読んでくださった皆様には感謝しています。
正直、こんな最期を迎えるとは私も予想していませんでした。私は最初の流れしか想像していなくて、そこから後半は作りながら思いつきました。それでもこうしてこの作品を完結させれた達成感はいいものです。
何度も作品を書き、そして終わらせてきました。終わらせると”あー、ついは何にしようか?”って毎回思ってしまいます。
おかしいですかね?でももっと視野を広げれば作りたくなる作品がたくさん出てくると思ってきました。
皆さんも、書きたいと思ったら書いてみてはいかがですか?非難罵倒は来るかもしれませんが、それに負けない心で頑張ってください。
ここで作っている皆さんは自分が書きたいって思いから書いています。
もしこの作品を読んでいる人の中で”原作をリスペクトしろ”とか”やめちまえ、こんな作品”って感想を書いたことがある人へ送ります。そんな悲しいことをしないでください。
だって。自分がされたらいやじゃないですか。その作品が嫌いなら見なければいい。見たい人がいるんですから。
ある偉人も言いました。”自分がされて嫌なことは人にするなかれ”このネット内での暴言の書き込みはイジメです。私は実際にイジメの経験を受けたことがあるのでイジメられる側の痛みが少しわかります。感じ方は人それぞれですが、それでもイジメは嫌です。
長々とこの文章に付き合わせてすみません。
それでは、アクエリオンEVOL 百獣の王と空を舞う少年、最終話をご覧ください。
聖天使学園の方でも次元ゲートからエンシェントアクエリオンが出てくることを察知していた。
「なんだあれは・・・・・・・・・・」
カイエンは目の前のモニターに映るエンシェントアクエリオンに驚きを隠せなかった。無論、他の一同も同じ反応であるが不動だけは違っていた。
「あれはアルテアで復讐のためにアルテアを利用したミカゲが操縦する神話型アクエリオン、エンシェントアクエリオンだ。」
不動はすべてを分かっているかの様に話す。
地上からでも見えるエンシェントアクエリオンを人間態のガオゴッドは見ていた。
「ミカゲ・・・・・・・・・・・お前はそこまでして復讐したいのか・・・・・・・・・・・ならば、私の手でお前を葬ってやろう。」
ガオゴッドは人間体からゴッドパワーアニマル態へと姿を変える。
「神獣合体!」
ガオレオンを中心にゴアゴッドが姿を現した。
「降臨、ガオゴッド!」
ガオゴッドは一直線にエンシェントアクエリオンの方へと飛んでゆく。
「ミカゲ!そこまでして復讐をしたいのか!」
≪ゴッドか・・・・・・・・・・・久しいな。ああ、そうだ。私はあの女が憎い!あの女に私のアポロニアスは取られたのだ!≫
「しかしそれは過去の話だ。今を生きる物には罪はない。なのに・・・・・・・・・・・お前はそれでも復讐を選ぶのか!」
≪そうだ!この恨みは幾年幾千幾万の年月が経とうとも変わることはない!私はこの恨みを晴らさなければならないのだ!≫
「そこまでの執念・・・・・・・・・・・・・ならば私の手で貴様を葬り去る!」
ガオゴッドは神獣荒神剣でエンシェントアクエリオンに斬りかかるがその攻撃は突如現れた手によって防がれる。
≪じゃまだ!≫
手の甲から発せられるエネルギーの塊がガオゴッドに直撃する。
「ぬぉおおおおおおおお!」
ガオゴッドは飛ばされるが何とか踏み止まった。
「ぬぅぅ・・・・・・・・・・まさかここまでとは・・・・・・・・・・だが私はここで引くわけにはいかん!この星に住まう命はかけがえのないものだ。貴様一人の復讐によって罪もない命を失わせるわけにはいかん!」
≪罪が無い・・・・・・・・・・・だと?ふふふ・・・・・・・はは・・・・・・・・・・・はっはっはっはっは!何を馬鹿なことを!罪が無いものなどこの世にいるのか?全ての命は生きるために命を奪う。それでもか?≫
