シャイニング・ティアーズ 緑風の行く先   作:光陽03

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お待たせしました!3ヶ月程更新できず大変申し訳ありません!この話自体は既にあらかた書き終えていたのですが1,2話ストックしてからにしようと思い遅れてしまいました。


episode 2 踏み入れし者たち

エイルの傷は完治には未だ程遠いものの、ある程度動きに支障が出ないまでには治っていた。

彼は現在治療費、宿代、その他もろもろ不足している分を補うため療養も兼ねて勇者亭で働いている。

以前着ていたもの焼け焦げ使い物にならなくなりそれでは困るだろうとピオスが見繕った服を着ており、瞳と同じくエメラルドグリーンのコート、その下には水色のシャツを羽織りズボンは黒と見事に寒色系で統一されていた。

 

 

「おい!ベスティア風海鮮パスタ1つだ!」

「わかった」

 

うたう勇者亭のマスターにして青狼の獣人であるヴォルグが取った注文にエイルが応答しつつ、食材を包丁で食べやすいサイズに切り刻む。

日常的にこういった料理をたしなんでいるのか、その包丁を持つ手つきは手馴れたものでペースを一切落とさずに次の作業工程へと移っていく。

その様を遠目で見守っているピオスは柔和な笑みを露にしヴォルグも、ほうと感心したように唸る。

 

「だいぶ板についてきましたね」

 

「覚えもいいし味もなかなか悪くねえ。ちと無愛想なのが気になるが接客する時にゃ切り替えができてる。エルウィンは少し変わってると言ってたのを耳に挟んではいたから心配していたが…なかなか使える奴じゃないか。宿代ぼったくってでも残って欲しいものだな」

 

「冗談でもやめてくださいよ?マスター、それにシオンとエルウィンもちゃんと頑張っているじゃありませんか」

 

 

エイルと同時期にシルディアに流れ着き名前以外の記憶全てを失った少年、シオン。

彼もまた足りない代金を賄うため働いているが彼は彼で、エルウィンと共にピオスの助手を請け負うという形で返すことになり、今はピオスの命を受け患者の治療に必要な白ユリ採取に赴いている。

 

 

 

 

 

 

客足が少なくなりヴォルグから休憩を勧められるとエイルは額から滴り落ちる汗水を手渡された布巾で拭く。

そうして何泊か調子を整えると涼しく爽やかな外気に当たりたくなり断りを入れて外に出る。

すぐ近くに小さいながら砂浜が隣接し、それを波が清涼な音で飲み込んだかと思えば、湿った砂がまたすぐにその顔を見せた。

時間帯を考えれば人通りが目立たず思案には持ってこいなところで、そこに足を進めどっしりと腰を降ろし、背中から倒れこみ腕を枕代わりにする体勢になる。

 

 

「何の手掛かりも掴めていない…どこにいるんだ」

 

不本意ながら返済まで離れなれないとはいえ、シルディア付近で救助されたのはエイルにとって怪我の巧妙と言ってよかった。

シルディアはヴァレリア地方のほぼ中央部にあり、地理的要因と国主バルボアの尽力で交易の中心と名高い商業国家。

そう称されるだけあって各地の国から様々な商人が行き来しているのだ。

自分が最も求めるもの…つまりは、新鮮かつ多様な情報を得るにはうってつけな環境。

明確な確証もなく闇雲に探し回り、無駄に時間と体力を浪費するよりかは、幾分か……いや相当ましだろう。それにそもそもそんな余裕はない

しかしこれといったい有力な情報を得られないまま平行線を辿っている。

つい最近、シルディアに越してきたらしいティアリスというウサギ獣人の情報屋との関係も作り上げたというのにも関わらず【これだ】と思えるような朗報に出会えず、文字通り足止めをくらっていた。

 

 

「…闇雲に探し回るのも無駄だろうし……さてどうするか………」

 

 

