マネマネがダンジョンに居るのは間違っているだろうか 作:☆クラン☆
「(どうする、部隊は混乱して前衛ももう崩壊仕掛けている。魔法の詠唱も時間が足らなさすぎる。かと言って諦めてしまえば底で終わりだ。どうする、どうすればいいんだ!)」
リヴェリアがこの状況下に歯がみしているとモンスター達の中央部分に切り裂く風が巻き起こった。そこに現れたのは若輩者にして【ロキ・ファミリア】の主力の1人であるアイズの姿であった。アイズの姿を確認した団員達は歓声を上げ、リヴェリアも何とか持ちこたえれたと笑みを浮かべれた。
「さぁ、先鋭部隊が帰ってきたぞ!我々も奮起して何とか持ちこたえるのだ!」
リヴェリアの言葉に団員達は先程よりも力強く盾を構え、まるで一つの要塞の様な壁を作り出して進行を防ぐ。
一方アイズはと言うと自身の魔法【エアリエル】によって誰よりも早く突撃をして、団員達の姿を確認しにいった。モンスターを蹴散らして周囲を見るとモンスター達の奥の方にリヴェリア達の姿を確認することが出来、そのボロボロになった装備や身体を見て安堵と共に怒りを顕にした。もう誰も傷つけまいと、団員達全員を守ると決意してモンスター達を殲滅していく。するとそこにベートが追いつきベートの武器でもある特殊武装《フロスヴィルト》にエアリエルを宿らせ芋虫モンスター達を蹴り飛ばしていく。アイズに向かってエアリエル捌きを褒めてもらおうと叫ぶとアイズは見もせずに別方向の芋虫モンスター達を殲滅していた。それに悔しくなって芋虫モンスター達を力いっぱい蹴り飛ばしていく。顔を赤くして。
ティオナは自身の武器を既に溶かされてしまっていたので敵の吐き出す溶解液を誘い、それを芋虫モンスター達にぶつけさせて落ちている武器を投擲して各個撃破していた。
ティオネはというと自身の武器を溶かされてしまったりして苛立っていた。妹の真似をしてみるも自分には割に合わず、ベートの方法はやる気も起きず、ただただイラついていた。そして堪忍袋の緒が切れたのか、追いかけてくる芋虫モンスターの方向に振り向き右腕でストレートをかます。その威力に芋虫モンスターの皮膚が耐えきれずに腕が内部へと侵入する。そして内部にある魔石を掴み引きちぎるように勢いよく取り出す。その姿は狂戦士を思い浮かばせる。
一方この物語の主人公でもある彼は元の人魂のような姿に戻っていた。そして次に
まずその姿を確認したのはキャンプ地を防衛していた1人の団員だった。
「おい、なんだあれ」
その言葉に釣られ団員達がそちらに振り向く。釣られてリヴェリアも振り向くと、そこには芋虫モンスター達などゴミの様に思えるほどのオーラを、
「モンスターだけを狙っている?」
そう、あの竜はリヴェリア達を見向きもせずにひたすら芋虫モンスター達を蹂躙しているのだ。時に脚で踏み潰し、時にその鋭い爪で引き裂き、またある時は口から灼熱のようなブレスを吐き、モンスター達を屠っていたのだった。しかし事情の知らないリヴェリアは竜も敵の1匹と数え、自身の殲滅魔法の詠唱を始めるのだった。
次に気づいたのはアイズ。その巨大な威圧感に最初は身体が震えた。が味方と知っている、かのモンスターでありこちらに危害を加えない。何とも頼もしい味方だとアイズは思いながら芋虫モンスター達を次々と屠っていった。
そしてティオナとベート、レフィーヤ達が次々と気付く。すると本陣の方向からも見知った魔力を感じる。恐らくリヴェリアと魔道士部隊の詠唱が終わったのであろういっせいに魔法陣より魔法の雨が降り注ぐ。アイズ達もこれで良かったと思っていると20程の魔法が彼の元へと飛んで行っているのが見えた。アイズは"あっ"と声を漏らす。魔法は全て彼に当たり爆炎と煙に包まれる。キャンプ地の方向からは勝利の歓声が聞こえてきたがそれも一瞬で消え去ることとなった。爆炎の中から怒りの咆哮がフロア全体に響き渡る。煙の中からは怒りを顕にした彼が現れ、1歩、また1歩とキャンプ地に向けて歩き出す。まるで明確な殺意を宿したモンスターの様に、アイズは一瞬呆けていたがすぐ様我に返り、迎撃態勢を整えているキャンプ地の団員達の元へと急ぐ。
キャンプ地にて防衛していた団員達は絶望していた。自分達が全力で打った魔法をものともせず、怒りのままにこちらに近づいてくる竜に。その姿は傷一つなくまるで自分たちの魔法など蚊に刺されたという程度だったと思わせる程堂々と。しかしリヴェリアがもう一度団員達を奮い立たせ、魔法の詠唱を開始する。しかし詠唱など無かったかのように、竜が咆哮するとともに自分たちの意思関係無く魔法が中断された。魔法士達は魔力暴走を必死に抑えつつも、混乱していた。咆哮されたのはされたが彼らはそれに臆することなく詠唱を続けれる
「あれは私の仲間。攻撃したのは悪いと思ってる……けど、許してもらえるかな」
その言葉を聞いた彼はアイズを掴み地面に降ろすと渋々と言った感じで腕を引っ込めて
名前出しちゃってるけど一応紹介!
竜王
ド○クエ1に出てきた原初の魔王。実質的には一番魔王らしく世界を征服しようとしていた魔王。最後の選択場面ではいを押した時の絶望感は半端なかったです。
next question(次回までの問題!)
竜王が使った魔法を途中で強制中断させたのは何だったでしょう!感想とと共に自身の答えを書くもよし。考えておいて次回の時に答えを見るのもよし。もしも正解した方はもしかしたらこの作中にその方の名前の冒険者を抽選で2名程出すかも……!?
感想と共に書く人は小説の感想を書いた後の文に書いてください。(答えだけだと利用規約が(ryー)
ではまた次回会いましょう!