SAO~四剣を操る転生者~   作:面無し

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第二話

SIDE零

 

あ~、皆さんこんにちは超絶に可愛い嫁を貰って早二千年の

神谷零だ、ただ今レベル四十の十五階層の砂漠地帯です

・・・え?この間の一階層から飛び過ぎだってしかもレベル高い?

仕方ないだろ特にたいしたことなかったんだし、二人でやってんだし

二階層とか三階層は大体一日でクリアされるし(六階層までのボスは全て俺が倒した)

・・・そうだ!三階層でだけ一個あったな、

あれはキリトと初対面の時だったか

 

――――――――――――――――――――――――――――――

 

「あ~面倒だ」

 

「兄さん、何言ってるんですか、

戦闘を面倒なんて言わないでください」

 

「だって姫ちゃん、こいつら遅いくせして体が遅いからそこそこ早いし

それでも俺の方が早いから倒せるけど結構面倒くさいんだよ?」

 

「それでもこのゲームは戦闘しないと生き残れないんですから

仕方ないですよ」

 

う~んそうなんだよな~もっとてっとり早く倒したいけど

この世界のこの体は異常に遅いし・・・

あっ、いいこと思いついた、装備作ればいいじゃん

 

「なんで思いつかなかったんだろうねー」

 

ははは

 

「兄さん!」

 

わかってるって

 

「戦闘に集中だろ?」

 

まぁわかってるさ、それから規則制限、『装備作成』・・・・

名前は・・・『紅眼』効果は使うと現実の俺の身体能力を今のステータスに

一時的にプラスする、こんなところか

 

「じゃあ早速・・・って」

 

「もう終わってますよ兄さん」

 

あっ、そう、考えてる間に

全部倒しちゃったのね、雑魚い・・・

 

「兄さん、戦闘しながら考えるのはいいですけど

怪我しないでくださいね?」

 

負担が増えるはずなのに

自分より俺を心配してくれるなんて・・・・

 

「ありがと」

 

ギュウ

 

「・・・あぅ」

 

さて、この新しい装備をどこで使うか、

誰か助けるかね?・・・久々にキリト君でも見に行くか?

 

「うん、そうしよう」

 

「兄さん?どうしたんですか?」

 

「お出かけしようか」

 

「はい!」

 

うん!姫ちゃんの笑顔は世界一だね!

じゃあ早速・・・移動開始

 

「じゃあ姫ちゃんはお姫様~」

 

「もうっ、兄さん、嬉しいですけど・・・」

 

うはははは!役得役得!

 

―――――――――――――――――――――――

 

「さぁついたよ姫ちゃん」

 

「・・・」

 

姫ちゃん、顔真っ赤だよ?

どうした?

 

「・・・かしいです」

 

「へ?」

 

「恥ずかしいです~」

 

・・・可愛いいいいいいい!!!

この反則女神め!もっと恥ずかしがらせたくなるだろ!!!

 

「じゃあ、キスでもする?」

 

「~~~~!!!」ボンっ

 

ふっふっふ役得役・・・

 

「いいですよ」

 

「へ?」

 

「だから・・・キスしましょう」

 

