作者のくだらない妄想劇場
ウルトラマンX 20話「美しき終焉」より、エクシードX登場シーン
グリーザ『ほう・・・戦闘力が4万2000にまで上昇しましたよ。倒すのが惜しいです。ですが私の戦闘力は
5 3 0 0 0 0 で す』
エクシードX『!!?』
明日、アカデミアは冬休みに入る。
生徒は大半が実家のある本土に帰省する。
少数だが、アカデミアに残る者もいる。
俺はどうしようかと考えているとPDAが鳴った。
理人「もしもし」
???「ハァーイ、リヒトボーイ。久しぶりデース」
ペ、ペガサスさん!?
理人「え、な、なんでこの番号知ってんですか!?」
ペガサス「フフフ・・・それはトップシークレットデース!」
どういう・・・ことだ・・・
ペガサス「ところでリヒトボーイは冬休みの予定はありマスカ?」
理人「いや特に無いんで残ろうかと・・・」
ペガサス「それはちょうど良かったデース!明日ヘリを向かわせるので乗ってくだサーイ!」
理人「は?ヘリって「それではさよならデース!」・・・」
切れた・・・
なんだったんだ・・・?
ゼロ『闇の手がかりが見つかったんじゃないのか?』
理人「う~ん・・・違うんじゃないか?緊急性は感じられなかったし・・・まぁ明日になれば分かるだろ」
ゼロ『そうだな』
次の日。
昼食を食べ、荷物を纏めてアカデミアに埠頭のヘリポートへ向かう。
荷物と言っても、デュエルディスク・デッキ・着替えのみなので数分で終わった。
隣室の三沢も帰省組で朝の定期便で本土へ戻った。
十代達レッドメンバーは居残り組でアカデミアで年を越すとか。
ん?翔が残るってことは、カイザーも残るのか?
・・・想像つかねー。
途中、杏奈に会った。
彼女も帰省するのか、荷物を持っていた。
杏奈「あれ、理人君も帰省?」
理人「いや、ペガサスさんに呼ばれ「え!?ペガサスってI²社の名誉会長のペガサス・J・クロフォード!?」そ、そうだけど・・・」
杏奈「お願い!私も連れてって!ペガサス会長に会える絶好の機会だし!」
な、なんだってーーーー!
理人「いや、杏奈も家に帰るんだろ!?親とかどうするんだ!?」
杏奈「あ、大丈夫!ウチの両親二人共海外で働いているから家にいない・・・というか日本にいないし」
理人「ああ、そう・・・」
う~ん、杏奈一人くらいなら大丈夫か・・・?
一応聞いてみるか。
PDAを起動して電話を掛けた。
理人「あ、ペガサスさんですか?」
ペガサス「おや、リヒトボーイ?どうかしたのデスカ?」
理人「今日の事なんですが、友人を連れていってもいいですかね?」
ペガサス「そんなことでしたか、YOUの友人なら構いまセーン!」
理人「ありがとうございます。ところで何の用j「YOUとYOUの友人が到着するのを心待ちにしてマース!」・・・また切れた」
また用事を聞けなかった・・・
・・・まあいい、言質は取れた。
理人「OKが出たよ」
杏奈「やったー!ありがと!」
うっ・・・
その笑顔は反則だろ・・・
理人「・・・もうすぐヘリが来る筈だ。行こうぜ」
杏奈「わかった!」
ご機嫌の杏奈と一緒にヘリポートへ向かった。
ヘリポートに着くと、既に一機のヘリが待っていた。
近付くと、ヘリの横にいた黒服に身元の確認をされた。
黒服「銀城理人様とそのご友人ですね?」
理人「そうです」
黒服「こちらへどうぞ」
俺たちはヘリに乗り込んでアカデミアを出発した。
アカデミアを立って、数時間。
ヘリはとある孤島の建物の屋上に着陸した。
降りると、サングラスをかけた黒服の男達が待っていた。
クロケッツ「お待ちしておりました、銀城様。私はペガサス様の下で執事を務めておりますクロケッツと申します。こちらへどうぞ」
理人「あ、はい」
黒服2「荷物をお持ちします」
杏奈「あ、ありがとうございます」
俺と杏奈はクロケッツの後を付いていった。
平常通りの俺と違って、杏奈は緊張しているっぽいな。
まぁ一般人が普段出会うことの無い有名人に会うんだから、仕方ないと言えば仕方ないけど。
長い通路を進み、やがて赤い扉の前に着いた。
クロケッツ「こちらの部屋でペガサス様がお待ちです」
クロケッツが扉を開ける。
俺たちの目に飛び込んできたのは・・・!
