大瓜とドラニクルの悪夢の首謀者
大瓜は夢を見た
大瓜『ドラニクル?何でそんなに怖がってるの?』
大瓜は一歩一歩近付いていく、しかしドラニクルは近づくどころか後ろに下がっていて距離を保っていた
ドラニクル『く、来るな!!殺人鬼!!』
大瓜『何言ってるのさ?何時僕が人を殺したって………』
大瓜の言葉は今自分の持っていた血濡れの包丁を見て言葉を失った
慧音『大瓜!!動くな!』
大瓜『何で!僕は本当になにもしていない!信じてよ!お願いだから!!』
大瓜の悲痛の言葉は誰にも届かなかった
誰にも信じてもらえれない、そして愛する人が自分を裏切ったこと
その感情は…大瓜の負の感情を高ぶらせた
大瓜が静かになり慧音達は油断していた
慧音『……大瓜落ち着いてくれたか』
しかしその油断が命取りだった、ブチュッと生々しい音が鳴り響く
慧音の首と胴体が外れ、その顔は絶望に満ちていた
大瓜『…………ド……テ……ナンデ…ナンデボクヲシンジテクレナイノ…』
顔を見なくても声でわかった…この声の質は狂気に侵食されていたときの声だ
そしてゆっくりと大瓜顔が上がった
ドラニクル『ひっ…』
大瓜の顔には人間とは思えない、憤怒、絶望…その感情が顔についていた
大瓜『ドラニクル……ナンデ…ナンデボクヲミステルンダ!!ボクハキミガスキナノニ!!!キミモスキダトイッタノニ!!ナゼダ!!ナゼウラギッタ!!』
大瓜のその狂気に満ちた咆哮はその近くにあった死体もろとも吹き飛ばした
しかしそれは声ではない、負のオーラだ
ドラニクルはそこにあった物を投げつけ大瓜が怯んだ隙に逃げ出した
止まらず走った、後ろも見ず…ただひたすらに
しかしドラニクルの足に何か引っ掛かった…何故か動けない……痛みがじんじんと染みる
ドラニクル『はぁはぁ!!』
急ぎすぎて上手くいかない
ドラニクルの足にまた何か引っ掛かった
ドラニクルは体を支えれず後ろに倒れた
足を見ると
ドラニクル『いや、いやぁぁぁぁ!!!』
切り取られていた、しかも切り取られた足はどこにも見当たらない
ドラニクル『ハッ!?』
ドラニクルは上を見ると
大瓜『………ダカラナンデニゲルンダヨ!!!!!』
先程の包丁ではなく大きい斧を持ってこっちに飛んで降りてきた大瓜が現れた
ドラニクル『キャァァァァ!!?止めて!!殺さないで!!』
大瓜『ボクハナニモシテナイッテシンジル?』
ドラニクル『するから!するからなにもしないで!!』
大瓜『嘘だ!!嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!!』
大瓜は手に持っていた斧をドラニクルに降り下ろした
赤い鮮血が飛び散る……そしてドラニクルは目を開けたまま死んだ
大瓜『………不老不死はもうやめるよ…これで僕も死ぬ!!』
大瓜はその斧で自らの首を切り倒れた
大瓜とドラニクルは首だけで寄り添っていた
そんな残酷な夢を朝から見た
大瓜「はぁはぁ………」
ドラニクル「大瓜!大丈夫か?随分魘されていたが」
大瓜「お、恐ろしい夢を見た…」
ドラニクル「何……大瓜までもか?」
大瓜「ドラニクルも見たの?」
ドラニクル「あぁ、私が愛している筈のお前に裏切られその後にお前を殺してしまった…」
大瓜「…!?僕も似た夢だ……ドラニクルと立場が違うだけ」
ドラニクル「こんな夢…二人で見るはずがない」
大瓜「………首謀者がいる」
?「ゲヒャヒャヒャ!!此処まで早く気付いたか?」
?「亜麗死崇(アレイシス)様、何時から攻めに行きましょう?」
亜麗死崇「あの忌まわしい血統の末裔大瓜を殺すのじゃ、準備が出来しだい行くのじゃ!!」
?「ハッ!」
亜麗死崇「我の悪夢で苦しむが良い……ゲーヒャヒャヒャ!!」