その前に誕生日記念二本目だ!正直疲れました。
しばらくキーボードに触りたくありません。マウスだけで出来るPCゲームでもやってきます。
どうしようか。別に刺されたことは恨んでない。慣れって怖いね、死ななきゃ良いと思えるようになってるよ。
迷っていると俺を尋問した人が口を開く。
「もしかして救ってくれるの?」
本当に迷うな。見返りが無いんだよな。…あれ?いつものことか。
「本来なら休暇中だけど、仕方ない。休日返上で働きますか」
多分ボーナスは出ないけど。でも普通、こんな怪しい人に頼ろうとするかな?
まあ、この世界がそこまで追い詰められていると言うことだろう。
「さてと、そうと決まったらまず一つお願いがあるんだけど」
これは俺にとってすごく大事なことなんだけど。
「何かしら。部屋?食事?お金?それくらいなら幾らでも」
翔子さん似の少女がそう言う。でもそんな物に興味は無い。今必要なのは一つだけだ。
「服を返して」
その後なんやかんやあって服と持ち物を返してもらった。同時に牢屋から出され、ちゃんとした部屋に連れられた。勿論二人部屋だ。
そして食事に誘われた。俺としては拒む理由も無いのでその誘いを受ける。どうやらそこで説明もしてくれるらしい。
「食堂まであるのか…。ここはどういった施設なんだ?」
牢屋と食堂がある施設なんてかなり絞られるけど、それらにここは該当しない。
「その説明もするわ、まずは中に入りましょう」
中は少し狭いが食券式の普通の食堂だ。
生姜焼き定食を注文し、空いてる席へ座る。
うん、美味い。
「じゃあ、まず君の名前は?」
「緑川翔子よ」
「名前どころか名字も同じかよ…」
「私と同じ名前の人が居るの?」
「名前どころか姿まで同じ人が仲間に居る」
性格は違うな。翔子さんは何と言うかのんびりしてる感じがするけどこちらの翔子ちゃんは少し凶暴そうだ。
「それでこの世界はどう言った状況なんだ?」
かなりやばいなら援軍呼ぶことになるからな。先に確認したい。
「そうね、少し前から神を名乗る変な奴らが現れて皆を攫って行ったのよ。その結果この辺りは勿論この国のほとんどの人が居なくなってしまったわ」
「じゃあ何で君たちは無事なんだ?」
「信じられないでしょうけど、ここに居る人たちは皆魔法使いなのよ。私達の魔法ならあいつらに攻撃することが出来る」
「分かった。次に俺を襲ってきたモスマンみたいな奴は?」
「あれは神が造った妖魔よ。簡単に言えば下僕かしら」
「なるほど。じゃあ次はそっちの番」
「もういいの?ここがどう言った所かも知りたくないの?」
「ここは君たちの基地みたいなものなんだろう?大体分かった」
「せ、正解よ。えーとじゃあ、あなたの名前は?」
「大倉暦、本当は男だったが色々あって女になってしまった」
コナン君みたいなカッコ良い自己紹介のフレーズが思いつかん。
「そ、そうなの。じゃあ、暦があの妖魔を退治した方法は?」
「あれか。…もしかして見えた?」
「ええ、あの透明な箱よね」
見えてた。普通の人には見えない設定なのに…。
「あれは結界だよ。こんな感じに」
そこまで言って机の上に結界を作る。結とか滅とか言わなくてもいいように改良したぜ。
「空間を周囲から区切ることが出来る。さらにこうやって」
ポケットに入っていたレシートを結界で囲う。何でこんなの入ってるんだ?まあ、ごみだしちょうど良かった。
「こんな感じで滅することも出来る」
滅してみた。この程度ならカスも出ないか。
「すごい、便利なのね」
「俺一人じゃあそこまで大きく結界を張ることは出来ないけどな」
「じゃあどうやって、あんな大きさの結界を?」
「それは真琴の力を借りてるからだ。あいつは無限の力を持った神様だからあれくらいは出来る」
そう言えば神様は今まで訪れたどの世界でも呼び出せたんだけど、この世界では呼び出せない。考えられる可能性としては普段俺が居る世界とこの世界では、存在する神が違うことだ。この世界の破壊神はいつもの黒髪ロリ破壊神ではないと言うことだ。
「ご馳走様。後痛み止めの薬は無いかい?流石に背中が痛い」
深いとこは治したけど、激しく動いたら開きそうだ。
冬休み終了のためこれ以降は更新ペースが落ちて行きます。
執筆状況は活動報告にて随時報告させて頂きますので、そちらを確認してください。