「イゼンないぜん」   作:しろっこ

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現代の少女、横棚已然として転生した
横田内膳、果たしてどうなる?



第1話:<<アタシ誰?>>

 

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「イゼンないぜん」

 第1話:<<アタシ誰?>>

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<<お寺:駐車場>>

 

あれ?アタシ

気がついたら、寝ていた。

 

いや、横たわってたン?

 

たくさんの人がアタシを

覗き込んでるジャン。

 

目を開けたとたん、

 

「おお!」

 

・・・ていう、どよめきが起きた。

 

「大丈夫そうだぞ~」

 

「救急車、呼んだか?」

 

「すぐ、来るよ」

 

「已然、だいじょうぶ?」

 

イゼン?・・・それが

アタシの名前なのか?

 

取りあえず、起きなきゃ・・・

 

 あ・・・

 

おかしい、体が

ぜんぜん言うことをきかない。

 

しかも、体の節々が

スッゴク痛いンだけど・・・

 

「無理しちゃダメ、イゼン。

 救急車が来るまでジッとしてて」

 

母さん?

あれは、アタシのお母さん?

 

なんで数珠(じゅず)持って、

黒い着物着てンの?

 

・・・よく見れば、

なに?ここにいる皆、

黒い服を着ているって。

 

あ、そっか、

いま葬式らしいわ。

 

・・・でも、誰の?

 

うーん。

 

思い出せない。

 

そもそも、アタシ、

なんで倒れていたの?

 

でもすぐ、

サイレン鳴らして

救急車が来た。

 

アタシは、慌ただしく

救急隊員に担がれて

担架に乗せられた。

 

母も乗り込んだ。

 

救急車か、久しぶり。

 

こういうの乗るときって、

喧嘩とかにさ

負けたときしかないからサ。

 

ホントは、あまり

気分、良くない。

 

でも、今は

それどころじゃないよな。

 

体動かないし。

 

でも、頭だけは動くんだ。

 

変なの。

 

アタシたちは、そのまま

病院へ連れて行かれた。

 

<<病院:救急入口>>

 

救急車は、数分で病院に着いた。

 

救急車だからさ

信号無視に一通突破。

 

あ~あ、病気じゃなければ

楽しかっただろうにな。

 

すぐアタシ、担架ごと

病院の救急入口から院内へ。

 

チラッと、壁に

病院の名前が見えた。

 

医大・・・鳥大医学部か。

 

そうだよ、寺町から

医大って、すぐだよね。

 

確か、ダチの彼氏とか

インターンやってたな。

 

思うまもなく、看護師さん

アタシをERに入れた。

 

わらわらと、看護師さん、

先生がやってきた。

 

あ、あの先生、知ってる。

 

やだな、呆れているよ。

 

知らない、喧嘩じゃないよ、

今日は多分、違う。

 

あ、母親と先生、

何か話している。

 

なんだ、先生、

急に優しそうな顔した。

 

やだな、こういうの。

 

ま、仕方ないか。

日頃の行いって奴だ。

 

アタシ悪いモンね。

 

いや、正確には

「悪かった」にしておく。

 

先生が母に何か言うと、

母はお辞儀をして出て行った。

 

何か、腕に刺されたような

感じがして・・・アタシ昏睡。

 

いや、麻酔かな?

 

 




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サイトは未定
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PS:「ないぜん」とは
「横田内膳」の略称です。

 たぶん。
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