365日の魔法   作:アンパン食べたい

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邪魔は入るもの

 土曜日。急遽予定を変更してこの日にPVを撮影することになったμ's。今は屋上で最後の練習に励んでいるだろう。

 PVの撮影のために学校の校舎を装飾することになり、それの後片付けがその日のうちに終わらなかった場合を考慮した結果、他の校内で活動する部活に無理を言って土曜日に変更してもらったのだ。ただ、多くの部活からは「頑張って」という温かい声援をもらった。たしかにμ'sの人気が上がってきていると感じた瞬間であった。

 しかも、その準備を手伝ってくれる人が多数存在している。それは穂乃果先輩、海未先輩、ことり先輩と同じクラスのクラスメイトたちだ。金曜の放課後から1人で準備を頑張っていた俺に「手伝うよ!」と手を貸してくれたのだ。すごい嬉しかった。というよりはっきり言えばこんなの1人では終わらない。何を考えて指示を出したんだよ、穂乃果先輩は。それに比べて、音ノ木坂にはなんて素晴らしい先輩方がいるんだ、そう思った。

 

 

 

 

 

 その時は。

 

 

 

 

 

「後輩君、可愛い〜!」

「すごい!見た目は少し細いのに、腕とかちゃんと筋肉ついてるよ!」

「腹筋もだいぶ硬いね!」

「まあ、海未先輩にしごか、鍛え抜かれてますんで」

 あとついでに言うと師匠にも。あの親子はどこか練習メニューが常人と違う。しかしそんなことは今はどうでも良い。

「私にも触らせて〜!」

「割り込み⁉︎次は私の番よ!」

「後輩君、こっち見て〜!」

 誰か助けてください。誰か教えてください。なぜ私は今大勢の名前も知らない先輩たちに囲まれているのでしょうか?なぜ体のあちこちを触られているのでしょうか?

「ちょっとみんな!時間がないんだからふざけてないで!」

『は〜い』

 ここで救世主が現れた。ショートカットの先輩、ヒデコ先輩である。彼女はμ'sのファーストライブの時にも手助けをしてくれていた人の1人である。

 ヒデコ先輩の一声でぞろぞろとそれぞれの持ち場に戻る先輩たち。ああ、助かった〜。

「ありがとうございます、ヒデコ先輩」

「いいのいいの。気にしないで。それよりもさ、飛鳥君に会いたいって人がいるんだけど」

「俺に?」

 ヒデコ先輩に案内された空き教室。そこで待っていたのは、

「アスちゃーーん!会いたかったよ〜!」

「穂乃果先輩⁉︎」

 教室に入るなり抱きついてくる穂乃果先輩。最近、彼女からのスキンシップが激しくなってきていて少し困っている。穂乃果先輩もなかなかのモノをお持ちなのである、それが当たるのだ。本当に困る。

「と、とりあえず離れてください!」

「えー⁉︎練習頑張ったのにそれはひどいよ〜」

「意味わかりません!」

 どういう理屈だ、それは。練習を頑張っているのはわかってる。だって抱きついてくる穂乃果先輩からは汗の匂いがする。とりあえず役得だと思っておこう。

「ごゆっくり〜」

 そうこうしているうちにヒデコ先輩が教室から退散する。え、2人きりにさせるんですか⁉︎

「穂乃果、練習頑張ったんだよ?」

「はあ、そうですか」

「……」

「……」

 な、何だこの沈黙は。穂乃果先輩が俺からの何かを待っているように感じるんだけど?あれか?労いの言葉をかければいいのか?

「お、お疲れ様です」

「……それだけ?」

 穂乃果先輩が口を尖らせる。いざという時はみんなの先頭に立つのに、普段はこの甘えよう、可愛い。

「このあとの撮影も頑張ってくださいね」

「もっとこう「ピピピピピピ!」ええ⁉︎もう時間⁉︎」

 よく分からないけど、穂乃果先輩のスマホのタイマーをかけていたらしい。もうすぐ練習再開の合図なのか?

「みんなで順番に、なんて難しいよ!やっぱり早い者勝ちにした方が……」

 愚痴?今更になって自分が出した全員がセンターという案に愚痴?でもそれだと早い者勝ちの意味がわからない。何か別の話か?

「まあ、今日は仕方ないよね!またあとでね!」

「あ、はい」

 嵐のように突然やってきた彼女はすぐに去っていった。何がしたかったんだ?って、考え込んでいる時間はない。早く準備を進めなければ。

「飛鳥君」

「花陽?どうした?」

 自分の作業場所へと戻る途中、花陽と遭遇する。あれ、まだ休憩中なの?じゃあさっきの穂乃果先輩のタイマーは何?

