ボスを幸せにしてやりたいんですが構いませんねッ!? 作:ツキハ
遅れて申し訳ありませんでした!!
実は自動保存を間違えてOFFにしてしまいまして………データ全部ぶっ飛びましたorz
スマホがこんなに憎いのは初めてです、自分のPCが欲しくてたまりません。
あ、でもPCもっても無理ですね。使えませんから。
いや使えるけど上手く扱えないんですよ、とあるフリゲを家族のパソ子にダウンロードした時とか「ファイルどこっ!?」「これかッ!…あなんかヤバイ」みたいなのが二時間続きプレイ始めるのに三時間近くかかりました。
スマホもいまいち使いこなせていません。
どうせ機械音痴ですよチクショー……。
※タイトルの雰囲気が違うのは作者の変なノリです、というのかタイトルは毎回ノリで決めてますから雰囲気コロコロ変わります。本当すみません。
「っこのわたしを侮辱した罪は重いわよ!雷花(ライカ)十万ボルト!!」
「たかがモブがでしゃばるなっ疾雷(シュンライ)放電!!」
「人のこと言えないが素晴らしい厨二ネームをありがとう、ディーネ地面にドラゴンテール」
「クォォォォッ!」
シママとエモンガが電撃を放つも、ドラゴンテールによって盛り上がり壁のようになった地面のお陰で届かない。
しかし中々威力はあるみたいだな、二体の種族値にしては強いと思う。
「あー……二対一はきついなぁ、あかねちゃんよろしく」
「クゥゥゥィ」
ぽいっとボールを投げ光が作ったのは蝶のような姿。
ウルガモスのあかねである、森で炎タイプとか大丈夫?って思うだろうが虫タイプも兼ねてるだけあって自然には優しい。
つか前「どうせ僕なんて」スイッチが入ったリオこと、ヘタレウスみてぇなフライゴンが泣きわめいて木が倒れた時………それは地獄絵図だった。
なんで地面・ドラゴンのリオを炎タイプの技ぶっぱで瀕死に出来るのかな?
しかも周りの木々は傷どころか灰一粒のついてなかった、うわぁいすごいなうちの子(白目)
とにかくあかねちゃんは虫タイプの技と炎タイプの技の威力……いや操るテク?技の技術?まぁそんなものがとても上手い、だから心配無用……だと思う。
「あかねちゃんシママに炎の舞い、ディーネエモンガに冷凍ビーム」
「かわしなさい雷花!」
「相殺しろ疾雷!」
「うちの子の力なめんな」
かわすよう指示されたエモンガだが、迫りくる水色の光により一部分凍り落下。
相殺するべく放たれた電撃を押し返し、自身の体の2倍以上はある炎に包まれるシママ。
呆気なく、倒れた。
「何をやってるの!?立て!立ちなさいっ!!」
「お前はこのボクのポケモンだ!まだやれるよな!?」
トレーナーの言葉に反応し、二体はどうにか立ち上がる。
しかし、先程の技が効いたのかフラフラだ。
「……あれ、耐久あるな。
種族値的に大体ぶっ倒れて動けないんだけど」
「あたりまえでしょ!このわたしのポケモンなんだから!!」
「『当たり前』ねぇ……当たり前は私の嫌いな言葉だよ、
ついでにいえば普通もね。
何をもって当たり前とし普通とするのかあまり理解できなくってさぁ、自分でもたまに使うけど好きじゃあない」
親とか特にうるさいよね、「普通はこうなんだ」とか「普通女の子は」とか「普通学生は」「普通なら」「普通」「普通」「普通」「普通」………なるほど、うちの親は普通厨なのか。
しかしあのポケモン達不思議というかなんというか……
強いとはまた違う何かがあるな。
この世界は紛れもなく『リアル』、夢みたようなお綺麗な世界とは違う。
故に漫画やアニメにありがちな倒れたハズが立ち上がってパワーアップ!逆転勝利!!なんてことがおこることは滅多にない。
故に参加者=強いではないのだ。…強い人もいるが私の知るかぎり一握りである。
ちなみに友人は数回逆転勝利あったらしいが私は一度とてない、何があいつらと違うんだよちくしょー。アレか?日頃の行いか??すみませんねぇ面倒事は嫌いなんだよ。……… 嫌い多いな自分。
「ほら!ミロカロスにエレキボール!何ふらついてんのよっ!!」
「おーおー、大好きクラブの方々が見たら激怒しそう」
「うるさい黙れっ!」
フラフラ立ったのもつかの間、やはり堪えきれなかったのかバタリと二体が倒れた。
その二体に荒々しく指示を出し、怒鳴る。
様子から見るに瀕死状態、つまりもう戦えない。
「……理解できん」
「大丈夫っす、私も理解不能です。つーかしたくありません」
「確かに」
はじめの無駄に凛としたっつーか堂々とした?態度はどこへやら、彼らのいう『醜い姿』って感じになってる。
顔は歪み言葉は荒く、あっという間に早変わり。
自らのポケモンを踏みつける始末。
………まだまともにバトってないんだけどなぁ、何?情緒不安定?いや私もだけど。
「………そろそろ止めないとそいつらやべぇよ?ただでさえ体力ない今…」
「ハァ!?元々はあんたが原因じゃない!あんたが責任とりなさいよ!!」
「何その理論…ちょ、服掴むな離せ」
流石に目の前でポケモン殺人起こしてほしくなかったから声かけたのに何この人達ひどぉい、絵に描いたような自己中っぷりですね本当にありがとうございました。
つかマジ掴むな、これ仕事着だから。伸びるのはアカン。
「………何このニオイ」
「ん?ああ今日は昨日来たばっかのヤブクロンとあそnゲフンゲフンヤブクロンの調子を見てたからねぇ、匂う?」
ファブリーズかけたんだけどなぁ……ショック。
腕を鼻に近づけ嗅いでみながら呟く…うん、確かに匂う。
もうちょい人に慣れたら無くなるかな?個体差はあるけど1ヶ月がベストだね、結構かわいいぜヤブクロン。
「ヤブクロン!?あんたあんなクサイポケモンによく近づけるわね!?」
「信じられない…どうせ本音は臭いから近づきたくないんだろ?」
「よくわかったね、匂いきつめだったから近づくの躊躇ったよ」
なんだいそのキョトン顔、何を期待しているんだね君たちは。
「当たり前だろう?人間という生き物は自然とと『悪臭』がするものを嫌うんだ。
むしろあの匂いが好きっていうやつは一部のニオイフェチとかじゃないの?」
「……何…?」
「あ、まさか私のこと色々勘違いしてない?
