せかいシリーズ   作:猫舌36@活動停止中

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今月この小説はたった四話しか投稿できなかった。なぜだ…。


第十一話

ぽい。ヤマトさんが沈んでしまったけれど中に居た人達は無事っぽい。今も指示をくれてるっぽい。早く助けるためにハワイの敵を全部沈めなきゃ!

 

「これでどーお!」

 

12.7cm連装砲B型改二と61cm四連装(スーパーキャビテーション)魚雷を敵の戦艦に向けて放つ。スーパーキャビテーション魚雷は今までの酸素魚雷と比べても遥かに早いっぽい。雷速も速いし自動追尾プログラムもあるから低錬度の艦娘でもかなりの命中率が有ったっぽい。

逆にあたしみたいに今までの魚雷を長く使ってた高錬度の艦娘はよく外してたっぽい。

話が逸れたわ。

砲撃と雷撃を同時に受けた戦艦は中心で二つに別れ沈んで行く。

どっかの夜戦バカじゃ無いけど、駆逐艦でも戦艦級に大ダメージを与えられる夜戦は素敵っぽい!

戦艦を沈めた所でヤマトさんから通信。

 

「全艦、衝撃に備えよ!」

 

たったそれだけっぽい?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全艦、衝撃に備えよ!」

 

あ~長いこと語り部を干されてた気がする。干された話数は少ないけど一話一話の間隔が長かったからなー。

メタ発言は程々に。

沈んだヤマトはご存知の通りアクティブデコイだ。イ401と違ってヤマトの艦体一つを形作るのに二本のデコイが必要だった。ヤマトでかすぎ。

 

「ヤマト、ワープ準備に入れ!」

 

惑星重力圏内でワープすると次元断層に落ちたり静謐の星に迷い込んだりするが、たった三千五百キロメートルだ。そこまで大きな誤差は生まれないはずだ。

そう言えばこのヤマトがワープをするのはこれが初めてだ。

こんなに短い距離だとワープ前の助走も必要ない。十八ノットでワームホールに突入しいつの間にかハワイ沖上空だ。

 

「艦底部ミサイル発射管にS.G.M装填!二斉射だ!」

 

敵のハワイ基地はハワイ島の西部に建てられていた。それを守るように敵艦隊が展開している。しかしそれは後回しだ。

対地攻撃を想定して造られた訳じゃ無い艦底部ミサイル発射管からS.G.M(確かシップトゥグラウンドミサイル。艦対地ミサイル)が五秒の間に二セット二十本が発射される。回転式弾倉だからこそのこの連射速度だ。煙突ミサイルや各魚雷発射管とは比べ物にならない程の矢継ぎ早に発射できる。

ミサイル攻撃ではハワイ基地を攻撃しない。目的は別にある。

 

「右傾斜九十度!主砲三式、作戦で言った位置に撃ち込め!」

 

艦体が右に倒れる。ジェットコースターより怖いんですけど。慣性制御のお陰で床に立ってられるけど、第三艦橋が大破した瞬間右側の壁へダイブすることになるだろう。何であんな所に慣性制御装置をつけたんだよ…。

主砲塔は全て艦体上部にあるから喫水線下への砲撃は出来ない。だから今みたいに艦体を横倒しにしている。

本当は侵蝕魚雷とか波動カートリッジ弾頭とかを使いたいけど、侵蝕魚雷は残弾ゼロ、波動カートリッジ弾頭は蒼き鋼に渡した分が最後のものだったから使えない。そこで三式融合弾だ。鎮守府での量産に成功した三式融合弾なら大量にある。

これを敵基地…ではなく、ハワイの火山の一つマウナ・ロア。その麓に撃ち込み、内部で爆発させたらどうなるか。

答えは簡単。コードギアスを見たことがある人にとっては簡単。

火山は内部からの爆発の圧力で噴火するのだ。

ショックカノンだと爆発が起きないからこうはならない。あれは貫通力が強いからクラインフィールド破り(対霧の艦隊)イデオンソード(敵艦隊一掃)の方が向いている。

閑話休題。

火山が噴火したら当然溶岩が噴き出す。

それはあらかじめミサイルにより掘られた溝によりハワイ基地に流れ込む。

それを確認して鎮守府に通信を繋ぐ。

 

「こちらヤマト。提督、聞こえていますか?」

 

「ほーい、こちら呉鎮守府。提督だよー」

 

「ハワイ基地を破壊しました。次の指示を」

 

「こっちでも確認したよ。ここまでは作戦通りだね。だから次も作戦通りに北太平洋で敵残存艦隊を叩くよ」

 

「了解」

 

通信を切り、艦隊用の周波数に変え、針路を北太平洋に取るように指示。

このハワイ攻撃艦隊にソロモン攻撃艦隊、蒼き鋼を加えた現状最高戦力の前では敵残存艦隊は無力であったことは言うまでも無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日談と言うか、今回のオチ。

その後、鎮守府や蒼き艦隊の皆に別れを言いひとまずヤマトを建造した異世界に世界線跳躍した。

今回は損傷を受けなかったが、一部の弾薬は底を尽きているからである。

異世界に着くと同時に翔子さんが機関長席のコンソールに聞くだけで痛いと分かる音を立てて倒れた。それと同時に俺も女になる(もしかしたら戻るが正しいかもしれない)。

そう言えば、俺を男にし続けることはかなり疲れると言っていた。

だとすると俺はこれから一生女として生きていくことになるのか…。

 

「いや、一つだけ方法があるわ」

 

「おや、ルーナ女王様、お久振りです」

 

「仕方ないことだけど出番が無いのは辛いわね。違う、そうじゃない」

 

「でしょうね」

 

「ある程度神様と関わりがある暦なら知ってるかも知れないけど、神様が住んでる高天原ではある条件を満たすと何でも願いを叶えてくれるそうよ」

 

それを聴いた瞬間俺は急いで真琴の所へ向かう。

男に戻れるかもしれない。そんなことを思いながら。




キャラコメでヤマトを大破させると言ったな。あれは嘘だ。
でもデコイは沈んだじゃん?
セーフだよね?
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