ボスを幸せにしてやりたいんですが構いませんねッ!? 作:ツキハ
結論から言えばボスに幸せになって欲しくて考えました。ポケモンなのは私の趣味です、えぇ趣味です。
さて、まず何から話せばよいのだろうか?
とりあえず私の名前はカミナ、日本人だか諸事情でフルネームを話せないというか忘れた。
カロス地方のプラターヌ博士のところで研究者見習いをやっている。研究テーマは「色違い」
そーだよ私は色廃だよへへーん。
………話がずれた、戻そうか。
元々私はカロスにいなかったしポケモンの世界にすらいなかった。
いうなれば……うん、神様転生ってやつだった。もしくはトリッパー?
そう、あれは3年前のことである
………と回想にはいって話すと長引くからカット、一言でいうなら
「神様()に拉致られた」
……以上である。
いや、マジで拉致られたの。冗談なしに。
家で「やっべ課題終わる気配ねぇwww」と深夜テンションで草生やしてたら拉致られたの。
で、一言。
「おめでとう!君はゲーム『ポケモンinギャング』の参加資格を手に入れた!」
ついに自分の頭がお花畑になったと思ったね。
もしくは寝落ちで夢みてるかと。
しかもなんかよくありがちな真っ白な空間だぜ?
目の前のやつ自分を神様とかいうんだぜ?
「アッハイ」で返事すませたよ面倒で。
「反応薄いなー」とかいう神様()の見た目はその辺にいそうなTシャツジーンズのニーt自宅警備員だった、夢も糞もねぇなオイ。
「もう一度言おう、君はゲームの参加資格を得た!」
「お、おう」
受験ちかいからなー、よほど現実から逃げたいんだなー。
己の心はそこまで疲れていたのか。
つかこれ明晰夢じゃね?うわはじめてみた。
もはや夢と信じて疑わなかったさ。
現実的に考えてみろよ、ありえないだろ?
神様()がきて貴女は選ばれし以下略なセリフいうとかさ。
二次創作読みすぎかなーAHAHAHAHA!だったよ。
どこぞの強欲さんは「ありえないなんてありえない」っておっしゃいましたがねぇ、「ありえないもんはありえない」んだよ残念ながら。
そう思っていた時期が私にもありました。
夢だと思いはいはいと生返事を返し、特典つけてやるよで3つ特典()がついて、本名名乗るの禁止と名前を消され、そして
「じゃあ、いってらっしゃーい♪」
「はいは…い"ぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」
これまたよくありがちに穴に落っこちてダイビング、人生初のスカイダイビングがパラシュートなしとかすごぉい。
というわけで今にいたる。
ちなみに特典はまともなのあげてた、マジよかったわ。
それは
・衣食住と金銭の保証
・戸籍
・orasのボックスからポケモンを私にパス
ボックスのはランダムらしく、育成中のが混じってたが捕獲用のメンツがいたからよかった。
そしてあてもなくフラフラしていたらプラターヌ博士に目をつけられ、その上事情を洗いざらい吐かされ今にいたるその2
自宅はまさかの迷いの森の中で、今日は久々の連休がとれたから帰ってきた。
そしてレポートをさっさとまとめ、手持ちのブラッシングなどをし、さぁ自家栽培中のきのみの様子は?と畑に出る。
すると畑の土に頭つっこんでる半裸がいた←イマココ
「いかにも怪しいなぁ」
「フィィ」
ちなみに我が相棒は色違いのエーフィ♀のよもぎちゃんでござる。かわいいよよもぎちゃんツンデレマジ最高ハァハァ
と、まぁおふざけにするのはここまでだ。
こいつをどうしようか?つか生きてんの?
ゲシゲシと山のように出ているケツを蹴るが反応はない。ついでに腹部にもおみまいしたが、反応は依然としてない。え、なに死んでるのこの人。
「………ッ!?」
「ん?」
と思った瞬間動き出した。あ、生きてた。
よかったぁ、まだ捕まりたくなんてないからねぇん。勘違いが多いからなジュンサーさん。
とりまよもぎちゃんに「サイコキネシス」を指示し引っ張り上げる。そのさいフンッとそっぽ向いたうちのこマジ天使。
「っげほ」
「大丈夫っすかー?なにがあったんすかー?」
出てきた顔は土にまみれ茶色くなっていたが、整った雰囲気を感じた。
また、さらりと肩に流れる桃色と紫色の中間色ヘアー。あらやだ美人(男)なんか緑の斑点が見える気がするが、ポケモン世界だものね、あり得るもんね。
そっと髪についた土だけでも払おうと手を伸ばす、初対面だけど失礼しまぁす、ココきてからあの人達のお人好しうつったなー。
そして手が髪に触れる一歩手前で
「お……」
「お?」
「オレのそばに近寄るなぁぁぁーッ!」
………………………
「えっ」
聞いたこと(見たこと)のあるセリフを叫びズルズルと後退する男。
その顔は恐怖の色で染まっており、膝はガタガタと震えている。
目はくすんだかんじの緑色で特徴的な光を宿しており、不気味とも神秘的ともとれる。
見覚えがあった。
いや、よくよくみれば目だけじゃない。
服も、髪も、容姿そのものに覚えがある。
私が愛読してやまない、『ジョジョ』が主人公の物語。
そのラスボスの一人に容姿が酷似していた。
いや、酷似じゃない。一致?瓜二つ?いや違う
だがまさかそんなバカな
「つかぬことをお伺いしますが…」
「…ッ?」
「貴方は…
………イタリアンギャングパッショーネのボス、『ディアボロ』ですか?」
瞬間、目の前の男からヒュ、と息をのむ音がする。
そしてより一層震えが大きくなった。
あぁ、そうか。そういうことなのか。
ようやくあの神様()がいってたことが理解できた。
あいつは言った。
『おめでとう!君はゲーム「ポケモンinギャング」の参加資格を手に入れた!』
『ポケモンinギャング』、その意味が今までわからなかった。
ポケモンはいいとしよう。そのままポケモンだ。だが……『ギャング』がわからなかった。この3年間、そのゲームらしき事態は起こらなかったのだ。だから
「なんだ、ただポケモン世界にいりゃいいのか」
と暮らしてきた。
しかし、今目の前にまさしく「ギャング」がいる。
例え今は「元」でもギャング。
帝王()でもギャング。
みんなにカビボスと呼ばれ親しまれているギャング。
それが彼だ。
……え?親しまれているように聞こえない?いやいや、どっからどう聞いても親しまれているよなぁ?
