感動?ヱクセリヲンは海を行く!(凍結中) 作:プレダコンボイ
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作者感動のあまり文章が変になっていないか心配です。
読者が読んでいて面白いと思えるようもっと精進しなくては……
正式にこの鎮守府で提督の元で戦うと決めたことにより提督が全艦むすに招集をかけた。
なんでも新しく仲間が増えるときには皆を集めるのがこの鎮守府始まって以来の伝統だそうだ。
「全員そろったな。彼女が本日より新しく仲間になった、ヱクセリヲンだ。」
提督が全員集まったことを確認し俺を紹介する。
大きな執務室だが、大勢の艦むす達のせいか狭く感じるのは俺だけじゃないはずだ。
俺はそんな中、提督の紹介に合わせて一歩前に出る。
「ヱクセリヲン級ネームシップのヱクセリヲンだ。これからよろしく頼む。」
俺がそう自己紹介するとあちこちから声が発せられる。「お~」だの「かっこよさそう」だの様々だ。
ただ一部から俺の胸を見て『同士』みたいな顔でこちらを見ないでほしい。ええ切実に……
「僕からは以上だ。仕事が残っている者は仕事に戻り、それ意外の者は彼女と親睦でも深めてくれ。では、解散!」
提督の言葉に一部の艦むすが渋々仕事に戻って行く。
「初めましてヱクセリヲンさん、電です。どうか、よろしくお願いします。」
「雷よ!雷じゃないわ!なにかあったら私に頼ってくれてもいいからね。」
「響だよ、よろしく。」
「暁よ!一人前のレディとして扱ってよね!」
「ああ、よろしく。」
第六駆逐隊の面々が元気に挨拶してくる。やっぱりこのぐらいの子は元気が一番だよな。
「改めて不知火です、今後ともよろしくお願いします。」
「黒潮や、よろしゅうな。あと姉の陽炎がいるんやけど、今忙しいみたいやから今度紹介するな。」
「よろしく不知火。黒潮も陽炎の紹介、楽しみにしてるよ。」
ここに来るときとお風呂であった不知火は相変わらず硬い、黒潮は独特な関西弁は龍驤とはまた違う雰囲気を感じさせる。
「Hay!ヱクセリヲン 今いいですカー?」
うん?
「なんですか、金剛さん?」
「今度はMy sweet sister を紹介するネー。」
そういうと彼女の後ろから髪を短くした金剛と同じような服を人が出てきて……
「比叡です。よろしくお願いします!」
「初めまして、私、霧島よ。」
金剛型四姉妹全員集合か~、俺がやってたときは中々榛名が来なくて苦労したな~。
「よろしく比叡、霧島。」
「はい、は~い。失礼します。どうも青葉です。一言お願いします。」
「え、えっと一言って?」
録音テープ片手にマイクをこちらに向けてきたので突然のことになにを言えばいいのかわからなくなる。
「なんでもいいので、さあ、さあ、さあ!」
「え~っと……お、俺が来たからには深海棲艦なんていちころだぜ!なんて……あれ?青葉は?」
言い切って青葉の方を向けば既におらず。
「――――――――ありがとうございましたーーー」
開きっぱなしの扉の向こうから声が響いてくる。
「ありゃ明日に新聞は一面えらいことなるな、青葉には今度から気を付けたほうがいいぜ。俺は木曾だ、頼りにしてるぜ。」
「青葉、悪い人じゃないのよ。私は由良よろしくね。」
「ああ今度から気を付けるよ。よろしく木曾、由良。」
「ふぅ~。」
あの後いろんな人から自己紹介を受け、ちょっと疲れた。あれでまだ終わってない人もいるからまた後で来るんだろうけど。
「はは、お疲れみたいだね。いい子たちでしょ?」
「ああ、にしても意外だな。ここ正規空母一人もいないんだ。」
むしろ軽空母も龍驤以外いなかったような。
「そうなんだよ、なぜか空母が龍驤以外来なくてね。おかげで制空権を取られっぱなしで大変なんだ。」
おいおい、結構致命的じゃないか、それ。
「まあ、このあたりには敵も空母はいないし。金剛達が頑張ってくれてるおかげで問題ないんだけどね。」
確か安全圏内に入る前に空母に襲われたよな、俺。
その旨を提督に伝えると、提督はなにやらぶつぶつと独り言を言い始めた。
「……提督?」
「いや、なんでもない。そろそろ夕食の時間だね。食堂に行こうか。」
「お、おう。」
「ここがうちの食堂さ、艦むすは全員無料で利用できるから、好きな物を注文するといい。
