IS~ 学園都市が存在する世界~   作:ライナナ

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はじめましてライナナです。



一話

佐藤京介は転生者である。

 

 

当初彼はISに関わるつもりだったが、

学園都市の存在を知ってから平凡に生きると決心した。

だが、その決心はも虚しくIS学園に入学する羽目になった。

 

 

 

 

 

IS学園に入学して少し経ち学園生活に慣れた頃、

副担任から思いがけない言葉を聞いてしまった。

 

「はーい、今日はみなさんに新しい仲間を紹介します。

しかも学園都市から来た男の子です」

 

 

 

(は!?)

 

 

 

まわりが、男という言葉に驚いている中、

一人だけ学園都市という言葉に反応した。

 

 

(世間の情報だと世界の家電製品の殆どは学園都市製の物。

そのせいで、世間は学園都市の本当の顔を知らない、

俺も調べたけど、大した情報は得られなかったからしょうがないけど、

最初こそは「とある」世界の学園都市じゃないと思って、

魔術側で世間に知られてる名前を検索したところこの世界は「とある」が混ざっていると確信した。

そんな学園都市から転校生?)

 

 

 

 

周りが騒いでる中、一人だけブツブツと言い始める佐藤京介。

 

 

 

「あの…京介さん、大丈夫ですか?」

 

 

イギリスの代表候補であるセシリアがこすけの異変に気づき声をかけるも、

京介は考えに没頭してセシリアの声に気づかなかった。

 

 

 

(一方通行か? または上条当麻なのか、あるいは意表をついて垣根帝督か?)

 

 

京介が教室に入ってくる人物に視線を移すと。

 

 

 

「名前は天ヶ瀬 晶。この度は学園都市から転校してきたものです・・・」

 

 

学ランを着た生徒が自己紹介すると、周りの生徒達は学ランに疑問をもつ。

 

 

(あの制服は上条当麻が通ってる学園の制服! いや、学ランなんて似たようなものだ)

 

 

 

「ちなみに、学ランなのは昨日、突然合法ロリ教師に『天ヶ瀬ちゃんは明日からよその学校に通ってもらいます~』

と突然言われたため制服が間に合わなかったのが理由」

 

 

ゴン!

 

 

と、額を机にぶつける京介。

 

 

(同じ学園どころか同じクラスだ!? おいおい、

もしかして、学園都市事件に巻き込まれるフラグがたったのか?

いや、同じクラスでも仲がいいとは限らない)

 

 

 

 

「ちなみに、仲がいい親友の言葉を借りるなら、

この学園で学ランを着て登校したときの心情は不幸だと叫びたいです」

 

 

 

ゴツン!! 

 

 

(親友なのかよ!? というかあのクラスはクラス全員ですき焼きを食べるくらい仲良かったっけ!)

 

 

 

 

晶の言葉を聞いて先ほどより強く額を机にぶつける京介。

 

 

 

「あのー佐藤君。大丈夫ですか?」

 

 

同じ平凡な苗字でなんとなく親近感をわく山田先生が京介の行動に戸惑う。

 

 

 

 

「いえ、大丈夫です、今朝夢見が悪かったせいで少し疲れてるだけです」

 

 

 

「そ、そうですか」

 

 

 

「あの、京介さん。それだったら保健室行かれてわどうでしょうか?」

 

 

 

「ありがとうセリシア

でも、そこまで疲れてないから大丈夫だよ」

 

 

 

「そうですか。でも無理はなさらないでください」

 

 

「ああ(何故かセシリアに好意をもたれてるけど、

嬉しいけど、イギリスの代表候補だとアークビショップのめ例は逆らえないだろうな、

主にイギリスの英国国家元首経由で最悪クーデタで参加させられそうで未だの気持ちに気づかないふりをしているけど、今回の転校生で意味なくなったかもしれん…)」

 

 

 

 

 

「あ、あの、天ヶ瀬くん、制服は放課後にと解くと思いますからそれで我慢してください」

 

 

 

「分かりました~」

 

 

ローテンションで返事する晶。

 

 

 

(というか、『とある』原作でこんな奴いたか?

