セブンスドラゴン2020×Ⅱ+ペルソナ4   作:九流トキオ

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死ぬ筈の者達を生かす為の小説–––––––––


CAPTCHA1.05

 ???➖???

 

「うくっ!」

 

 彼は頭の痛みと体の痛みを感じながら目を覚ました。

 

「此処は、一体。」

 

 辺りを見回してみると、そこは何処かの建物の内部なのだが、色々な物は壊れており見た事のない花が咲いていた。

 

「く、くるな来るなクルナアァァァァ!!!」

 

「な、何だ!」

 

 突如として聞こえて来た男の声の方を見ると1人の男が刀を持って逃げていた。

 男は何に逃げているだろうと考えていた彼は現れてきた者達に驚いた。

 

「あれは、一体。」

 

 ウサギの様な体をしているのだが、そのサイズが大の大人の腰回り程度の身長があり、それが3体に見た事の無い水色の蝶々が男を襲っていた。

 

「くそ!くそ!!くそ!!!」

 

 男は叫びながら刀を振り回したが、当たらず逆にウサギの攻撃が当たり飛ばされた男は壁に首を激突して首の骨が曲がっていた。

 

 カラン!

 

「!?」

 

 男の持っていた刀が飛んでいたらしく彼の足元に落ちた。

 その音に気付いたウサギ達が此方へとやって来た。

 

「やるしか、ないか。」

 

 彼は足元の刀を握りウサギ達に向き直った。

 刀を取った彼を敵と認識したのか、体を使って攻撃してきた。

 

「くっ!」

 

 彼は刀を使いガードをしたが衝撃が強く弾かれガラ空きになった懐にもう一匹のウサギが突撃して来た。

 

「がっ・・・・!?」

 

 彼はその一撃をくらい怯んだが、歯を食い縛り立ち上がり刀を振るった。

 しかし、大ぶりであった事もあり躱したが、距離を取る事ができ持ち直した。

 

「ふう。」

 

 彼は息を吐きながら相手を注意深く見た。

 ウサギがまた突進してくるが彼はそれを避け、ガラ空きの横側に周りに刀を思いっきり斬りつけた。

 

「■■■■■■ーーー!!!!????」

 

 ウサギは聞いた事のない言葉を発しながら紫色の霧となって消えて行った。

 彼は直ぐ様マモノに振り返り、今度は相手より早く動き、距離を詰め、刀を振るったのだが、ウサギがそれを避けたと同時に蝶々が黄色い鱗粉を降らして来たので彼は直ぐ様地面を蹴り、距離を取った。

 

「ぐ!?」

 

 が、片腕が当たってしまったらしく痺れが襲ってきた。

 

「暫く使えそうにないか。」

 

 その時、増援がやって来た。

 

「おいおい、勘弁してくれ。」

 

 彼は深いため息を吐きながらウサギ達の猛攻を何とか避けていたが、手数が多く一撃、二撃と当たってしまった。

 

「がはっ!?」

 

 体はボロボロ、敵も多く絶体絶命のピンチに立たされた。

 

「まだ、諦めない!」

 

 彼は強い意志と共にボロボロの体にムチを打ち立ち上がった。

 そんな彼の元に声が聞こえて来た。

 

 ‘‘君はやっぱり諦めないんだね。それでこそだよ、さあ、僕を、君の分身を呼んで。君の力になる筈だから。”

 

 その声が聞こえ終わると共に、一枚のタロットカードが彼の目の前に現れた。

 

「これ、は。」

 

 ドクンと心臓の高鳴りを感じ、高揚感と共に言葉の単語が頭に浮かんできた。

 彼はその言葉をまるで当たり前の様に呟きタロットカードを握りつぶした。

 

「ペ・・・・ル・・・・ソ・・・・ナ・・・・!」

 

 風が吹き荒れ後ろに巨人の様にでかい人型の様な者が現れた。

 

「イザナギ!ジオ!」

 

