」

 

ピッコロは態度を崩さず言う。どうやら、ここに来る前にそのラディッツという者に会ったらしい。

 

「おめえも奴にあったのか?」

 

「そう言うことだ。その赤い奴はともかくその二人で一緒に行っても奴を倒せん。この俺が一緒に行ってやる。」

 

「え?」

 

レッドマンを除く四人は意外な顔をする。レッドマンの世界ではそんなことはよくあると思うが敢えて言わないことにした。

 

「奴が桁外れの強さだというのはわかっているはずだ。俺や貴様でも太刀打ちできるものじゃない。だが、俺とお前が組めば勝てる可能性は少しある。」

 

「確かにな。でも、一体どういう風の吹き回しだ?」

 

「勘違いするな。俺は正義に目覚めたわけじゃない。正直言って、貴様の息子などどうでもいい。俺の狙う世界征服に奴が邪魔だと言うだけだ。」

 

「何!?貴様、やはり侵略者・・・・」

 

レッドマンは飛びかかろうとするがクリリンがやっとの苦労で抑える。

 

「俺と貴様が組み奴とその二人の仲間を消した後、もちろん貴様をブチ倒して今度こそこの手で世界を支配してやる!」

 

「そうはさせねえ。・・・・そうはさせねえけど二人で手を組むってとこまではいい考えだ。その方法しかねえ見てえだな。」

 

「我慢するんだな。俺だって貴様と手を組むなんて反吐が出そうだぜ・・・」

 

どうやら話はまとまったらしい。悟空はブルマからドラゴンレーダーを受け取り、筋斗雲に乗る。

 

「おめえ、筋斗雲の速さについてこれるか?」

 

「ふざけるな、俺は貴様のような情けない武空術とは違うんだ。」

 

「レッドマン、おめえは?」

 

「なめんじゃねえぞ!俺の飛行速度はマッハ3だ!あっという間だぜ!」

 

そう言うと三人は空へと飛び立っていった(本来はレッドマンが一番早いのだが二人の速度に合わせて飛んでいる)。それを三人はしばらく眺めた。

 

「素直に喜ぶべきなんだろうか・・・・」

 

「私に聞くんじゃないわよ・・・」

 

「ま、まさかあの二人が手を組みとは思わんかったわい・・・・。確かにこれ以上の最強コンビはない!ひょっとしたら勝てるかもしれん!」

 

亀仙人は胸をドキドキさせながら言う。

 

「これは見ものじゃぞ!ブルマ、レーダーの位置は覚えておるか!?儂らも行くんじゃ!」

 

「ちょっ、ちょっと本気で言っているの?この爺さん・・・」

 

 

 

 

 

 




原作とテレビってなんかない話があるから困るんだよな・・・(特に劇場版は)
劇場版はやる気になったらやるけど。テレビ版のオリジナルはやるつもりはありません。
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