そう一人言を呟き何気なく視線を上方に動かした時だった。

思いがけないものをエイルは発見し、緑色に光る双眸を驚愕に見開く。

 

 

「あれは………な、何で……ここに……?」

 

 

バッサリと肩のラインで整えられた粉雪に近い銀髪、濃紺の薄いマント。 高貴さと博識さを合わせた麗しい顔立ち。

それら全てが記憶の奥底に閉じ込めたその人との思い出が脳内で弾かれでもしたように込み上げている。

遠い記憶の中にいる彼女とは多少なりともところどころ差異が見受けられるが見間違うはずもなく、ほぼ真っ先に浮かんだ人物であろうという確信があった。

 

 

「声?…そこに誰かいるのか!」

 

 

うっかり声を溢してしまったせいでその人物もこちらの気配に感づき警戒を込めた声で問いかけてくる。

もはや今になっては誤魔化しも効かず、まだこの状態を貫き通せるとはさすがにエイルも思ってはいない。

無駄な抵抗を捨てエイルは諦めたようにその人物の視界に映るように立ち上がる。

 

 

「何者だ。隠れてないで出てこい…………どうした?早く出てこい、さもなくば-」

「氷付けは勘弁してくれないかな」

 

「…何者だ、お前は?」

「……覚えてない?」

「悪いがお前のような奴は知らん」

 

「………私将来お兄様のお嫁様になるの…って言ってたのはどこの誰だったっけ?」

 

「!まさか、そんな、嘘、あなた…」

 

 

対面しても尚覚えがないと主張する彼女であったがエイルがを出すと、羞恥に頬を赤らめるより先に驚きが先行したようで手で柔らかな口元を抑えていた。

そして幽霊でも見た震えながら言葉をどうにか紡ぐ

 

 

「エイル……なの?」

 

「…久しぶりアイラ、6年ぶりくらい、かな。髪切ってたから最初誰だかわからなかった」

 

 

控えめな笑顔から出た言葉にアイラと呼ばれた少女はそれに僅かに含まれた不自然な響きに表情を曇らせたが、すぐさま再会を喜ぶ微笑みを見せ矢継ぎ早に問いかける。

 

 

「どうしてシルディアにいるの?今までどこで何をしていたの?」

「それはこっちのセリフだって。どうして君がこんなところに」

 

 

それを聞いた途端にアイラはばつの悪そうに俯き地面を向いた。

その仕草からただならぬ事情があるのだろうと、察知したエイルは周囲の人影を確認した後彼女に訊ねる。

 

 

「何があった?」

 

「……数日前、ガラハッドがクーデターを起こしてお父様を幽閉したの」

 

「ガラハッドが?…どうして」

 

「わからない、私がそれを知ったのは国外に逃れた時だったから」

 

「逃れる?」

 

「そう、その直前に私は危うくガラハッドの手の者に殺されるところだった。でもどうにか免れてここシルディアに来たわ」

 

 

自分の記憶している通りのままの彼であればそのような大それた行為に手を染めようとはあり得ない話だ。

だがアイラの口振りから彼女がでたらめを言っているのでないのは明白。

長らく顔を会わせてない自分はとにもかくにもアイラにも想定外なのだとしたら、ガラハッドにそうさせるように仕向けた存在がいるはずだ。

そうなると最もその疑いが浮上するのは

 

 

(まさかあいつ、なのか)

 

 

考えている通りの人物であるならば今はルーンベールにいる可能性が高い。

即刻ルーンベールへと出発しようにも万全を期して行かねば今度は確実に消されるだろう。

それにそもそもこの体たらくでは戦えたとしても細やかな動きは難しく勝負にすらならない。

1秒でも早く赴こうとする気持ちと今の自分が単身向かっても勝ち目は薄いと容赦なく突きつけてくる理性との板挟みに、エイルは歯噛みする。

-歯痒いな。こんな時に何もできないなんて

 

 

よからぬ企みを実行に移そうとする輩に見当がついているというのに手出しができない。

時間に流されるままでしかいられない自分につくづく腹が立つ。

 