 彼はまるでその者を知っているかの様に名前と技名らしき者を叫ぶと大男が腕を振るうと雷がウサギ達に降って来た。

 雷が当たり、ウサギ達は消えて行き残り蝶々とウサギ1匹となった。

 

「シッ!」

 

「■■■■■ーーーーー!!!!」

 

「ジオ!」

 

「■■■■■ーーーーー!!!!」

 

 彼は距離を一気に詰めウサギを斬りつけ、消えたのを確認したと同時に蝶々向かいジオを放ち漸く敵を殲滅した。

 

「もう、ダメだ。」

 

 彼は眠る様に倒れた。

 

 ########################################

 

 ???➖???

 

 彼は車の中で目が覚めた。

 

 >ここは?

 

「ようこそ。ベルベットルームへ。」

 

 彼は声がした方を向くと青色の服を着たエレベーターガールだった。

 

「お久しぶりで御座います。」

 

 >久しぶり?何処かで会ったことが?

 

「ああ、そうで御座いました。今言った事はお気になさらずに。」

 

 >分かった。

 

「さて、時間も有りませんし要点を言います。先ず貴方は此方側の人間では有りません。しかし、今貴方の体はそちら側にあります。貴方様が記憶が無いのはいろいろ不都合があるからそうなる様にしました。」

 

 >何故ここに?

 

「それは言えません。しかし、貴方様が戻る手段はこの世界を救う事です。」

 

 >兎に角やるしか無いって意味?

 

「はい。さて、貴方様が使った者はペルソナと言い貴方様の盾となり矛となる存在で御座います。そして、貴方様が元から持ってるワイルドとしての力で御座いますが、制限がかけられています。その代わりに此方側の者達が使える技は全て使える様になっておりますので効率的に。最後に、コミュニティーで御座いますが、貴方様の動き次第では作られる事でしょう。その力は貴方様に更なる力を与える糧となるので作る事をお勧めします。さて、時間になりました。貴方様に祝福がある事を。」

 

 彼の意識はまた途切れた。

 

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 シェルター➖医療室

 

「眩しい。」

 

 彼の意識は光の眩しさと共に覚ました。

 

「アヤフミさん、彼、目が覚ました見たいですよ?」

 

「ああ、ありがとう。さて、君、気分はどうかな?」

 

「ここは、一体。」

 

「ここは地下シェルター借り診療室だよ。さて、一応検査を受けてくれるかい?」

 

「あ、はい。分かりました。」

 

 彼は素直に頷き検査を受けた。

 

「結果が出たよ。骨のヒビは治したけど打撲痕と切り傷多数、それから頭に強い衝撃を受けた後があったよ。君、記憶あるかい?」

 

 彼は少し考えた後に口を開いた。

 

「鳴上悠。それ以上は。でも、デカイマモノと戦った事は覚えています。」

 

「そうか。多分強く打った事による一時的だとは思うけど何とも言えないね。」

 

「そうですか。あ、俺は誰が連れてきてくれたんですか?」

 

「ああ、それは。」

 

 アヤフミが話そうとした時に扉が開き3人の少年少女が入ってきた。

 

「今入ってきた子達、第十三班だよ。」

 

「お?気が付いたか?」

 

「気が付いたんだね!」

 

「大丈夫?」

 

 初めに入ってきた男は銀色の髪に黒い服を着ており、腕には黄色い小手の様な物を付けている男性に、次に入ってきたのは、赤髪にヘソが出る黄色い服と短いジーパンを履いた女性、最後に入ってきたのは黄色髪のツインテールにゴスロリの様な服装をした女性だった。

 

「君達は?」

 

「自己紹介がまだだったな。俺の名前はクロムだ。」

 

「僕はコウタです。よろしくお願いします。」

 

「ミズノ。よろしく。」

 

「俺は鳴上悠です。よろしく。」

 

「さて、自己紹介も終わった事だし、ナルカミ君。君を「ムラクモ」上司、ナツメさんの所に案内するよ。」

 