「あの、えっと。さ、差し入れです!」

 花陽が差し出したのは3個のおにぎりが入った入れ物。マネージャーの俺に?普通は逆かと思うんだけど。あ、俺何も差し入れしてないや、なんてダメマネージャー。

「その、自分で食べようと思って作ってきたんだけど、余っちゃったから……」

「あ、なるほど。自分で作ったんだ。美味しそうだね」

「あ、ありがと……」

 おにぎりを一つ掴んで食べてみる。うん、美味しい。ただ、具材は入っておらずどうやら塩むすびらしい。

「美味しいよ」

「そ、そうなんだ。良かったぁ」

 安心したように胸をなでおろす花陽。しかし一つ引っかかる。

「そうなんだ?自分で食べてないの?」

「ふえ⁉︎う、ううん。えっと、人からの感想が聞きたかった、のかな?」

 なぜ疑問系?と思ったけどまあ大して気にすることだはないだろう。だって小首を傾げる花陽が可愛いんだもん。見てて癒される。

「よ、よかったら残りも全部食べてください!」

「いいけど。花陽はもう食べない、の?あれ?花陽?」

 花陽からおにぎりを受け取ったものの、再び顔を上げた時にはそこにはすでに花陽はいなかった。テレポート?

 でもあれだな。おにぎりを持ったままだと作業ができない。先に全部食べちゃうか。

 階段に腰を下ろしておにぎりを一口。あ、これは塩むすびじゃない。中に梅干しが入っている。へえ、一つ一つ違う種類なのか。これまた凝ってるな。

「ことりも食べたいな〜」

「じゃあ食べます?ってことり先輩⁉︎」

 いつの間にやら俺の隣に座っていたことり先輩。何だこれ、ホラーか。怖くはないけど。むしろウェルカムです!

「うん、食べたいな♪」

 手元のおにぎりを見る。あと一つしか残ってないな。じゃあ半分に割って片割れをあげるか。割ってみたところ、中の具はツナマヨだった。

「はい、どうぞ」

「わぁ〜、ありがとう♪」

 ことり先輩が俺の手からおにぎりを受け取る、そうすると思ったんだけど。

「いただきます!」パクッ

「へ⁉︎」

 ことり先輩が俺の手に握られたおにぎりをパクリと食べる。その際にことり先輩の唇が俺の指にも触れる。背筋がゾクッとする。不思議な感覚が体を走る。ほ、ホラー?

「美味しいね♪」

「え、えと、そうですね」

 おにぎりを食べ終えたことり先輩に言われるも、うまく反応できない。湿った指先がひんやりする。

「あ、ごはん粒がついてるね」

 ことり先輩が俺の指先を舐める。舐める。大事なことだから二回言った。たった一粒のごはん粒を取るだけだからほんの少し、ほんの少しなんだけど、ことり先輩の舌が指に触れた。俺の指の皮膚の上をゆっくりと彼女の舌が動く。

「って何してるんですか⁉︎」

「って言ってるわりには手を引っ込めないんだね」

「はっ⁉︎」

 慌てて手を引く。まずいまずいこれじゃあまるで俺がことり先輩に指を舐められて感傷に浸っていたみたいじゃないか。そこ、そうだろとか言わない。俺は変態じゃない。

「やっぱりアスちゃんでも女の子に興味はあるのかな?」

「ない……わけではないですけど。俺だって1人の男子高校生ですし」

 そりゃあ、女子といつかは付き合ってみたいとは思う。こんな俺のことを好きになってくれる女子がいるかどうかは別だけど。

「じゃあ試してみる?」

「な、何を……?」

 静かにただ俺を見つめることり先輩。俺も自然と黙ってしまう。徐々に、徐々にことり先輩との距離が縮んでいる気がする。まさか、本気で?

 彼女の睫毛が数えられるんじゃないかというくらいにまで顔が近づく。これはもう確定だ。どうやら俺のファーストキスはことり先輩のものになるっぽい。あとほんのちょっと。心臓がバクバク鳴り始める。

「ピピピピピピ!」

 俺の心臓より大きな音で鳴ったのはタイマー。突然のことに心臓が止まりかける。マジでホラーだった。

「あ、もう時間みたいなの。そろそろ着替えないと」

「は、はあ」

「残念だったね♪」

 ペロッと舌を出して去っていくことり先輩。あれか、ドッキリということか。くっ、騙された。しかしどこかにカメラが設置されているのか?見当たらないけど。

「あ!アスにゃんこんなところにいた!」

 そこにやってきたのは凛。なんか入れ違いで次々とμ'sメンバーがくるな。練習はしなくて良いのか?