ペガサス「ようこそ、私のトゥーンワールドへ!」
ペガサスさんがトゥーン・ブラマジガール、トゥーンドラゴンエッガー、トゥーンサイバードラゴン等に囲まれて俺達を出迎えた・・・
どこの夢の国だよっ!
理人「・・・お久しぶりです、ペガサスさん」
ペガサス「久しぶりデース!そして、YOUがリヒトボーイのフレンドデスネ?」
杏奈「藤山杏奈です!初めまして!」
ペガサス「リヒトボーイのフレンドがこんなキュートなガールで驚きデース!」
遠回しに俺を貶めてません?
杏奈は「本物だぁ・・・本物だぁ・・・」みたいな表情してる。
・・・あれ?前にも似た光景を見たような・・・デジャヴ?
理人「・・・で?そろそろ俺を呼んだ理由を聞かせて欲しいんだけど?」
ペガサス「Oh!そうでした!今日、リヒトボーイを呼んだのは聞きたいことがあったからなのデース」
理人「聞きたいこと?」
ペガサス「イエース!それはウルトラマンのことについてデース。彼らの頼みでカードをデザインしましたが、その実、彼らの事を何も知りまセーン。彼らはどういった歴史を歩んできたのか、どういった世界で生きてきたのか、どういった相手と戦ってきたのか。私はそれを知りたいのデース」
ああ・・・
ペガサスさんが会ったのって夢の中(ほぼ一方通行)だったな。
ペガサス「アカデミアが冬休み入るのを待って、今日呼んだというわけデース」
理人「そういうことだったんですか・・・」
ゼロ『そういうことなら俺から話したほうが良いだろう。俺のカードをデュエルディスクに置いてくれ』
解説にゼロが立候補した。
鞄の中からデュエルディスクを取り出して起動させる。
ゼロの指示通りにゼロのカードをセットし、ソリッドビジョンのゼロが現れる。
ゼロ『これならアンタ(ペガサス)にも見えるだろ?』
杏奈「あ!ゼロだ!」
ペガサス「ワーオ!精霊ですカ!」
ウルトラのことなら本人に説明してもらうのが一番だし、この方法ならペガサスさんも見えるしな。
ゼロ『さて、まず俺の故郷・光の国の歴史について話す。光の国は別の世界のⅯ78星雲にある星にある。元々俺達は地球人と変わらない姿をしていたんだ』
ペガサス「それは本当デスか?」
ゼロ『ああ、だが今から26万年前、突然、ウルトラの星の太陽が爆発してしまった。そのため、ウルトラの星は光を失い、暗黒に包まれた。』
杏奈「え、大変じゃない!」
ゼロ『その通りだ。光を失った星の運命は絶望的だ。だが、先祖は希望の光を消さなかった。ウルトラの星の科学者達によって人工太陽「プラズマスパーク」が開発され、これによってウルトラの星は死を免れることができた。だが、この「プラズマスパーク」が発した「ディファレーター線」が俺たちの先祖の身体に変化をもたらした。肉体が強化され、様々な超能力を身につけた。これが超人ウルトラ族の誕生だ』
ペガサス「とてもファンタスティックデース!」
ゼロ『だが、ウルトラ族は本来争いを好まない平和を愛する種族だったから、超人の力を持て余していたんだ。実際、ウルトラマンの力を得るよりも更に昔から犯罪が一度も無く、警察は廃止されたらしいからな』
杏奈「廃止って・・・想像つかないかも」
確かに凄い事だよな。
それだけ彼らは善良な種族だったんだろう。