「十三班、君達も付いてきてくれるかい?」

 

「「「分かりました。」」」

 

 鳴上達は廊下を出てすぐ左側に向かい突き当たりを上に向かい大きめの扉を開けた。

 そこにはスーツを着た人達数人に一人の女性がいた。

 

 シェルター➖借り司令室

 

「来たわね。キリノ、ご苦労様。」

 

「はい!」

 

「さて、貴方が不明の男かしらね。」

 

「どうも、鳴上悠と言います。」

 

「後丁寧にありがとう。私はナツメ。ここの司令官をしてるわ。早速だけど、貴方はマモノと戦えた。それは間違いないかしら?」

 

「マモノと言うのがデカウサギであるならそうです。」

 

「そう。次に貴方は記憶がない様だけど、本当かしら?」

 

「はい。正確には目が覚めてデカウサギと戦う以前の記憶、ですが。」

 

「と、なると考えられるのはトウキョウが変わってしまった時に激しい、そう、記憶が無くなる程の事が起こった。しかし、戦闘技術は体が覚えていたって所かしら。」

 

「僕もその様に考えてはいます。」

 

「ふむ。十三班は逆サ都庁を引き続き探索、ナルカミは後から入って頂戴。」

 

「ナツメさん!?本気ですか!」

 

「ええ。今は一人でも助けが必要な状態よ。そこに戦える人材がいたらどうするかしら?」

 

「そ、それは。」

 

「しかも彼は一人でマモノと遭遇して生還してる。つまり、一人でもある程度なら戦える事が分かるわ。十三班、貴方達は先に中に入ってゴウト達の後を追いなさい。彼も後から入れさせるから。」

 

「分かりました。行こう、皆。」

 

 クロムの言葉に残りの2人は頷き出て行った。

 

「さて、入って貰うわけだけど、これらを渡して置くわ。」

 

 ナツメはそう言うと回復アイテムを渡して来た。

 

「これは?」

 

「回復アイテムよ。腕や足がもげてない限りは回復出来るわ。それから、脱出ポットを上げるわ。」

 

「効果はなんですか?」

 

「これを地面に投げると入り口に戻れるのよ。それを各5個ずつ上げるわ。それと、これを。」

 

 ナツメはそう言うとポーチの様な物を取り出した。

 

「この中には各アイテムを15個ずつ入れる事が出来るムラクモ特性ポーチよ。これを貴方に渡します。さて、質問がなければそろそろ向かって行きなさい。ナビは一時凌ぎにキリノ、貴方確か経験があったわよね。お願いできるかしら?」

 

「え!?僕ですか!?た、確かに経験はありますが、専門じゃないので精密には出来ませんよ!」

 

「それでもある程度なら出来るのよね?なら十分だわ。彼には戻る事が出来るアイテムを渡してあるわ。それに、貴方のきちんとした能力は分かってないわ。実戦の中で見せてもらう。そう言う意味合いもあるのよ。まあ、あくまで貴方はオマケよ。本命は十三班だし殆どの敵は十三班が片ずけているだろうから大丈夫よ。」

 

「分かりました。!?」

 

 我は汝・・・、汝は我・・・、

 

 汝、新たな絆を見出したり・・

 

 絆は即ち、まことを知る一歩なり。

 

 汝、"愚者"のペルソナを使いし時、

 

 我ら、更なる力の祝福を与えん。

 

「今の声は?」

 

「ん?どうかしたかしら?」

 

「あ、いえ、何でもありません。」

 

 どうやら鳴上しか聞こえなかったらしく皆不思議そうな顔をしていた。

 

「そうだ。これをして行きなさい。」

 

 ナツメは腕時計の様な物を渡して来た。

 

「これは?」

 

「これは通信型の腕時計よ。ここのボタンを押すと本部と連絡が付くわ。基本的に情報は時計に記載されるから逐一チェックをお願いね。」

 

「分かりました。」

 

