贋作者のハイスクール   作:エルシャドール

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毎回読んでくれる人、感想を書いてくれた人、ありがとうございます。

今日も頑張って投稿します。

では、どうぞ。


第八話 悪魔

「ア、アルトリア先輩、俺いいんですかね...?」

 

 

 

おどおどしながら、少し前を歩くアルトリア先輩に身を低くしてながら聞き出す。

 

ちなみに俺とアルトリア先輩だと俺が男の中でもかなりの身長を誇るため、女の中で身長の高いアルトリア先輩だとしても俺が身を低くするほどの差が出てくるのだ。

 

 

「何がです?」

 

 

キョトンとした顔で聞き返してくる。

 

 

「えー...っと」

 

答えるのに困った俺は口ごもる。

 

 

三大お姉さまであらせられるあなた様と御登校するなんて滅相もないです!

 

 

なんて言えるわけないだろうがぁっ!

こんなこと言えるのは女子生徒と一部の過激派男子だけだろぉっ!!

 

 

「な、なんでも無いっす...。」

 

 

結局言えず、引き下がった。

 

そうこうしているうちに校門についたらしく予想通りの黄色い怨念が聞こえてくる。

 

 

 

「なんでアルトリア様に虫が...。」

 

「でもあの子っていつもあの下品な男たちから更衣室を守ってる子だよね。」

 

「私的にはOKです。」

 

 

 

あれ、意外と罵る声が少ない...。

 

なぜ艦隊なこ○くしょんの名セリフが、ここに提○がいるとでもいうのかっ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでは、ここで。放課後、大切な話があるので旧校舎のオカルト研究部に来てください。」

 

 

「あ、はい。分りました。」

 

 

旧校舎って、あのめちゃ不気味な建物のことですよね...。

い、行きたくねぇ...。

 

 

 

テンションが急降下した俺は、教室で話しかけてきたノブリンを軽くあしらって睡眠を貪ることにした。

 

 

そしてつつがなく放課後へ

 

 

 

 

重い足取りで玄関へ靴を取りに行く。

 

 

あそこ行きたくないんだよなぁ...。なんか本能的な危険を感じるというか、言葉では表せないような悪寒を感じる。

 

はぁ、とため息をつきながら旧校舎への道を歩く。

 

 

 

「確か二階だったよな...。」

 

 

 

ギシギシと軋む木製の廊下を歩く。

中に入ってみると意外と落ち着く感じが...。え、なにこれ、今流行りのギャップってやつなのか?

 

 

 

すると上に「オカルト研究部」と書かれた扉が見えた。

 

 

 

 

めっさ怪しいんですが...。

今、背後からワッと言われるだけで干将・莫邪を創り出してブン投げる可能性があるぞ...誰も近寄るなよ...。

 

 

恐る恐るといった感じでドアをノックする。

 

 

 

「誰かしら?」

 

 

聞き覚えのある声がするな...。

 

 

「ああ、私の連れです。どうぞ、入ってください。」

 

 

 

アルトリア先輩の声が聞こえたのを合図に扉を開けた。

 

 

「失礼しまー...す」

 

 

部屋の中には紅の髪のリアス先輩、大和撫子の姫島朱乃先輩、イケメン生徒の木場裕斗、マスコットキャラの東条小猫、変態三人衆の一人、兵藤一誠。

 

以上のオカルト研究部の面々とアルトリア先輩が迎える。

 

 

「初めまして、衛宮 武です。」

 

 

とりあえず挨拶をしておこうという運動部精神が働いたためであろう。

 

 

 

「リアス、この子は"裏"のことも知っているので問題ないですよ。」

 

裏...?

 

 

 

 

「あら、そうなの?なら話が早いわ。初めまして衛宮君、私はリアス・グレモリー、オカルト研究部の部長で」

 

 

 

 

バサッ、と黒い翼が広がる。

 

以前見たことのある黒い羽とは少し形状が違うようだ。

 

 

 

 

「悪魔よ。」

 

 

「...デジャブ」

 

 

マジですか...。




つ、疲れた...。

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