東方化緑伝 【完結】   作:LOORUME

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更新遅れました、すいません。

今日でゆで卵騒動は決着です。

今回、ちらっとだけ別作品のオリキャラが出ます。
『東方地霊殿 〜Terrene Animism.』を見ていない方は是非見てくださると有難いです(宣伝)


10日目 No.1YKM

会場はここ、地霊殿前広場。

降り注ぐ卵事件から2日間かけて、いつのまにか振り分けトーナメントが行われ、参加者100人が10人に絞られた。ちなみにあたしとばけちゃんはシード権を何故か手にいれてた。

 

『さあ再開催、No.1YKM選手権!10人に絞られた方々はこちら!』

 

『オリーブオイル・東風谷早苗さん、塩・洩矢諏訪子さん、わさび・来上社ろくさん、味噌・化怪化ヶさん....』

 

順番にスポットライトを当てられてるあたし達は、ステージの上に立っていた。

 

『醤油・霧雨魔理沙さん、唐辛子・美鈴さん、餡子・西行寺幽々子さん、酢・パルスィさん』

 

何で会場を地霊殿前にしたのか...まあ、多分ギャラリーとして酔った鬼が集まりやすいとかそんな感じだろう。

 

『ごま・尾反夜霧さん、無添加・博麗霊夢さ.....あれ?』

 

スポットライトが照らし出されるが、シード権を手に入れた霊夢がいない。ああ、そうか。失踪したのか。卵が怖くて.....。

 

『霊夢さんは、いないようですね。致し方ありません、9人での開催となります!実況はわたし、射命丸文が』

 

観客の入りも上々。負けた人らのブーイングも少々。なかなか盛り上がっている。

 

『解説は犬走椛がやらせていただきます』

 

ところで、どんなルールなの?

 

 

 

 

『では5対5、もとい5対4に分かれてもらい、チーム内で一番を決めます。その後、各チームの一番同士が争い、No.1YKMを決定いたします。

チームはこちらで決めさせてもらっています。さあ、椛』

『はい。Aチームは東風谷早苗さん、来上社ろくさん、パルスィさん、美鈴さん、西行寺幽々子さんです。

Bチームは洩矢諏訪子さん、化怪化ヶさん、霧雨魔理沙さん、尾反夜霧さんです』

『では、分かれて各々勝負始めちゃってください!」

 

なんて適当な。あとどうやって一番を決めるのかの基準、ルール教えて.....。

 

 

 

 

 

 

 

まず、Aチームを勝ち残ったのは味噌派のばけちゃん。持ち前の運と、料理のさしすせそということで安心できる選択のようだ。

そしてBチームを勝ち残ったのは()油女(あぶらめ)・オリーブオイル早苗だ。奇跡を起こしたらしい。能力の無駄遣いすぎる...。

そして、結果を言おう。No.1YKM(ゆで卵にかけるもの)は化怪化ヶちゃんの味噌になった。奇跡を起こそうとした早苗だったが、効かなかった。

 

『優勝者の化怪化ヶさん、壇上にお上がりください』

 

「はぁーい」

 

『では、優勝トロフィーです。どうぞ』

 

なんと、トロフィーまであるのか。

ところで誰かルール教えてくれない?

ステージ上ではばけちゃんが飛び跳ねて喜んでいる。壊さないように。

 

『化怪化ヶさん、来年も来てくれますよね?』

 

「うん!」

 

ばけちゃん、幻想郷の1年はあたし達にとってすぐだよ?まあ、トロフィー返還もしなきゃいけないし。

っていうか来年もやんのかコレ。

まあいいか、わさびじゃなかったのは残念だけど、楽しかったし。

 

ところでルールが結局わからなかった。誰か教えて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――あら、こんなところに居た」

 

つい、ビクッと肩が震えてしまう。

いまわたし(・・・)が居るのは、地霊殿の中だ。隠れている。

会場前まではあの二人に強制連行されて来たのだけれど、選手紹介が始まる前に全力で逃げた。

卵はもうしばらく見なくていい。

 

「.......たまご?」

「幽々子よ。どれだけ恐怖を刷り込まれたのよ。それも妖怪や幽霊じゃなくて、卵なんかに」

「い、いいいじゃない別に。それより何か用なの?」

 

壁越しに歓声やらブーイングやらわからないが騒がしい。

 

「ああ、そうね。今度、弾幕ごっこしないかしら?」

「いいわよ、別に、ボロボロにしてあげるだけだから」

「言ってなさい」

 

「いつやるの?」

「そうね、じゃあ10日後あたりでどうかしら」

 

 

 

 

 

 

10日目、終了。




ちなみに、ですが早苗さんの奇跡は起こっています。
だって大会を延長させた上にみんなに卵をぶち蒔き、その上もし優勝なんてしてしまったら暴動確実じゃないですか...。まあ、少し暴動は起こってるんですけどね。
幽々子と霊夢が話しているのは、暴動中という裏設定。


(彼女にとっては)雑魚妖怪を倒したゆうかりんは、飽きたので幻想郷に帰って行った、そんな感じの10日目でした。
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