 

「これからどうするつもり?」

 

「今の段階では国主に話したところで相手にされないでしょうね、ガラハッドの意図も掴めない…当分はここで身を隠しながら探るしかないわ。それぐらいしかできそうにないもの今の私には」

 

「そう…ありがとう、教えてくれて」

 

 

それだけ言うと彼女の前から立ち去ろうとするエイル。

彼が視界から消えてしまうより前にアイラはその背に言葉をぶつける。

 

 

「待って!……ずっとに聞きたいと思ってたの。あの時何も言わずにいなくなったのはあのことが原因なの?」

 

「……」

 

「あれはあなたのせいじゃない。あなたが責任を負う必要はないの」

 

やっぱりかと言いたそうにアイラは己の意見を口にし、そし一瞬何かに射ぬかれたようにエイルの体が硬直し眼球が大きく見開かれる。

しかし背中を向けているためにアイラには見えず気づくはずもないが、次にエイルが紡いだ言葉の音色が疑うまでもなくその心中を表していた。

 

 

「過程はどうあれ僕が招いた結果だ。悪気はなかったと言ったところで犯した罪は帳消しになりはしない」

 

「そうだとしてもあなたはそれを受け止めているそれで充分よ」

 

「…そう言ってくれるだけ、うれしいよ。ありがとう」

 

数秒の間を置いてそう言ったエイルはアイラに微笑を向ける。

それがアイラにとっては幸せな過去にいた彼が長い年月を経て大きく変化してしまったのを示すものだった。

だがその変化は到底嬉しいと捉えられず、悲しく儚い負の方面の感情を彼女にもたらした。

だからアイラはその微笑みを快く受け取れない。故に既にいないエイルに対して哀愁漂う声色でこう呟かざるをえなかった。

 

 

「…不器用なのは相変わらずなのね」

 

 

 

 

 

 

 

 

「これでピオスさんの使いは終わりだね」

 

その夜。シルディアを象徴する1つの王城コルレオニス城の庭園。

そこにエイルとシオンとエルウィンの3人が一仕事やり遂げた様子で勇者亭への帰路につこうとしていた。

数刻前、シオンとエルウィンが白百合採取の際に魔物の襲撃を受けどうにかシオンが所持していたペアリングの力で乗り切ったと報告した直後、国主バルボアが城内で宴を催すため急遽酒瓶を仕入れる必要があるということで、ピオスの指名で彼ら3人が配達に抜擢されたのだ。

 

 

「はあ~、あんな重たいもの。か弱い乙女に運ばせるなんてどうかしてるわ」

 

「って、ほとんど僕らが持ったんじゃないか」

 

仕事を終えた解放感からか大きく肩を脱力させるエルウィンにシオンが困りぎみに苦言を呈すも、その言い分は彼女の共感は得られず隣にいるエイルに助けを求めていた。

 

 

「あたしだって持ったんだからおあいこじゃない。ねえ?」

 

「ん、ああ、そうだな」

 

「なんかすごい投げやりな返事ね。もっとこう、もう少し愛想良くできない?」

 

「別にできなくはないけどする気がないだけ」

 

 

見向きもせず単調に答えるエイルにエルウィンは一層不機嫌になる。

基本エルウィンが中心になって話し掛けそれにシオンとごくたまにエイルが応答する、さっきからずっとこんな構図が出来上がっているのだ。

しかもエイルは自分から話し掛ける意欲がないのか常に聞き手に回っては素っ気ない返答をするだけ。

そんな彼を一言で表すなら淡白、そうシオンとエルウィンは評価を下していた。

 

 

「ちょっとそんな言い方ないんじゃない」

 

「エルウィン、落ち着いて」

 

 

 

「泥棒だーー!!誰か捕まえてくれー!!」

 

 