もしかして、俺と同じ転生者?)

 

 

 

(あ~あ、なんで外の学園に来ることになったんだろ俺)

 

 

 

晶は小萌先生に告げられたことを思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前ら義妹が最高だということがまだわからないのかなゃ~」

 

 

「アホ抜かせ土御門、金髪ツインテールの双子の後輩が最高なんだよ」

 

 

「いや、晶。最高なのは管理人のお姉さんだ。これだけは譲れん」

 

 

「カミやん、その年で熟女ずきとは、さすがやね、でもわいは――」

 

 

「お前は範囲が広すぎるんだよ。しかも、女じゃないのも混じってるし」

 

 

「そういう、アキやんは夢見すぎぜよ。金髪どころかツインテールに加え双子に年下は流石にどうかと思うけどにゃ」

 

 

「うるさいぞエセシスコン」

 

「おいコラ! だれエセシスコンだって?」

 

 

 

 

 

教室に入り、当麻と土御門と青髪といつものようにくだらない言い争いをしていると小萌先生が入ってくる。

 

 

「はーい、ホームルーム始めますよ。はーいそこの問題児ども席につかないと放課後にコロンブスの卵ですよ~」

 

 

 

 

その一言でバカ四天王はすぐに席に着く。

 

 

 

「あー、それと、天ヶ瀬ちゃんは明日ほかの学校に転校してもらうことになりましたから」

 

 

 

「は?」

 

 

 

 

生徒が突然のことで驚愕すると、小萌先生は学園都市の外の学園だと言って、

生徒達は晶に同情するが、IS学園だと知ると男どもはすぐに嫉妬し始めた。

 

 

「あのー小萌先生、俺ISを動かした記憶はないんどころか、

直に見たこともないんですけど?」

 

 

 

「樹形図の設計者の結果がそうでてるですよ~」

 

 

笑顔で答える小萌に晶はショックを受ける。

 

 

そのあと、男子生徒に嫌味を言われることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

(やはり、双子を選んだのがいけなかったのか?)

 

 

 

 

などと現実逃避する晶に山田先生は席に授業を受けた晶だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

休み時間。

 

 

 

 

 

京介と一夏は同じ男子生徒である晶の前にやってきて自己紹介を始めた。

 

 

 

「俺は織斑一夏、一夏てっ呼んでくれ」

 

 

 

「織斑? あー、確か教師と同じ苗字か。わかった、俺は必要ないか」

 

 

「じゃあ、俺は佐藤京介。京介でいい」

 

 

 

「俺はどっちでも構わないけど、

何しに?」

 

 

 

「数少ない男だし、仲良くなろうかなって?」

 

 

「俺はそれ以外に学園都市の話を聞きたいと理由もあるな」

 

 

 

一夏に続いて京介も晶の質問に答える。

 

 

「話していいても学園都市は外より少し科学技術が進んでるだけで外部と対して買わないぞ」

 

 

 

 

「そうなんだ、てっきり超能力とかの研究をしてるかと思った」

 

 

「おいおい、それって、かなり昔に話題になった噂話だろ」

 

 

 

「そうなんだけど、学園都市の内部って外部の人間に分からないだろ?

だから念の為に聞いたんだよ」

 

 

 

(ふむ、やはり外部ではその程度の認識か。

学園都市から能力の使用は特に何も言われなかったけど。

暗黙の掟だからなのか、俺に使用させるためなのか判断しにくいな。

というより、使用した時の処罰は何も言われてないから後者か・・・)

 

 

 

「どうしたんだ?」

 

 

「いや、ISの知識はさっぱりだから、

どうやって勉強しようか考えてただけだ」

 

 

「そ、そうなのか・・・」

 

 

「一夏、お前も晶を見習ったらどうだ」

 

 

「思い出させないでくれ」

 

 

 

 

「?」

 