「そうだ。生きとし生けるものは命を頂き、そして生きながらえる。私とて神になる前は命を奪った。しかしそれは生きる故で仕方ないことだ。だが、それでも生きとし生けるものはその罪を背負い生きている。もちろん私もだ。故に私はその奪ってきた命のために、ここで貴様を食い止める!」
ガオゴッドはパワー棒を装備し、エンシェントアクエリオンに向け必殺技を放つ。
「天誅・パワーアロー!」
ガオゴッドのパワーアローはエンシェントアクエリオンに放たれ、エンシェントアクエリオンに直撃する。しかしエンシェントアクエリオンは健在であった。
≪無駄だ。星一つ分のエネルギーを私は持っている。そんな私に貴様ごときがかなうとでも思ったのか?≫
「なにっ!」
≪消えろ。≫
ガオゴッドに向けエンシェントアクエリオンの拳が振るわれる。
「ぐぁあああああああああああ!」
ガオゴッドは吹っ飛ばされ、小惑星にぶつかった。
「ぐぅうう・・・・・・・・・」
≪そこで貴様の大事にする星を・・・・・・・ん?≫
ミカゲは後ろから来る気配を感じ取り、エンシェントアクエリオンごと振り向かせる。その瞬間、エンシェントアクエリオンの目に傷が付いた。
≪ぬぅうっ!き、貴様らは!≫
エンシェントアクエリオンを傷付けたのはガオケンタウロスであった。
「ガオゴッド様!」
「ゴッドですら止められないのか・・・・・・手を焼きそうだな。」
ガオケンタウロスは反転しエンシェントアクエリオンと対峙する。
「カグラ、ガオハンタージャスティスに乗ってくれるか?」
「いいのか?」
「今は一人でも多くの戦力が欲しい所だ。それにガオライオン、そろそろ限界だろ?」
「ああ・・・・・・・・・・あのゲートを超えるのに思った以上にエネルギーを使ったのでな。」
「じゃあみんな、いくよ!」
アマタはカグラにハスラーロッドを渡し、ソウルバードはバリアーを展開しガオケンタウロスから出る。
「お前ら、頼んだぜ!」
「言われなくても!」
「当たり前でしょ。」
「アンタも頑張んなさいよ。」
カグラの言葉にガオウルフたちは各々答える。
「百獣合体!」
ガオリゲーターを中心に正義の狩人がその場に姿を現す。
「降臨、ガオハンタ―ジャスティス!」
宇宙にガオハンタージャスティスが降臨した。
「こっちもいくぞ!ガオファルコン、そっちは・・・・」
「言わなくてもわかっている。」
ガオファルコンはパワーアニマル態に姿を変えるとガオジュラフ、ガオディアス、ガオライノス、ガオマジロを呼び、自らガオイカロスに合体する。
「よっしゃ!久々にこれ使うよ!」
アマタはサモナーソードに宝珠を嵌め、天に剣を向け叫ぶ。
「百獣召喚!」
宇宙に響き渡る音色が天空島に届き、ガオバイソン、ガオイーグルを呼んだ。
「久しぶりにいくよ!」
ガオライオンの宝珠を獣王権に嵌めたアマタはミコノとゼシカにアイコンタクトを取る。二人はアマタのアイコンタクトに応え、アマタの獣王剣を持つ手に手を添えた。
『百獣合体!』
五つの聖なる獣と三人の心が一つとなり、今宇宙に百獣の王が誕生した。
『誕生、ガオキング!』
精霊の王、正義の狩人、天空の王が今ここに誕生した。
「いくよ、みんな!」
『おう!』
ガオイカロスが先行しジュラフスピアを突くが突如現れた手によって防がれる。
「喰らいやがれ!リボルバーファントム!」
リゲーターブレードから繰り出されるリボルバーファントムが炸裂し、手にヒビを入れるが後一手が足りなかった。
「どけ!私が決める!究極天技・イカロスダイナマイト!」
イカロスダイナマイトがヒビの入った手に炸裂し、手を砕く。
「いけ!」
「アマタ!」
「よっしゃああああああああ!」
ガオキングは一気に距離を詰めるとフィンブレードをエンシェントアクエリオンの顔に振り下ろした。
「怒涛一閃・サージングアロー!」
