仮面ライダーパンドラ   作:ホワイト・ラム

2 / 39
おまたせしました2話目です!!
更新はなかなか他のばかりで後回し気味です……


パンドラ!!その性能!!

右手に持ったキューブパズルを構える。

「変身!」

その掛け声と共にベルトにパズルをはめ込む。

 「コネクション!!シール・ブレイク!!パンドラシステム・スターティング!!」

ベルトから音声の様な物が流れる。

その途端光一の身体が変化する。

黒いノイズの様な物が現れ、体の表面を高速で移動し始める。

そして徐々に体にスーツが形成され、胸、肩、腕、膝に3×3のパズルの面が現れる。

そして最後に全身が白く染まる。

「コレは……」

光一が自身の手を見て驚く。

「コレはパンドラシステム、君たちみたいな非力な生き物を強化するスーツさ」

ベルトのパズルが相変わらず嫌味な口調で説明する。

「要するにアイツとやりあえるんだな?」

「頑張り次第でね」

目の前の巨漢の2本角の怪人(パズルはバファローエラーと呼んでいた)に向き直る。

「ぶぅも?なんだお前は?初めて見るヤツだ?」

バファローエラーが一旦破壊活動を止める。

「俺はパンドラ……」

この時昨日の理折の言葉を思い出す。

~人々の平和と自由を守るために戦う戦士だよ~

(その名前、ちょっとだけ借りるぞ……)

「仮面ライダーパンドラだ!」

パンドラがバファローエラーにとびかかった。

「ぶぅも?邪魔すんなぶも!ノイズども!コイツをかたずけろ!」

バッファローエラーが地面を手にしていたハルバードで傷つけると同時に、先ほどまでいた、顔面、掌、足に穴が開いた黒ずくめの怪人がバファローエラーを守るように現れた。

「pぉきじゅhy!!」

「あzsxdc!!」

「hbgvfcdxsz!!」

全く意味をなさない言葉を発しながらとびかかる!

「くそ!邪魔だ!!」

ノイズを殴り飛ばす。

「gtfrでsw…………」

殴られたノイズが音もなく消滅する。

しかし次々とノイズ達が襲い掛かってくる。

「オイ!パズル!!もっと一気にかたずける方法無いのかよ!!」

光一があまりの怪人の多さに疲弊しながら言う。

「武器、寄越せってこと?メンドイなー。しょうがないなー、僕を一回パラドクスドライバーから取り出して……」

えらそうにパズルが話すがそんな事、今は気にしている時間は無い。

ガチリと音を立ててパズルをベルトから外す。

「何色でもいい、色を合わせるんだ。出来るんならね」

そう言ってパズルの表面に様々な色の模様が現れた。

「また!!パズル!!かよ!!」

ノイズ達を蹴散らしながら叫ぶ光一。

カチカチと模様を合わせる。

「適当に青で良いか…………よし、完成!!」

青い剣の様な模様を完成させる。

「ならその面を前向きにして、ドライバーにセットしてよ」

「了解!!」

青い模様を前に向くように再びベルトにセットしなおす。

 「コネクション!!シール・ブレイク!!ブレード・ローディング!!」

再びベルトからの音声。

同時に右肩と右腕の3×3のパズルの面が青くなる。

右手に両刃の大剣が現れる。

「これで満足かい?」

「ああ、十分だ!!」

光一はしっかりとその大剣を握る。

「うおぉおおぉ!!」

大剣を振り回し、ノイズどもを打ち払う。

「¥:・;。l、km!!」

「crvtbyぬ…………」

「きmじゅんhybgv…………」

相変わらず聞き取ることの出来ない声を上げ消滅するノイズ達。

「次はお前だぁぁあああ!!」

消滅するノイズに目もくれず、バファローエラーに切り掛かる。

「ぶぅも!!何を!!する!ぶも!!」

一撃ごとに確実にバファローエラーにダメージを与える。

「さっさと決めなよ、進化するとさすがに厄介だ!!」

パズルが指示をする。

「なんだ!よ!これ以上の武器有るのかよ?」

剣を地面に突き立て、パズルに聴く。

「僕をまたドライバーから外しな」

その言葉に従いパズルを再び外す。

その瞬間パズルがひとりでに動き、再びふてぶてしい表情の面に変化する。

「んで、また入れろって?」

「そういう事」

再びベルトにセット。

「コネクション!!シール・ブレイク!!パンドラ・ストライク!!」

両膝のパズルの面が黄色く染まる!

「蹴り込め!!パンドラ!!」

「了解!!」

バファローエラーに両足蹴りを叩き込む!!