あわや一触即発と危なげなタイミングで庭園に城内の人間の助けを求める声が響く。

何事かと警戒していると黒装束を纏う人影が彼らの目前にスタッと降り立つ。

暗がりではっきりとした格好は見えないが恐らく泥棒だろうと結び付けたエルウィンは指輪を嵌めようとする。

シオンと同じ竜の意匠が彫られた指輪だ

 

「こちらにも人がいたか」

 

「あんたが泥棒?」

 

「だとしたらどうする?」

 

「泥棒を捕まえたら城から賞金がでるかも」

 

「お主らに拙者が捕らえられるかな」

 

「強がってられるのも今のうちよ。見てなさいあたしがこの指輪をつけたらあんたなんか簡単に取っ捕まえてやるんだから」

 

 

暗がりでははっきりと姿格好は見えないが友好的な人物ではないと判断したエルウィンはシオンが嵌めているのと同じ、竜の意匠が彫られた指輪を取り出し言い放つ。

 

 

「指輪?エルウィン、ちょっと待っ-」

 

 

シオンの制止も届かずエルウィンは指にリングを通す、その瞬間目に見えぬ大きな力の奔流が2人に流れ込み強大な活力を与えたのを、外巻きに見守っていた2者は直感で悟り顔立ちを一変させる。

特にエイルは不快そうに後頭部を掻いている。

 

「いくわよシオン」

 

「おうよ。いっちょやってやるか」

 

「これはあの指輪の力によるもの…なのか?」

 

頼りなさそうながらも穏やかな様子から一転気が強く好戦的な性格へと変化を成したシオン。

もうお目にかかっているエルウィンはともかく初見のエイルは若干驚く。

しかもそれを知ってか知らずか黒装束の泥棒は複数の黒装束の援軍を呼び出し高みの見物を決め込む。

 

 

「面倒だ。お前たち時間稼ぎは任せた」

 

「「はっ」」

 

「何人こようが変わりはしねえ、全員まとめて片付けやる!」

 

「そうね。必ず捕まえるわよ」

 

十数人程度の物量を相手にシオンとエルウィンは各々の武器を取り、たった2人で威勢よく集団に切り込む。

-善行なのはいいがせめて場所を考えてからにしてくれないだろうか

彼らに出遅れたエイルは止めに入ろうとするがそんなことなど構わずとでも言うようにクナイを片手に飛び掛かってくる忍者をやり過ごそうとする。

 

「ッ!とんだとばっちりだ。それを納めてくれないか?こっちは別に争う気はない」

 

「何を言うか、そちらが先に仕掛けて来たのだろう。今更信じられるか」

 

 

争う気はないと主張するがもはや後の祭り……あの2人が先に手を出してしまった後では

故に忍者兵の対応は至極まともなものだと頭でわかりきっていても苛立ちは募る。

-致し方ないか

そう腹を括ると月光を浴びて白銀に光るクナイの持ち手首を掴むとその流れで行った背負い投げで兵を地に伏せさせ、次に来る敵からの攻撃の対処にあたる。

 

「あまり得意じゃないんだけどな…素手は」

 

たかが酒瓶の運びに自らの得物を所持するのは、余計な荷物になるだけだと考えたのが早計だった。

よもやその帰り道にこんな騒動に巻き込まれるとは想定していなかった。だがそもそも自分がシルディアに担ぎ込まれた原因を片時も忘れていなければ、護身用に短刀の1つや2つぐらいは身に付けておくべきだったのだ。

内心己の危機管理の甘さに悪態の1つぐらいは吐いてやりたい、そう舌打ちしつつも取り囲む忍者兵の短刀を軽やかなステップを踏んで難なくかわし通りすぎ様に服越しに腹部を蹴りつける。

 

 

「もう!いい加減諦めて大人しくしなさい!」

 

 

先程から両手の指を優に越える数の矢を放っているのに、まったくもって当たらない。

少なからず命中しているのもあるにはあるが、てんで身動きを封じる深度の傷を負わせられていないのだ。

忍者兵が投げつけたクナイを避け再び狙いを絞る拍子にチラリと横目でシオンの方を見ると、あちらはあちらで大剣を操り数で勝る敵兵を薙ぎ倒しているがやはり無力化できずにいるのだろう、憎たらしそうに呟きを漏らしていた。