 鳴上は頷くと坂サ都庁へ向かって行った。

 

 ########################################

 

 坂サ都庁➖ロビー

 

 ロビーには1人もおらずマモノもいない様子だった。

 

「誰もいないな。」

 

 《ナルカミ君?聞こえるかい?》

 

 上に進もうとした鳴上の耳に機械音が混じったキリノの声が聞こえてきた。

 

「キリノさん?如何したんですか?」

 

 《ああ、十三班はそこの階段を使って上、いや、下、かな?に向かった筈だから君も気を付けて下がって行って下さい。何かありましたら連絡をお願いしますね。》

 

「分かりました。」

 

 鳴上はキリノとの通話を終え、下に進んで行った。

 

 坂サ都庁➖1F

 

 オフィスの面影があるが、机や椅子は無造作に放り出されていたり壊されていたりと無茶苦茶だった。

 そして、何より印象深かったのは見た事のない花が彼方此方に咲いているのが気になった。

 

「キリノさん、あの花は何なんですか?」

 

 鳴上はキリノに連絡を繋ぎ花について聞く事にした。

 

 《ああ、あの花かい?あの花はフロワロと言ってドラゴン達が現れたすぐ後に咲いたんだ。原因は不明だけど、害のない花だから気にしなくていいよ。》

 

「分かりました。ありがとうございます。」

 

 《いや、気にしなくていいよ。また何か用があったら呼んでね。》

 

「はい。」

 

 鳴上はキリノとの通信を終え先に進んでいたが、突然オオツノシカとブロッサムが現れた。

 

「くっ!」

 

 鳴上はとっさに距離を取り間合いを広めた。

 シカが突進してきた為横に回避をした鳴上にブロッサムの種攻撃が来た。

 

「な!?フレイム!」

 

 鳴上は手を前に出しそう唱えた。

 すると、ペルソナを使ってないのにも関わらず炎が出て種を燃やした。

 

「これは。いや、今は考えるのは後だ!先ずこいつ達を倒す!ペルソナ!」

 

 鳴上はいつもの様にペルソナを出して、距離を一旦とった。

 オオツノシカは、突進を繰り出してきた。

 

「くっ!」

 

 鳴上は刀でガードをしオオツノシカの一撃を防ぎ–––––

 

「イザナギ!ジオ!」

 

 イザナギのジオをオオツノシカに繰り出した。

 

「■■■■■■ーーー!?」

 

 あまり効いてないのかまだまだ余裕な様子であった。

 

「弱点じゃないのか!?くっ!」

 

 鳴上の真横から種が飛んできた為その場から距離をとった。

 

「ふう。さて、のんびりもしてられない!なら、旋風巻き!」

 

 刀を思い切り振るうと竜巻が起こり二匹を巻き込んだ。

 

「イザナギ!ジオ!」

 

 鳴上は竜巻に合わせジオを放った。

 ジオは風に溶け込み雷を帯びた竜巻てなりマモノを攻撃した。

 

「「!?!?!?」」

 

「止め!フレイア!」

 

 鳴上はなぜか使える様になっていたフレイアを放ち燃やし尽くした。

 

「ふう。片付いたか。」

 

 鳴上は壁に背中を付きながら息を整えた。

 

「さて、行かないとな。」

 

 鳴上は敵に合わない様に注意をしながら階を降りていった。

 

 逆サ都庁➖4F

 

「ようやくか。」

 

 鳴上が4Fに降りてから数秒後、通信が入った。

 

 《ナルカミくん!大変だ!》

 

「どうかしたんですか!」

 

 《今十三班から連絡があってナガレさんとゴウトさんが負傷しているらしいんだ!十三班は彼らを守りながら帝龍と戦ってるんだ。今は大丈夫だけどかなりヤバイ状況には変わらないんだ!だから急いで屋上に向かってくれ!エレベーターを起動しておいたからすぐ行けるはずだ!頼む!今は君だけが頼りなんだ!》