「ここだよね、凛がかよちんと踊る場所!」

「まあ、そうだよ」

 段差のあちこちに貼られたシール。最初穂乃果先輩は絵の具を使おうとしたらしいが、それはさすがに理事長が認めなかったらしい。当たり前だ。後片付けをする俺の身にもなってほしい。

「ねえ!撮影のあとにみんなで打ち上げ行くんだけどアスにゃんも来るよね?」

「行かないよ?」

「ええ⁉︎何でにゃ⁉︎」

 なぜと言われてもな。学校の復元をしないといけないし。それに今日は土曜日、師匠からの稽古があるのだ。それをずるけたらあとが怖い。

「行こうよ〜、アスにゃんがいないとダメなの!」

 何でだよ。俺がいなくても別に良くないか?むしろそっちの方が男子がいないのだから気が楽だろうに。あ、まさか。

「ふっ、凛。また俺を荷物持ちとか財布にしようとしたんだろ?」

「ちっがーう!」

 地団駄を踏む凛。幼い子みたいで微笑ましいな。練習着にプリントされているキャラクターも相まって本当に子供みたいだ。ん?練習着?

「あれ?まだ練習着なのか?早く着がえなよ」

「アスにゃん冷たい!ことり先輩とはあんなにイチャイチャしてたくせに!」

「なっ⁉︎なぜそれを⁉︎」

「もういいもん!」

 ダッシュで階段を降りていく凛。

「おい、凛!どうしてそれを知って「prrrr……」」

 追いかけようとしたところで、ポケットの中のスマホが鳴り出す。誰だよ、こんな時に。

「はい、もしもし」

『あ、飛鳥?今から部室に来なさい!』プツン

 ……声でわかるけどさ?でも普通名乗りますよね、にこ部長?親しき中にも礼儀ありですよ?

 しかしいったい何の用だろうか?わざわざ作業を中断して(あれ?さっきから全く進んでいない?)行くんだがらそれなり呼び出す理由があるんだよな?

 あれこれ考えても仕方ないのでとりあえず部室に。ノックをすると中から「いいわよ!」と声がした。

「失礼しま……す?」

 中に入った俺が見たのは、衣装を着て、俺に背中を向けている状態のにこ部長。本当に背中を向けているのだ、生の。

「って着替え終わってないんですか⁉︎なぜ俺を入れたんです⁉︎」

 慌てて両手で目を覆う。もちろん、少し隙間は空いている。にこ部長の白くて綺麗な背中が見える。いや、ただの覗き魔と露出狂じゃないか。

「ちょっと手が届かないからファスナーを上げてほしいのよ」

「……そのためだけに呼んだんですか?」

「悪い?」

  ため息が出る。この部長は俺を何だと思っているんだ。部長の世話係でもなんでもないんだぞ?

 しかし手が届かないのならしかたない。手伝ってあげるのが世の情けってもんだろ。……別にもう少し近くで見たいなとか思ってないよ?

 ファスナーを上げながら、にこ部長に話しかける。

「それにしても可愛いですね、その衣装」

「でしょ!やっぱりピンクはにこにーにぴったりよね!それに、」

 語り続けるにこ部長。一方、ブーッと俺のスマホが震える。今度は新着メールのようだ。差出人はフミコ先輩。ポニーテールの先輩なのだが、彼女もμ'sのファーストライブを手伝った三人のうちの1人だ。

『うさぎが逃げ出した!』

 えっと、迷惑メールかな?この学校にはアルパカはいるけどうさぎはいないからね。

 ガチャッ

「こんなうさ耳、無理です……」

 うさぎさんが部室に迷い込んできた。ここが安全だと考えたのだろうか?でも、残念。

「海未先輩?」

「ああ飛鳥⁉︎なぜここにいるのです⁉︎今はにこ先輩の順番では⁉︎」

「彼女なら」

 俺は後ろに目をやる。そこではいまもなお自画自賛を続けるにこ部長。よくそこまで語れるよな。でも順番って何の話?

「ならちょうどいいです!私と来てください!」

「えっ?ちょっと⁉︎海未先輩⁉︎」

 彼女に連れられるがままに来たのは屋上。そこから下を見下ろせば装飾された昇降口と校門を結ぶ道が見える。今も大勢の生徒が作業をしている中、目立つ衣装を着た人が数人走り回っている。μ'sの他のメンバーっぽい。……海未先輩を探しているんじゃないの?

「こんなところにいていいんですか?」

「これをつけろと言われたんです。私には無理です……」

 海未先輩が俺に見せたのはうさ耳のカチューシャ。

「は、恥ずかしいです……」

「そ、そうですか。でも似合うと思いますよ?

 先輩の手からうさ耳を取って彼女の頭につけようとする。

「な、何をするんです⁉︎やめてください!」

「はいはい、大丈夫ですって」

 抵抗をする海未先輩をなんとか抑えてうさ耳をつけてあげる。バニーガールみたいな感じだな。

「に、似合いますか?」

「はい。とっても。いつも言ってるじゃないですか、海未先輩は可愛いんです。自分に自信を持ってくださいって。それに笑顔の練習をしていた人がこの程度で恥ずかしいって」

「あ、あれは違います!あれはアイドル活動のための笑顔ではなくてですね、あす……」

「あす?明日?何かありましたっけ?」

「な、何でもありません!」

 顔を赤くしてそっぽを向く海未先輩。えー、そこまで言ったら気になるじゃん。教えてほしい。

「じ、時間なので先に行かせてもらいます」

 燕尾服みたいに燕の尾のような衣装の裾を翻して海未先輩は屋上を出ていく。え、終わり?俺が屋上に連れてこられたのには何の意味が?