ザージングアローがアクエリオンの顔に炸裂するが、すぐに修復される。
「効いてないよ!」
「なんて頑丈なの!?」
ミコノとゼシカは驚く。
「だったら!」
アマタは次の手を打とうとするが謎の波動がガオキングをエンシェントアクエリオンから離す。
『うわぁああああああああああ!』
≪小賢しい真似を・・・・・・・・・・・たかが人間と聖なる獣風情がこの私を倒すとでもいうのか!≫
「ああ、倒すさ!ここは俺の故郷だ!故郷を壊されるわけにはいかないんだよ!皆、準備はいいね!」
『ああ!』
「おうよ!」
アマタの言葉にガオイカロスたちとカグラは答える。
「天地轟鳴・スーパーアニマルハート!」
「神魂飛翔・イカロスシュート!」
「天地震撼・ビーストハリケーン!」
ガオキング、ガオイカロス、ガオハンタージャスティスの一斉攻撃がエンシェントアクエリオンに向け繰り出される。しかしエンシェントアクエリオンはその攻撃を手で受け止める。
≪はっはっは、この程度の攻撃で私を倒す?笑止!≫
三体の渾身の攻撃はそのまま返されてしまった。
『ぬぁあああああああああああああああああああ!』
ダメージが限界を超え、合体が解除されてしまう。
アマタたちは宇宙に放り出されるがガオディアスがバブルで四人を保護する。
≪はっはっは!どんなに貴様らが抗おうとも我が力の前では無力!大人しく殺されるがいい。≫
「く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そ・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!」
アマタが諦め掛けた瞬間であった。突如周りの空間が白くなった。
「お~い、こんなところで諦めるのか?」
「感心しねーな。それでもガオの戦士かよ?」
「だがまだ負けてねーよ、頑張れ!」
「そうだよ!ネバギバだ!」
「まだ終わってないわよ、頑張って!」
「まだすべてが終わったわけじゃない、戦い抜け!」
アマタは声のする方を向くとそこには六人の男女がいた。
「あ、貴方たちは・・・・・・・・・・・・」
「俺?俺はガオレッドの獅子走ってんだ。」
「俺はガオイエローの鷲尾岳。」
「俺はガオブルーの鮫津海。」
「俺はガオブラックの牛込草太郎だ。」
「私はガオホワイトの大河冴。」
「俺は一度会っているが自己紹介がまだだったな。ガオシルバーの大神月磨だ。」
突然のことにアマタは頭の整理が追い付かない。
「あれ?俺たちのこと聞いてない?」
「え?あ・・・・・・・・・・・はい。」
走の言葉にアマタは答える。
「う~ん、あんまし時間ないから答えられないけど俺たちは昔オルグって鬼と戦ったガオレンジャーっていうスーパー戦隊なんだ。」
「スーパー戦隊・・・・・・」
「そう。今もきっとどこかでこの時代のスーパー戦隊が戦っているはずだ。」
「今も!」
「ああ。けどスーパー戦隊と言うより今はスーパー戦士かな?」
「え?それって・・・・・・」
「君がその戦士ってことだよ。で、話を戻すけどこのまま諦めちゃだめだ。力が足りないならさらに足していけばいいんだ。君はその方法を知っているはずだ。」
「でも俺は・・・・・・それを知りません。」
「う~ん・・・・」
走は腕を組んで考えるとあることを思いついた。
「そうだ!俺たちがその方法を伝授すればいいんだ!」
「簡単に言うなよ。第一、俺たちがどうやって伝えるんだよ走?」
「そうだよ。僕たちはここではただの幽霊みたいなものなんだよ!」
「ちょっと待て、岳、海。俺たちの手にはこれがある。」
草太郎は携帯電を取り出した。
「そっか!Gフォンで変身して伝えれば!」
「いけるな!」
「え?え?ちょ、え?」
アマタは勝手に進む話についていけていなかった。
「よ~し、みんな、行くぞ!」
『おう!』