ならさっきの反応に頷けるんだけど。
お綺麗なこと嫌いだよ?『そんな事言っちゃ可哀想!』なんて思えないひねくれ者。
私はただの研究者見習い、それ以上でもそれ以下でもない。
原作介入だの傍観だの気にせずに、フラりフラフラ気の向くままに生きていきたいバカ。
逆ハーも最強だってしたくない、その辺歩いてるエキストラAになりたいのが私。
……ゲームに参加させられたせいでそれも無理そうだけどね」
「…………キミのような参加者は初めて見た」
「落ち着いたかな?参加者同士積もる話もあるけど、まずはその子らの手当てからしようか。
…あ、ゾロアくんもね」
ようやく『お互い』『元に戻った』みたいだしさ
***********
「……改めて自己紹介させてくれ、私はカミナ。
三年程前に『参加者』となったが一向にゲーム開始の知らせがなく、未だに目的もなく放浪中の身だ
…さっきは悪かったね」
「いいえ、わたし達こそすみません。
『裏ルール』のせいとはいえ『また』あんなことを…」
「第1仕掛けたのはボクらです、カミナさんが謝る必要はありません」
シママとエモンガ、そしてゾロアの手当てをおえ、丁度水場だったこともありその場で話し合う私達。
ディアボロだけ状況を掴めずクエスチョンマークを出してゾロアを抱っこしている。
よかったじゃないか、ゾロアくんなついてくれて。
「待て、何だ?何なのだこの状況は」
「見ての通り自己紹介っす。
あ、このカビはうちの自宅警備員です。一応名前はディアボロです」
「すみませんディアボロさん…故意ではなかったとはいえ目上の方にあのような態度を……」
「だから何なのだこのかわりようはっ!!?」
「あーこの人『特別参加者』なんで何も知らないんだよ。
まだ説明もしていないし」
「『特別参加者』?それは初めて聞きます」
まぁ特別参加者は珍しいからねー。
そうなんですかー。
うって変わってのほほんとした空気で話す私達を唖然とみているディアボロ、説明してないのは謝るからラリるなよ。
「失礼だとは思いますが、貴方がいると話がこんがらがります。
後で包み隠さずお話ししますから先に家で待機していて下さいませんか?
あ、ゾロアくんも連れてってください」
「………本当に話すのか」
「えぇ、私の立場。貴方の立場。
この世界……いえ、我々の巻き込まれているゲームについて全て」
「…信用する価値はあるか?」
「少なくとも現在の自身の境遇理解と……レクイエムから逃れる希望が出てくるかと」
「!」
「警戒しないでください、私はジョルノ・ジョバァーナとは通じてません。
『貴方のことは知っている、けれど知っているだけ』なのが私。
第一あちら側なら助けたりしませんよ」
「…今の言葉、忘れるなよ」
ギラギラとした目をまっすぐに向けられ思わず震えた。
あぁ、これが『パッショーネのボス』か。なんていまさら実感している。
このほうが、らしいな。
「じゃあ、また後で」
「あぁ」
************
「……ゲーム……か」
何者なんだろうか、アイツは。
カミナの元で何度も考えたことが頭に浮かぶ。
オレの正体を、そして『レクイエム』を知っている…憎きジョバァーナ及び我が娘と同じ年頃の日本人。
いつもヘラヘラしていて、ふざけていて、よくわからない奴。
あの口振りから、アイツはオレの過去をも知っている。
だのに、助けた。
ポケモン達をオレの護衛にまで置いて。
何故なんだろう。
ただそう思う。
オレを『ギャング』だと知りながら、『人殺し』だと知りながら手を差し伸べる。
だが、お人好しではない。
アイツが干渉するのは自分に関係のあるナニカのみ。
オレに干渉したのもそのため。
『特別参加者』
アイツはそう言った。
カミナの参加している『ゲーム』とやらに、オレはいつの間にか参加していた、というわけだろう。
いや、それよりも何よりも気になるのは……
『レクイエム』から逃れられる。
何かの確信を持った目で、告げていた。
その言葉が頭を支配する。
レクイエムからの脱出…何よりもオレの願うもの。
何故そう考えたかも聞き出さねばな……。
……そういえば、アイツの目、少し赤かったような………?
いつもよりぐだぐだかつ急展開ですみません、次回はカミナと双子の会話です(予定
ちなみに作者は花及び花言葉大好きだったりします。
これからもチラチラ花出そうかと思ってたり……
今回も解説はありません、閲覧ありがとうございました