 と、またもやポケットの中のスマホが震える。またかよ。今度は誰だよ。いや、予想はつくけど。穂乃果先輩、花陽、ことり先輩、凛、にこ部長、海未先輩。次は、

『音楽室』

 ……メールの文面に少しイラッとしたのはここだけの秘密である。何だよ、音楽室って。ただの単語じゃん。せめて「に来て」くらい付け加えろよ。

 まあ、意図は分かったのですぐに音楽室に行く。薄暗い部屋でピアノの椅子に座る彼女は既にPV撮影用の衣装に着替えている。ピンクのベスト、黒いスカート、頭には小さい帽子。マジシャンみたいだ。

「遅いわよ、メール送ってからどれくらいかかってるのよ」

「1分もかかってないよね?」

 まず怒られる。しかも理由は理不尽。

「ところで真姫、こんなとこでのんびりしてていいの?」

「ピアノを弾いた方が集中できるの。だからこれから弾くの。聴いてくれる、かしら?」

「もちろんだよ!」

 真姫と出会ってから2ヶ月弱。ついに真姫の生の弾き語りを聴けるのか。曲は何だろう?花陽も聴いていたという真姫オリジナルが聴きたいな。

 真姫の弾き始める。あ、START:DASH!!だ。例のオリジナルじゃないのは少し残念。まあいいけどね、真姫の弾き語りを生で聴けるなら。

 いよいよAメロに入る、その瞬間。

「ピピピピピピ!」

 またしてもタイマー。おい、タイマー。今日何回俺を邪魔すれば気が済むんだ。

 真姫は一度ピアノを弾くのをやめてタイマーをとめる。ああ、今日も今日とて聴けないんだな、そう諦めかけた時。

「最初から弾くけど、いいわよね?」

「え?いいけど……」

 おや?様子が変だ。進化ではないけど。Bボタン押してもこの状況は止まらないだろう。そう、もう誰も真姫のピアノを邪魔しない!うるさいタイマーもない。PV撮影の時間まではまだ少しある。やっとだ。さあ、イントロは終わった。こいよ、Aメロ!

 しかしその時、誰かが大音を立てて音楽室のドアが開かれた。

「ちょっと真姫ちゃん!タイマー鳴ったよね⁉︎」

「ほ、穂乃果先輩⁉︎」

「そうだよ、真姫ちゃん。約束は守らないと、ね?」

「真姫ちゃんずるいにゃ〜」

 続々と音楽室にやってくるμ'sのメンバーたち。おかげで真姫のピアノはまたも聴けなかった。

「飛鳥、なぜ真姫が不正を行っているのに止めなかったのですか?」

「不正?ちょっと待ってください?事情を知らない俺に何を言ってるんです?……お願いします、その手を下ろしてください」

「ちょっと飛鳥!勝手にいなくなったと思ったら!私の時間くらい私のものになりなさいよ!」

「何ですか、それは⁉︎意味わかりませんよ⁉︎」

 よく分からないが、真姫が何らかの理由で他のメンバーを怒らせてしまったみたいだ。十中八九、タイマーが関係していると思われる。タイマー、俺に嫌がらせするだけではなくμ'sのみんなにも嫌がらせするのか。

「あ、あの。そろそろ撮影を……」

「そうよ。花陽の言うとおりよ」

 真姫さん?あなたがタイマーを無視したせいなんじゃないんですか?まあたしかにもうそろそろ撮影の時間ではある。

 みんなでガヤガヤ喋りながら音楽室を出ていく。ただ、穂乃果先輩が入り口で止まると俺を振り返る。

「アスちゃん!いつか届けてみせるよ!」

 何を?と無粋な質問はしない方がいいだろう。

「応援してますよ」

「もぉ〜、他人事じゃないんだよ?」

 そんなこと言われても。穂乃果先輩が何を届けたいのか知らないわけだから、こういう返事くらいしかできないのだ。

「まあいいよね。行こう、アスちゃん!」

 俺の手を引いていく穂乃果先輩。こうして誰かを引っ張っていける穂乃果先輩はやはりμ'sのリーダーに相応しいのだろう。

 

 

 

 これからのSomeday。7人になったμ'sの新しい曲は、投稿と同時に爆発的な人気を集めた。しかし、それは新たな問題も真姫起こした、じゃなくて巻き起こした。

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