マネマネがダンジョンに居るのは間違っているだろうか 作:☆クラン☆
……はい、休みなんてないです(絶望
「そういえば聞きそびれてたけどアイズ、その頭の上に乗っているのはなんだい?」
【ロキ・ファミリア】団長のフィンが聞きそびれていた事をアイズに尋ねる。他の団員達も気になったのかアイズの言葉を待つ。アイズも少し考える素振りをした後に口を開く。
「……わからない」
フィンはアイズのその言葉に転けそうになるも「でも…」と続く言葉が出てきたので何とか耐えて続きを聞く。
「私を助けてくれたから、敵意は……ない」
アイズが確信して言う。滅多にそんな事を言わないアイズに団員達も驚くが皆、アイズが言うのなら!と受け入れる事にした。彼もその言葉に反応して「ピキーッ!」と鳴く。
その可愛らしさに女性団員は抱きしめようとするも先にアイズが抱きしめて誰にも渡さないと言った感じに胸に抱えていたので、女性団員達は諦め、男性団員達からは羨ましそうにする。約一名から殺気の様なものが飛ばされているが彼は無視して目を瞑る。
その後も順調に【ロキ・ファミリア】は階層を上げていき、現在は地下17階層まで上がってきていた。彼も流石にずっと抱いてもらっているのは申し訳ないのか
その後暫く歩いていると荷物もちをしていた女性団員のリーネが疲れたようで溜息を吐きながら尻餅を着いた。それを見たアイズがリーネに近づき手伝うように言う。リーネは焦ったように早口で自身とアイズの立場を説明して、これは自分の仕事と告げる。しかし彼に乗っていてあまり疲れていないアイズは少し食い下がるも後ろから来たベートがそれを拒否させるように告げる。
「手なんて貸すな、せいぜい見下してろ。強いお前はお前のままでいいんだよ」
その言葉にアイズは自分がほかの団員達が自身に対して遠慮がちになっているのを認識して、少し困った顔をする。それを瞬時に見た彼はポケットに手を突っ込んで前を歩いていくべートの足を
「てめぇ!」
それに気づいたべートであったが彼はまたも
その後先ほどの光景を見ていなかったアイズはボコボコに殴られた跡のある気絶したべートと何事もなかったかのようにその近くに佇んでいる、クロコダイモスへと変化した彼の姿に疑問を抱きながらも前を歩いている団員達に追いつくべく先を急いだ。
暫く歩いていると進行方向よりミノタウロスの大群が現れた。ラウルの指揮によりサポーター達は後方に、Lv3程度の団員達は経験を積ませるために前衛で戦闘を始める。するとこれまでのイライラが溜まりすぎてしまったのか、ティオナとティオネの二人が悪魔の顔をしてミノタウロス達に近づいていく。すると先程まで潔く戦っていたミノタウロス達が涙を流しながら逃げ出したのである。
その光景にラウルのHPゲージが減り、ティオネとティオナは驚く。リヴェリアがいち早く危険を察知し、団員総出で逃げ出したミノタウロス達を追いかける様に指示を出す。
暫く追いかけているとミノタウロスの軍団の先に上層への階段があるのに気づく。ミノタウロス達もそこをピンポイントで目指しており、更に各階層にばらけつつ逃げ出していく。【ロキ・ファミリア】の名にかけて団員達はミノタウロスの駆除に取り掛かる。
彼とアイズは
アイズは襲われていた駆け出し冒険者に振り向き声をかけるが、止まる。一瞬であるが昔の自分を見た錯覚に囚われる。がそれも一瞬の事ですぐさま自分の姿が消え、本来の冒険者の顔を見る。その冒険者がジッとアイズを見て固まって居るので再度声をかける。そして手を差しのべるとその冒険者は「だっーー」と言葉を発する。アイズは疑問に思い、冒険者の言葉を繰り返すと冒険者の顔が赤くなっていく。そしてアイズの後ろに目を向けるとそこに先ほどのミノタウロスなんかミノムシとも取れる程恐怖を感じるワニの様なモンスターがこちらをジッと見つめて口を開けたのを見て赤くなった顔が青くなっていきーーーー恐怖に耐えられなかったのか「だぁああああ!」と叫びながら走り去ってしまった。
その後アイズは他の団員達と合流し、無事に外の空気を吸うことが出来た。彼もクロコダイモスの姿では流石に不味いと説得して今はスライムの形で収まっている。すると先に帰還していたフィン達とも合流出来、自身らの本拠である黄昏の館に帰ったのであった。
泥の腕→マドハンド
ド○クエの初期辺りに出てくる魔物。特にこれといった強さもなく、強いていうならばトル○コの大冒険3で隣に行ってしまうと持ち物を投げられてしまうぐらい。
6本の腕を持ち首に髑髏の首飾りを垂らしている→シドー
戦闘だけで出すかと思ったらべートを殴るために出てきた魔王。どらごん○えすと2にて出てきた魔王で、歴代の魔王の中でもあまり注目されない魔王。モンスターズでは回復魔法を得意としているため、補助枠として作者は入れていた。