遊戯王GX 光を継ぐ者   作:シャインロード

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修正に伴い、デュエル内容に手を加え再投稿。



最近の暑さで何か(集中力?)が途切れたー
週一投稿でやってきたけど、更新ペースが遅れるかもしれない。



第9話  スフィアの脅威!

ターン6

 

 

 

ムルシエ「私のターン、ドロー」

 

 

ムルシエ LP2300 手札2枚

 

モンスター 【合成獣 ネオダランビア】(守1800)

      【超宇宙合成獣 ネオジオモス】(守2400)

      【光の戦士 ウルトラマンダイナ】(攻1700)スフィアカウンター×1

魔法・罠  【暗黒惑星 グランスフィア】

 

 

ムルシエ「このまま攻めてもいいが、その伏せカードが邪魔だな。私は【爆散するスフィア細胞】発動!このカードは私の場の【スフィア】モンスター、又は【合成獣】モンスターを1体選択し、破壊する!私が選択するのは【ネオダランビア】だ!そして、破壊したモンスターのレベルの数のスフィアカウンターを私の場の他のモンスターに乗せる。【ネオダランビア】のレベルは4。よってスフィアカウンターは4つ!乗せるのは勿論【ウルトラマンダイナ】だ!」

理人「なっ!?」

 

 

ムルシエが指差すと【ネオダランビア】が破壊される。

その時、内部のスフィア4個体が飛び出して【ダイナ】に取り付く。

 

 

【光の戦士 ウルトラマンダイナ】スフィアカウンター×5

 

 

【爆散するスフィア細胞】(オリカ)

通常魔法

自分フィールド上の「合成獣」または「スフィア」モンスター1体を選択して発動できる。

選択した表側表示モンスターを破壊し、そのモンスターのレベルの数だけスフィアカウンターを

自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターに置く。

 

 

十代「うわっ!【ダイナ】に取り付いた!」

ムルシエ「まだだ。更に【グランスフィア】の効果で【ダイナ】にスフィアカウンターを乗せる!」

 

 

【光の戦士 ウルトラマンダイナ】スフィアカウンター×5⇒6

 

 

ムルシエ「【スフィアの特攻】を発動!フィールド上のスフィアカウンター2つをコストに相手の場の魔法・罠を1枚破壊する!」

 

 

ムルシエのカードによって俺の場の唯一の伏せカードが破壊されてしまう。

 

 

【光の戦士 ウルトラマンダイナ】スフィアカウンター×6⇒4

 

 

【スフィアの特攻】(オリカ)

通常魔法

フィールド上のスフィアカウンターを2つ取り除き、相手の魔法・罠を1枚破壊する。

 

 

ムルシエ「そして、スフィアカウンターが3つ乗った光属性モンスターを墓地に送り・・・」

理人「・・・まさか・・・!」

 

 

3つのスフィアが【ダイナ】の体を取り込んでいく。

【ダイナ】も取り込まれまいと足掻くが侵食は止まらない。

 

 

理人「【ダイナ】!」

ダイナ『俺は大丈夫だ!絶対諦めるなよ!』

 

 

俺の叫びも虚しく、それだけ伝えると【ダイナ】はスフィアに取り込まれてしまった。

【ダイナ】は膝をつき、肉体が変質し始める。

 

 

ムルシエ「フフフ・・・誕生せよ!最強の合成獣!【超合成獣人 ゼルガノイド】!」

杏奈「そんな・・・」

翔「【ダイナ】が・・・」

 

 

完全に変化した【ダイナ】・・・いや、<奴>がゆっくりと立ちあがる。

その姿に【ダイナ】の面影は胸のカラータイマーを除き、ほとんど残っていなかった。

 

ウルトラマンとスフィアの合成獣。

それが今、俺の目の前に立ちふさがる。

 

 

ムルシエ「いくぞ、【ゼルガノイド】でダイレクトアタック!“ソルジェント光線”!」

理人「ぐあぁぁ!」

 

 

敵の攻撃を防ぐ術がない俺は、その光線を真正面から受けてしまう。

先程とは比べ物にならないダメージで吹き飛ばされる。

 

 

理人 LP3000⇒700

 

 

十代「【ダイナ】と同じ技!?」

杏奈「あのモンスター、【ダイナ】を取り込んでその能力を使えるようになったっていうの?!」

ムルシエ「それだけではない。【ゼルガノイド】が戦闘で与えたダメージ1000ポイントにつき1枚、お前の手札を選択して捨てることができる!」

 

 

喰らったダメージは2300・・・

つまり2枚捨てなければならない・・・!

