レジェンドやサーガとは異なる合体の力・・・
歴代ウルトラ戦士がどう関わるのかも気になります。
・・・めっちゃ待ち遠しい‼‼
カミューラを倒して数日。
寮の食堂で朝食を取っていると、イエロー寮の寮長の樺山先生が近くに来て話しかけてきた。
樺山「銀城君ちょっといいですか?」
理人「はい?何でしょう?」
樺山「さっき私の所に校長先生から‟銀城君に校長室に来るように伝えて欲しい”と連絡がありました。朝食を終えたら、校長室に行ってください」
理人「わかりました」
そう答えると、樺山先生は食堂を出て行った。
しかし・・・一体、何の用だろ?
急いで朝食の残りを搔き込んで校長室へ行き、ノックをしてから中に入った。
校長「待っていましたよ、銀城君」
中に入ると校長とクロノス、あと何故かカイザーがいた。
理人「俺に何か用でしょうか」
校長「ええ、実は直に向かってほしい所があるのです」
理人「?何処にです?」
校長「海馬コーポレーションです」
理人「・・・・・・はい?」
理由を尋ねたが校長も詳細は知らされていないようで、よく分からないまま待機していた迎えのヘリに乗って海馬コーポレーションに向かった。
ちなみに、鍵は島の外には持ち出せないのでどうするのかと尋ねたら、カイザーかクロノスが一旦預かるとの事。
二人は「借りを返す為」と言って了承していた(たぶん、カミューラから助け出された時の事を言っているんだろう)。
1時間後、ヘリは海馬コーポレーションの屋上に着陸した。
ヘリを降り、案内された先の部屋は・・・社長室。
中にいる人物は勿論、
???「ふぅん・・・貴様が銀城理人か」
海馬コーポレーション社長にして伝説のデュエリストの一人、海馬瀬人その人である。
鋭い眼光に殺されそうだ。
海馬「ペガサスから話は聞いている。異世界から来たとか言っていたそうだな。ペガサスは信じたようだが、そのような、非ィ科学的なものは俺は信じん!」
ですよねー。
何で話したんすか、ペガサスさん。
海馬「だが、貴様の言っていた3種類(シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム)のカードには興味が湧いた。そこで我が社はI²社と合同で極秘にプロトタイプのシンクロカードを作り上げた」
流石大企業・・・
プロトタイプとはいえ、もうシンクロモンスターを作ったとは・・・!
海馬「今日貴様を呼んだ理由だが、これから貴様にはシンクロモンスターを入れたデッキとテストデュエルしてもらう」
理人「お、俺“と”ですか!?俺“が”じゃなくて!?」
海馬「そうだ。貴様はシンクロモンスターと対峙した感想をレポートに纏めて提出すればいい。ついて来い」
海馬と一緒に社長室から出て、だだっ広い殺風景な部屋に移動した。
中で対戦相手が待っているのかと思ってたが、誰もいなかった。
部屋の出入り口の所で戸惑っていると、海馬社長は部屋の中央まで歩いて俺に真正面から向かい合う。
そして海馬社長の足元から台が上がってきて、そこに置かれていたデュエルディスクとデッキを装着した。
理人「うぇ!?相手って海馬社長!?」
海馬「デュエルディスクを構えろ!それとも、この俺に怖気づいたか?」
理人「まさか!驚きましたが、こんな機会は滅多にないですからね。怖気づくところか、燃えてきましたよ!」
海馬「ふぅん・・・その意気込みだけは評価してやる。デュエル開始の宣言をしろ!磯野!」
磯野「はっ!デュエル開始ィィィ!」
理人・海馬「「デュエル‼」」
理人 LP4000
海馬 LP4000
理人「先攻は・・・俺ですね。ドロー!」
ターン1
理人「【光の戦士 ウルトラマンティガ】を守備表示で召喚。カードを2枚伏せ、ターンエンド」
理人 LP4000 手札3枚
モンスター 【光の戦士 ウルトラマンティガ】(守1300)
魔法・罠 伏せ2枚
ターン2
海馬「ふぅん・・・それがペガサスがデザインしたカードか」
理人「ええ、まあ「だが!我が僕が全て蹴散らしてくれるわ!俺のターン!」」
海馬 LP4000 手札6枚
海馬「フィールド魔法【光の霊堂】を発動!」
【光の霊堂】・・・?