……ね?
「………ハァ……なんとまぁ面倒な……………」
大きくため息をつけば目の前の男の肩がはねあがり、さらに下がろうとする。
私何もしてないししないんだけどヒドス。
「やめろ………やめてくれ…もう死にたくない………!」
………誰だ、この人。
私の知っている『ディアボロ』とは程遠い。
私の中で『ディアボロ』はもっとこう………こう……………なんつーか………恐ろしい…じゃなくて、邪悪……違う、ゲロ以下の臭い…は夜の帝王()だった。あー…えーと…………
………………………
とりあえず違うんだよ!?
「あのー」
「ッ!」
「いやマジ落ち着いてくださいマジで」
一挙一動に一々反応し恐怖を瞳に宿すディアボロ。
………何回繰り返したらこうなるんだよ、レクイエムこえー。
「一体なんだというのだ……!今度は奇怪なバケモノまで………!!いや、貴様スタンド使いか………ッ!!?」
「この子はちゃんとした生き物ですよ失礼な」
あとスタンド使えない。
使いてーとか発現しないかなーとか思ってるけど結局発現も何もしてないただの色廃ジョジョラーでござる。
ちなみに『弓と矢』があっても自分に刺すつもりはない、だって死にたくないもん。
あれはハイリスクハイリターンすぎるよ。
「あ」
結局ずりずりと下がるディアボロ。
その後ろには穴、腐葉土をつくるために一時的にあけた穴があった。
それも「きのみ大量生産じゃぁぁぁぁぁぁ!!」と手持ちと協力して開けた大穴。
「それ以上下がるのは「やめろッ!来るな!…っあ」
手を伸ばして止めようとするも止まらない。
そして手がずるりと穴に吸い込まれ………
「し、死ぬのは嫌だァーッ!!」
「勝手に死なないでください、色々面倒です」
「………え」
たがよもぎちゃんのサイコキネシスで落下しなかった。
うちの子を舐めないでほしい、最低限の人助けは指示を出さずともするのだ。
ほんといいこ、あとはデレてくれたらなぁ…
チラッチラッと期待の眼差しでよもぎちゃんを見たら鼻で笑われた、泣きたい。
しかもそのあとあくびしてる。
「まず落ち着きましょう、死んだりしませんから」
「貴様のようなヤツこそ怪しいのだ…!助けようとする貴様のようなお人好しがッ!」
「お人好し……まぁ、お人好しですかね。」
ただし知り合い限定のな、私は貴方と面識ないけど『知ってる』から助けたい。
だって私ジョルノよりボスの方が好きだし、多分ジョルノだったら逃げたわ。
ジョルノに苦手意識がありんす、全国のジョルノファンごめんなさい。シーザーならいくらでも語れるけど。
「んなこたいいからこっち来てください、手当てしますから」
「うるさい偽善者!いいからオレに近づくなッ!」
「ジャッポーネ(日本)にはこんな言葉があります、『やらない善より、やる偽善』…少なくとも見てるだけで可哀想と嘆くやつらよかマシだと自分で思ってますからね私。」
ちなみに引用元はあの錬金術師の漫画である、いいよねこのセリフ。
ひねくれた私でも好きなセリフです、ハガレン名言多いよね。
「…だからと言って信用できるとおもうのか?」
「思っていません」
「ならば」「なので」
「先手を打たせていただきました」
ガクリ
まるで糸の切れたマリオネットのように崩れるディアボロ。
そしてそのまま動かない。
そっと近づいて確認すると胸が微かに上下し、呼吸しているのがわかる。
瞳は閉じられ、穏やかな表情だ。
つまりのところ
「……無事寝たか」
寝たのである。
何で、という質問の答えは簡単。
「よもぎちゃん~ありがとうね~」
「…フィ」
よもぎちゃんの「あくび」だ。
少なくともポケモンを知らない奴なら気づかない。
日常生活の中でもする動作なのだから。
催眠術と同じ効果を持ち、時間差で受けた相手が眠るものとは思うまい。
「背負う……のは無理だな、ジャック。」
「キィン?」
「切れないように気をつけながら家に運んで」
コクリと頷くジャックことキリキザン♂、あらやだいいこ!
ただし素直?真面目?すぎて冗談真に受けることがある注意。
さて…………
うん、これからどうしよ。
このような駄作で趣味満載ご都合主義小説です、しかも亀更新です。
文才が切実に欲しいです、閲覧ありがとうございました。