遊戯王GX 光を継ぐ者   作:シャインロード

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お待たせしました。
ゴールデンウィーク、特に何もしなかったシャインロードです。

今回のお話は・・・・・・奴が出ます。


第33話  最弱のデュエルモンスター!?その名は○○○!

海馬瀬人との邂逅から1週間。

今のところカミューラを倒して以来、セブンスターズの刺客は来ていない。

とりあえず、デッキとデュエルディスクだけは常備するようにして、束の間の平穏を満喫していた。

 

 

 

満喫してい‟た”。

この時までは。

 

 

 

部屋で映画を見ていたら、樺山先生が来て再び校長が俺を呼んでいると聞かされた。

今度は何なんだ?と思いつつ、すぐさま校長室へ向かうと、校長と十代・翔・万丈目・大徳寺先生がいた。

そこで校長が切り出したのは・・・

 

 

理人・万丈目「「この学園を買収!?」」

ゼロ『穏やかな話じゃねぇな』

校長「そうです。ここの運命が買収相手とウチの生徒とのデュエルで決まることになってね」

十代「校長!そのデュエル俺がやるぜ!」

校長「それが相手はこちらの代表を指名してきているのだよ」

 

 

十代の申し出を即却下。

校長に呼ばれたのは二人・・・

 

 

理人「俺と万丈目ってことですか?」

???「その通りだ!」

 

 

校長室のモニターから声がした。

振り向くと二人の男が映っていた。

 

 

十代「あ!」

翔「まさか、買収相手って・・・!」

 

 

・・・・・・?

 

 

万丈目「これは一体どういう事です!?」

???1「知っての通り、我々の目的は政界!」

???2「財界!」

???1・2「「そしてカードゲーム界に君臨し、我々の帝国を築きあげる事!」

 

 

アホか。

それと買収となんの関係が?

 

 

万丈目「けど俺は・・・!」

???1「誰が落ちこぼれなんぞ当てにするか」

???2「我々は自らの手でその学園を手に入れ、カードゲーム界への足掛かりとするのだ!貴様らには我々と学園を掛けて戦ってもらう!」

理人「でもアンタら素人だろ?勝負にならないと思うけど?」

???1「勿論ハンデはつけさせてもらう!」

 

 

相手が指定してきた条件は次の通り。

 

万丈目⇒攻撃力500未満のモンスターのみ。

俺⇒レベル3以下のモンスターのみ。

 

俺のデッキでレベル3以下ってほとんどいないぞ?

逆でも普段のデッキは使えないな・・・

新しく組まないといけないか。

 

 

???1「デュエルは三日後、楽しみにしているぞ。ハハハハハハ!」

???2「ハハハハハハ!」

 

 

通信が切れた。

笑いながら通話を切るってどうなんだ?

 

 

万丈目「用が済んだのなら俺は帰らせてもらう」

十代「待てよ!俺たちも力を貸すぜ」

翔「そうだよ!」

万丈目「断る。デュエルをするのは俺だ」

 

 

そう言って万丈目は校長室を出て行った。

・・・俺も部屋戻ってデッキ組も。

 

 

 

 

 

 

三日後―――――

 

デュエル当日。

 

まず、万丈目と???1のデュエルが行われた。

攻撃力500未満のカードを殆ど持っていない万丈目は古井戸に捨てられたカードをを使ってデッキを組んだらしい。

余談だがそこで感動の再会があったとか。

そんな万丈目は攻撃力500未満どころか、攻撃力0のモンスター(+魔法罠)で???1に勝った。

 

 

会場「万丈目!万丈目!」

万丈目「否!俺の名は・・・一!十!」

十代・翔「「百!」」

三沢・明日香「「千!」」

万丈目「万丈目サンダー‼」

会場「サンダー!サンダー!万丈目サンダー‼」

 

 

次は俺の番か。

 

 

ゾフィー『今回、我々は力を貸せないが君の健闘を祈っている』

ゼロ『負けんなよ!』

 

 

おうよ!