蹴りを受けた部分に3×3のパズルの面の模様が浮かび上がる。

その模様の発する光は大きくなり……

「ぶぅも!!お!俺の身体が!!分か……」

ぱぁん!!

小気味の良い音と共にバファローエラーは消滅した。

バファローエラーの身体の粒子がキラキラ光り、壊された建物や道具が修復されていく。

「なんだこれ……」

唖然とする光一。

「ほかのヤツに見られると厄介だな……帰るぞ」

その言葉と共に、光一が乗ってきた自転車がバイクに変化する。

「おい!俺の自転車!!」

「気にするな」

近づいてきたバイクにまたがる。

「俺、免許無いんだけど……」

「僕が動かすから問題ない」

パズルがそういうと、音もなくバイクは動き出した。

 

 

 

光一の自宅。

「おい、パズル。さっきのはなんなんだ?説明してくれるんだよな?」

机の上に置いたパズルを睨みつける。

「話しても良いけど理解できるの?お前バカっぽいし……」

パズルがバカにする。

「この……っ!!クソ、パズル……バラして捨ててやろうか……」

怒りにまかせ拳を握る。

「おおー怖い怖い。次元の低い連中は短絡的で困るよ。後僕の名前はパズルじゃない、キュピルスだ」

やれやれと言った顔をする。

「無駄だと思うけど一応話しておくよ、さっきのはエラーとノイズこの世界と矛盾点だよ」

「矛盾点?」

「そ、パラレルワールドって知ってるかい?隣にそっくりな世界が有るって奴」

「まあ、聞いたこと位なら……」

キュピルスは少し安心した顔をする。

「よしよし、なら良い。世界っていうのは隣同士が大きく変わっちゃいけないんだよ。わかるかな?あ、あれがいい例だね」

そう言ってキュピルスは、机の上の間違いさがしを見る。

「このゲームみたいに違った点が少しずつ有るんだ。それが矛盾点、あのバファローエラーが間違いの部分だね」

「じゃあ、あのノイズってのは?」

光一が質問をする。

「あれは何処にでも有るモンさ、これで言うと……印刷ミスの色の濃淡や、小さなゴミかな、ホントなら気にしなくて良いんだ……けど」

「大きくなると、矛盾点になるって?」

「そういう事。小さな印刷ミスがノイズ、間違った点がエラー、ここまでは良いとしよう。そして最後に厄介なのは、アイツが成長した場合。間違いを探す時に、右にモナリザ、左の浮世絵を置くようなもんさ、あまりに違い過ぎてゲームにならない。破たんしてしまう。奴らはそれを望んでるんだ。だから町や人を壊して隣の世界との矛盾点を増やすんだ」

「ふーん、そうなんだ。けど街はあいつを倒したらもとに戻ったよな」

バファローエラーを倒し町が修復されたのを思い出す。

「町は元に戻るさ、あんまり時間自体過ぎてなかったしね……」

その時、家の一階から母親の声がする。

「光一!!大変よ!!理折ちゃんが!!」

バタバタと階段を上がっていく。

「知ってるよ、怪物に襲われたんだろ?」

何時もの様に興味なさげに聴く。

「そうなのよ!!そのせいか今も原因不明で目を覚まさないわ!!」

自分の事の様に悲痛な顔をする。

「お母さんちょっと病院言ってくるから留守番してて!!」

そう言うと再びバタバタと階段を下りて行った。

 

 

 

部屋には静寂が降りてきた。

「おい、キュピルス。街は元に戻ったんだよな?なんで理折は目を覚まさないんだ!!」

キュピルスに乱暴に掴みかかる。

「理折ってのが誰かは知らない、けど……修復は確かにされたハズだよ」

「じゃあなんで目を覚まさないんだ!!」

「物質は直せても、精神は、魂は無理なんだ……ごめん」

軽く謝るキュピルス。

「ごめんじゃねーよ!!どうして!!」

「あの時、僕の話を聞かなかったのは誰だ!?」

キュピルスが反論する。

「なんだよ……俺のせいだっていうのかよ!?」

キュピルスを握り、高く腕を振りあげる光一。

「僕が気に入らないなら、僕を壊しなよ。けど君はこれから来るであろう第2、第3のその子を見殺す事になるよ?それでもいいのかい?」

おそらくパズルは簡単に破壊されてしまうだろう。

しかし焦る様子はなく、真剣な声色のキュピルス。

「今だけは……今だけは見逃してやる。お前の力が必要だからな……」

そう言って光一はキュピロスを握りしめた。

 




ドライブ終わっちゃったな~。
ゴーストとか、なんかスパイダーマンっぽい外見でイマイチ……
って思ったら動いて居ると「コレは有りだな!!」
と思える不思議……かれこれ10年近く同じ繰り返しです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。