 

 

ムルシエ「右端の2枚を捨てろ」

理人「くっ・・・!」

 

 

ムルシエが選択したカードは【ガイア】と【ネクサス】。

その2枚が墓地に捨てられてしまう。

 

 

【超合成獣人 ゼルガノイド】(オリカ)

星7/闇属性/岩石族/攻2300/守2000

効果モンスター

このカードは通常召喚できない。

スフィアカウンターが3つ以上乗った光属性モンスターを墓地へ送り、デッキから特殊召喚できる。

このカードが戦闘でダメージを与えた時、1000ポイントにつき1枚、相手の手札を選択して墓地に捨てることができる。

 

 

ムルシエ「ターンエンドだ」

 

 

ムルシエ LP2300 手札0枚

 

モンスター 【超合成獣人 ゼルガノイド】(攻2300)

      【超宇宙合成獣 ネオジオモス】(守2400)

魔法・罠  【暗黒惑星 グランスフィア】

 

 

ムルシエ「フフフ・・・貴様のライフは最早、風前の灯火だな」

理人「くそっ・・・!」

 

 

仲間を奪われた悔しさから思わず拳を地面に叩きつける。

 

 

ゼロ『落ち着け!』

 

 

落ち着いていられるか!

【ダイナ】が取り込まれたんだぞ!

 

 

コスモス『大丈夫だ。取り込まれたといっても仮の肉体だけだ。精神は取り込まれてはいない。』

 

 

!・・・そうだ、これはデュエル。

【ダイナ】の精神はカードに宿っている。

墓地に送られたのなら、【ダイナ】もここにいる筈。

 

 

ゼロ『少しは落ち着いたかよ?』

 

 

・・・悪い皆、心配かけちゃったな。

 

 

コスモス『気にすることはない』

ゼロ『絶対勝つぞ!』

理人「(おう!)」

 

 

ゆっくりと立ちあがり、デッキトップに手をかける。

 

 

 

ターン7

 

 

 

理人「本当の戦いはここからだ!」

 

 

<推奨BGM:君だけを守りたい ~アスカの歌~>

 

 

理人 LP700 手札4枚

 

モンスター 無し

魔法・罠  伏せ1枚

 

 

理人「!【ウルトラキー】を発動!手札1枚を捨て、2枚ドロー!」

 

 

!?

一体このカードは・・・

けどこれなら!

 

 

理人「【光の戦士 ウルトラマンメビウス】自身の効果で特殊召喚!」

メビウス『セヤッ!』

 

 

場に降り立つは友情の炎を内に秘めた戦士。

 

 

理人「【メビウス】の効果発動!1ターンに1度、自身を除く俺の場のモンスター1体につき200ポイント攻撃力が上がる!」

 

 

【光の戦士 ウルトラマンメビウス】(オリカ)

星4/光属性/戦士族/攻1600/守1100

効果モンスター

召喚・反転召喚・特殊召喚した次の自分のターンのエンドフェイズ時、このカードは手札に戻る。

相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上のモンスター1体につき、エンドフェイズまで攻撃力は200ポイントアップする。

 

 

ムルシエ「それがどうした?それではこちらのモンスターを倒せない」

理人「そして、俺のライフが1000ポイント以下で墓地に【光の戦士】が3種類以上ある時、このキーカードを発動できる!【本当の戦いはここからだ!】」

ムルシエ「!?」

杏奈「光・・・?」

 

 

カードを置いた瞬間、デュエルディスクから光が立ち上る。

その光は3つに分かれてフィールドに行き届く。

 

 

理人「その効果により、墓地の【ティガ】【ダイナ】【ガイア】を攻撃力を500ポイントアップさせて復活!」

 

 

【光の戦士 ウルトラマンティガ】 攻1500⇒2000

【光の戦士 ウルトラマンダイナ】 攻1700⇒2200

【光の戦士 ウルトラマンガイア】 攻1700⇒2200

 

 

3つの光が消え、【ティガ】【ダイナ】【ガイア】を墓地から呼び戻す。

それにより、強い絆で結ばれた平成三部作の戦士が並び立つ。

 

この3人が並んで立つのを見るのは、劇場版以来だ・・・!