 

リングに上がり、腕を組んで待ち構えていた???2と相対する。

 

 

???2「待っていたぞ!勝って我等兄弟を侮辱した事後悔させてやる!」

理人「なんか知らないけど俺も負ける気は無いぜ!」

 

 

理人・???2「「デュエル‼」」

 

理人 LP4000

???2 LP4000

 

 

理人「俺のターン、ドロー」

 

 

 

ターン1

 

 

 

理人「モンスターをセットして、ターンエンド」

 

 

理人 LP4000 手札5枚

 

モンスター 裏側守備表示

魔法・罠  無し

 

 

翔「理人君大丈夫かな・・・?」

十代「どんなデュエルを見せてくれんのか楽しみだぜ!」

明日香「この学園を賭けたデュエルだっていうのに・・・」

杏奈「あはは、ぶれないなぁ・・・」

 

 

 

ターン2

 

 

 

???2「私のターン、ドロー!」

 

 

???2 LP4000 手札6枚

 

 

???2「【融合】を発動!【神竜 ラグナロク】と【ロード・オブ・ドラゴン】を融合!出でよ!【キングドラグーン】‼」

 

 

???1と同じ出だしだな。

 

 

???2「【キングドラグーン】の効果発動!手札から【ダイヤモンドドラゴン】を特殊召喚!そして【アレキサンドライドラゴン】を召喚!」

杏奈「いきなり攻撃力2000越えが3体!」

 

 

さっきも思ったけど近くで見るとめっちゃキラキラしてるな。

ずっと見てたら絶対目を悪くするよ。

 

 

???2「【キングドラグーン】でモンスターを攻撃!」

 

 

腕から放たれた光線(?)で表になって破壊されるセットモンスター。

この瞬間リバース効果が発動する。

 

 

理人「セットモンスターは【魔導雑貨商人】。デッキを捲っていき、最初に出た魔法・罠カードを手札に加え、それ以外のカードを墓地に送られる。1枚目、モンスターカード。2枚目、モンスターカード。3枚目、モンスターカード。4枚目・・・・・・・・・・・・・・・18枚目、魔法カード【異次元からの埋葬】だ。手札に加え、残りは墓地に」

 

 

デッキのほぼ半分が墓地に送られた。

 

 

デッキ残り枚数 34⇒16

 

 

翔「デッキの半分が無くなっちゃった!」

三沢「それよりも銀城の場ががら空きだ!」

???2「残りのモンスターで総攻撃!」

理人「手札の【速攻のかかし】の効果発動!このカードを墓地に捨て、バトルを強制終了させる!」

???2「何ぃ!?手札からモンスター効果だとぉ!?」

 

 

2体のドラゴンが吐き出したブレスが俺に向かってきたが、案山子が立ち塞がって全て受け止めた。

 

 

???2「ターンエンド」

 

 

???2 LP4000 手札1枚

 

モンスター 【竜魔人 キングドラグーン】(攻2400)

      【ダイヤモンドドラゴン】(攻2100)

      【アレキサンドライドラゴン】(攻2000)

魔法・罠  無し

 

 

 

ターン3

 

 

 

理人「俺のターン、ドロー!」

 

 

理人 LP4000 手札7枚

 

モンスター 無し

魔法・罠  無し

 

 

理人「魔法カード【ワン・フォー・ワン】を発動!手札のモンスターカードを捨て、手札・デッキからレベル1モンスターを特殊召喚できる!俺が呼ぶモンスターはこいつだ!」

 

 

リングの地面の中(?)から這い出てきたのは、青いローブを纏った骸骨。

 

 

???2「ワ・・・!?」

会場「【ワイト】だとぉ!?」

 

 

【ワイト】だ。

クリスマスを行おうとする紳士ではないし、「ヨホホ」と笑う音楽家でもない。

 

 

十代「【ワイト】?」

三沢「【ワイト】でどうやって戦うというんだ・・・!?」

???2「貴様!ふざけてるのか!?」

理人「俺は至って大真面目だ。必要だから入れてるだけだし」

 

 

自分でレベル3以下だけでデッキを組めって言っておいて、【ワイト】を出したら逆ギレかい。

・・・バカは放っとこう。

 

 

理人「モンスターをセット。カードを3枚伏せてターンエンド」

???2「ガン伏せだと!?」

 

 

