クラム「よっと…」
凛「どうして4人が此処に?」
クラム「うん、ちょっとね。それよりも皆はここで何を?今の今まで此処には凄い魔力量を持った何かがいた筈なんだけど……」
龍美「それなら倒されたわ」
アリス「そうなの?クラム、なら先に急がないと」
クラム「そうだね」
昴「急いでるようだが何かあったのか?」
魔理沙「簡単なことなんだけど、妖怪の山の頂上でヤバイ量の魔力が放出されててな。妖怪の山の警備隊は妖怪の山を護るために調査しに行ったんだと」
霊夢「そしたら、誰も帰ってこなかった」
瀑布「なんだと?!」
アリス「人里の方は穂乃理が何とかしてくれたから、私達は警備隊を探すためにここまで。菊さん達が色々やってくれてるから」
クラム「まぁ、それで情報がなかった僕達に、文が情報をくれたんだ」
ルワード「文が?」
クラム「うん、文の情報によると頂上には黒い蛇のようなものがいるらしくて、その少し下では誰かが戦ってたとか。もっと近付こうとしたけど剣が飛んできて近寄れなかったんだって」
龍「はっ!?そうだった!!修也が時間稼いでるんだった!?」
昴「チッ……急ごう、行くぞ」
皆は走って頂上に向かう
ランスロット「なぁ、少し良いか?」
クラム「ん?何?」
ランスロット「魔術の中で本物に近い偽物を作ることはできるのか?」
クラム「え?」
事情説明中
クラム「なるほど……」
魔理沙「うぅ、魔法ならともかく、魔術はさっぱりだぜ」
龍美「え?魔法使いなのに魔術がわからないの?」
クラム「龍美さん、魔術と魔法は別物です。原理は一緒ですが、それ以外が違うんですよ」
龍美「どういうこと?」
昴「魔術は誰もが使えるもの。魔法はその人物のオリジナル、ということだろ?」
クラム「はい、その通りです。魔法は魔法使いが自分自身でしか出来ない
凛「なるほど、でも近いものなんだね」
クラム「人によっては近いものではなく、オリジナルになっている人もいますが……それは置いといて、ランスロットさんが言っている魔術は
龍美「投影、魔術……?」
クラム「投影の意味くらい……わかりますよね?」
龍美「…………………」
クラム「…………………」
龍美「すいません…」
クラム「よろしい…」
クラムは一息ついてから言い始めた
クラム「こほん!この場合の投影は物の姿、つまり陰を何かの面にうつすこと、それかその像、と言うことです。まぁ、簡単に言えば自己のイメージからオリジナルの鏡像を魔力によって複製する魔術。と言えばいいのかな?」
龍美「へー……」
クラム「…………でも、一つ聞いても良い?」
ランスロット「なんだ?」
クラム「それは本当にティルヴィングだったの?」
ランスロット「?あぁ、確かにティルヴィングだったはずだが……」
クラム「…………ならその人はティルヴィングを見たことがあるという事になる。でもティルヴィングは伝説上の剣だ。投影魔術は……見なければ使えない」
昴「待ってくれ、それじゃあ、あれは……」
クラム「投影魔術なんかじゃない、もっと上の、上位の魔術だ。
凛「…………………」
クラム「とにかく急ぎましょう!」
凛「とりあえず皆さん、頂上に着きますよ」
龍美「え?もう?」
昴「近い場所だったんだな…」
ルワード「んぅ?なんか微かに金属音が聞こえる……」
龍「い、行ってみよう!」
移動
龍「居た!!修也!」
修也「龍てんめ!?遅すぎだろうが!?」
龍「ちょっとあってね……修也、昴さんを連れてきたよ」
昴「修也、遅れてしまった!」
龍美「……………カロンね」
龍「昴さん頑張って♪」
修也「へっ、あんたの手を借りなきゃなんねえとはな」
昴「おいおい、呼んでおいてそれはないだろう」
龍美「願いを叶える流星群よ…何卒私達に幸運を………」
龍「昴さんが光って見える……」
ルワード「いや、あれは光って見えるじゃなくて…」
瀑布「お前も違うだろ、どうせ体を光らしているとかなんとかだろう?「何故分かった…」簡単だ教えなくてもいいだろう?」
龍美「昴さんと修也に力を与えたまえ………!!」
『龍神王の祈り』
龍「ん?誰かなんか言った?」
ルワード「龍!周りを見なさい!「わ!?何これ!?」もう既に戦い始めてるのよ!!もう此処は危険よ!」
瀑布(さっきの声は龍美だったが……何かが可笑しかった)
昴「これは……さっきの御守り…?」
御守りは姿を変えていった
昴「この形、見覚えがある」
昴はまじまじと見て、納得がいった
昴「………………なるほど…龍美め、やってくれる」
修也「………昴、タバコ一本くれ」
昴「タバコか?良いが、ここで吸うのか?」
修也「あいつは門番、奥に進もうとしない限りなにもしないさ」
昴「そうなのか?」
昴はタバコを一本修也に対して投げる。修也はタバコを受け取ると魔力で炎を生み出してタバコに火をつけ、咥える。
修也「ふぅ………皆、奥に行ってくれ。ここは俺だけで何とかする」
ルワード「なっ?!馬鹿言わないで!!この数を一人で何とかする気?!正気の沙汰じゃないわ?!」
修也「馬鹿はお前だ、良く見ろ。それは全部剣だよ」
龍「け、剣?!」
修也「あいつはカロン、冥界の船渡しだ。魂を剣として使うことが出来る。だから逆に言えば魂の姿を変えれる。だが、その正体は魂の剣、この場の全員を威嚇してんだよ」
瀑布「なるほど、だが私達を行かせるのは何故だ?」
修也「簡単に言えば、邪魔だ」
ランスロット「おいこら、てめぇ…」
修也「………良いから行ってくれ……もう姉さんや歌音、咲夜が向かってから三十分経ってんだよ!!嫌な予感しかしねぇんだ!早く!」
ルワード「っ!?………わかったわよ、行けば良いでしょ!!」
ルワードを始めとして他の人が奥に向かおうとする。
代奈「私は……残るわ。今の私じゃ何処にいても足手まといよ。それなら、少しでも修也の近くにいるわ」
瀑布「私も残ろう、奥はお前たちに任せる」
代奈と瀑布はこの場に残ることにした。修也は昴に対して話しかける。
修也「昴!ここに来るまで、弓兵に会わなかったか?」
昴「弓兵?あの弓兵か?会ったが、どうかしたのか?まさか、知り合いなのか……?」
修也「………ふふ、そうか、居たのか……なら安心だな。昴、十分だ」
昴「何?どういうことだ?」
修也「十分、なにもせずに相手の攻撃を耐えろ。そしたら必ず、救いの手が舞い降りる」
昴「………十分…」
龍美「………………十分で、皆助かるのね?」
修也「あぁ……助かる。確実にな」
なぜか、修也の顔は何かを希望を掴めたような顔つきをしていた
龍神「タイトルが思い付かなくなってきたなー」
龍美「もっとやる気出しなさい」
龍神「すみまっせーん!」