僕はまだすることがあるから失礼するよ。」
「わかった、ありがとう提督。」
見渡せばさっき会ったばかりの人達が皆自由に食べている。大きな皿を何枚も重ねておかわりしているもの、嫌いな物を残して怒られているもの……のびのびしてるなぁ。
う~ん、よくよく考えればまともなもの食べるの久しぶりか?とりあえずカレーにでもするか。
うん、おいしそうだ。どこで食べようかな。人が多いせいで空いてるところがあまりない。
「ああ、ヱクセリヲンさんこっちっぽい!」
自分を呼ぶ声に顔を向けると夕立がこちらを手招きしている。
「ありがとう夕立、空いてる席がなかなかなくて助かったよ。」
「どういたしましてっぽい。」
「夕立がお騒がせしてごめんね、さっきは自己紹介できなかったけど僕の名前は時雨だよ。よろしく。」
「むぅ、時雨ちゃん。それじゃあ私がヱクセリヲンさん迷惑かけたっぽく聞こえるっぽい」
「あはは、大丈夫だよ。夕立には助けてもらってばっかりさ。」
よく話しかけてくれたりして、寂しい思いをしなかったしね。
それじゃあ改めて。
「いただきまーす。ふむぅ……むむっ!」
美味すぎる!!これがカレーなのか、一日食べなかっただけでごはんとはここまで美味しくなるのだろうか……
「すごい食べっぷりだね……」
「長門さんっぽい?」
夕立と時雨が呆れてるみたいだが、関係ない。美味いぞーー!!
「ふぅ~、食った食った。」
特盛だったが結構簡単に食べきったなその気になればまだ食べれそうだが、一応自重しとく。
「そういえばヱクセリヲンさんって艦種はなんなんだい?」
「あ~、それ夕立も気になるっぽい。」
「一応……戦艦?かな。」
本当は頭に宇宙がつくのだがここは黙っておく。
「へ~、これでうちは戦艦も6隻目か。」
「長門さんが戦ってるときはかっこいいんだよ。」
「長門が?」
「私を呼んだか?」
長門の名前が挙がった瞬間、後ろから長門がトレーを持って立っていた。俺の食べたカレーの皿より大きな皿をのせて。
でかいなそんなに食べるのか?
「いえヱクセリヲンさんが長門さんと同じ戦艦だそうなので。」
「なるほどな、私も最初戦艦だと聞いたときは驚いたよ。そういうふうには見えなかったからな。」
やっぱり俺って普通の艦むすには見えないのかな?そう考えながら喉が渇いたので水を飲んでいると……
「宇宙船て言われたほうがしっくりきそうでな。」
ブーーーーーーッ!!!
「うわぁぁあーー、大丈夫ですかヱクセリヲンさん?」
「ゲホ!ゲホ!大丈夫だ、少しむせただけだから。」
一瞬なんで知ってるの、バレタ?って思ったわ。
「あー、なんだ。すまない、悪気はなかったんだ。」
「いえ、少し変わっているのは自覚してますので。」
コン、コン
「失礼します。偵察任務無事終了しました。」
「お帰り、それでどうだった?」
ヱクセリヲンが空母と戦闘したと聞いて念のため偵察艦隊を出したのだが。
不知火から写真を受け取り報告を聞く。
「はい、提督が懸念していたとおり、かなりの数の深海棲艦が集結しているみたいです。空母も少なくとも3隻いるのは確認できました。」
「よくバレなかったね。」
「不知火ですから、なにか私に落ち度でも?」
「いや完璧だ。」
やれやれ空母が少なくとも3隻か……龍驤だけでは制空権は取れない。
かといって新しく空母を狙って建造する資材もそんなにないし……
それに敵は空母だけではない。同行してもらった青葉の撮った写真を見ながら考える。写真に写っているだけでも30はいる。
これは早期に作戦を考えねば、先手を取られたら間違いなく被害がやばいことになる。
「いかがします?」
「今すぐ動ける軽巡または駆逐艦はいるかな?」
「今すぐですと軽巡は木曾や由良、川内に神通が動けると思いますが。駆逐艦ですと私と姉の陽炎はいつでも動けますが。」
「なら今すぐここに呼んでほしい、時間はあまりない。」
「了解しました。」
言うや否や不知火は部屋を出ていく、こちらも準備しなければ。
敵空母が夜動けない今、制空権を考慮せずに奇襲を成功させるには夜戦しかない!
少しでも敵の数を減らさなければ……
なにかこれはおかしいとか、こうしたほうがいいとか、ありましたら報告していただけると嬉しいです。
特に今回は各キャラクターの自己紹介が難しかったので。