ISフルカラー劇場   作:あおい安室

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ようやく原作の一巻と二巻を入手。時系列がある程度すっきりしたので、投稿します。
………旧版で300円って。一ヶ月二千円しか小遣いもらえないから十分高いよ。


シリアスとギャグは紙一重

気がつくと、俺は………

 

ゴミの中にいた。

 

正確にはゴミまみれの部屋にいた。

 

「なんでこうなったんだ………?」

 

昨日の事を思い出す。

ホワイトベース………俺達の家を掃除して………ベッドに入ったら何故空中にいて。

で、そのまま女性………確か織斑千冬って人だっけ。その人にぶつかったんだ。

で、なんやかんやあって確かその織斑先生と一緒に山田先生って人に説教された。

 

………本当に何やってるんだろ俺。

というか、どこをどうすればこんなところに来たんだ?

そもそもここは異世界らしいし………なんで俺はこんなところに………

あ。よくよく考えれば………犯人らしき人いるじゃん。

何故か圏外になっていない携帯電話を取り出す。

かける相手はサ行。

 

『………ただいま電話に出ることが出来ません』

 

「ありゃ?あいつ………シャアは今回のことを一体どこまで徹底してるんだ?電話に出ないなんて………」

 

………シャアとは。俺のライバルで、一応俺のいる『れんぽー』の敵の組織の『じおん』に所属してる。

あと『えぅーご』ってとこにも。

そいつが俺を異世界に連れてきたんじゃないかなーと思ったけど。電話が通じなかった。

ちなみに俺たちでいう体があいつは服感覚で確か十種類くらいある。本体は手のひらくらいの饅頭みたいなモノアイ。

………そんな変な生き物がライバルの俺ってどうなんだろう。

昔もこんなの考えたことあったなぁ………

 

「ガンダム、そういう考え方は駄目よー?ライバルがいるから主役も輝くのよ?」

 

「そうですか。でも俺もうとっくにご隠居さんなんで主役なんか怪しい………あれぇ!?」

 

いつの間にか、俺の目の前に一人(一体?)のMA(モビルアーマー)がいた。

それは、先程思い出していたやつ、シャアの………結婚相手、ララァ専用モビルアーマー、略してララァさんがいた。

 

「ちなみに私はエルメスっていう名前もあるけど、恐らくコミック掲載当時バッグとかのメーカーの方と版権で問題があったせいで使われなかったんだと思うわ」

 

「いきなり現れてする話が現実的な話ですねそれ!?………それはともかく。お久しぶりですねララァさん」

 

ん?いきなりほのぼのムードに入るな?………いや、ララァさんがそのうち勝手にシリアスにすると思うし。

別にいいじゃん。

 

「ええ。大掃除の時行けなくてごめんなさい。こっちで調べものがあったから………」

 

その思いを汲み取ってくれたのか、ララァさんも世間話をする。

………大掃除っていうのは一応説明すると原作コミック最後の話ね?

 

「大掃除の時は本当に色々な人が来てくれたんでなんとかなりましたよ………それよりもララァさん。何かあるんですよね?」

 

「あら、どうして?」

 

「いや、なんとなくわかりますよ?ここが異世界なのは俺もなんとなくわかってます。その異世界にララァさんがいるっていうことは俺を連れ戻しに来てくれたんですよね?前にもこんなことありましたし」

 

ちなみにその前の時はシャアも一緒で、過去の世界に行った。

………今のところ誰にも詳しく話してない。

 

「当たらずとも遠からずね………その予想大筋は当たってるんだけど、今回はかなり大事よ」

 

………え?その場が俺の予想通りシリアスになったが、あのララァさんが大事といって俺は驚く。

 

「いや、どうせ今回はシャアがやったことじゃないんですか?それなら大事にはならないんじゃ………」

 

「今回はシャアは無関係よ。それに………私達のいた世界ではそのシャアが脱け殻みたいになってるのよ。もちろん本体の方が」

 

「………えええ!?じゃ、じゃあ犯人は『ジ・オ』ですか!?」

 

『ジ・オ』とは。さっきちらっと出た『えぅーご』ってとこと敵対してる『てぃたーんず』のリーダー的なやつ。

そいつは以前Zガンダムの魂を盗んだことがある。

なので今回はそいつかと思ったが………違うようだ。

 

「いえ、みんな今回の一件には心当たりが無いみたい。それにあっちはあなたが行方不明になっていたからそれも大変だったわ」

 

「な、なんかすいません………ん?じゃあどうやってララァさんはここに来たんですか?」

 

「これよ」

 

ララァさんはそういって携帯電話を取り出す。これは………シャアの携帯だ。

 

「………これがどうかしたんですか?」

 

「実はガンダムと最後に会ったのは誰か?って話をしていたらアレックスちゃんが夢で会ったとか言ってたから詳しく聞いたわ。アレックスちゃんは夜ガンダムからの電話をとったら異世界のようなところに行ったらしいのよ。それを聞いた私はみんなの携帯を調べさせてもらったんだけど、そうしたら全部の携帯から変なエネルギーを感じたの。異世界への道を開くような感じの」

 

「………すいません。俺聞いててもちんぷんかんぷんです。もう少しわかりやすくしてもらっていいですか?」

 

「早い話がガンダムがあっちの世界にいる人に電話したらそれをとった人はガンダムのいる異世界にいくということね。ちなみに私はシャアの携帯電話をとったらこっちに来たわ」

 

「わかりやすっ!?今までの前ふりはなんだったんですか!?」

 

「オリジナル設定はしっかり紹介しないと駄目でしょ?」

 

「そんな理由でいいのかこれ!?」

 

「別にいいじゃない」

 

肯定されても反応に困る………!!

 

「それはともかく。私はしばらくこっちで色々と調べるわ。どうも強い衝撃を受けると元の世界に戻されるみたいだし」

 

「いきなり戻した!?………まあいいですけど」

 

………強い衝撃、か。それならこの間のアレックスがどこに行ったのかも納得だ。

山田先生に吹っ飛ばされてたし。

 

「私はこれから、この世界がどんなものなのかを調べるわ。あなたがこの世界にどうやってきたのかはまだわかりそうにないし………でも。今はそんなことよりやるべきことがあると思うのよ」

 

ララァさんはそういって部屋を見渡す。そこはもちろんゴミまみれ。

 

「この部屋を掃除しましょう」

 

「ですよね」

 

本当にこの部屋なんなんだろう。

どうせこんなに散らかしてるんだから持ち主は男性なんだろうなぁ。

………もし女性なんだったらどれだけダメ人間なんだ。

 

 

その頃………

 

 

「………」

 

「どうしたんだ?千冬姉」

 

「今誰かにバカにされた気がした………それよりも。さっき言ったばかりだろう………学校では織斑先生と呼べ!!」

 

入学式が終わり、自己紹介タイムだったとある教室ではスパァンッ!!と。

この学校唯一の男子生徒の頭が叩かれていい音がなったらしいが、ある意味、原因でもあるガンダムはそれを知ることはない。

 

「ふむ………山田君。済まないが一時間目はしばらく一人でやっていてくれ。用事ができた」

 

「え………?何をしにいくんですか?」

 

「トリコロールの人形を叩いてくる」

 

………訂正。すぐに知ることになるかもしれない。




原作は今セシリア戦の直前まで読みました。
山田先生可愛いなぁ。千冬さん理不尽だなぁ。だがモップ。テメーはダメだ。
二次創作が誇張してるだけかと思ったら結構暴力ふるってんじゃねーか。
………そういえばのほほんさんはどこ?
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