せかいシリーズ   作:猫舌36@活動停止中

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戯言シリーズアニメ化ひゃっほい!!この瞬間も、まっていたんだー!
ヤマト2202製作決定やplanetarian&Rewriteアニメ化に加え、戯言シリーズまでアニメ化するなんて…。
さらにはPSVita版AIRの発売決定するし…。
もう嬉しいことが多すぎます。


第五話

でかい敵と言うのはこう言うバトル物ではお約束と言うべき存在だ。

むしろ定番とか典型的とかもっと言えば日本神話にも出てきているから古典的とも言うかもしれない。

しかしこの手の物は大体ラスボス、早くても中ボスとして出てくる物だ。そう決まっているから巨大敵に対する作戦なんて後で考えればいいやーと思って後回しにしてきた。

そのツケが一回戦で来るとは思わなかった。

 

「それでは、第一回戦、始め!」

 

天照さんが大声で宣言する。

今回の装備は月読のみ。

ショックライフルは取り回しが悪い。そんなこと開発者のあの二人に言うと『出来たよ!アサルトショックライフル!』とか言うに決まっている。もしかしたらもう完成させてるかも…。

ライフルは要らないがせめてゴッドフィンガープロテクターは持ってきたかった。ノンリソースハイパワーと言う優れものだし、巨大敵にも一定の攻撃力はある。欠点といえばチャージの長さだけどここなら問題無い。そう、空間霊力量が無駄に多い高天原ならね。

大倉流霊術?私めには使えません。確かにあれは大群もしくは大物を想定した霊術だけどそれだけに消費が重い。

せめて神風流ならよかったんだけど。生まれてくる家を選べる訳でもないし、選べるというなら普通の家を選んでいただろう。いや、面白がって普通じゃない家を選ぶかもしれない。

そんな暢気なことを考えている場合じゃない。今だって敵の攻撃を避けながらあんなことを考えていたのだ。

とりあえず今回は月読だけで戦おう。

鞘から抜くと実体化させた霊力が刀身を形成して行く。

これはほぼ全ての例術使い(例外、自分自身)が出来ることであってそこまですごくない。月読がすごいのは空間霊力を吸収できることだ。

一説には室町時代以前から続く、大倉家を含めた五つの例術使いの家系が昔から研究していたことだけど今まで誰一人実現出来なかったことだ。

玉鋼珠美ってどんだけすごいんだよ。

ちなみに月読のお陰で空間霊力吸収機能はゴッドフィンガープロテクターにも実装することが出来た。

雑談はここまで。そろそろ戦闘パートに行かないと。

一度大きく後ろへ跳びある程度距離を取る。

相手は大きいが人型な上に属性がある訳でもない、さらには大きいが故に動きが緩慢。冷静に考えれば初戦の相手としては妥当な所だ。

どしんどしんと大きな音を立てて近づいてくる巨人に向けて月読を振る。

普通なら刃渡り+腕の長さ以上の距離にいる対象は斬れないが、月読はその特製上どんなに離れた所でも刀身自体を伸ばすことで斬ることが出来る。勿論伸ばしすぎるとてこの原理で重くなってしまうので伸ばすのは切る瞬間のみだ。

伸びた刃が相手の左ひざに当たる。当たるが…。

 

「ぐっ!硬い…」

 

硬かった。金属バットで岩を叩いたみたいだ。

あまりの硬さで月読にひびが入った。これは切れ味はすごいけど強度はさほどでもないんだよなぁ。

普通の刀と違ってすぐに刀身の再形成が出来るからなんだろうけど。

でも月読で歯が立たないとなると変身能力を使うしかないんだけど…誰に変身するかが問題だ。

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