ボスを幸せにしてやりたいんですが構いませんねッ!?   作:ツキハ

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お そ く な り ま し た

すみません……前々から表記していた不定期更新になりました…というより少しずつ遅くなってます………。
そして更に下がるクオリティ………ああああああ







第8話 名前は重要なものっていうけどさ

 

 

 

 

「あ、ディアボロさん醤油取ってください」

 

「……ん」

 

「あざっす」

 

時間は飛んであれから約一時間後、私達は飯を食っていた。

 

 

フハハハハハハハハ!!!

「そこは話し合いが始まる時とか最中じゃねぇのかよ!?」

とか思っただろ!違うのさ!飯の時間さ!!

しゃーねぇーじゃん私夕飯食ってなかったんや、ハラペコや。

つか話そうとしたらシリアスな空気のなか腹の虫が盛大に鳴り響きおった。

なんでだよなんでよりによって漫画の大食いキャラ(男)が鳴らしそうな「ぐぅぅぅぅ」なんだよ!そのあとに可愛らしく「キュルル~」じゃねぇーよッ!女だぜわたしゃあ!らしくないのは知ってるけど、異性の前で腹鳴らすのは恥ずかしいんだわボケぇ!!

あとあの二人組はキチンとパイセンが回収しますた。

 

あ、ちなみに謎テンションなのは夕飯が好物の鶏肉だからです。旨いよね鶏肉。

 

「話始めていいすか?」

 

「…食いながらか?」

 

「私的に話しやすいんですよ、なんかしながらのほうが」

 

「ならいい、話せ」

 

流石帝王( )ですね、素晴らしい命令調です本当にありがとうございました。

 

唐揚げを口にほうりこみもっくもっくと咀嚼し飲み込む、器を持って味噌汁を啜り…

 

「何故食う、話せ」

 

「食いながら話すって言ったじゃないスか」

 

「話しながら食え」

 

「……はぁい」

 

苛ついた時にボスの片鱗を出さないで頂きたい、私はシャボン玉のハートなんだ。何もしなくとも割れるんだぞ。

 

「まず、現在我々は『ゲーム』に参加しています」

 

「ゲーム?ゲームだと?」

 

「はい、我々参加者はこのゲームを総じて『神々のゲーム』と呼びます。

そしてさらに『神々のゲーム』の中にも細かい枠組みがあり、『名前』があるんです」

 

あの双子は『正義の鉄槌』とか言ってましたねぇ。

キュウリスティックを素手で掴みシャクシャク食いながら話す、味噌つけないのもいいね。

そこ、行儀悪いとか言わない。

 

「何故『神々のゲーム』と呼ぶかと言えば、『神』がこの『ゲーム』達を開催したからです」

 

「貴様はオレが神を信じると思うのか?」

 

「あんた仮にも育ての親神父でしょうに、つか信じる信じない言われても『事実』だから他に言い様ないですよ」

 

「だから何故知っているのだ…」

 

「それも話しますからまずゲームの話させてください」

 

眉を寄せて睨まれるもなんかかわいいと思ってしまった。

だってギャングのボスが出来合い品のスパゲティ(ナポリタン)を食べてんだぜ?しかもイタリア人が。

箸使えないって言うからボスの食事はパスタが中心なのだよ。もちろん日本食も出すがフォークとスプーンにナイフである。

まぁ初めナポリタン出したら

「ナポリタン?なんだそれは、聞いたことないパスタ料理だ(ペロッ)…これはケチャップではないか!?ふざけているのかッ!!!」

とマジギレされた、イタリア人のこだわりすごい。

「じゃあご飯食べます?」と聞けば「断る」

最終的にはキチンと説得(物理)で日本式パスタを食べてもらうことに、ありがとうございます。

 

「で、私の場合は無理矢理連れてこられたパターンですね。多分ディアボロさんもそうです。

私のセンパイとかは合意の上で来たらしいですからパターンは様々あるかと」

 