それ+メビウスで“超8兄弟”・・・!

・・・懐かしくて、ちょっと感動しちまった。

 

 

【光の戦士 ウルトラマンメビウス】 攻1600⇒2200

 

 

理人「俺の場のモンスターが増えたことで【メビウス】の攻撃力がアップ!」

ムルシエ「いくらウルトラ戦士を何人揃えようと、我が【ゼルガノイド】の攻撃力には到底及ばないぞ」

 

 

理人「まだだ!魔法カード【ウルトラチャージ】!」

ムルシエ「【ウルトラチャージ】だと?」

理人「【ウルトラチャージ】はデッキトップを墓地に送って発動できる魔法カード!墓地に送ったカードの種類によって効果が決まるのさ!モンスターなら攻撃力アップ、魔法ならライフを回復、罠ならもう1枚墓地に送る!いくぞ!」

 

 

デッキの上から1枚引き、墓地に送る。

 

そのカードは・・・

 

 

理人「送ったカードは、モンスターカード【光の戦士 ウルトラマンコスモス】!モンスターカードで得られる効果は、俺の場のモンスター1体の攻撃力を500ポイントアップする!俺は【メビウス】の攻撃力をアップさせる!」

ムルシエ「何?!」

 

 

半透明の【コスモス】が現れ、カラータイマーからエネルギーを【メビウス】に与える。

 

 

【光の戦士 ウルトラマンメビウス】 攻2200⇒2700

 

 

杏奈「攻撃力2700!」

十代「奴のモンスターの攻撃力を上回ったぜ!」

ムルシエ「それでも、倒せるのは【ゼルガノイド】か【ネオジオモス】のどちらか!まだ・・・!」

理人「【ガイア】を選択し魔法カード【必殺光線!】を発動!【ガイア】の攻撃権を放棄して、相手モンスターを破壊する!“フォトンエッジ”‼」

ムルシエ「何!?」

 

 

【ガイア】の放った“クァンタムストリーム”が【ネオジオモス】を貫き、爆散させる。

 

 

理人「バトルだ!【メビウス】で【ゼルガノイド】を攻撃!」

理人・メビウス「『メビュームシュート!』」

 

 

左前腕に装着したアイテム・メビウスブレスのエネルギーを開放し、両手を十字に組んで必殺光線を放つ。

 

 

ゼルガノイド『オオオォォォ!』

メビウス『ハァァァァァ!!』

 

 

【ゼルガノイド】は腕で防御するが、【メビウス】も光線に力を籠める。

 

 

ゼルガノイド『オオォォォ!!』

 

 

光線に耐えていた【ゼルガノイド】は徐々に押されはじめ、遂に破壊される。

 

 

ムルシエ「ぐぅぅぅ!」

 

 

ムルシエ LP2300⇒2100

 

 

これでフィールドはがら空きだ!

 

 

理人「これで止めだ!」

ダイナ『おう!』

 

 

掛け合いを合図に、両者はエネルギーを溜め始める。

その様子を見て、ムルシエは後ずさりをした。

 

 

ムルシエ「や、やめろ・・・!」

理人「【ダイナ】の攻撃!」

 

 

そして、発射準備が整った!