 

「分かりました!」

 

 鳴上は直ぐにエレベーターに向かい屋上に向かった。

 

 逆サ都庁➖屋上

 

 鳴上は扉を開け屋上に向かうとボロボロの十三班と片腕が無くなってるゴウトと気絶してるのかぐったりしてるナガレがいた。

 

「皆!」

 

「ナルカミ、か。」

 

「クロム!」

 

 鳴上はクロムの元に行こうとしたが–––––そこに帝龍が現れた。

 帝龍はかなりのボロボロで羽も裂けていた。

 

「こいつは!」

 

「そいつが、ここの、ボスだ。気を付けろよ。」

 

 クロムはそのまま気絶してしまった。

 

「ギャオォォォォオオオ!!!!」

 

「く!ペルソナ!イザナギラクカジャ!」

 

 鳴上は直ぐにラクカジャをかけ防御を上げた。

 

「ガッ!?」

 

 間一髪でスキルが発動したがそれと同時に帝龍の一撃が鳴上を吹き飛ばした。

 防ぐ事が出来なかった鳴上は内部を痛めたのか、血を吐き出した。

 

「ぐぅ!!?」

 

 怯んでいる鳴上に追い打ちをかける様に火を吐いた。

 

「デコイミラー!」

 

 鳴上は両手を前に突き出し空中に盾を出し、防いだが帝龍の威力が強い為一回で崩れ散った。

 

「危なかった!イザナギ!タルンダ!」

 

 次に鳴上は攻撃を下げるタルンダを使い一先ず帝龍の攻撃力を下げた。

 

「ギャオォォォォオオオ!?!?」

 

 帝龍は戸惑った様な声を上げたが直ぐに尻尾で薙ぎ払いをしてきた。

 

「ヤッ!」

 

 鳴上は尻尾の薙ぎ払いに合わせ刀を思い切り下に下ろした。

 

「ギュオォォォォオオオ!!!!」

 

 振り下ろした事により帝龍の尻尾がザシュリと下に落ちた。

 

「よし!フレイア!」

 

 鳴上は目に狙いを定めフレイアを放ったが帝龍の翼でガードされた。

 

「まだだ!ペルソナァァァァァァ!」

 

 しかし、フレイアを放つと同時に鳴上は帝龍の懐に向かっており、帝龍の体を身軽な体で登り上空に飛んだ。

 

「イザナギィィィィ!!!!ジオを刀に!」

 

 鳴上はイザナギを出すと、ジオを剣に纏わせそのまま回転しながら帝龍の頭を切り割った。

 

「ギャオォォォォオオオオオオォォォォォ。」

 

 帝龍の悲痛な叫びとともにその巨体が地面に倒れた。

 

「やっ、た。」

 

 鳴上は地面に着地したと同時に倒れた。

 

 ???➖???

 

 鳴上が目を覚ますとそこはリムジンの中で前に見たエレベーターガールと長鼻の老人がいた。

 

 >ここはあの時の。

 

「ようこそ、ベルベットルームへ。私の名はイゴールと申します。いやはや貴方様とこうするのは何回目でしょうかね。」

 

 >何回?もしかしてマーガレットさんが言ってた記憶をなくした時に?

 

「そうでございます。さて、今回お越しいただいたのは此方の書を渡す為でございます。」

 

 イゴールはそう言うと一つの本を渡して来た。

 

 >この本は?

 

「それはペルソナ全書と言う貴方様が紡ぎ、宿した時にペルソナは登録されます。これからの貴方様の役に立つ事でしょう。」

 

 ペルソナ全書が鳴上の中に入って行った。

 

 

 鳴上はペルソナ全書を手に入れた。

 

「さて、我々が貴方様にしてあげられるのはこれで最後になります。貴方様がまた運命に会ったのならばまたお会いするでしょう。それではしばしのお別れです。」

 

 イゴールがチリンと鈴を鳴らすと鳴上の意識は途切れて行った。

 

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