「『連れてこられた』ということは、やはりここはイタリアではないのだな」

 

「むしろ地球上でこの子達のような生物を見たことあります?」

 

横(床)でポケモンフーズを食べるうちの子達とゾロアーク親子を顎で差しながら問えば、「ないな」という答えが返って来る。

あったら驚きで私噎せるわ。

 

「ここは『世界』からして違うんですよ。自称神とやらのお陰で言葉は通じますけど、本来なら私と貴方は話せないでしょう?イタリア人と日本人なんですから」

 

「スタンド使いなら話せる」

 

「スタンドとか持ってません」

 

「………」

 

「持ってないもんは持ってません、欲しいぐらいです」

 

鋭い目を向けられるが持ってないのは事実だ、他に言い様がない。

 

「で、このゲームには『ルール』があります。

その1、『一人につき担当の神一人』

その2、『特典は3つまで、ただし無茶ぶりは不可能』

その3、『本名を名乗ることを禁ず』

その4、『姿形は必ず変わる』

が、今我々が把握しているものです」

 

「…他にも何かあるのか?」

 

「あるっぽいんですけど、何故か私の知り合いの参加者揃いも揃って知らないんですよね

参加者にルールを必ず説明しないといけないって規則がないらしく、ルールの確認をするために話し合ったんですが皆所々抜けてて」

 

「オレには他の奴らと手を組んだ貴様がわからん」

 

「協力といってください、人聞き悪い」

 

 

……………………

 

ちなみに…本当は『カミナ』、全ての『ルール』を聞いている。

ただ『覚えていない』だけで。

夢だと思い、半ばちくわ耳で話を聞いていたが故に覚えていない。

『幸運』にも話してもらったが、覚えていない。

何となく本人もそのことに気づいているが、なんか怒られそうだからと黙っている。

閑話休題。

 

……………………

 

 

「あー…あと何あったっけ………

あぁ、『裏ルール』ってさっきの二人組と話してたじゃないすか」

 

「『ルール』なのは分かるが『裏』とはどういうことだ」

 

「いわば隠されたルールですかね、表ルールは話しても話さなくてもいいですが、『裏ルール』は話すことを禁止されてるルールです」

 

「神が、か?」

 

その存在に気付くのは大変だったさ、なんてったって裏だから。

内容知ったら吐き気したわ。

娯楽の為になんつーものを考えやがる。

 

「えぇ、なので本来参加者は知るはずないんですけど……

『あんなこと』があれば誰かは『おかしい』と思いますよ

あ、『あんなこと』っていうのはですね参加者同士の事件です」

 

「先程のあのガキと貴様のあれのようなものか?」

 

「似たようなものですが、あれが警察沙汰になり『参加者』という存在が裏で認知されるようになった『重大な事件』ですね」

 

「ほう」

 

…威厳を感じる言葉使いだが、今現在彼はナポリタンを食べていることを思い出していただきたい。

食べ方こそ上品だがレトルトのナポリタンを食っている。

ヘタレな私が普通に話せる程度には威厳が削られている、何度もいうがかわいらしいです腐女の血がさわgゲフンゲフン。

 

「まぁ事件の内容は簡単にいや『殺人未遂』……あぁ、お互いにお互いを殺そうとしたんですよ。

裏ルールの影響でね」

 

「事件は気になるが先に『裏ルール』の中身をいえ、話が進まん」

 

「せっかちですねぇ……いいですけど

『裏ルール』その1、『より自己中心的になる』」

 

「『自己中心的』に?……あぁ、確かにそうだったな」

 

恐らくあの双子のことを思い出したのだろう、あれはもっともな例だ。

まぁ、ディアボロが知らないだけで『落ち着いた』のは演技だし、あの双子は現在警察にいるわけだがね。ギャングのボスだから勘づいてそうな気もするが…今はもう『関係ない』

 

「効果には個人差がありますが『全員』かかってます。

常に『そう』だったり一時的に『そう』なったり様々ですが、ね」

 