海馬「このカードがある限り、俺は通常召喚に加えて1度だけ、光属性・レベル1チューナーモンスター1体を召喚できる!チューナーモンスター【青き眼の乙女】を召喚!【光の霊堂】の効果でチューナーモンスター【青き眼の賢士】を通常召喚!このカードの召喚の成功したことにより、光属性・レベル1チューナー1体を手札に加えることができる!【伝説の白石】を手札に加える!」
【青き眼の乙女】は知ってるけど、【賢士】?【光の霊堂】?
なにそれ?!
元の世界でも見た事ないんだけど!?
※理人が飛ばされた時、元の世界の年月は2015年7月。
なのでそれ以降発売されたカードの事は知らないのだ!
海馬「魔法カード【ドラゴン・目覚めの旋律】を発動!手札を1枚捨てる事により、デッキから攻撃力3000以上守備力2500以下のドラゴン族を2体手札に加える!俺が加えるのはこの2枚!」
海馬が見せたカードは【青眼の白龍】と・・・【青眼の亜白龍】?
また知らないカード・・・!
海馬「そして墓地に捨てた【伝説の白石】の効果で2枚目の【ブルーアイズ】を手札に加える!」
あっれー?
あんだけ動いているのに手札が全然減ってなくない?
海馬「まだだ!【光の霊堂】の第2の効果を発動!俺の場のモンスター1体を対象として発動できる。
手札・デッキから通常モンスター1体を墓地へ送る。
対象のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのレベル×100アップする!
俺が捨てるカードはこいつだ!」
デッキから引き抜いたのは【青眼の白龍】・・・!
そのレベルは8。
つまり、攻撃力が800ポイントアップする・・・!
海馬「【青き眼の乙女】を選択し攻撃力800ポイントアップ!」
【青き眼の乙女】 攻0⇒800
海馬「そして【青き眼の乙女】がカード効果の対象になった時、手札・デッキ・墓地より【ブルーアイズ】を特殊召喚する!出でよ!我が最強の僕!【青眼の白龍】‼‼」
チューナーとチューナー以外のモンスターが揃った・・・!
来る・・・!
海馬「行くぞ銀城!俺はレベル8の【青眼の白龍】にレベル1【青き眼の賢士】をチューニング!」
海馬が叫ぶと【青き眼の賢士】は1つの光の輪となった。
その輪の中を【青眼の白龍】がくぐる。
海馬「新たな姿に生まれ変わり、未来へのロードを切り開けェ‼」
眩い光が【青眼】を包み込む。
海馬「シンクロ召喚‼新たなる我が僕‼【青眼の精霊龍】‼‼」
光が晴れた場所にいたのは、全体的にシャープなフォルムなった、海馬の魂のカード【ブルーアイズ】が進化したドラゴン。
それを見た海馬は言った。
海馬「ふつくしい・・・!」
【青眼の精霊龍】・・・
これも知らないカードだ。
どんな効果があるんだ・・・?
海馬「手札の【青眼の亜白龍】のモンスター効果発動!このカードは手札の【ブルーアイズ】1枚を相手に見せる事で、特殊召喚できる!現れろ!【青眼の亜白龍】‼」
【精霊龍】とは異なる、【青眼の白龍】に似たドラゴンが召喚される。
海馬「いくぞ!【青眼の精霊龍】!雑魚モンスターを蹴散らせ!“滅びのスピリットストリーム”‼」
ティガ『ぐぁぁ!』
【青眼の精霊龍】がブレスを吐き、【ティガ】を吹き飛ばした。
理人「くっ・・・!罠発動!【ウルトラサイン】!【光の戦士】が破壊された時、手札・デッキからレベル4の【光の戦士】を特殊召喚できる!頼む!【ダイナ】!」
海馬「構わん!【青眼の亜白龍】の攻撃!“滅びのブラストストリーム”‼」
ダイナ『ぐぅ!』
海馬「【青き眼の乙女】の追撃!」
理人 LP4000⇒3200
海馬「ターンエンド」
【青き眼の乙女】 攻800⇒0
海馬 LP4000 手札3枚
モンスター 【青き眼の乙女】(攻0)
【青眼の精霊龍】(攻2500)
【青眼の亜白龍】(攻3000)
