龍美「大丈夫じゃないからね?」
昴「さて、行くぞアーサー。ショータイムだ!!」
アーサー「ふん、黙るがよい。行くぞ、この攻撃を食らって生きていられるか?!」
アーサーは鞘を投げ捨て、魔力を溜める
昴「剣を抜くか、でも俺が抜くかは別だよな?」
昴は鞘に入れたままの状態で魔力を溜める
アーサー「何……?」
昴「行くぞ……『
アーサー「はっ!!『
昴「─────
アーサー「─────
二人の放出した魔力がぶつかり合う。一つは漆黒に染まった魔力、もう一つは光り輝く魔力。
龍美「凄い……!!」
昴「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
アーサー「くっ!?あり得ん!?この俺が押されるなど──ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
昴の放った魔力がアーサーを呑み込む。その場にアーサーの姿は存在しなかった
龍美「こんな威力があるなんて………」
昴「と言ってもまだ本気じゃ無いけどな」
龍美「鞘から抜いてないもんね……」
昴「まあ本気ではなくても消費するものは消費するな」
龍美「じゃあ魔力回復するよ」
昴「さんきゅ」
龍美「倒れたら困るのよ」
昴「確かにそうだな」
龍美「それとこれ」
龍美が手に出したものは
昴「なんだこれ?お守りか?」
龍美「うん、ちょっとした特殊なお守りだよ」
そのお守りは星の形をしていた、実はこのお守りは後に重要なアイテムである
昴「ありがとうな龍美」
龍美「ちょっと照れくさいかな」
フェンリル「代奈さん、大丈夫ですか?」
代奈「大丈夫だったらこんなに疲れてないわよ……」
龍「昴さん、修也さんの所についてきてください!」
昴「全くだらしねぇな」
昴「まぁ、その前に助ける奴が何人かいるけどな」
龍美「大丈夫よ、凛達がいるもの」
昴「そうかよ、まぁランスロット達もいるから大丈夫か。とりあえず走っていくぞ、魔力が勿体ない」
龍美「了解」
四人は走って頂上を目指す。一方その頃
赫「ちっ……」
赫はファイアドレイクのブレスを避ける。
赫「このままでは拉致があかないか……」
凛「赫ーー!!」
赫「凛か……」
モルドレット「私もいますよ……一応」
赫「君は確か……昴の……」
モルドレット「そうですよ、手伝ってあげるから早くしてください」
赫「了解した、凛、モルドレット、時間を稼いでくれ。その間に魔力を溜める」
凛・モルドレット「了解」
戦いをしようとしているこの人達とは逆のところに
瀑布達の視点で何かが起こった。
いきなり瀑布達の真横の木に何かがぶつかった。
瀑布「え……?」
美羽「う、ぁー、本当に、嫌だなぁ……」
それは傷だらけになった美羽だった。
聖籠「美羽さん?!」
美羽「あ?あー、なんですか、私に告ってきた聖籠君じゃないですか……」
聖籠「そ、それは忘れてくださいって言ったじゃないですか!?」
金次「え……?聖籠って美羽さんに告ってたの……?」
美羽「告って来ましたよ~、会ってから数日で一目惚れでした!!って…」
金次「まじか……」
聖籠「そ、それよりもその傷はどうしたんですか!?」
美羽「あー、これですか、これはですね。どっかの英雄王に殺されかけただけなので気にしないでください…」
聖籠「き、気にしますよ!!殺されかけたって…いったい誰なんですか?!」
美羽「まったく……貴方は相変わらず強情ですね……」
ベオウルフ「おい、これで終わりなのか?」
全員「っ!?」
全員が硬直する。その男は黒いオーラを纏い、ただただ美羽を見下ろしていた。
ベオウルフ「最初は優勢だったようだが、本気を出した途端にこれか。何とも弱いな……」
金次「……………」
ベオウルフ「ふむ、やはりこんな偽物は殺すべきか。そうした方が良さそうだな……なら──」
聖籠「黙れ」
ベオウルフ「………何?」
金次「お、おい、聖籠…?」
ベオウルフ「何が言いたい、貴様…」
聖籠「黙れと言ってるんだ屑。貴様に美羽さんの何がわかる。美羽さんを傷つけた貴様だけは俺が許さねぇ…」
美羽「聖籠………」
ベオウルフ「やれるものならやってみれば良いが?」
聖籠「殺す、皆手を出すなよ……」
美羽「あぁ、もう!!馬鹿ですか!!」
聖籠「美羽さん!?」
美羽が聖籠の前に出る
ベオウルフ「その武器で何が出来る?先程目の当たりにしただろう、その剣はでかすぎる。扱えている貴様は相当な実力者だが、今は無意味だ」
美羽「えぇ、確かに無意味かも知れませんね。けど、こっちだってまだ奥の手がありますから」
ベオウルフ「ほぉう……?ならやってみれば良い、効くかどうかは知らんがな」
ベオウルフは剣を持ち直し、構える。
聖籠「美羽さん!その傷じゃ無理です!!良いからここは──」
美羽「あぁ、もう!!良いから黙ってなさい!今の貴方じゃ勝てないから、少しでも私が勝てるようにするんです!!」
聖籠「え……?」
