せかいシリーズ   作:猫舌36@活動停止中

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第6話

旅立ちの日。天気は少し雲が多めの晴れ。時間は朝の7時くらい。暦関係は地球と同じだったから、太陽からこの星の距離は1天文単位、自転と公転の速度も地球と同じだと思う。

 

「3週間お世話になりました」

 

見送りに来たリアさんに深々と頭を下げてお礼を言う。本当、何から何までお世話になったからね。

 

「そんなこと言わないで、家族なんだから。いってらっしゃい」

 

それに対し僕達は声を合わせて答える。

 

「行ってきます」

 

そして2人で歩き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モンフォール家の領地はフェランス王国の南側にありレンバッハ帝国との国境に比較的近い位置にある。当面の目標はそのレンバッハ帝国との貿易拠点、ケルトンを目指すことだ。

対立関係とは言っても、入国拒否されるというような関係ではない。まだその段階ではないとグラハムさんは言っていた。

半年前から国境周辺で旅人や商人が消息不明になることが多発し、しかもその被害にあった人はフェランス国民がほとんどだったことから、『これはレンバッハ帝国の仕業に違いない!』と多くの人が考えている。だからこの件が解決すれば国交も回復するかもしれないらしい。逆もありえるけど。

だから入国できなくなる前にレンバッハ帝国に行きたかった。聞くところによるとあの国には数多くの古代遺跡などが発掘されているらしい。それがなかったら、おそらく東を目指していただろう。

 

「ケルトンまでは5日歩けば着く距離か…。ここで1回ワープの体験してみる?」

 

しばらく歩いて周りに誰も居ない状況になったから、ここで提案してみる。

 

「ワープ…どんな感じなの?」

 

シャロさんが不安そうに聞いてきたから、

 

「全身の細胞がゴリゴリ押しつぶされる感覚に似てるね」

 

と嘘をついてみた。実際は自動車の急ブレーキ程度のGを感じるくらいだ。どこからその加速度が来るかは知らないけど。

 

「何それ怖い」

 

どうやら真に受けてしまったようだ。まぁ、別に責任は取らないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局普通に100キロほどワープした。だからこの加速度はどこから来てるの?そのせいで軽くめまいがする。

シャロさんはぴんぴんしていた。吸血鬼が苦しんでいるのに人間はノーダメージ、なぜだ?

 

「あそこがケルトンかな?」

 

遠くの方にもやで見にくいが街が見える。

 

「そうね。確かあの街がケルトンよ。結構賑やかな街だけど今は…ん?」

 

バキッ、と何かを割った音がシャロさんの足元から聞こえた。

見ると下半分が地面に埋まった灰色のラグビーボールくらいの大きさの卵が割れていた。

同時に空から大きな龍、あのリオレイアに似た緑色の龍が空から降りてきた。

さすが母親、我が子が死んだことを一瞬で察知するとは。それとも偶然巣に戻ったら空き巣が居たという感じかな?

流石に飛龍種と追いかけっこして勝てる自信は無いし、無闇にワープを行えば最悪土の中にワープアウトすることになる。戦うしかないか。黒くないから勝てるだろうし。

 

「まったくしょうがない。今日の夕飯はドラゴンの丸焼きだよ」

 

「いや、普通に不味そうなんだけど」




雌火竜のバラとか雌火竜のロースとか言う物がモンハンの世界には在ったりするので、意外とおいしいかも…。

追記
サブタイ抜けてました。むしろサブタイなくても投稿できるんですね。
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