・作品解説② (5〜6話)
第5話 これって純情?
本来は壮絶なギャグ回にするつもりでした。こんな感じ…
・真姫ちゃんが「亀ラップ」を歌う(タイトルはその名残)
・絵里がひたすらかしこくない
・「僕」のセクハラ発言が酷かった
・「憐」「西木野先生」等の新キャラ乱発
・違反すれすれのディ○ニーネタ
書き終えた時の満足感は素晴らしいものでしたが、いざ読み返すと…. シュール過ぎて面白くない。それに歌詞コピペしてたから利用条約違反だし。という訳でこれらを全て白紙にもどし、新たに書き直しました。その結果プロットよりもずっと良くなった…はず。
ちなみに第5話に出てきた曲 「Dear Friends」、僕が中3の時に書いた
あぁ…恥ずかしい…
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第6話 スキのちからで、ユメのけしきを
カッコいいにこちゃんが書きたかった、それだけ。
あと主人公の名前やっと出せました。どうせ出すならインパクトのある出し方しようと思っていたので、この出し方は個人的に気に入っています。
特に何も解説していない解説、いかがだったでしょうか?ここからはクリスマス特別編をお楽しみください。
時系列?細けえことはいいんだよ!
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「……………」
12月24日、クリスマスイヴ。
凛ちゃんが「プレゼントは君の部屋で渡すね!準備出来たらメールするにゃ」なんて言うからもう死ぬほど楽しみにしている。
大好きな人から貰うプレゼント…これだけで満足しすぎて逆に不満なレベル。
そんなこんなで凛ちゃんからメールが届き、はやる気持ちを抑えながら自分の部屋に入る。すると…
ベッドの上に、「かまくら」ができていた。
掛け布団が異様に盛り上がっている。人一人が隠れていると考えれば丁度いいサイズ。
「………」
うわぁ…これは凛ちゃんが隠れてますね、間違いない。
多分ここが頭だろう。そのかまくらに触れてみると…
「マッテローヨ!」
「!?」
凛ちゃんどこで覚えたんだ……!?なんで待つの?何を準備してるの?てか凛ちゃんのマッテローヨ可愛すぎんだろ…まぁいいか。
「じゃあ、気長に待たせて貰おうかな」
僕はそう言ってもう一度かまくらに触れる。
「マッテローヨ!」
一体何が待ってるのか…楽しみにしながらかまくらを撫でまわす。
「マ、マッテローヨ…」
凛ちゃんの反応が変わった。
「いつまで待たせるのかなぁ〜」
調子に乗って撫ですぎてしまった。すると…
「マッテ…ひゃう!」
「!? り、凛ちゃん…?」
「行って……いいよ……///」
凛ちゃんが布団から顔を出す。かまくらは盛り上がったまま。
ん?じゃあさっきまで撫で回してたのは…
「ねぇ…来ないの?」
「!? それは…布団に入ってこいって解釈で…いいのかな?」
「…うん」
「じゃあ遠慮なく」
そのまま布団に入ると、そこには———
一言で言おう、透けてる。
もっと正確に言おう。
猫耳かつ、透けてる。
なんていうんだっけ…アレだ、ワンピース的な…思い出した、「ネグリジェ」だ。
そして首にはリボン。
まとめるとこうだ。
「透けるほど薄いネグリジェを着て、猫耳を付け、首にリボンが巻かれた凛ちゃん」が布団の中で待機していたのだ。
「凛……ちゃん…………///」
やばい、可愛すぎて死にそうだ。待てよ、じゃあ僕はこの格好の凛ちゃんの……その…チャームポイントを撫で回して……っ!!!! すげぇ興奮してきた。
「プレゼントは凛でしたー!今夜の凛はあなただけのもの!…あれ?外しちゃった?」
「いや…嬉しくて声が出ないだけ」
「……そう///」
もうだめだ、理性が持たない。
「凛ちゃん」
「?」
「今夜だけは、凛ちゃんは僕のものなんだよね?」
「….そうだけど」
「僕、貰った物はすぐに壊すんだよね」
「えっ…///」
そのまま凛ちゃんを抱き寄せる。そして耳元でこう囁いた。
「めちゃくちゃにするけど…いい?」
「いいよ…あなたにめちゃくちゃにしてほしい」
凛ちゃんが僕の背中に手を回しながら言う。
「あなたの為になんでもしたいよ…愛してるから」
「僕も愛してるよ、凛……」
二人はそのまま見つめ合う。
「あなた…獣みたいな眼してる。狼みたいだにゃ」
凛ちゃんが顔を近づけてくる。
「狼さん…凛のこと、食べてくれる?///」
「っ!何処で覚えたそんな言葉!!」
「あなたのブックマークから」
「…」
「いただきます」
僕はそう言って凛ちゃんのつま先にキスをする。
「痛い痛い痛い痛い!!!」
思いっきり頬をつねられた。
「なんでいきなりキスするにゃ!しかもつま先って!」
「たい焼きは尻尾から食べる派なんだよ」
「どーでもいいにゃ…」
「ったく…じゃあ食べさせて貰うよ、可愛い猫さん」
「うん…来て…///」
そして二人の唇が———重なる寸前で目が覚めた。
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「……………」
———なんて夢を見てしまったんだ。
なんて素晴らしい夢。素晴らしく、最低な夢。
しかもとんでもないこと言った記憶が…
「…あ」
思い出してしまった。
『僕、貰った物はすぐに壊すんだよね』
『めちゃくちゃにするけど…いい?』
『凛、愛してるよ』
『食べさせて貰うよ、可愛い猫さん』
「…あぁぁぁぁぁぁ………//////」
声が出るほど恥ずかしい。
「うぅ…何言ってんだよぉぉぉぉ……///」
…神様。いやサンタさん。
こんな台詞言わなくていいから。
言う度胸なんていらないから。
だから、せめて———
「ごめんね」の一言を伝える勇気。
ほんのちょっとの勇気を、僕にください。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
同じ頃…
『プレゼントは…凛でしたー!』
『貴方になら…めちゃくちゃにされてもいい』
『狼さん…凛のこと食べてくれる?』
「…」
「……にゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
何この夢。……何この夢!?
「イミワカンナイ……イミワカンナイ………!!お花屋さんと…あんな……にゃあぁぁぁぁ!!!!」
『凛、朝から何騒いでるの!!さっさと朝ごはん食べなさい!』
「……はーい」
「凛…なんて夢見てるの?……何言ってるのぉ……?///」
あんなこと言わなくていい…っていうか恥ずかしくて言えないし!
———だけど。
「ありがとう」の一言ぐらい、言えるようになりたいな。
つづく
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クリスマスローズ
科・属名: キンポウゲ科クリスマスローズ属
和名: クリスマスローズ
別名: ヘレボルス、ヘレボラス
英名: Christmas rose, Lenten rose
花言葉は 「私の不安をやわらげて」
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次回予告
最終話 「涙」
と見せかけて特別編③「えりまき」