魔法・罠 【光の霊堂】(フィールド)
ターン3
理人「俺のターン!ドロー!」
理人 LP3200 手札4枚
モンスター 無し
魔法・罠 伏せ1枚
理人「スタンバイフェイズに罠カード【リターンマッチ!】を発動!俺の墓地から戦闘破壊された【光の戦士】1体を攻撃表示で特殊召喚する!俺は【光の戦士 ウルトラマンダイナ】を特殊召喚!」
海馬「そんなモンスターを召喚した所で、我が【ブルーアイズ】たちの敵ではないわ!」
理人「【リターンマッチ!】の効果はまだある!この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのバトルフェイズ終了時までモンスター効果では破壊されず、攻撃力を1000ポイントアップする!」
【光の戦士 ウルトラマンダイナ】 攻1700⇒2700
【リターンマッチ!】(象現様考案:オリカ)
通常罠
相手フィールド上に攻撃表示モンスターが存在している場合、自分のスタンバイフェイズに発動する。
自分の墓地から戦闘で破壊された【光の戦士】モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのバトルフェイズ終了時までモンスター効果では破壊されず、攻撃力が1000ポイントアップする。
また、この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン相手の攻撃表示モンスターにしか攻撃できない。
海馬「ほう・・・【精霊龍】を超えてきたか」
理人「まだ俺は通常召喚を行っていない。【ウルトラマンネクサス】を召喚!墓地の【光の戦士】1体につき、攻撃力が100アップ!」
【光の戦士 ウルトラマンネクサス】 攻1700⇒1800
理人「更に装備魔法【アームドネクサス】を【ネクサス】に装備する!」
【アームドネクサス】(オリカ)
装備魔法
自分フィールド上の「光の戦士 ウルトラマンネクサス」「光の戦士 ウルトラマンエックス」にのみ装備可能。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの攻撃力はターン終了時まで、装備モンスターの攻撃力分ダウンする。
この効果を発動する場合、装備モンスターは攻撃できない。
装備モンスターが自分フィールド上から手札に戻る事によってこのカードが墓地へ送られた時、このカードをデッキに戻す。
理人「このカードは1ターンに1度、相手フィールドにいる攻撃表示モンスター1体を選択して、その攻撃力を装備モンスターの攻撃力分ダウンさせる!俺は【青眼の精霊龍】の攻撃力を下げる!」
海馬「何!?」
【ネクサス】は腕の【アームドネクサス】から光の刃を出し、飛んで【精霊龍】を切りつけた。
【青眼の精霊龍】 攻2500⇒700
海馬「おのれぇ・・・!よくも我が【ブルーアイズ】に傷を・・・!」
怖ぇぇぇぇぇぇ‼
【ブルーアイズ】を愛してるのは知っていたけど!
理人「・・・ええい!【ダイナ】で【精霊龍】を攻撃!“ソルジェント・・・”‼」
海馬「甘い!【精霊龍】の効果を発動!このカードを生け贄に捧げることで融合デッキ・・・いや、エクストラデッキから光属性ドラゴン族のシンクロモンスターを特殊召喚できる!」
理人「!!」
海馬「【精霊龍】を生け贄に・・・出でよ!【蒼眼の銀龍】‼」
【精霊龍】の姿が光の粒子となって空中に舞い上がる。
やがてそれは、一か所に集まり姿形が再構築された。
海のような深い青の眼、そして雪のような白銀の体を持つ龍。
海馬「・・・やはりふつくしい」
海馬の言葉は無視するとして。
ここで守備力3000のモンスターかよ・・・!
今の状況で【ダイナ】の攻撃力以下の相手モンスターは【青き眼の乙女】だけだけど・・・
あのモンスターは攻撃すると【ブルーアイズ】を呼ぶ能力がある・・・!