美羽「そこから見てなさい!!私が突破口を見せます!!」
美羽は自分の剣を上空に掲げ、言う
美羽「今から見せるは、龍殺しの剣」
ベオウルフ「……………何だと?」
男が初めて動揺を見せた。
美羽「その首、貰い受けます!!」
美羽は既にその場にはいない。男の後ろに回り込み、急かさず剣を凪ぎ払う。
ベオウルフ「甘いな、それだけでは倒せんよ」
だが男は剣でそれを防ぎ、その衝撃で剣が砕ける。しかし、
美羽「そうでしょうね、でも、これは囮ですから」
美羽はまるで突進するかのように体勢を整える。そして先程と違うところが一つ
ベオウルフ「二本……だと?!」
美羽「強すぎる力には、リミッターが必要です。それをあの剣でしていたんですが、もうあれは用済みですね。さて、受けて貰いましょう、本当の『
二本の剣を構えている美羽だった。その剣の名は右に持っている剣を『
美羽「私の奥の手は他の神話妖怪のような技じゃない、武器です。だからこの武器には色々と力があるんですけど、あまり斬られないように。では!!」
美羽の動きは最初とはまったく違った。それもそうだろう、あの大剣で遅かった動きは身軽になったおかげで速くなっている。そこに彼女自身の能力が合わされば、まさに無敵と言っても過言ではない
瀑布「速い……!!」
ベオウルフ「くっ!?」
美羽「後ろですよ!!」
ベオウルフ「なっ!?ぐはっ!!」
美羽はベオウルフを剣でクロスの形で斬る。そのまま美羽は聖籠の前まで来て、倒れ込む。
聖籠「美羽さん!?!」
咄嗟に聖籠は美羽を抱き止める。美羽は今にも消え入りそうな声で話始める
美羽「これで…貴方でもあれに勝てますよ……私の剣には少しばかり特殊な力がありましてね……『
聖籠「美羽さん……」
美羽「私の能力みたいな力業な能力だと思いましたか?実際はこんなサポート巡視の能力でがっかりしましたか?まぁ、その通りですけど、私の───」
聖籠「そんな事無い!!」
美羽「っ!!」
聖籠「美羽さんらしくて良いと思うよ、俺は」
美羽「………………………ふ、ふん!さっさとあれを倒してきなさいよ!」
聖籠「はい!!」
金次(…………今一瞬だけ美羽さんがドキッとしたように見えた」
瀑布(偶然ね、私もよ…………あの子気はあるみたいね)
金次(そうっすね)
ベオウルフ「ぐぅぅ……!!」
瀑布「どうやらステータスががた落ちしている、魔王がスライムになった位に弱くなってる」
金次(そこまで言う?)
聖籠「………………………!!」
金次「何!?」
一瞬だけ聖籠の姿がぶれた
聖籠「(ザー……ザー……)リミッター解除…目標確認……破滅させる」
ベオウルフ「グルァァァ!!」
聖籠の目が光る!
金次「あれはステレイツォの!?」
その目からの攻撃はレーザー、しかもそのレーザーは細かくベオウルフの頭と心臓に直射させた
ベオウルフ「!!ガァァァァァァァァ!!!!?」
鮮血も飛び散らなかった、何故なら
聖籠「血管を全て消した、何があろうとお前は生かさん」
金次「やるじゃねえか!と言ってもほぼ美羽さんのお陰だけどな」
瀑布「ならなくても大丈夫だったか…」
金次「ん?何にだ?」
瀑布「いや、何でもない」
聖籠「久々にリミッター解除したから骨がバキバキなるよ」
金次「何時も骨は鳴るだろ」
瀑布「ふふ「あれ?笑った?」お前らは面白いなと思ってな、それで美羽と言ったな傷を直してやる、怪我を見せろ」
美羽「大丈夫よ、もう立てる…から!!」
瀑布「ほら見ろ、怪我をしているときに無理はするな!怪我がもっと悪くなるだろう?」
瀑布はそう言うと手慣れた手つきで怪我を治した
瀑布「よし、これで良いだろう」
美羽「痛みがない?」
瀑布「俺は何億年は生きてる、それに永琳達とも出会って知能が断然と上がった、多分俺がそのままなら俺が殺りたい放題に破壊をしていたかもな、つくづくあの馬鹿共は俺が居ないと静かにできないのか」
金次「え!?ちょっと待ってくれよ?永琳と会ったのか?」
瀑布「アホ、この世界じゃなくて俺の世界でだ」
美羽「そう考えると外来人なのね」
瀑布「そうだな」
聖籠「瀑布さんは好きな人とか居ないの?」
瀑布「ッ!?///い、居るには居るが……そ、そのだ!えっと…話したくはないぞ」
この時の瀑布はまだギドラに会ってません
金次「まあそりゃそうだろうな」
瀑布「しかし、こいつでもないとすると………「どした?」何でもない」
聖籠「何か隠し事してない?」
瀑布「しておいた方が良いと思うが」
美羽「うーん、言った方が良いわね金次は強制はしないだろうけど、肝心なのは聖籠よ」
瀑布「……………」
瀑布は少し考えたが
瀑布「やっぱ駄目だ」
聖籠「ズルッ!?」
金次「やっぱりな~」
瀑布「少し移動するか…ヤマタノオロチもう大丈夫だ」
ヤマタノオロチ「大丈夫?本当に?「結構慎重な奴だな」また首と尻尾を切られたら洒落にならない」
美羽「大体があんたのせいでしょ?」
ヤマタノオロチ「はい……」
龍神「めっさなげぇぇ!!」
龍美「うわー……」