・・・・!!!!

~~~~!

 

「兄さん、可愛いです」

 

「!!!!」

 

そんな目で見るな~~!!!

こんな時は、こんな時は!!!

 

「さぁさっさと行こう!」

 

「あっ・・・逃げられちゃいました」

 

「帰ったらね!」

 

「はい!」

 

・・・・さて、遠くに見えているのがキリト君だー

ソロで頑張ってレベル上げをしているね

今のところ俺らの半分くらいだけど

 

「あの・・・兄さん」

 

「どうしたの姫ちゃん?」

 

「キリトさん・・・押されてないですか?」

 

ああ、そういえば押されてるな、倒せないことはないだろうが

現状押されているのは事実だ

 

「助けに行く?」

 

「もちろんです!」

 

承りましたマイプリンセス

助けに行ってまいりましょう

 

「じゃあ姫ちゃんは待ってってね」

 

「あ、はい、わかりました」

 

『紅眼』・・・発動

さぁ武器を抜け、殺戮開始

 

―――――――――――――――――――

 

「くそっ!」

 

はーい、十メートルくらい離れたところにつきました

戦闘に集中してるのか気付かれてません

そこそこの時間戦闘していたんだろう

AIが動きを予想しだしてるし

 

「ふっ、くっ」

 

攻撃しても避けられてるし、まぁキリトも受けてないけどさぁ

まぁこのままいったら辛くもではあるが勝てるんじゃないか?

まぁ助けるから辛くもじゃなくて助けられてになるんだが

 

「行くか、せーの・・・」

 

標準は敵へ

腰を落として両腕をだらりと下げ足に力を溜める

これが余裕がある時の俺の跳躍スタイルだ

 

「ふっ!!!」

 

一気に飛ぶ、まぁこれで大体七メートルは縮めた

そのまま踏み込んで一気に残りの距離を詰める

 

「!?」

 

キリトが驚いてるけど気にしない

動きによって後ろに回った力の抜いた腕

それを相手の前についたときの体のひねりの勢いで振らせ斬る

 

「はああ!!」

 

その一撃の後ひねりによって生まれた回転を止めず

そのまま一回転して剣を突き刺す

 

「ラスト!」

 

刺した剣を上へ切り上げ三撃目

紅眼によってプラスされたステータスでは

このモンスターを鎮めるには余裕の数だ

まぁ案の定、相手は沈んだよ、馬鹿みたいに

 

「ふー、結果は上々かな」

 

「・・・」

 

おいおい、唖然とすんなよ

助けてやったんだぜ?

 

「大丈夫かお前?押されてたみたいだが?」

 

「え・・・ああ、うん、ありがとう」

 

そうそう、お礼が大事だね

そうじゃないとコミュニケーションが取れないよ

 

「あの・・・あんたは?」

 

ああ、自己紹介をしてなかったな

 

「俺はゼロ、見ての通り全身黒ずくめの片手剣使いだ

お前は?」

 

「・・・キリトだ」

 

まぁ原作時から知ってるよ伊達に転生者じゃない

 

「そうか、こっちはもう一人いるんだ、ッと来た来た」

 

「兄さん、お待たせしました」

 

「あんたは?」

 

「私はヒメって言いますよろしくお願いしますね」

 

「あ、おお」

 

・・・赤くなんなよ、俺の嫁をそんな目で見てんじゃねーよ

 

「・・・キリト、さっさと町へ戻るぞ!!」

 

「え、ちょ、引っ張んなよ」

 

「あ、兄さん待ってください!」

 

―――――――――――――――――――――――――――――

 

~~三階層の町~~

 

「へ~キリトさんはソロなんですか」

 

「ああ・・・あのさ、さん付けはやめてくれないか?」

 

はぁ!?お前なに姫ちゃんの口調にいちゃもんつけてんだよ

ブッ倒すぞ!

 

「すいません、これは癖なので・・・」

 

「いや、無理に治す必要はないよ」

 

「そうですか・・・ありがとうございます」

 

「・・・・」

 

むっすー

イライライラ

 

「兄さんどうしたんですか?さっきから不機嫌です」

 

「何でもないよ」

 

「いや何もない顔には見えないぞ?」

 

お前のせいだよキリト!!!

姫ちゃんと笑いあいやがって!

姫ちゃんは俺のものなんだよーー!!!

 

「いいから!」

 

そっからも俺は会話に入れなかった・・・

キリトの野郎・・・姫ちゃんに笑いかけやがって・・・

むー

 

―――――――――――――――――――――――

~~宿屋~~

 

「・・・・」

 

「兄さん、どうしたんですか?キリトさんに会ってから

ずっと不機嫌です」

 

・・・だってさぁ

 

「むー」

 

ギュウ

 

「急に抱き着いて、本当に今日はどうしたんですか?

兄さんが兄さんじゃないみたいです」

 

「姫ちゃん」

 

「なんですか?」

 

「大好き」

 

「・・・・私も大好きですよ兄さん」

 

「じゃあ約束どおりキスだよ・・・」

 

「そうですね・・・何回目でしたっけ?」

 

忘れたよそんなの

 

――――――――――――――――――――――

 

とまぁその日はそれで終わったんだ

キリトとも知り合いになってな

まぁ今もキリトとの交流は続いてる俺らの方がレベルが高くて

「ソロなのになんで敵わないんだ!?」とか言ってたけど気にしない

 

まぁ今回はそんなところだ

次の目的は二十五階層で敗退する軍を助けて

軍での死亡者を減らすことかな

これで死亡者も減ると思う

 

まぁ上手くいけばだ

正直このままいけば俺が二刀流の持ち主になってしまうかもしれない

現時点でどのプレイヤーより最速だと思うし

まぁそうはならないように能力でプロテクトかけてるんだけどな

 

一応『四剣』や『両手盾』なんかのオリジナルスキルは

キリトと同時期で出すつもりだ

 

普通の戦いでも二十五階層は圧倒できる自信があるからな

まぁがんばるかね・・・

 

「はぁ疲れた、そして暑い」

 

「砂漠地帯ですから仕方ないです」

 

うん、そうなんだけどねー

でも暑いのは暑いんだよ

 

「姫ちゃん、ボス戦は明日にしない?」

 

「だめです、ボス戦は今日なんですから」

 

はぁ・・・・

仕方ないか・・・六階までは俺と姫ちゃん

だけだけどその後は皆で大規模パーティーだもんな

そこまでの六階層までの謎プレイヤーの超速クリアは

ある意味伝説らしい、俺と姫ちゃんなんだが

 

「さて、ここのボスはなんなのかね・・・」

 

「わかりませんが、ぐだってないで行きましょう兄さん」

 

わかってるから引っ張らないで、歩くからさ

どうせなら手を握ってほしいな

 

「ん!」

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