ゼロ『超人の力を得てからも長く平和だったウルトラの星だったが、4万年前、暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人率いる軍団が攻めてきた。多くのウルトラ戦士がそれに立ち向かったが、戦力差は圧倒的だった。だが戦争終盤に完成したウルトラベルという秘宝の力で奴らを撃退し、エンペラ星人も一人のウルトラ戦士との一騎打ちによって、深手を負い撤退して辛くも勝利を収めたんだ。この戦いを機に宇宙の平和を脅かす存在と戦う組織・宇宙警備隊が結成され、エンペラ星人を一騎打ちで退けた、後にウルトラの父と呼ばれることになるウルトラ戦士が初代隊長となった。』
後にウルトラ大戦争と呼ばれる戦い。
この戦争でウルトラの父とウルトラの母が出会って結ばれたんだよね。
ペガサス「アンビリーバボォー!遥か昔にそんな戦いがあったとは・・・とても信じられまセーン!」
ゼロ『だが事実だ。宇宙警備隊結成後も何度か外敵からの襲撃があったがその度、退けてきた。そして今から50年前、一人のウルトラ戦士が凶悪な宇宙怪獣を追って地球に降り立った。彼はその星が幾多の怪獣や侵略者の危機に晒されていることを知り、故郷へ帰らず、地球に留まり戦った。俺達ウルトラ戦士と地球との関わりの始まりだ。その後、数名のウルトラ戦士が入れ替わりやってきて、時には人間と力を合わせて様々な怪獣や侵略者から地球を守ってきた。そして地球の暦で2006年、表立った活動をしていなかったエンペラ星人が、活動を再開した』
杏奈「ちょっと待って。2006年っておかしくない?今は200X年なのよ?」
ゼロ『いや2006年で合ってる。恐らく、時間の流れが異なるのか俺達ウルトラ戦士が過去の時間軸に来たんだろう』
歪みは空間だけじゃなく時間まで捻じ曲げていたってことか?
ゼロ『エンペラ星人はウルトラの星への再侵攻の前に地球に目を付けた。ウルトラの星は当時宇宙警備隊のルーキーだったメビウスを地球に派遣した。エンペラ星人は自身の配下を送り込むもメビウスによって悉く倒されていった。とうとうエンペラ星人自らやって来て、地球を滅亡の危機に陥れる。だが、メビウス、地球人、ウルトラ戦士達、多くの宇宙人達の強い結束でエンペラ星人を倒すことができた』
杏奈「そんなことがあったんだ・・・」
ウルトラマンが紡いできた絆がもたらした勝利。
あの回は年甲斐も無く興奮したな~。
ゼロ『次に胸に付いてるカラータイマーについてだ。これは俺達ウルトラ戦士の活動の限界を知らせる大事なものだ。通常は青く発光しているが、地球での活動時間が残り少なくなってくると青から赤に変わり、点滅を始めて警告音は発する。例外もあるけどな』
ペガサス「例外とは?」
ゼロ『ガイアのカラータイマーは活動「時間」じゃなく、活動「限界」を知らせるものだ』
杏奈「?同じウルトラマンなのに?」
ゼロ『確かにガイアも同じウルトラマンだ。だが、出身宇宙が違う』
ペガサス「What!?そうなのデスか?」
ゼロ『ああ。宇宙は一つじゃない。俺の故郷の世界、ティガとダイナの世界、ガイアの世界、コスモスの世界、ネクサスの世界、マックスの世界、ギンガとビクトリーの世界、エックスの世界、他にもいくつもの宇宙がある。ここ世界だって俺達からすれば別の宇宙だしな』
杏奈「へぇ~」
ゼロの話が一区切りついた所でふと時計を見た。
いつの間にか短針は7時を過ぎていた。
外は既に暗くなっていた。
理人「いつの間にか夜になってたんですね」
ペガサス「オヤ気付きませんでシタ」
杏奈「もうこんな時間!道理でお腹が空く筈だよ」
理人「俺もだ」
ペガサス「フフフ。すぐにディナーにしマース!ついてきてくだサーイ」
ペガサスさんの後に付いていき、豪華なディナーを御馳走になった。
・・・前回の話の中にウルトラ怪獣が三体隠れてましたが、気付きました?