「かんぱーい」
「乾杯、だぜ」
チンと二つのコップの音が響く。
「なぁ、酒係」
「もうその呼び方はいいだろ?」
「わかったわかった。んで、魔理沙」
「なんだ?」
やっとその呼び方をやめてもらえたか。
「家にお邪魔しちゃっても、本当に良かったのかい?」
「良いんだって。私はむこうで時間を無駄にしたくない」
「むっ、鏡源郷が無駄みたいに言うじゃないか」
「そんなんじゃないぜ。ただ、さして用もないのに寄ったら途轍もない時間が過ぎてしまうってことさ」
「さしてって....」
「私はインドア派なんだ」
「どの口が言うか」
二人でくすっと笑った。
「それにしても良い酒だねぇ。やまたんの持ってくる酒はうまいよ」
「でしょ?いや、逆に魔理沙の酒がま...安すぎるんじゃ...」
「天下の八岐大蛇が何を言う!質より量だぜ、量」
「うちにもこだわりがあるんだけど...まぁいっか。じゃんじゃん呑もう」
それからちょっと経ったあと、私は完全に酔ってしまった。まだ呑むけど。
対してやまたんはほろ酔い程度らしい。
「くぁー、やまたん、退治しちゃるー!」
「酔ってるね...」
「酔ってない!さぁ、かかってこい!」
「こんな朝っぱらから...っていうかそんな簡単に倒せないでしょ?」
「なにをぉー。こんきょら、根拠をだせ!」
「良かろう。この八岐鏡映の伝説の数々、とくと聞かせてあげる」
酔った中でも、一瞬めんどくさい事になった、と思った事は覚えている。
そして、天敵が現れたのはその時である。
「ただいま――あ?何であんたたちが居るのよ」
「おう、霊夢。のんでるろー!」
「いやいや、そうじゃなくて、なんでわたしの家で呑んでんのよ、って聞いてんの」
「まぁまぁ、いいじゃないか霊夢。一緒にうちの昔話を聞かせてあげるからさ」
その時、玄関からただいま、という二人の声が聞こえてきた。どうやらお出かけか。いや、部屋にやってきた二人が何やら袋を持っていたから、買い物か。
「おろ、やまたんと魔理沙?なんで来てるの?」
「酒を呑みに。ろくちゃんは何を買いに?」
「ん、色々とね。ばけちゃんが料理を作りたいって言うから」
「なるほどね」
「.....あんたら....」
そんな時に、霊夢が激怒、いや、噴火した。
「朝っぱらから人の家に居座って酒を呑むんじゃないわよ!さぁ、出てった出てった。また出直してきなさい!」
ふむ。
と、言うことで追い出されてしまった。何ということだ。
まあ、いいか。家で呑んでまた、夜に出直そう。
と思ったけど、結局酔い潰れてしまって夜まで起きてることは出来なかった。夢の中に誰かの絶叫が聞こえてきて、少し怖かった
しばらく書いてないと、ばけちゃんの口調がわからなくなった。勘弁。
4人以上いると会話の組み立てが下手になる。勘弁勘弁。
そして番外の10日目の後に9日目を執筆。勘弁勘弁勘弁。
次回もまた、見てくださるとありがたいです。