 

 

理人・ダイナ「『ソルジェント光線!』」

 

 

俺の攻撃宣言で、【ダイナ】は渾身の“ソルジェント光線”を放った。

 

光の奔流はムルシエを飲み込んだ。

自身を襲う光線にムルシエは耐えようと踏ん張っていたが、結局大爆発を起こして吹き飛ばされた。

 

 

ムルシエ「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

ムルシエ LP2100⇒0

 

 

<BGM終了>

 

 

なんとか勝てた・・・

 

 

理人「あ、そうだ。バルバ・・・タイタンのデッキ!」

 

 

余程さっきの光線が強力だったのか、未だ残っている土煙の中でムルシエは気絶している様だった。

デッキを取り返そうと近寄った時、ムルシエの姿が視界に飛び込んできた。

 

そこにいたのは今までデュエルをしていた男ではなく、人の形ではあるが明らかに人間ではない姿。

 

 

ダイナ『こいつはバット星人?!』

理人「(えぇ!?宇宙人!?なんで人間の姿なんか・・・!?)」

ゾフィー『恐らくこの世界においては、我々と同じく元の姿のままでは活動に制限があるのだろう。だから人間の姿を借りていた。それが気絶によって解けた、といったところだろう』

 

 

驚きつつもカードを回収しようと、デュエルディスクに手を伸ばした。

その時、ムルシエの下から闇が噴き出し、部屋の隅々まで闇が充満した。

 

 

理人「なんだ!?」

十代「うわっ!」

翔「何も見えないッス!」

 

 

ただの闇じゃないらしく、十代達の方は見えないらしいが、俺にはムルシエの姿が何故かくっきり見える。

直後、ムルシエに向かって中から黒い手が何本も生えてきた。

 

 

理人「何が起きてるんだ?!」

タロウ『分からない。だが、あの手はアイツだけを標的としているようだ』

 

 

タロウの言う通り、手はムルシエだけに伸びていき、闇に引きずり込んでいく。

 

10秒もすると、跡形もなく消えてしまった。

目の前の出来事に一瞬呆けてしまったが、デッキの事を思い出す。

 

 

理人「・・・あっ!デッキ!」

ゼロ『あそこにあるやつじゃないか?』

 

 

一緒に闇に飲み込まれてしまったのかと焦ったが、近くにばらまかれていた。

カードを仕分け、ムルシエのカードをポケットにしまう。

 

 

セブン『カードは後で我々が何とかしよう』

理人「よろしく頼むよ」

 

 

暫くすると闇が晴れてきて、元の部屋の風景に戻った。

完全に闇が消えると、十代達が駆け寄ってきた。

 

 

十代「おーい理人ー!」

杏奈「大丈夫ー?」

 

 

向こうも無事のようだな。

 

 

翔「理人君、あいつは!?」

理人「闇に紛れて逃げたよ。ほい、アンタのデッキ」

タイタン「すまん」

杏奈「もうここに用はないから早く外に出よう」

十代「おう」

 

 

そんな会話の後、今度こそ外に出た。

未だ眠っている明日香は十代が背負っていった。

 

 

 

 

 

 

隼人「おーい!」

大徳寺「皆さ~ん、大丈夫ですかにゃ~!?」

 

 

外に出ると丁度、三沢と隼人が大徳寺先生を連れてここに着いたところだった。

でも、先生。

なんでファラオを連れてるんだ?

 

 

三沢「天上院君は無事か!?」

隼人「そっちの人は誰なんだな?」

理人「お、落ち着けって!ちゃんと話すから!」

明日香「ううん・・・ここは?」

 

 

丁度明日香も目を覚ましたので、俺たちは廃寮内で起きたことを話した。

 

 

三沢「そんなことが・・・だが、皆が無事でよかった」

大徳寺「とりあえず、その男は学園で身柄を拘束するのにゃ」

タイタン「わかった、従おう。・・・お前達、悪かったなぁ」

 

 

タイタンはそれだけ言って、大徳寺先生と一緒に学園へ向かった。

原作だとアレだけど、根は良い奴なのかもしれないな。

依頼人の事以外は素直に吐いたし。

 

二人の姿が見えなくなると、何処かで鶏の鳴き声が聞こえた。

 

 

十代「やべ!皆が起き出す前に戻ろうぜ!」

三沢「そうだな」

理人「杏奈。明日香を送ってやってくれ」

杏奈「わかった!」

 

 

杏奈に明日香の事を任せて、俺たちは解散した。

 

 

 

 

 

 

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