せかいシリーズ   作:猫舌36@活動停止中

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ちなみにこの現実世界編以降は考えてないんですよね。取り合えず現実世界編では能力者同士の戦いになります。…きっと。


現実世界編
第一話


光が無くなり徐々に周りが見えてくる。外を見ると青い地球が見える。つまりここ宇宙です。流石宇宙戦艦、なんとも無いぜ。何かあったら困るけど。

しかしここで一つ問題がある。

バレずに地球に降りる方法が無いのだ。

大気圏に突入すればその光によって発見されるかも知れない。てかここに居る段階で気付かれてるかもしれない。

地球に降りても攻撃される恐れがある。

大気圏内に入れば即弾道ミサイルと言う挨拶を受けるかもしれないしなー。行くならコスタリカがいいのかな。ピースウォーカーが居なければ安全だし。…言葉分からないね。なぜかあの世界に居た人は日本語喋れてたから日本に行くのがいいかも知れない。

 

「そうじゃん日本ならヤマトを知ってる人居るじゃん。言葉も通じるし。うん日本へ行こう」

 

ああ、残念ながら俺女のままだから。はあ、この世界では俺の存在は男だから元に戻ると思ったけど。まあ、それ以前に俺と言う存在は死んだ人だからこうなるのが当たり前かもしれない。

 

「ところで日本ってどこ?」

 

「うーん、ほらあそこ、ご都合主義的な感じで目の前にある四つの島で出来てるとこ」

 

初めて宇宙から地球を見たから日本の場所が分からなかったぜ。

そんな訳で十分掛けて日本の近海に着水。弾道ミサイル?パルスレーザー舐めるな。全部打ち落とした。

日本近海と入っても日本からはかなり離れてる。経済水域には無断で入らないお約束が在るからな。

 

「さて、後は政府がどう動くかだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれからいつまで経っても動きが無いからこっちから動いた。何簡単なことだ。波動防壁展開して自衛隊の攻撃を無力化、政庁へ艦長とレーラさんを降ろし、技術給与を条件に上陸許可が下りた。

翔子さんは『まあ、教える技術は相転移エンジンくらいだけどね。波動エンジンは作ることは勿論理解できる人も居ないだろうしね』とか言ってた。造ったあんたは人じゃないのか?

 

「相変わらずレーラさんはボディガードの仕事をサボってるのか。まあ、そっちの方が都合がいいけど」

 

俺は例の幼馴染の様子を見に行くことにした。取り合えず寮へ向かう。

インターホンを押す。返事が無いただの屍のようだ。もう一回押す。返事が無い、これは異常だ。こうなったら連打だ、刑事ドラマ並みに連打するぜ。

オラオラオラオラオラオラオラオラ!!!

 

「すいません静かにして下さい」

 

突然声を掛けられる。見ると寮母さんが居た。

 

「ああ、すみません。えっと、寮母さんですか?」

 

初対面の振りをする。この姿では初めて会うのだから。

 

「うん、そうよ。ところで君は?見たところ他校の生徒のようだけど。そこの部屋は渚ちゃんの部屋だね」

 

あいつ渚ちゃんって呼ばれてるのか。後、俺はここの生徒だった人だよ。

 

「渚ちゃんの用があるなら残念だけれど、あの子は賢悟君が亡くなってから帰ってきてないわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くっそお、何やってるんだよあいつ。どこ行きやがった!

あの後寮母さんにお礼を言ってすぐに探し始めた。

帰ってきてないといっても寮に帰ってきてないというわけではなく(そんな勘違いをする人は居ないと思うが)実家にも帰ってきてないらしいし、学校にも来てないそうだ。

どうする、どこから探す。ああ、くそ。人探しの神なんて知らないぞ。

人が飲まず食わずで生きられるのは一週間程度。ある程度の金は持ってるだろうからそこは心配しなくてもいいだろう。ネカフェに居るのか?それとも漫喫か?そう言えばこの街の図書館は確か二十四時間やっていたな。いや待てこの街に居るのか?この市に居るのか?この県にいるのか?

 

「…きゃん」

 

あー出来れば言いたくなかった。超恥ずかしい。この能力の発動条件も欠点でいいと思う。

でもこれで小野塚小町になれた。これで『距離を操る能力」を使うことが出来る。

さて俺と渚の距離を一メートルにすれば。

 

「この馬鹿が!それでも学年上位の成績の持ち主か!」

 

俺は渚の腹を殴れるのでした。めでたしめでたし。

 

「だ…誰?」

 

あ、良かった生きてた。死神の力で殴ったから死んだかと思った。てかダメージ少なくね?そんなことを思いつつ変身を解く。

 

「ん?俺は大倉賢悟だ」

 

「う、嘘だ。賢悟は死んだんだ。私なんかの変わりに……賢悟は死んだんだ」

 

「おいおい、私なんかって言うなよ」

 

「そ、それに…」

 

「それに?」

 

「賢悟は男だ!お前女じゃないか!」

 

あ、忘れてた。

現在説明中。邪魔しないでね。

 

「それを信じろと?」

 

「そうだ、信じろ」

 

「信じなかった場合は?」

 

「箪笥の裏、ガスコンロの下、洗濯機の桶の外側」

 

「そんな、なぜ私のエロ本の位置を」

 

え、本当に隠してたの!?

 

「信じなかった場合これをお前のクラスメイトに教える。後、カレー以外の料理は下手とも言う」

 

「カレーのことを知っているってことは本当に賢悟なのね?」

 

「だからそう言ってるじゃん」

 

三秒の沈黙。

 

「賢悟ー!会いたかったよー!」

 

「おうおう、そうかい。ならせめて家か寮に引きこもっていてくれ。探すの疲れたぞ」

 

かくして俺は渚と再会した。

 

「所で帰り道は?」

 

帰れるかは分からないが。




今回変身した人
小野塚小町(東方Project)
死神でサボり魔。
持っている鎌は全く切れない優れもの。え?緋想天だと武器として使ってる?知らないなー桜観剣並みに切れることなんか知らないなー。
怒られると「きゃん!」と鳴く。
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