「貴様もか」

「そうですねぇ、一時的なタイプじゃないっぽいですよ。

『あっち』にいた頃からの友には『かわりない』って言われますから効果薄いみたいです」

 

自覚出来ないのがこのルールの難点だ、周りにいくら言われようと『自覚出来ない』。

そのように『プログラム』されてるから。

結果キレる、それが同じ参加者同士なら悪化する。

「例の事件ってのは一時的なタイプ二人によって起こりました。

普段温厚なことで知られる二人で、困ってる参加者には手を差し伸べる生粋のお人好し。

事件にも自分から首突っ込んでいくお人好し。

『珍しい』奴らだったんで参加者内だとかなり有名でしたね、私も助けてもらった一人です」

 

「なんだ、変な奴に絡まれたか?」

 

「いえ、スッ転んで荷物ばら蒔きました」

 

「………」

 

「で、それ拾うの手伝ってくれました」

 

「………」

 

やめて、何それくだらなっみたいな死んだ目で見ないでボス。

 

「えー……まぁそんなお二人がお互いの殺人未遂なんて起こしたもんで参加者達には大激震が走りまして、しかもマスコミの前で『参加者』だの『ゲーム』だの言ったもんですから…」

 

「そこから広がった、と」

 

「はい、で二人を知る参加者も疑問に思い色々調べてみたところ『裏ルール』と現在我々が呼ぶ存在が浮上したんです」

 

「気付いた奴は中々鋭いな」

 

「あ、私の先輩です」

 

「………先輩?貴様の?」

 

「えぇ、参加名は『ナギ』。

私のいっこ上の参加者です、仕事場で先輩なんですよ」

 

「貴様の、なァ」

 

「ナギ先輩は私と違って優秀ですよ」

 

「自分でいって悲しくないか」

 

現実だから仕方ないです、否定出来ないです。

 

「あ、あと参加者は『特典』といって『願い』を3つまで叶えてもらえるんですよね」

 

「ルールにもチラリと出ていたな…貴様は何を願ったのだ」

 

「私は『衣食住と金銭の保証』『戸籍』…最後に『orasのボックスからポケモンを6体』でしたかね」

 

「待て、貴様は『ここ』の人間ではないのだろう?何故『ポケモン』の存在を知っていた?そして『おらす』とはなんだ」

 

「待って今の文面上だと平仮名な発音でしたよねもう一度いってkあごめんなさいごめんなさいすみません拳握らないで」

 

今のはマジ私が悪かったです、だって血が騒ぐんですよ仕方ないじゃない。

嫌だと言うなら私にとって萌えになる行動を止めることですね。

 

「あー…今から話すのは実に信じ難い話です、信じてくれるとは思いません。つか思えません」

 

「残念ながら信じ難い話ならスタンドで経験しているからな、大抵のことには耐性がある」

 

「………ありがとうございます」

 

「……私は…………」

 

ポツリ、ポツリと間を空けながら言葉を紡いでいくわt「キング・クリムゾンッ!」

 

 

「………実に、信じ難いでしょう?」

 

 

今なんか時飛んだ気もするが知らない、私登場人物だから知らない、作者のメメタァな事情なんて知らない。

 

「……では、貴様はオレを『漫画の中の登場人物』だといいたいのか?」

 

「まさか!私は貴方を『一人の人間』として見てるつもりですよ。

だって生きてるじゃないですか」

 

「生きてる…フン、皮肉にしか聞こえんな。

オレに対し『生きてる』など」

 

確かに鎮魂歌続行中なディアボロからすれば『生きてる』なんて皮肉だろう。

いわば『生きてる』が『死んでいる』のだから。

私はそんなつもりじゃなかったんだがな。

普通に『生きてる』って思ってるし感じてる。

 

「少なくともここに来てからは『生きて』ますよ、助けた甲斐があります」

 

「オレが生きてて良かったというのか?

