魂神「おぬしらかのぅ?さっきから覗いておるのは?」
金次「お、お前は!?魂神!?「おぉ?覚えておったか若僧」ま、まあな」
菊「龍?「ワシの孫の友達か?記憶を読ませてもらうぞ........はぁ、なるほどのぅ?お前は龍の嫁になりたかったと?」え、ええ?」
摩耶「何なの?この威圧感、そしてこの優しそうなそして惹かれそうな感じは?...頭がどうにかなりそう....」
?「はぁ、あんたはまだいるのか?そろそろ退いてくれ」
魂神「む?お主、生きておったのか?いや、それ以前に帰ってくるとは……」
そこには白髪に赤目の男が立っていた。修也と同じ服を着て
?「………面倒事は嫌いだ。それに修也に私の力をとられたままと言うのも腹が立つ」
魂神「ほほう?ではどうする」
?「とりあえず、どちらが神に相応しいか。それを決めるとしよう」
魂神「…………………殺しはしないな?」
?「したら俺が今度こそあんたに消される」
魂神「………………では行け。貴様と修也の戦い。楽しみにしておるぞ、次元神」
金次「っ!?次元神?!姿が前と全然違う。いや、あの時は修也の体を使っていたから本当の姿は分からないか……」
次元神「……ふん。妖怪神も、あまり馬鹿をやらない方が良いぞ。いつ殺られるか分かったものじゃない」
金次「俺はもう、間違えない!」
次元神「………………そうか……なら進むが良い。自分の力を思う存分使うと良い」
金次「次元神………………」
次元神「私は、最後の最後で、神として君臨する。いや、最初で最後か?」
金次「………………」
魂神「…………………お主、まさか修也に自分を……」
次元神「………………去らばだ。皆のものよ」
龍「よぉー、久し振りだな次元神、それじゃさいなら」
次元神「....................冷たいなお前は、俺がお前の分身の奴の記憶を消そうとしたからか?「うんや、お前の目付きからすると誰かに会おうとしている、それも修也にな....合っているだろう?」....ふん、中々やるな」
次元神「貴様は何かを糧に何かを手に入れたことはあるか?」
龍「?何が言いたいのか分からないが、あるはずだ」
次元神「………そうか。ならいつかお前にもわかる日が来るだろう。人の物語に永遠などない。なら何故人は永遠を望むのか?」
龍「それは……長く生きたいからだろ」
次元神「………………確かに人は長く生きたがる。だがそれになんの意味がある?結局のところ永遠など手にいれて幸運になった者などいるか?」
龍「………!」
次元神「では最初に戻ろう。時間を糧にして永遠を手に入れた者は今何を思うのか。そうは思わないか?白石龍よ。人間であり、永遠を手に入れた者よ。お前は自分より先に死んでいく者を見て何も思わないのか?」
龍「まあ辛いな、人が死ぬのはあまりみたくはない....だがな俺には仲間がいる、そいつらが俺を支えてくれる、お前にこの気持ち分かるか?」
次元神「つまらぬな....お前は」
龍「少しばかり話しすぎたな」
次元神「そのようだな。ではまた会う日までな」
龍「…………………もう会う日はねぇんじゃねぇか?次元神」
次元神「………………」
修也「………………」
摩耶「あの二人、あってからずっと無言だね」
穂乃理「どうかしたんでしょうか?」
修也「....................貴様何故此処に来た?」
次元神「久しいな修也よ、今回はお前と俺かどっちの方が神になるべきか決めに来た」
修也「どうでもいいことをしに来たな」
次元神「俺にとっては大事な事だ、お前に何時までも俺の力を渡しておくわけには行けないからな」
次元神「だが実際は私の力などどうでもいいのだ。ケロベロスはお前に付いた。いや、今は“達”、か?」
修也「…………そんなどうでもいいことのためにきたのか?」
次元神「まぁな」
次元神「………………」
修也「…………なぁ、次元神。いや、神話妖怪の神よ。お前は何故、あんなもの(イクシードの種蒔き)を起こしたんだ?」
次元神「………………あれは、元々私達のミスで起こしてしまったものだ。神話妖怪、エルラクネルス」
修也「エルラクネルス?そんな神話は聞いたことがないぞ?」
次元神「……あぁ、それは生まれるはずだったものだ。人々の負の感情を集め、蓄え、消化する。そのはずだった」
修也「だった?」
次元神「エルラクネルスは暴走した」
修也「なっ!?それじゃあ『イクシードの種蒔き』は」
次元神「エルラクネルスの力が世界各地に降ってしまった。それが『イクシードの種蒔き』の真実だ」
次元神「修也、お前にはそれを壊してほしい」
修也「俺に?」
次元神「お前ならやれるはずだ。エルラクネルスはまた『イクシードの種蒔き』を起こそうとしている。今こそ、幻想郷の者達の力を合わせるときだ」
修也「…………」
次元神「お前と私もな」
修也「…………」
次元神「今、神話妖怪達の組織がエルラクネルスのために動いている。私はエルラクネルスが起こした暴走のせいでお前に入り込んでしまい。しかも負に飲み込まれてしまった。本当にあの時はすまなかった」
修也「…………構わねぇよ。もう気にしてねぇ」
次元神「だが!」
修也「決めるんだろ?俺とお前、どちらが神に。いや、神話妖怪を統べる者の器か」
次元神「……………………すぐに終わる。そして決まっている。最初からな」
修也「来いよ。また俺の中に入り込むんだろ?そして器を決める。簡単なことだよな」
次元神「器、か。器を決めると言うのは少し語弊があるな。私の体は何処かにいる能力者が使っている。これは私が作った借り物だ」
修也「…………まぁ、いいさ。どうするんだ?」
次元神「私と魂を融合してもらう」
修也「っ!?それは………」
次元神「融合してひとつになるだけだ。簡単じゃないか?」
修也「………………………」
次元神「………………覚悟は出来たか?」
修也「…………やってくれ」
次元神「……分かった」
代奈「修也、遅いね」
歌音「……何があったか知らないけど確かに遅いわね」
火月「まぁ待ってやれよ。今日は組織潰すための会議だろ?俺はあいつ(香月)の分まで戦わないといけないんだから」
代奈「…………………」
歌音「…………そうね」
修也「すまん、遅れた」
代奈「修也!遅かった……じゃ……ない……?」
歌音「修也……貴方その髪の色と瞳の色はどうしたの?!」
火月「銀髪に赤い瞳って……」
修也「色々あってな」
歌音「だからそれを説明────廊主様(ろうしゅさま)!」
代奈「ちょっと!いきなり変わらないでよ!」
修也「梨舞(りむ)か……」
梨舞「あぁ、廊主様………やっとお帰りに……。当方、ずっとお待ちしておりました」
修也「梨舞。今は歌音に変われ」
梨舞「申し訳ありません。歌音氏に変われと言うのでございますね?」
修也「あぁ、すまないな梨舞」
梨舞「確かに残念至極でございますが、廊主様と会えただけで感激でございます。では…………」
修也「歌音?平気か?」
歌音「全く、あの子はなんで急に変わるのよ……」
修也「まぁそう言うな。それと、言わないといけないことがある」
代奈「何?」
修也「『イクシードの種蒔き』がまた始まる。明日にはここを出るぞ。龍美にはなにも言わない」
火月「なっ!?それじゃあ─」
修也「火月、すまないがお前が誤魔化してくれないか?こういうの、得意だろ?」
火月「…………………分かった」
修也「ありがとう。朝には出発する。それじゃあ解散」
龍神「この小説二重人格とか多いよね?「あんたでしょうがそうしているのは」....すみませんでした....」