 

 

「こいつらすばしっこく逃げ回りやがって!思いっきりやっちゃ駄目なのか?」

 

「駄目よ、捕まえるんだから!」

 

「だからってよ、これじゃキリがねえぞ!」

 

 

生かして戦闘力を削ぐというのは普通に殺そうとするよりも厄介であり、そうそうできるものではない。

致命傷に至らない特定の部位に的確に傷を負わせられなければならない分神経を張り巡らせなければならないのだから。

しかもそれは相手(傷を与えられる側)の技量が高ければ高い程難易度は上がってくる。

 

 

「借りる」

 

「え、ちょっと!?」

 

苛立ちばかりが募り攻めあぐねるエルウィンの矢筒からいつの間にか隣に来ていたエイルが無言で弓矢を数本拝借すると、目を細め矢を持ち構える。

一体どうするというのだろうという疑念を抱きながらエルウィンはエイルの行いを見守った。

矢は弓と合わせることで初めて武器としての性能を発揮する遠距離主体の武具。

どちらか片一方のみでは録に使い物になりはしない武具を何にどう使うというのだろう

 

 

「ふっ!」

 

 

エイルはその矢を忍者兵らにではなく王城の天窓目掛けて投擲し、3つの矢はそれぞれに窓ガラスに突き刺さり窓ガラスは破片となり綺麗な音を立ててバラバラに散る。

耳をすんざく破砕音に戦闘中の全員が気をとられ動作を止めそちらに視線を送る中、バルコニーの上で見物をしていた忍者兵の長らしき人物は一足先にそれが招く結果を見抜いた。

 

 

「そろそろ頃合いかお前たち離脱するぞ」

 

 

長の命令を聞き取った忍者兵は各自負傷して自力では動けない者を抱えその場を離れ長の元に集い出し、設置されている翼を持つ獅子の像の向きを変えると、ゴゴゴと機械が作動する音と共にガゼボが競り上がり地下へと通じる道が露出した。

そこから長を筆頭に忍者たちは逃亡を謀ったその時、城の内部から悲鳴のような騒がしい複数の男女の叫びが微かに耳に入る。

シオンとエルウィンは顔を見合せ何が何だかわからないと視線で会話し互いに困惑していた。

 

 

「何だったんだ?あいつら」

 

「あたしに言われてもわかるわけないじゃない。でも逃がしちゃったわね」

 

 

結局全部が無駄骨に終わりエルウィンは落胆する。

しかし指輪を付けたままのシオンもエイルもさほどそんな彼女に関心は抱いておらず、2人はそそくさと城を退散する。

 

 

「とにかく頼まれた仕事は終わったんだ。早いところ勇者亭に戻ろう」

 

 

そう言いながらもエイルはもう無人となり噴水の爽やかな音色しか聞こえぬ庭に目を向ける。

-一体何が目的だったのだろうか

先の忍者たちはこのコルレオニス城の何を狙って入り込んだのだろう。

宝石類の宝物も持っていなかったようだし、何から何まで統率が行き届いていた。それに実力も相当のものであることは闘いの中から察せられた。

泥棒というよりは密偵の方がふさわしいように思う、それがどこに属しているかはさておき。

そこまで考えたところでエイルはすぐにそれらを払拭するようにかぶりを振る。

自分が考えるべきはそんな些細なことではない、ルーンベールの動乱と魔術師の目的、それに思考を注ぐべきだ。

エイルはそう自分に言い聞かせた。

 

 




もう少しテンポ早くしたいと思っても大事な仲間加入イベントをやらないといけないというジレンマが…
ブランネージュさんイベはまだしも団長とマオさんのイベントは正直、ほぼ燃える要素がないんだよなぁ
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