せかいシリーズ   作:猫舌36@活動停止中

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ようやく第一部最終章です。どっかのバカなアニメみたいに最終章を半年続けるなんてことはきっと無いと思われます。


高天原編
第一話


「高天原で願いが叶う?あーそう言えば天照の野郎がそんなこと始めたとかいっておったのう」

 

こいつ今日本の太陽神を野郎呼ばわりした!天照大神は女神なのに野郎呼ばわりだよ!

 

「そんなこと言われてものう、天照に限らず木花咲耶姫神(このはなさくやひめ)宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)とかは人間で言う所の役職名みたいなものじゃ。皆それとは別に本名を持っておる。私だって三百年前は宇迦之御魂神だったぞ」

 

そんな意外な気になる過去は置いといて。

 

「で、条件ってのは何なんだ?」

 

「どこぞの占いババみたいな感じであっちが用意した敵と戦うんじゃ」

 

「え?それだけ?」

 

「そうじゃな。ただし一人で全て倒さねばならぬ。勿論私を憑依させることも出来ない。その代わりと言っては何じゃが能力・霊術・武器はOKじゃぞい」

 

と言われても。

 

「深爪はぽっきり折れたままだし、霊術だって俺の霊力量だと高が知れるしなあ」

 

「そんなこよみんに良い知らせがあるわ!」

 

天井を突き破ってルーナ女王様が現れた!

てかその呼び方はやめてくれ!

 

「何で天井から…」

 

「はいこれ」

 

俺の質問に全く答えず棒のようなものを渡してきた。

 

「これは…刀…の柄?」

 

鞘から抜いてみたら刀身が無かった。どうやって鞘固定してたんだろう?

もしかして誠刀・銓か?そんな物渡されても投げて蹴り返されて『きゃいん』と言う未来しか見えません本当にありがとう御座います。

 

「ただの刀の柄と思わないことね。それは玉鋼珠美が作った『ぼくのかんがえたさいきょうのかたな』よ。銘は月読(つくよみ)

 

「中二病ですか?」

 

「人間皆中二病。この刀は周辺空間の霊力を使って刃を作るのよ。他にも持ち主が霊力を注ぐことで様々なことが出来るのよ」

 

「YAIBAの龍神剣かな?」

 

「ごめん、それは流石に分からない」

 

何と…青山剛昌さんの名作を知らないなんて…。もう一回アニメ化すれば…きっといけるはず!

 

「とにかくこれを持って行きなさい。刃を作るくらいなら霊力は消費しないわ」

 

まあ、刀は欲しかったし、ありがたく貰っておくか。

 

「あ、そうそう。真琴は少し時間あるかしら?」

 

「あり余っておるぞ」

 

「じゃあ、少しいいかしら?」

 

そう言いながら手を口の前に持って行き軽く口の方へ傾ける。こいつら酒を飲むつもりか…。

 

「おお、いいぞ。酒はここ二百年飲んでなかったんじゃ」

 

お前は一々真似できないスパンだな。

 

「じゃあ、俺はこれで。真琴、飲みすぎるなよ」

 

未成年は酒の席に居たって邪魔になるだけだ。俺は真琴に一応注意して未だに残っていた自室に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、この私をわざわざ呼び出して何の用じゃ?」

 

むぅ、私が語り部か…。皆いつもこんな緊張を感じて居ったのか。すごいのう。

 

「いや、あなたは暦が勝てると思っているのかなって」

 

この場合の勝てると言うのは天照への挑戦のことじゃろう。

 

「勝っては欲しいが、現状じゃ難しいじゃろう」

 

そこまで言ってワインを飲む。うむ、日本酒とは違った味があるの。

 

「それは能力を使っても?」

 

「主様の変身能力をフルに使っても流石に厳しいじゃろう。もう一つ能力があれば別じゃが、あの変身能力が強すぎるからの例え別の能力があっても弱い能力じゃな」

 

もしくは強いけど問題点が大きかったり多かったりするじゃろう。

それにしてもこのウイスキーとチョコの相性抜群じゃの。

 

「そうね、確かにもう一つの能力は欠点が大きいわね」

 

「じゃろう。例え能力をもう一つ持っていたとしても…え?持ってるの?」

 

余りのショックに素が出てしまったわ。

 

「持っているわよ。本人も気付いてないけど。と言うより現状で気付いているのは他人の能力が分かる私と何でもありの翔子くらいね」

 

あいつ皆から何でもありと言われておるな。

実際その通りじゃが…。

 

「で、どんな能力なんじゃ?」

 

「ふふふ、秘密よ!私は読者に挑戦するわ!」

 

「もしかして酔っておるのか?」




でも第二部開始が半年後とかもあり得る。
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