目が覚めたら口癖が『むぅ』になってた   作:ミスターキシドー

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何も言わないで読んでおくれ?


序章〜始まりのお話〜

ーーー繰り返される惨劇

 

『ねぇ知ってる?』

 

  『綿流し?』

    

    『祭具殿に入ったものは…』

 

 

ーーー起こってしまった悲劇

 

『嘘だ!』

 

  『あはははは!』

 

    『人殺し!』

 

ーーーしかし、求めるのは喜劇か活劇か…はたまた終劇か

 

『だから……絶対に会えるよね?』

 

  『かぁいいよぅ〜⭐︎』

 

     『にぱ〜⭐︎』

 

 

 

ーーーどうか嘆かないで。

 

世界があなたを許さなくても、私はあなたを許します

 

ーーーどうか嘆かないで。

 

あなたが世界を許さなくても、私はあなたを許します

 

ーーーだから教えてください。

 

あなたはどうしたら私を許してくれますか?

 

 

この終わりのない劇を終わらせるために

『僕』はエピローグを作ろう

とびっきりハッピーで、みんなが笑顔になるような物語を

だから…もう泣かないでいいんだよ

『僕』が終わらせてみせるから…ううん、『俺』が終わらせてみせるから…

 

 

 

『だから、笑って?』

 

 

 

そう、僕は願い続けた……

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー『ひぐらしのなく頃に 夢現つ編』ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

悲劇の幕は閉じた

 

これから始まるのはとびっきりの喜劇

 

満員御礼のとびっきりのね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「…むぅ」

 

 

目が覚めたら口癖が『むぅ』になってた

 

…え?何が言いたいかって?

俺にわかるわけないだろう!?

知らねーよ!なんだよこの口癖!なに?むぅってなに!?

ムー大陸ですか?ねぇ、ムー大陸のことですかーーー!!

 

ここに至るまでのこと…

 

真夜中の道路を歩く一人の人影

街灯が照らし出す道はどことなく幻想的で、疲れている自分にはそれがなぜか綺麗に見えた

新社会人になったばかりの俺は毎日毎日がてんやわんやで忙しい毎日だった

朝は6時に起きて支度をして家を出て

そのまま会社に向かい出勤

そのあとは夜の十時までずっと働きづめ

そんな毎日ではあるがやりがいもあって職場環境も悪くない

ただ一つ問題があるとすれば職場の上司がゲイなことくらいだ

 

「こないだはマジで身の危険を感じたからな…」

 

こないだ職場で上司に呼び出され、何かと思っていったらいきなりケツを鷲掴みにされた

そしてこう言ったのだ

 

『いいケツだな…⚪︎⚪︎、どうだ今晩一緒に…』

 

そのあとは背筋が凍ったね…あれは人生で一番の恐怖を感じた

 

そんなこともあるが周りの同僚も気の合う仲間も多いしそれに…

 

「こないだやっっと、××さんとデートのお誘いにOKもらえたからな!」

 

そう、同僚で一番可愛いと評判の子とデートの約束ができたのだ

次の休みに待ち合わせて映画を見て食事をして…そんな予定を立てて家に帰って

次の休みをウキウキ気分で想像しながら寝たのだが…

 

目が覚めたらそこは知らない天井だった

 

そして冒頭に戻る………

 

え?何が何だかだって?

俺に聞いてんのそれ?俺に聞いちゃっているわけそれ?

俺が知りてーよ!?

頭ん中パンクしそうな勢いでごっちゃごちゃになってるよ!

夢オチなんてそんなチャチなもんじゃねぇ…もっと恐ろしい何かを俺は体験しているぜ…

 

そんな考えで頭の中を高速回転させていてあることに気がついた

俺の寝ていた布団の横にもう一つ布団があってそこに誰かいるのだ

俺はそ〜っと近づいていき布団の主を除くとそこには……

 

「すぅ…すぅ…」

 

女の子が寝ていた

金髪で肩口位で後ろは揃えていて前が身は眉毛の上辺りで揃えてて

少し口の端から八重歯が見える小学校の低学年くらいの女の子だ

 

(てか、誰?この子…てかここ俺の家じゃないよね?つか俺が俺じゃないよね?

なんていうんだろう、俺の体が俺じゃないのがわかるみたいな…不思議な感じがするんだよね

近くに鏡はないかなぁ…)

 

そう思い周りを見渡すと手鏡が落ちていた

化粧用のコンパクト鏡くらいの大きさのものだ、おそらくこの女の子のおもちゃか何かだろう

とにかく俺は手鏡で自分の顔を見ると…

 

(え?誰よこのイケメン、俺のフェイスはこんな草食系イケメンじゃないよ?俺はもっとこう…芸人のザブン⚪︎ルの悔しいです!の方みたいな顔だよ?)

