そんなことよりついに、とうとう、やっと、傷物語公開じゃあ!!
刀の使い方。手に持って、振る。
刀の使い道。切る、斬る。
「分かりましたか」
「分かりました」
レーラさんは説明が下手だったってことがな!
「では今日はもう暗いので本格的なことは明日以降でよろしいでしょうか」
「ええ、それで良いです」
「ではお部屋の方までお連れします」
「あ、大丈夫です。少し地下に行きたいので」
「そうですか……。では夕食の準備をしておきます」
何だろう、『そうですか……』と言うときに何か悲しそうな顔をしてた気がするけど…。気のせいか?
「まあ、気のせいと思い込むか」
「こんばんは、翔子さん。また来ましたよ」
「およ?こよみんだ。残念だけど波動エンジンの起動はそんなすぐに出来ないよ」
マジで一週間で出来たことが奇跡なんだよね~なんて言いながら機械を操っている。
「コスモファルコンは十二機、コスモゼロは4機出来たね。後はシガールか。やばっ、設計図渡してなかった。工場長に怒られるぅ」
100式偵察機は作らないのか?あれだって結構活躍してたりする。七色星団とか星巡る方舟とか……。まあ、言ったら言ったで『わあぁぁあ!!存在忘れてた!!!』と言うことが目に見えてるので言わない。
「わあぁぁあ!!100式偵察機の存在わすれてた!!!」
…この人はあれか?心を読めるのか?……だとするとやりにくい相手だなぁ。
「私だって好きで心を読んでる訳じゃないよ。心を読めるのは私の能力の1つ。でも午後五時から午後六時でしか使えないし、止めることも出来ないし。嘘だけど」
あっ、やっぱり読めてたんだ…。って嘘なんかい!
そう言えばあいつも俺の心を呼んだかのようなことをよく言ってたな。だから心を読まれることには驚かない。精々あいつは今何をしてるか程度だな。自殺してなきゃ良いけど…。
「もしかして君は幼馴染の渚ちゃんが好きなのかい?」
「ファイ!?そそそっそんなわっけあるわけ無いじょん」
「じょんって何よ……あとこよみんは三歩歩かずとも忘れたかも知れないけど、私は心が読めるんだよ?」
「そうだったああぁぁぁぁぁあああ!!!はいそうです!私は渚が好きでした!!」
具体的には桜並み木の坂道で後ろから『なぎさああああああああああああ』と叫びたいくらいに。
「そんなこと私に言われても…」
まあそうだろうな。
「ところで昼言ってた空中戦艦って言うのは何なんです」
「文字通り空飛ぶ戦艦だよ。エンジンには対消滅エンジンが使われてるらしいよ」
「らしいって…」
「しょうがないじゃん情報が無いんだし。で、空中戦艦一番の脅威はアブソーブプレートって言う熱吸収装甲が使われてるんだよ。熱を吸収してエネルギーにする装甲。理論上はショックカノンを防ぐことは出来ないはずだよ」
「それでどんな武装をしてるんです」
「えーと、主に光学兵器だよ。だからこのヤマトには通じないよ。まあ、実弾でも波動防壁が有るから通じないけど。だけど一番強力なのは相転移砲だね。あれは防げないし」
相転移砲。指定した空間を相転移させて空間内の物質を消滅させるYナデシコ‐Aに搭載された兵器。火星の遺跡がディストーションフィールドを何重にも重ねてやっと耐えれたチート兵器である。
「そういえばヤマトには搭載されて無いんですよね、相転移砲は」
「うん、あれチートだしね」
「ふーん。まあいいか。じゃあそろそろ行きますね」
「明日は起こしに行かないからねー」
「そもそも起こしに来なくていいんですよ」
誰も頼んでないし、そもそも自分で起きれるし。