そして放課後。何とか乗り越えたぜ。それにしても最近の高校生って難しいこと勉強してるんだな。英語はそもそも理解できないけど。
「で、何をするんだ?個人を特定する方法なんて幾らでもあるけど」
放課後、部活動の説明を受けてから下校(他の高校はどうか知らないがこの高校は入部義務が無い)。
同じクラスの渚(演劇に興味を持ってない)、真琴(あうーとは鳴かない)を連れて図書館に行く。放課後はすこーしだけ人が来るが大体の人がすぐに帰る。
まあこの図書館自体品揃えが悪いのでしょうがないけど。何で物語シリーズは置いといて戯言シリーズは置かないんだよ。
「戯言だけど」
「なんか言ったかお前様」
「いや特には。あとその呼び方学校ではやめろ」
「大丈夫だよまこちゃん。暦があれを言うときはどうでもいいことを考えてる証拠だから」
「お主もその呼び方を変えてくれー!」
狐の咆哮ってこんな感じなのかな?それにしてもまこちゃんか…。まこぴーじゃ無いのか。
…少し思考がずれてきてる気がする。あれかな今日一日中女子として過ごしていたからか?だとするとこの生活を続けると見た目は女、中身は男。と言う謎のキャラ設定が死んでしまう。そうなると『くらやみ』が現れて…。やっぱり思考のベクトルが変な方向に向かってる気がする。
これ以上はいけないと早歩きで歩くことにのみ集中し図書館へ向かう。
図書館に着くと既に竜也と咲耶はそこに居た。放課後の場合はテーブル一つ貸切にする。まこちゃんは廊下待機。
兄の竜也は性格こそ真面目だが勉学に関しては不真面目。成績は中の中。学年のど真ん中。全てのテストが平均点と言う逆にすごい成績の持ち主。特徴は眼鏡を掛けてるくらいだ。
妹の咲耶は性格、見た目共にそれほど特徴はない。学力は学年トップ。しかし十段階評価で五~七になってる。理由としては授業中よく寝てることが一番である。
この兄妹の共通点は銀髪であることだ。銀髪なんて珍しくも無いけど。
閑話休題
そしてわたs…失礼噛みました。俺が大倉賢悟か確かめる会が始まった。
全カットだけどね。大丈夫だ、普通の質問に普通に答えただけだから。茶番成分はほぼゼロだ。
取り合えず二人には信じてもらえたが、さて能力とか世界滅亡とかの説明もした方がいいのだろうか。まずは能力について説明して様子を見るか。
「所で二人とも、他人に変身したり、物質を創り出したり、周りの空間を支配したりする能力とか信じる?」
「何言ってるんだ?信じるよ。と言うより僕能力持ってる」
「私も持ってるよ」
ワー、コノ兄妹ハ何ヲ言ッテルノダロウ。
「マジで!?」
「「マジで」」
だからなんで双子キャラは毎度毎度息ピッタリなんだよ!まあ、いいけど…。
「で、どんな能力を持ってるんだ?」
「僕は水を操る能力だけど、解除してから五分は使えないんだ」
「それは多分能力の問題点だと思う。能力にはそれぞれ問題点があるんだよ。問題点にも色々あって欠点と代償と制約に分かれるんだけど、多分それは制約だな。俺も似たような制約あるし。はい次咲耶」
「私の能力は瞬間移動なんだけど、行き先の写真を見ながらじゃないと移動できないの」
これは多分欠点だろう。
「はあ、何だこの兄妹。結構チートだぞ」
「そう言えば暦の能力は聞いてないわ」
「あれ?渚には言わなかったっけ?」
言ったつもりなんだけど。
「俺の能力は他人への変身だよ。ただし女性のみ。人型なら人形でもいけるけど。あとその人にもう一回変身するには一時間時間を置かなければいけないんだよ」
「暦、分かりづらい」
「しょうがない実演しようか」
誰にしようかな。……よし、決めた
「ガードスキルハンドソニック」
「「「天使ちゃんマジ天使」」」
「お前らそれしか言うこと無いのかよ…」
「「「中身は悪魔だ」」」
「俺のどこが悪魔なんだよ」
今回変身した人
天使/立華 かなで(Angel Beats!)
天使ちゃんマジ天使でお馴染み天使ちゃんです。
しかし作者はみゆきち(声優ではない)が好き。
ちなみに戦線との戦いを楽しんでいたらしい。