理人 LP4000 手札0枚

 

モンスター 【ワイト】(守200)

      裏側守備表示

魔法・罠  伏せ4枚

 

 

 

ターン4

 

 

 

???2「舐めやがって・・・!ドロー!」

 

 

???2 LP4000 手札2枚

 

モンスター 【竜魔人 キングドラグーン】(攻2400)

      【ダイヤモンドドラゴン】(攻2100)

      【アレキサンドライドラゴン】(攻2000)

魔法・罠  無し

 

 

???2「魔法カード【巨竜の羽ばたき】!レベル7の【ダイヤモンドドラゴン】を手札に戻し、フィールド上の全ての魔法・罠を破壊する!やれ!」

 

 

【ダイヤモンドドラゴン】が羽ばたいた事で強風が発生し、伏せられているカードが吹き飛ばされそうになる。

だが。

 

 

理人「カウンター罠【大革命返し】!」

???2「【大革命返し】だと!?」

 

 

【大革命返し】のカードから波動みたいなものが放射され、吹き荒れる強風をかき消した。

 

 

???2「く・・・!【サファイアドラゴン】を召喚!【サファイアドラゴン】で雑魚を攻撃!」

 

 

ブレス攻撃を受ける【ワイト】。

ボウリングのストライクみたく、いい音を鳴らして骨がバラバラになった。

 

 

???2「更に【アレキサンドライドラゴン】でセットモンスターを攻撃!」

理人「セットモンスターは【メタモルポッド】!お互いに手札を全て捨てて5枚ドローする!」

 

 

場に古びた壺が現れ、中から長い舌が俺の手元目掛けて伸びてきた。

しかし舌は手の数㎝上を空振った。

 

・・・・・・あ!

手札を狙ったのか!

でも俺の手札は0だから空振ったと。

 

【メタモルポッド】は相手にも同じことをして空振っていた。

手札を捨てる演出ってそうなっているのか・・・

 

 

理人「まあいいやドロー」

???2「私もドロー」

 

 

お互い新たにデッキから5枚ドローする。

 

 

デッキ残り枚数 14⇒9

 

 

十代「手札が増えたのはいいけど、このままじゃ負けちまうぞ!?」

杏奈「きっと大丈夫だよ、理人君なら・・・!」

???2「残りのモンスターでダイレクトアタック!」

 

 

【キングドラグーン】【ダイヤモンドドラゴン】が攻撃態勢に入った。

その時、会場全体に鐘の音が響き渡った。

 

 

???2「な、なんだ!この音は!?」

理人「手札の【バトルフェーダー】の効果を発動!」

???2「また・・・!」

理人「このカードを特殊召喚して、バトルを終了させる!」

 

 

二度も攻撃を阻害され、流石に苛立っている様子。

そんなこと知ったこっちゃねーけど。

俺の肩には学園の未来が掛かってるし。

 

 

???2「おのれ・・・!【キングドラグーン】の効果で【エメラルド・ドラゴン】を召喚!カードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

 

???2 LP4000 手札3枚

 

モンスター 【竜魔人 キングドラグーン】(攻2400)

      【ダイヤモンドドラゴン】(攻2100)

      【アレキサンドライドラゴン】(攻2000)

      【サファイアドラゴン】(攻1900)

      【エメラルド・ドラゴン】(攻2400)

魔法・罠  無し

 

 

 

ターン5

 

 

 

理人「俺のターン、ドロー!」

 

 

理人 LP4000 手札6枚

 

モンスター 【バトルフェーダー】(守0)

魔法・罠  伏せ3枚

 

 

理人「まずは【ワイト夫人】を召喚!更に魔法カード【死者蘇生】!墓地の【ワイトキング】を復活!【ワイトキング】の攻撃力は墓地の【ワイト】または【ワイトキング】1体×1000ポイントとなる!」

 

 

【ワイトキング】 攻?⇒12000

 

 

まさかの攻撃力に会場に驚愕の声が広がる。

 

 