 

 

休み時間が終わって、お昼休みに晶は箒達と自己紹介して、学園についていろいろ質問した。

 

 

 

そして、放課後に寮を案内される。

 

 

 

「しかし、この広さを一人でか

贅沢というかなんというか

俺としては以前の部屋の方がしっくりくるな」

 

 

 

 

当麻と土御門の部屋の間にあった自分の部屋を思い出す。

 

 

「はあ~、契約では今年限りだと強く主張したおかげで、

来年には学園都市には戻れるけど、

さすがにこの環境はきついな」

 

 

 

今日あったことを思い出す晶。

 

 

「一応、転校生ということになってるけど、

実際は国内留学生。そっちなら思い切り大覇星祭で暴れられるし、

我慢するか、奨学金を三倍にするからと言ってきたからつい了承しちゃったし」

 

 

 

 

 

 

 

実際は晶が強く主張すれば、断ることができたらしいが、

世界に発表したあとのため、かなり厄介なことになると言われたため、代わりに条件を出して渋々了承した晶。

 

 

 

「俺の能力なら使ってもあまりバレないからラッキーだというべきかね」

 

 

晶は能力を使って参考書を読み始めた。

 

 

 

能力。

 

 

通常の人間には不可能な超常現象を引き起こす力。

学園都市は能力開発を全生徒たちに実施している。

 

 

 

外部では全く知らされていない現実。

 

 

学園都市の内部にとっては当たり前な現象。

外部と違って女尊男卑などない。

 

能力が高いほうが有利である。

 

 

天ヶ瀬晶の能力は自己時間の加速と周囲の生物の自己時間の停滞、つまりは体感時間の操作。

 

晶はほとんど自己時間の加速に留めている。

 

 

 

「こういう為に使うのは便利だよな俺の能力は」

 

 

 

時計の針が本来よりゆっくり回っている中で晶はつぶやいた。

 

 

そして、同時刻。

 

 

 

 

京介はベットで晶と学園都市について考えていた。

 

 

 

(このままだと、魔術に関わることになるのか?

普通の魔術師ならともかく聖人やら天使やらと戦うのはごめんだぞ。

勝てる気がしない)

 

 

 

晶の言葉を思い出しながらさらに考えに没頭し始める京介。

 

(そもそも、当麻と仲がいいからって魔術に関わる可能性がないとも言い切れない、

IS学園の夏休みはほかの学園と違って遅いから可能性はあるんだよな)

 

 

 

(晶が学園都市の闇に関わってるのかも問題だよな。

もし関わってるならレベル5との戦闘の可能性は上がるし、

どうすればいい)

 

 

 

「おーい京介シャワー浴びないのか?」

 

 

一夏の声に気づかずさらに考えに没頭する京介。

 

 

(戦闘は避けられないにしても、ISでなら十分にげられるよな…)

 

 

「よし! だったら腹をくくるか!!」

 

 

「え!?」

 

 

「は!?」

 

 

一夏の反応に京介も反応する。

 

 

「お前いつからそこに?」

 

「いや、少し前からだけど。俺シャワー浴びたからお前は浴びないのか聞いてるんだけど?」

 

 

「悪い悪い。考え事に没頭してたんで」

 

 

「それはいいだけど、お前今日は変じゃないのか?」

 

 

「そうかもな、でもすっきりしたし、もう大丈夫だ」

 

 

京介はそう言ってシャワーを浴びに行った。

 

 

 

 

そして、翌日。

 

 

制服を支給された晶はIS学園の制服を着て教室で参考書を読んでいた。

 

 

ホームルームが始まり。

 

 

 

 

「ええとですね、今日も転校生を紹介します! しかも二名です!」

 

 

 

(そういえば、こんな時期だっけ?)

 

 

 

(だったら俺も今日でよかったんじゃね?

昨日の羞恥心はなんだったんだ?

不幸だ・・・)

 

 

周りが驚いている中二人だけが誰にも気づかれずつぶやいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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