 

そこにはそこの女の子のように金髪のイケメンが写っていた

 

(だが…ありだな、うん、見れば見るほどありだなこれは!イケメンフェイスの気持ちが少し分かってきたような気がする)

 

自分でも何が言いたいのかわからないがとりあえず今の顔は気に入ったようだ

ともかく、今は自分の今置かれている現状を確認しないといけない…そう思っていた矢先

 

「ん……にーにー?」

 

「ふぇ!?」

 

女の子が目を覚ましたようだ

俺は思わず変な声を上げてしまったが俺は悪くないと思う

そんな言い訳を考えていると女の子は俺のこと心配するように話しかけてくる

 

「にーにー?どうなされましたの?」

 

「え?あぁ、いや…何でもないよ?ほんと、何にもなさすぎるくらいだよ!」

 

とりあえず適当なことを言ってごまかすことにした

すると女の子はそんな俺の様子を見て顔を歪める

やばい、怪しまれているのか!?

しかし、次にかけられたのは予想とは違う言葉だった

 

「……わかりましたわ、でも無理はなさらないでくださいまし」

 

そう言って俺に近づいてきて抱きついてくる女の子…って抱きついてきた!?

 

「にーにーが無理をなさらなくていいのすわよ」

 

そう言って俺の胸で今にも泣き出しそうな顔をする女の子

えっと、よくわからないけどこの場合は…

 

「だ、大丈夫だよ…だから心配しなくてもいいんだよ?」

 

無難な返しでいいだろう

そう思って言った言葉を聞いて女の子は…

 

「っ!…にーにー」

 

そう言って胸の中で泣き出してしまった

あるぇぇぇぇ!?俺何か間違えた!?やめて!ただでさえ今の状況がどうしてこう成っているのかわからないのにぃぃ!!

とりあえず俺はそのままその女の子を抱きしめてあやしているといつの間にか泣き疲れて寝てしまったらしい…

ほっ……なんとか窮地は脱したようだ

しかし…これからどうすればいいんだこれ?

 

とりあえず俺は女の子を元の布団にもどして部屋の中を探ることにした

何か手がかりがあるかもしれないと思いいろいろ探していて分かったことがいくつかあった

 

・俺の今の体の人の名前は北条 悟史というらしい

・この女の子は北条 沙都子と言う名前

・ここは雛見沢村という場所

・今が昭和の57年ということ

 

この四つがわかった

あとは何にもわからない…

……一体俺はどうすればいいんでしょうか?

 

 

 

 

 

沙都子視点

 

 

朝、それも早朝の時間にふと物音がして目がさめると

にーにーが何やら起きて頭を抱えていましたの

それで気になって私はにーにーに話しかけてみたらにーにーが変な声を出して驚きの声を出しましたわ

いつものにーにーらしくないと思いながらも笑うしはにーにーにどうしたのか聞いてみたらにーにーは無理して笑ったようになんでもないとおっしゃいましたの

でも、それは嘘ですわ

おそらくにーにーは昨日の晩叔母さまに怒鳴られていたのを思い出しているんですわ

私の代わりに怒られていたことを…

そんなことを考えていると思わず私は顔をしかめてしまいましたわ

けれど、これは言っておかなければいけませんわ

 

「……わかりましたわ、でも無理はなさらないでくださいまし」

 

そう言いましたの

でもこれは気休めにしかならないのですわ

にーにーは私を庇って…なのに私は

そう思っていると自分がとても情けなくなってきましたわ

それをごまかすようににーにーに抱きつく

にーにーの温かい匂いが私の荒んだ心を癒してくれますの

そのあと私が

 

「にーにーが無理をなさらなくていいのすわよ」

 

と言うと

逆ににーにーに慰められるように心配しなくていいと言われて思わず泣いてしまいましたわ

そのあとは泣き疲れて寝てしまいましたわ

でも、やっぱり…にーにーはとても優しいですわ

にーにー…大好き

 

 

沙都子視点終わり

 

 




これが若さゆえの過ちというものか…
どうも、ミスターキシドーです
えー、まずお詫びを一つ…真剣恋の方の更新を楽しみにしていた方がこちらの作品を読んでくださっていた場合に限るのですが…
もう少しまじこいはまってください
なんか、筆が進まないと言いますか…面白いものが書けないなぁ…なんて思っていたら他の作品を書いて息抜きでも…なんて思ってたらこの作品を書き上げてました
もう少し、あと少しで終わりますのでもう少しお待ちを!

それと、この作品から読み始めてくださった方はこれからも宜しくお願いします

それではノシ
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