第112話
龍美「修也……本当に強くなったわ」
龍「しかし、切れた腕をそのままにするなんて…何処ぞのロリコンだね」
龍美「でも、この勝利は昴さんや修也だけじゃない……皆が協力したからこそ出来た…うふふ、面白いじゃない……何時か、昴さん達を超えてやるんだから!」
龍「でもその前に!恒例のあれもしなくちゃ!」
修也「………………」
昴「浮かない顔だな……」
修也「………まぁな」
昴「何か気になることでもあるのか?」
修也「気になると言えば今の状況だな。まるで作られたシナリオを歩かされてるみたいだ」
昴「作られたシナリオ……?」
修也「まるで今起きている事自体が、この幸せが、シナリオなんじゃないかっていう……ふざけた幻想……」
龍美「そんなわけないでしょ!ほら!早く宴会に行こ!」
修也「……………………だからこそ怖いんだ、恐ろしいんだ。俺は……単なる人形なんじゃないかって……」
昴「………………………」
昴(この異変は終わってないと……そう言いたいのだな、お前は……)
修也「……………………ん?」
龍美「……………あれ?」
昴「……………………」
龍美「ねぇ、今変な感じしなかった?なんというか、風の流れが可笑しいというか……」
修也「同感、これは幻想郷に誰か入ってきた感じに似てる」
龍美「あ、じゃあ新しい幻想郷の住人かな?また新しい仲間が増えるわね!」
昴「………………………違う」
修也「え?どういうことだ?」
昴「早く全員を戦闘体勢にさせておけ!!」
龍美「え?え?」
昴「来るぞ!伝説が!!」
修也「伝説?!まさか神話の英雄達の事か?!」
昴「そんな楽観的なものではない!!もっと、酷いものだ!」
龍美「っ!?皆に伝えてくる!」
昴「修也!俺達は来た者達を出迎えるぞ!コレが最後になる!」
修也「了解!!」
昴「っ!?修也、先に行け」
修也「っ!どうした?!」
昴「来たようだ」
昴が見る先には鎧を着けた男、左腰には鞘からでも分かる黄金の剣を差しており、それはまるで王の佇まい。そう、この者こそがイングランドの伝説的英雄
昴「アーサー……ペンドラゴン……」
修也「なっ!?それはあんたじゃ──」
昴「俺は皆の想いで作り出された神話だ。だがあれは…………単なる本物だ!!」
修也「本……物……」
昴「……………俺は……元々アーサー王の時代、イングランドに住んでいた、人間なんだよ……」
修也「……………………」
昴「神話妖怪のほとんどは……元々人間だったものだ!」
修也「おい………それは、どういう、ことだ?!」
昴「……………神話妖怪とは、現世に暮らす人間達に、無差別に、神話に、伝説に、存在する魂を与えられた者達の事なんだ。ただ、魂と言っても欠片を与えられるだけなんだが、そのため魂の大半は輪廻に向かう」
修也「それじゃあ……」
昴「そう、人間を妖怪にしているんだよ。皆の想いが、神話妖怪を産み出しているというのにな。しかも魂が与えられる時間はバラバラと来た。円卓の騎士は俺の神話武装の為に魂を定着させたり、武器まで真似たりと、最悪だ……」
修也「つまり神話妖怪は神話の中に存在する本当の人物ではない……?でも、代奈はどうなる!?あいつは一族だ!」
昴「神話妖怪と神話妖怪の間に生まれたからだろう。元々アルラウネは数が多い。一族のようになるのも頷ける。それにいつの間にか神話妖怪になっていたお前も分かるだろう?」
修也「それは…………」
昴「話は終わりだ。行け、修也。皆を守るのだ」
龍美「伝説の登場ね……全く嫌なものね!」
龍美は静かに暮らしたい
ルワード「くそったれめ!!」
立ち上がれ主人公!
デデーン!!
瀑布「なっ!?危ない!」
聖籠「うおっ!?」
金次「おわっ!?」
瀑布「貴様何者だ?何故この者達に危害を加えようとした?言え」
?「私の名前を教えるわけにはいかねえな……まぁ、いい。私は行かなくてはならないんでな」
瀑布「待て!熱線!!」
?「うるさいぞ、静かにすることもできないのか」
男は熱線に手をかざす、熱線と手が触れた瞬間。熱線が消え去った。
瀑布「なっ!?」
?「私だって呼ばれたくて呼ばれたわけではない、むしろ私は被害者だ。あまり変なことにはならないで欲しいのだが?」
金次「ふざけんな!攻撃しといてそれはどういう了見だ!」
?「ふざけているのそちらであろう?攻撃を先に仕掛けたのは貴様らだ。それでも私は被害者ではないと言うのか?」
金次「そ、それは………」
?「まぁ良い、私は急がなくてはならない。ではな」
男は何処かに歩いていった。
瀑布「なんだったんだ……あいつは……」
そして逃げた方がエエで
妖怪「今日でてめえらの人生の終わりだ!!」
金次「こ、こいつ………な、何で日本神話のこいつがいんだよ!?」
ヤマタノオロチ首1「俺の名前はヤマタノオロチだ!貴様等人間に復讐するために甦った!そして俺の復活祝いにそこのお前!!お前を葬ってやろう」
金次「ハァッ!?」
ヤマタノオロチ首2「俺が殺る!」
ヤマタノオロチ首3「ヤらないか♂」
ヤマタノオロチ首4「眠いでござる、動きたくないでござる」
ヤマタノオロチ首5「この我を倒せる者など居らん!貴様等は我の下僕となれ!」
ヤマタノオロチ首6「ええーと、ええーと!や、やりますよ!」
ヤマタノオロチ首7「何かやりにくいわぁ」
ヤマタノオロチ首8「………………………」
ヤマタノオロチ首9「やっぱり俺達って性格とか人格?って言うのか?何か色々と違うよな」
ヤマタノオロチ1~8「今更ぁ?(……………)」
瀑布「今殺ったらいけるんじゃないか?」
金次「あ、そうだ(黒い笑顔)ヤマタノオロチー、お酒要るー?」
ヤマタノオロチ1~9「要る要る!今日からお前は俺のダチだ!(………!……♪)」
金次「ギャァァァァ!?甘えるな甘えるな!?」
ヤマタノオロチの甘えプレス!
金次はピチュった
瀑布「………………」
聖籠「………………あのなんか来てもらって何かすみません」
瀑布「い、いや気にするな」
龍神「まだ続いてからの瀑布さんが登場」
瀑布「かなり長かったな」
龍神「まあ、そうですね」