せかいシリーズ   作:猫舌36@活動停止中

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ようやく更新できますね。
この長い物語も、もうすぐ終わります。

それは置いといて、宇宙戦艦ヤマトがとうとうスパロボにでますね。
今更ですが。


第七話

ここ最近毎日全力戦闘続きのためか、起きたら最終決戦開始一時間前とか言う謎の現象(朝寝坊)が発生したため急いで支度しています。

こう言う急いでるときにウイダ○インゼリーはありがたい。十秒で食べきれたことは一回もないけど。

逆に聞くけどたった十秒で食べきれる?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後と言うこともあって装備は月読とゴッドフィンガープロテクター。ショックライフルは弾切れなので持っていかない。

今日の相手が誰かは昨日の段階で天照さんから聞いている。

最後の敵は自分自身。結局どこまで行ってもこれは変わらないようだ。

もっともあれはこれまでの俺の戦闘データを元に天照さんが作った式神だけど。ゴッドフィンガープロテクターや月読まで再現してるようだ。もっとも空間霊力吸収機能までは備えてないだろうけど。

 

「第五回戦、始め!」

 

俺も、目の前の自分も同時に刀を抜き距離を詰める。

目の前に自分が居るとか、正直言って気持ち悪い。

そんな思いを込めた振り下ろしを斜めに構えた月読もどきで受け流す。

勿論想定通りの行動だ。

自分自身が相手な分、どんな動きをするかは自分で分かる。

 

「爆熱、ゴッドフィンガー!」

 

月読に対してゴッドフィンガーの霊力エネルギーを直接注ぎ、刀身を約千度まで加熱させる。

すぐにそれを察知した俺もどきが後ろに飛び退く。

思った通りに動いてくれてありがとう。

着地の瞬間を狙って千度近くに加熱した上で刀身を伸ばした月読を時計回りに切り払い。

だが、俺もどきはゴッドフィンガーを発動して、その手で月読を掴みそのまま折った。

何あれ、人間やめてるぜ。

ん?でもあれは俺を元に作られたんだよな…。流石に俺でもあんな変態的な動きは出来ないぞ。

折れた月読の切先を俺に向かって投げてくる。

普段なら避けることも防ぐことも簡単だけど、当たってしまった。言い訳をすると、不測の事態に対応しきれなかったんだ。

左手首に刺さった月読の切先は霊力供給が絶たれたことによりその場から消える。傷口は焼けて塞がったから止血の手間も無い。

だけど、自分でも予測できない動きや自分より遥か上を行くこいつに勝てることは出来るのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんな、そんな筈は…」

 

隣に居る天照が驚愕の声を上げる。

 

「どうかしたんです?」

 

「暦を模した式神が私の命令に従わないし、何より私が設定した以上の動きをしている。あれは私の式神じゃないわ」

 

断言するほどのことなの?

だけど、天照さんが断言した途端暦もどきの式神に変化が起きた。

全身が溶けてスライム状になったのだ。

 

「ふふふ、ここからが本番じゃな」

 

唯一冷静でいたまこぴーが『らすぼすおーら(笑)』全開の低い声で喋る。そこまで迫力が無い。

 

「恨むでないぞ。これも我が主様とお前様を考えてのことじゃからな」

 

そう言い終えた瞬間、さっきまでは暦と同じ姿をしていたスライムがリングを囲っていた障壁を破り、私の目の前まで飛び跳ねてきた。

あれ?さっきまでより大きくなってね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大変だー!渚がスライム的な何かに飲み込まれたぞー!

大変だー!渚を取り込んだスライムがさらに巨大化と形状変化を起こしなぜか蛇みたいな形になったぞー!

じゃねぇよ!どうしてこうなった?てか蛇というより龍だな、中国に伝わるような蛇みたいな手足の無い奴。

まさか、これを倒して最終試合は終了と言う形になるのか!?

無茶を言うな、俺には無理だ。

って、冷静に分析してる場合かっ!渚は大丈夫なのか?

龍と言うこともあってか空を飛び始めた。その前に何で龍なの?あ、待って、どこへ行こうと言うのかね。

プロテクターに貯めてあった霊力を月読に充填、飛行機能を使い空を飛ぶ。こんなことも出来るのが月読のすごいところだ。

これさえあれば何も要らない。

まあ、刀身の形成以外は所有者の霊力が必要だから、大前提として霊力が要るんだけど。

最高速度は亜光速。風圧から守る球状バリアを張ることが出来るから衝撃波関連も俺は大丈夫。

ただし俺は風圧から守られるけどバリアは風を受けて煽られるし、その動きが月読にフィードバックされて俺まで風に煽られた様な動きをしてしまうことがよくあるが。

とにもかくにも空へ飛び立った龍を追いかける。

流石に音速が限界だよ。最高速度はあくまでもスペック上だ。

スペック上なら生身で宇宙まで行けるけど?逝けると書く場合が多いけれど。

それは置いといて。

渚を取り込んだ龍を追いかけて亜音速まで加速。

蛇みたいな形のどこに航空力学的な利点があるのかは知らないけど、速度が同じためか距離が縮まらない。

その速さより恐ろしいのは未だに巨大化していることだ。どう言う原理で大きくなるのかは知らないけど、今は目測で全長五十メートルを超えている。

でもまだ成長期。

どこのゲッターエンペラーだよ。

戯言だけど。何か久しぶりに言った気がする。

大きくなっているから実は擬似的に距離が縮んでいる。

だからこのまま相対速度をゼロに保てばいずれ龍に取り付くことが出来る。

出来るのだが。

不意に速度が急激に落ちる。

龍の方ではなく、俺の方。

気が付くとプロテクターに貯めてあった霊力が無くなっていた。

つまりあとは落ちるのみ。時速二百~三百メートルで地面へGO!

 

「当然、お前も何かをしてくる訳か」

 

龍がUターンして来た。

口を大きく開けると中から赤いビームが出て来た。

最終試合、どうやら俺の負けである。




次回第一部最終回!
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