そうだ機動戦艦ナデシコ×艦これでも書きましょうか。
なぜか地下工場から追い出された俺。
「レーラさーん!」
取りあえずメイドさんを呼んでみる。
「何か御用でしょうか」
「うわっ!本当に来た!」
まさか来るとは思わなかったぜ。この人色々おかしいんだよな。
「丁度良かったレーラさん。練習したいんですよ」
「練習ですか?何の練習でしょうか」
「決まってるじゃないですか」
そういえば何で俺メイドさんに敬語使ってるんだろう。いいんだけど。
「戦闘ですよ」
で、まずは城の武器庫にやって来た。女王様に戦闘訓練するから武器くださいって言ったら
「りゃあにきゃいの北にありゅ、武器きょかりゃにぇきとうにもっちぇいきなしゃい(じゃあ二階の北にある、武器庫から適当に持って行きなさい)」
と言う返事と寝息が聞こえたので件の武器庫にやって来たのだ。
そしてその武器庫の中に場違いな物を見つけた。
「これは、まさか日本刀?」
鞘に納められた日本刀だった。
いやいや待て待て。この国は俺が居た世界で言うところのヨーロッパ州だぞ。そんな物あるはず無い。だとすると片刃剣?
ん?ご都合主義的に
『
つまりこれは珠美さんが作った妖刀深爪ってことか。
「銘かっこ悪すぎだろ!!」
深爪ってあれだろ。爪切りすぎるとなるあれだろ。地味に痛いあれだろ!
「てか玉鋼珠美って誰です?」
近くに居るレーラさんに聞く。
「二百年生きたと言われる女性の刀鍛冶です。実際には二十七歳でお亡くなりになったそうですが」
そーなのかー。いかん、余りにも馬鹿馬鹿しい内容だったから脳がそっち方向のベクトルへ向かうとこだった。
「で、何でそんな刀がこんな所に置いてあるんですか」
てか何で茎露出してるの?そこから全体が錆びるよ?鞘に入れても錆びるよ?なぜか錆びてないけど。
「なぜ、置いてあるんでしょうね」
いや、俺がそれを知りたいんだけど…。
「まあ、女王様に聞けば分かるかな」
「と言うわけですが、なぜ置いてあるんですか」
「何それそんな刀買った覚えも作った覚えも無いわね。
「はい分かりました!」
叶音?カノン?はっはっは。聞き覚えしかないな。やっぱり真琴が一番。
「叶音って名前なんですか?あのメイドさん」
「ええ、珍しい名前だったからつい採用しちゃったのよ。でも意外と優秀よ」
なるほどこの女王様の中ではメイドさん=コレクションなのか。俺が居た世界の一部の人と同じ考えをしているな。
「何か今失礼なことを言われた気がするわ」
「どうしたんですか女王様。ああ、そうださっきはよく眠れましたか?」
話題変更。
「寝てないわよ」
「いやでもさっき来たときには」
「寝てないわよ」
「お嬢様は昼寝してることを皆に知られたくないんですよ」
レーラさんが寝てたことの否定について小声で説明してくれた。
「ハイソウデスネ。ジョウオサマハネテマセンデシタネ」
「何で棒読みなのよ……」
「お嬢様調べてきました。先代の国王様が買ったようです」
「で、それ何なの?」
「玉鋼珠美が打った刀の中で能力による干渉を受け付けない四本の刀、
四本の刀、鉤爪・巻爪・平爪・深爪・爪切りという刀。まともな銘は鉤爪しかないと言うある意味恐怖を感じる物である。
爪刀の特徴はあらゆる能力の例外になる物だと言うこと。能力による影響を一切受け付けない。しかしこれは弱点でもあり、能力による強化、修理が出来なくなっている。らしい…。
「ところで、これは俺が使っちゃって良いんですか」
「……ん。え。ああ。うん」
「曖昧な返事だ!」
まあ、そんな曖昧な返事で俺は変な刀を手に入れた。
「ところでレーラさん。刀ってどう使うんです?」
俺、刃物なんて包丁、カッターナイフ、デザインナイフ以外使ったこと無いんだ!