「ちょっとだれか説明して!」
アマタを他所に五人はGフォンを、月磨はGブレスフォンを構える。
『ガオアクセス!はっ!』
GフォントとGブレスフォンの中央のボタンを押すと一同は突き出す。
『Summon Spirit of the Earth(地球の精霊よ目覚めよ)!』
六人の心と精霊の魂が一つとなり、今この時代この空間に百獣の戦士たちが現れるのです。
「灼熱の獅子!ガオレッド!」
「孤高の荒鷲!ガオイエロー!」
「怒涛の鮫!ガオブルー!」
「鋼の猛牛!ガオブラック!」
「麗しの白虎!ガオホワイト!」
「閃光の銀狼!ガオシルバー!」
「命あるところに正義の雄叫びあり!百獣戦隊――――」
『―――ガオレンジャー!』
ガオレンジャーに変身し、ポーズを取る。
「ガオ・・・・・・・レンジャー・・・・・」
「よし!皆の力を彼に!」
『おう!』
一同片手をアマタに突き出し力を与える。流れてくる力と、その方法がアマタに伝わる。
「頑張れよ、後輩。」
「最後まで諦めんなよ!」
「自分を信じて!」
「仲間を信じて!」
「この星の命を―――」
「―――救えよ!」
最後にそう言い残すと白い空間は消え、元の空間に戻っていた。
「ガオレンジャーの皆さん・・・・・・・・・確かに思いと力を受け取りました!」
アマタはサモナーソードを抜刀する。
≪往生際が悪いな。だが・・・・・・・・・・もう合体できるパワーアニマルはいないだろう。≫
「違う!合体するんじゃない。みんなを呼ぶんだ!」
アマタの手からガオレンジャーの力が伝わり、刀身に宿る。アマタは手元でサモア―ソードを三回回し、天に剣を突き立てる。
「全てのパワーアニマルよ!今ここに集まれ!百獣召喚!」
♪~~~~~~~~~~~♪~~~~~~~~~~~
サモナーソードから発せられる音色が天空島だけでなく、全世界に眠るパワーアニマルを呼び起こした。
「せ、世界各地から生命反応!これは・・・・パワーアニマルです!」
「なんだと!」
指令室からの報告にドナールは驚きを隠せなかった。
「世界中のパワーアニマルが・・・・・・・・この星を救うために動いてくれているの!」
スオミも驚いていた。その場にいる誰もが驚きを隠せなかった。かつて全てのパワーアニマルが集まったのは過去に一度ほどしかない。
「パワーアニマルが・・・・・・・・・・」
「集まった!」
ミコノとゼシカはその場の状況を口にする。
「二人とも、手を貸して!」
アマタの言葉に二人は答え、アマタの下へ行った。
「ライオンファング、イーグルソード、シャークカッター、バイソンアックス、タイガーバトン。」
アマタは五つの武器を取り出すと一つにする。
≪何をするか知らないがここで倒す!≫
エンシェントアクエリオンが握りつぶそうとするがパワーアニマルたちが森羅万象・天地轟鳴百獣アニマルハートを繰り出す。エンシェントアクエリオンの手は破壊され、更に片腕も破壊される。
「破邪、百獣剣!」
アマタが破邪百獣剣を構える。
「ごめん二人共、これ一人じゃ支えられないから支えてくれる?」
「うん!」
「当たり前じゃない!」
二人はアマタを支える。アマタは破邪百獣剣を構えると叫ぶ!
「全てのパワーアニマルたちよ!俺たちに力を!」
アマタの言葉に応える様にパワーアニマルたちは破邪百獣剣にパワーを送り込む。百獣の力を一本の剣に収めた剣にはとてつもないエネルギーが凝縮されていた。
(すごい・・・・・・・・・・・戦闘経験が少ない私にでもこの剣の今のすごさがわかる!)
(これがパワーアニマルの・・・・・・・・・星の力!)
「二人とも、大丈夫?」
アマタが二人に心配をしてくれる。
(こんな時でもアマタ君は自分よりも・・・)
(他人を大事にしてくれる・・・・・・・・)
((だから私たちは・・・・・・・・・・・・アマタ〈君〉が好き!大好き!))