理人「俺はカードを2枚伏せて、ターンエンド」
【光の戦士 ウルトラマンダイナ】 攻2700⇒1700
理人 LP3200 手札0枚
モンスター 【光の戦士 ウルトラマンダイナ】(攻1700)
【光の戦士 ウルトラマンネクサス】(攻1800)
魔法・罠 【アームドネクサス】(ネクサスに装備中)
伏せ2枚
ターン4
海馬「俺のターン!ドロー!」
海馬 LP4000 手札4枚
モンスター 【青き眼の乙女】(攻0)
【蒼眼の銀龍】(守3000)
【青眼の亜白龍】(攻3000)
魔法・罠 【光の霊堂】(フィールド)
海馬「この瞬間!【蒼眼の銀龍】の効果が発動する!通常モンスターを墓地より特殊召喚する!再び現れよ!【青眼の白龍】‼【青き眼の乙女】を対象に【光の霊堂】の効果を発動!【白き霊龍】を捨て、攻撃力800ポイントアップ!」
【青き眼の乙女】 攻0⇒800
理人「ん?そのモンスター、効果モンスターじゃ・・・?」
海馬「ふぅん、【白き霊龍】は手札・墓地にある時、通常モンスターとして扱う。【青き眼の乙女】の効果で手札の【ブルーアイズ】を特殊召喚する!そして、【青眼の白龍】に【青き眼の乙女】をチューニング!出でよ!【青眼の精霊龍】!【精霊龍】を生け贄に捧げ、【蒼眼の銀龍】を特殊召喚!更に【蒼眼の銀龍】と【青眼の亜白龍】を生け贄に、出でよ!【青眼の白龍】‼」
攻撃力は【ブルーアイズ】の方が上の筈・・・
なんでシンクロ召喚を・・・?
海馬「装備魔法【光の導き】を発動!俺の場に他の【光の導き】が存在せず、自分の墓地に【ブルーアイズ】が3体以上存在する場合、その内の1体を効果を無効にして特殊召喚し、このカードを装備できる!甦れ!【青眼の白龍】‼」
上から光の柱が降りて来て、キラキラした光を纏った【青眼の白龍】が姿を現した。
海馬「【ブルーアイズ】!【光の戦士 ウルトラマンダイナ】を攻撃!“滅びのバーストストリーム”‼‼」
理人「罠発動!【ウルトラバリヤー】!相手モンスターの攻撃を無効にする!」
【ダイナ】がバリアを張り、【ブルーアイズ】の攻撃を防ぐ。
海馬「防いだか・・・だが【光の導き】を装備した【青眼の白龍】は、墓地の【ブルーアイズ】の数だけ攻撃できる!」
理人「確か・・・墓地の【ブルーアイズ】は4体・・・だとすると、あと3回の攻撃が!?」
海馬「否!【白き霊龍】はルール上【ブルーアイズ】としても扱う。つまり、墓地の【ブルーアイズ】は5体で、残り攻撃回数は4回だ」
理人「4回!?」
海馬「【ブルーアイズ】の2回目の攻撃!“滅びのバーストストリーム”‼」
理人 LP3200⇒1900
理人「墓地に【光の戦士】が置かれたことで【ネクサス】の攻撃力アップ!」
【光の戦士 ウルトラマンネクサス】 攻1800⇒1900
海馬「3回目!“滅びのバーストストリーム”‼」
理人 LP1900⇒800
理人「く・・・!速攻魔法!【命の固形化】!俺の場にモンスターがいない時、墓地の【光の戦士】・・・【ネクサス】を守備表示で特殊召喚!」
海馬「4回目!“滅びのバーストストリーム”‼」
場ががら空きになってしまった・・・!
最後の攻撃を防ぐ術はもうない・・・!
ここまでか・・・
海馬「これで終わりだ!“滅びのバーストストリーム”‼」
理人「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
理人 LP700⇒0
“滅びのバーストストリーム”の直撃によって俺の体は大きく吹き飛ばされた。
ライフを1ポイントも削れずに負けちまった・・・
やっぱ海馬社長強ぇ~・・・!
床に大の字になってる俺の元に海馬が近づいてきた。
海馬「ふぅん。久しぶりに血が滾るデュエルだった」
【ブルーアイズ】の派生シンクロモンスターを召喚したからだろ、と心の中でつっこんだ。
海馬「後でこのデュエルで気づいた事をレポートに纏めておけ。磯野!後は任せたぞ」
磯野「了解しました」
理人「あれ、もう行っちゃうんですか?」
海馬「俺も忙しい身なんでな」
さっさと部屋から退室する海馬社長を大の字のまま見送った。
いつか、リベンジして勝ってやる!
そんな思いを胸に秘めて。
~おまけ~
「所で、なんで海馬社長がシンクロモンスターを使ったんです?」
と聞いたところ。
海馬「ふぅん・・・開発したのは【青眼の精霊龍】と【蒼眼の銀龍】の2枚。テストデュエルとはいえ、俺以外のデュエリストが我が【ブルーアイズ】たちを使うなど、この俺が許さん!」
とおっしゃってました。
カイバーマン・・・ではなく、海馬でした!
カイバーマンは精霊界で十代とデュエル中。