一般人の貴様からすれば恐怖にしかならんと思うが?訳がわからぬな、変人か貴様」

 

「よく言われますよ、変人って。

まぁギャングのボスで、しかも自分の安泰の為に部下をキルユーする奴が現れたんでビビりましたが」

 

「ずいぶん下手な発音だ」

 

「やめてください言わないでください」

 

英語なんて嫌い、外国語嫌い。

ワタシニホンジンダモン、ニホンゴダケデイイモン。

ただし気になる言語は調べました(真顔)

イタリア語はジョジョ読んで何となく覚えました、コレがオタク(ただし無気力な為に真面目に調べてなんていない)の力だ。

 

「まぁ世界うんぬんは暗殺チームのイルーゾォの上位互換だと思ってください」

 

「上位互換の更に上だろこれは」

 

「鏡の世界どころじゃないですからね、それより別世界だと信じてくれたのが驚きですが」

 

「鏡の世界があるなら別世界とてあるだろう」

 

「イルーゾォありがとう」

 

君がいなかったらもっと話がこんがらがったよ、そしてイルーゾォの能力は把握してたんですかボス

なんでリーダーの知らなかったのにイルーゾォのは知ってるんですかボス(二度目

部下の把握してんならリーダーのも把握しましょうよボス(三度目

 

「……貴様も、偽名なのだよな」

 

「え?いきなりなんです??いやまぁ偽名ですが」

 

マジいきなりどうしたのボス(四度目

私のいた『世界』だとあなた方『漫画の登場人物』だったんですよ……(シリアス臭)

からの世界だの登場人物うんぬんシリアスクルー?かと思ったら、別方向にぶっ飛ばしましたねずいぶんと。

しかもルールのあれですか、だいぶ前の話な気がしますね。

 

「……そうか」

 

「ま、むしろ自分の名前知らないんですけどね」

 

「は?」

 

「あー実はですね、私自称神のせいで名前の記憶がないんですよ。

カミナっていうのはテキトーに響きいいなぁ、と。

好きなアニメに出てくるキャラクターからいただきました」

 

私だって偽名なんて名乗りたくないですよー、他の人達記憶あるのに不平等ですよこれ。しかもあっちと連絡とって私の名前出てきてもノイズ入るんですよ、いじめですかねこれ。

ぐちぐちぐちぐち。

空になった食器を重ねて運び、シンクに入れる。

 

「そういうのディアボロさん嫌いでしょーし、私だって本名を名乗りたいんですけど…そういうわけでして、すみません」

 

ディアボロも慣れた手付きで食器を運ぶ。

ポケモン達はまだ食べているようだからまた後で、デザートにポフレ&ポフィンもあるしね。

隣に積まれた食器も水に着けて洗いはじめる、量はそれほど多くない。

ポフレ&ポフィンおいしいといいなぁ。

 

「貴様はそれでいいのか?」

 

「はい?」

 

「名前を知りたいとは、思わんのか」

 

「思いますよ、そりゃ」

 

今度はなんですか、そんなに気になるんですか。

 

知りたくないといえば嘘になりますよ、なんたって自分の名前なんだから。

本当の自分の名前、自分という存在を示すたった一つのもの。

覚えてさえいるのなら簡単には手放せないもの。

それを失うのは辛いことだ。

 

でもまぁ私からすれば

 

「『あぁ、これで「自分」は死んだんだなぁ』って『嬉しい』気持ちのが大きかったんで気にしていなかったですね」

 

独り言のように呟いたその言葉に、目を見開くディアボロがおかしく思えてならなかった。

 

 

 

 

 








注意としてここから先はお読みください。



前々から表記していたようにカミナという参加者は主人公として色々欠けています。
決して「悪」にも「正義」にも分類されないです。
この話の「オリ主」ではありますし、ジョジョ関係が多い話となりますが「主人公」でも人間讃歌は歌いません。
漆黒の意志もありません。
私の中にある「人間」らしい人間がカミナです。
そんな奴は無理!!という方はこれから先の重要な話の中にあるこれらにお気をつけください。



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