「ええ、大丈夫よ!」
「やろう、アマタ君!」
「ああ!今ここに、全てのパワーアニマルの思いを、この星の思いをミカゲ、お前にぶつける!邪・気・退・散!」
アマタは円を描くように剣を回す。
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!らぁあああああああああああああああああああああ!」
振り下ろされる剣をエンシェントアクエリオンは片腕で受け止めようとする。
(この程度・・・・・・・・・・・・・・っ!な、なんなんだこの力は!)
ミカゲは最初わからなかったが剣から伝わってくるものがあった。過去から未来へ託される思い、絆、願いがその剣に全て宿っていた。
(これが・・・・・・・愛・・・・・・・・・なのか?)
そう、それは単に愛と言っても過言ではなかった。全ては愛から始まった。
堕天使への反撃も。
一万二千年前の戦いも。
時を超えた思いも。
全ては愛から始まった。
だからこそ、終わらせるのは憎しみではなく、愛で終わらせようとしたのである。
「これで、おわりだぁああああああああああああああ!」
破邪百獣剣はアクエリオンを真っ二つに破壊した。
アルテアにつながっていたパスはすべて絶たれ、そして神話型アクエリオンは爆発した。
「おわっ・・・・・・・・・・・・・たの?」
「どうなの・・・・・・・・・・アマタ君?」
「ああ、終わったよ。」
ミコノとゼシカは互いに顔を見合うと笑顔を浮かべ、そしてアマタに声を掛ける。
「アマタ!」
「アマタ君!」
「ん?のわっ!」
二人はアマタに思いっきり抱き着き、そしてアマタを倒した。
「やったねアマタ君!」
「これでもう、戦いは終わったんだよね!」
二人はアマタの胸で涙を流す。
「ああ・・・・・・・・・・・・・・・・・・これで本当に終わったんだ。」
アマタはそう言うと次元ゲートを見た。
「でも、少しまだ残ってるんだけどね。」
エンシェントアクエリオンとの戦闘から時間は経ち、世界の危機はとりあえず去った。
アルテア側は誘拐し、生きている人間をこちらに返すことを条件に星の再生を手助けすることで交渉に成功した。次元を超えた通信による情報交換と、星再生技術によって双方の関係は良好になった。
そしてアルテアで男性になった女性はカグラの“サカサマ”のエレメント能力によって元の女性に戻された。
そして今アマタはというと――――
「ガオマリア様、母と父の容体はどうですか?」
「回復しているわ。流石貴方のご両親と言ったところかしら?」
女神の森で命の樹で眠っているアリシアとイズモの容体をガオマリアに聞いていた。
「まったく、ジンと言う少年が回復した次はあなたの両親。でも私も退屈だったからいいけどね。」
「すみません。そしてありがとうございます。」
アマタは頭を下げる。
「また来たいときに私に声を掛けなさい。最も、貴方には別の解決すべき問題があるけどね。」
「ははははは・・・・・」
アマタは渇いた笑いをする。
アマタが聖天使学園に戻るとミコノとゼシカに迎えられた。
「おかえり、アマタ君!」
「アマタ、こっち手伝って!」
二人はアマタの手を引っ張った。あの戦いの後、アマタは二人の告白を受けたが、正直色濃い経験が無いピュアなアマタは答えを出せずとりあえず保留と言う形になった。が、そうは問屋がなんとやら。二人は自分に向くようにアタックを仕掛ける。
「アマタも大変だね。」
「そうだね、ジン君。」
回復したジンはユノハと一緒に作業をしていた。
「アマタのヤツの朴念仁のツケが回ったな。」
「ジゴロした報いね。」
アンディとMIXも呆れていた。
戦いの後、不動から一言全員に言い渡された。
“恋愛解禁”
その言葉を着火剤に一気に学園内でカップルが発生した。
これから彼らの未来に何が起こるかわからないが、きっと希望があるだろう。これまでの経験が彼らを強くしてきた。
故に大丈夫であろう。未来を信じ、希望を信じ、彼らは今日という時間を謳歌する。
「さあ、いこうかみんな!」
ガオ―――――――――――――――――!