翔「攻撃力12000!?」

十代「スッゲェ!」

???2「馬鹿な!【ワイト】と【ワイトキング】1体ごとに攻撃力が変わるのなら攻撃力は5000ではないのか!?」

理人「【ワイト夫人】【ワイトメア】【ワイトプリンス】は墓地では【ワイト】として扱われる。よって墓地に存在する【ワイト】は合計12体だ!バトル!【ワイトキング】で攻撃!」

???2「だがその攻撃力が命取りだ!罠発動【魔法の筒】!相手モンスターの攻撃を無効にし、その数値分貴様にダメージを与える!」

 

 

【ワイトキング】の進路上に筒が出現し、中に【ワイトキング】が飛び込み・・・

 

 

???2「通り抜けただと!?」

理人「【ワイト夫人】がいる限り、レベル3以下のアンデッドは魔法・罠の効果を受けない!」

???2「そ、そんな!?」

理人「“ホーンテッド・ボディブロー”」

 

 

筒を潜り抜けた【ワイトキング】の拳が【サファイアドラゴン】の腹に綺麗に入り、敵を木っ端微塵にした。

【サファイアドラゴン】だった破片が???2を襲った。

 

 

???2「うああああぁぁぁぁ!?」

 

 

???2 LP4000⇒0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺と万丈目に負けた買収相手は大人しく帰っていった。

それを港で見届け、解散の流れになった時、疑問に思っていたことを聞いてみた。

 

 

理人「ところであの二人は結局誰だったんだ?」

一同「・・・・・・え?」

 

 

俺の言葉に全員の時が止まった。

 

 

※後でちゃんと思い出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~おまけアナザー(ターン5 【ワイトキング】特殊召喚後)~

 

 

 

理人「【バトルフェーダー】を攻撃表示に変更し、【強制転移】を発動!お互いに自分の場のモンスターを選び、相手の選択したモンスターと入れ替える!俺は【バトルフェーダー】を選択!」

???「ぐ・・・【サファイアドラゴン】だ」

 

 

【バトルフェーダー】と【サファイアドラゴン】が入れ替わる・・・

【サファイアドラゴン】の位置が近くなったせいで、更に目がチカチカする・・・!

 

 

理人「そして【成金ゴブリン】を発動!相手は1000ポイントのライフを得て、俺はカードを1枚ドローする」

 

 

???2 LP4000⇒5000

 

 

理人「次に手札を1枚捨て、罠カード【ライジング・エナジー】発動!攻撃力1500アップ!捨てたカードは【ワイト】!攻撃力1000アップ!更に魔法カード【一騎加勢】を発動し、更に1500アップ!」

 

 

【ワイトキング】 攻12000⇒13500⇒14500⇒16000

 

 

理人「更に装備魔法【巨大化】を【ワイトキング】に装備!俺の方がライフが下なので攻撃力2倍!」

 

 

【ワイトキング】 攻16000⇒32000

 

 

理人「【ワイトキング】で攻撃!」

???2「うわああああああ!」

理人「墓地の【タスケルトン】を除外して【ワイトキング】の攻撃を無効にする!」

???2「!?」

 

 

【ワイトキング】がパンチを繰り出そうとした瞬間、黒い豚が現れた。

その豚は皮を脱ぎ捨てて骨になり、【ワイトキング】の攻撃を受け止めた。

 

 

翔「え?攻撃を無効!?」

万丈目「何を考えている!?」

理人「速攻魔法【ダブル・アップ・チャンス】発動!モンスターの攻撃が無効になった時、攻撃力を2倍にしてもう1度攻撃できる!」

???2「なん・・・だとぉ!?」

 

 

【ワイトキング】 攻32000⇒64000

 

 

名も知らぬ???2よ。

これが絶望だ。

 

 

理人「【ワイトキング】で・・・」

???2「やめろ・・・」

理人「【バトルフェーダー】を攻撃!」

???2「やめろォォォォォォォォォォォ‼‼‼」

理人「“ホーンテッド・ボディブロー”」

???2「うああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 

???2 LP5000⇒-59000

 

 

???1「・・・(俺があいつの相手じゃなくて良かった~!)」

 

 

 

 

 

 

 

 




どうでもいい裏話

海馬は前回の理人とのデュエル後、社長室に戻り、万丈目兄弟と会合。
そこで今回の買収話が行われた。
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