結局紫は何がしたかったのだろうか?
いまだにその真意を測りかねている。
ま、彼女の考えてることは親友である幽々子でもはかりかねているので一般ピーポーな私には到底理解できないだろう。
今は生還した事を喜ぶとするか・・・・・。
その後、魔理沙が迎えにきた。魔理沙よくここわかったな。永琳がおおよその場所を教えたのか?
まあいいや。
それでみんなで博霊神社にゆっくり(それでも速いが)向かって飛んでいく。私だけ木から木に飛び移ったり走ったりしながらだが・・・・、最初は永琳が持って飛んでくれると言ったのだが、流石に私のちっぽけなプライドが許さないので断った。幸いにしてこの体はガウェインだ。走れば追いつける。
そう言った時に永琳が少し残念そうにしていたが何故だろうか?
そうこうしてるうちに博霊神社に着いた。
時刻は分からないが日が傾きかけているいわゆる黄昏時だ。
夕陽を眺めるために鳥居の上にジャンプして登る。
改めて英霊は化けものだと思った。
そうして鳥居の天辺から夕陽を眺める。
とても綺麗だ。
そう言えば王国心のロクサス達が夕陽を眺めながらアイス食ってたっけ?
・・・・・無性にアイス食いたくなった。
「お師匠様」
声のした方を見ると永琳がアイスを2つ持って飛んでいた。
色々と突っ込みたいがちょうどアイスが食べたかったのでそのまま受け取る。
「ありがとうございます」
もしかして永琳、心を読む程度の能力持ってんのか?
それは地底の姉妹の姉の能力だろがと思いつつ内心ヒヤッとしたのは内緒だ
アイスの形もどこか王国心の海の塩アイスににている。
取り敢えず口にする、シャリっと言ういい音とともに口の中に冷たさと甘さが広がる。
味は林檎味だった。
永琳も隣に座り一緒にアイスを食べる。
こうしてると本当に王国心みたいだ・・・・・。
調子に乗ってあのセリフを言ってみる。
「八意殿、何故夕日が赤いかしってますか?光には幾つかの色があり、その中でも赤が一番遠くまで届くから夕日は赤いんですよ・・・・・記憶しましたか?」
そう言いながら頭を人差し指でコツコツと叩きながら永琳の方を向く。
隣では永琳が驚いた顔をしていた。
言っておいて何だが、相手はあの月の頭脳である。こんなのしってて当然だし、むしろ私よりも色々な事を知っている筈だ。そんな彼女にこんな事を言えば「はあ、今更何いってんの?こいつ?」みたいな事で驚いて当然だ
恥ずかしくなったので逃げるようにその場を後にする。
そう言えば宴会まだなのかな?
料理の用意などで大変なのかも知れない。
手伝いに行こう、そうしよう。けして恥ずかしいから何かして忘れようとしてるわけでは決してナイヨ?
とは言ったもののこの神社の中がどうなっているのかわからない。
とりあえずは霊夢を探そう。
そう思いながら廊下を歩く、下手なところを開けて誤解を招くのは簡便なので開けるに開けられない。
如何したものかとウロウロしてたら声が聞こえた。
・・・・この声は魔理沙か?魔理沙なら霊夢のい場所やこの神社の造りを知ってると思い声の聞こえる部屋の障子を開ける。
「何だい、霊夢。もう準備でき・・・・・」
魔理沙と寝転がりながら煎餅を食べている
やって来たのが霊夢だと思ったのか魅魔が此方をみて固まった。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
何を言えばいいのかわからずそのまま障子を閉めた。
・・・・よし、シンキングタイムと行こう。今回が初めての異変じゃなかったのか?と言うか、旧作ありなのか?まあ旧作は存在感がうsげふんげふん、幻想入りしていても不思議じゃない。というか元々幻想郷の住人か・・・・。と、それはどうでもいい。何故異変が起きていないのに魅魔がいるんだ?
・・・・・・あれは霊夢が好奇心で行ったから異変じゃないんですねわかります。
でも神社壊されて怒って行ったからやっぱり異変なような・・・・・。
考えてもわからないのでいいや。
霊夢が異変と言ってないからには異変ではないのだろう。そう結論づける事にした。
中からすごい音が聞こえた気もしたが気のせいにしておこう。
考えてみればノックや声をかけるなどの事をしなかったわたしも悪い。
いくら魅魔と言えど女性である。
異性にそんなだらしがない姿を見られれば恥ずかしいだろう。
さてと・・・・・、仕切り直しと行こう。
もう一度障子を開けると正坐して座っている魅魔の姿が見える。
幸いにも魅魔も無かった事にしたらしい。しかも丁寧に両足を出してだ。
「お久しぶりです、セイバー様」
またである。
ガウェインはこの世界でよく知られているようだ。何故だろう?
アーサー王ブームなのか?
嫌、それならセイバーと呼ばないか・・・・・いったい何なんだろうか?
お師匠様が鳥居の上で夕陽を眺めていた。
昔、何か思う事があったりする時によくああして夕陽を眺めながらアイスを食べていた。
そんな懐かしい思い出に浸りながらアイスを持って来て正解だなと思う。
そう思いながらお師匠様に声をかけてアイスをわたす。
そのまま私も隣にすわりアイスを食べる。
最後にこうしてお師匠様とアイスを食べながらゆっくり夕陽を眺めたのは何時だっただろうか?
少なくとももう何憶と前の気がする。
私も月の都で思い悩んだりした時に高いビルの屋上から夕陽を見ながらアイスを食べる事が多かったな、なんて思い出に浸っていたらお師匠様の口から信じられない言葉が出てきた。
「八意殿、何故夕日が赤いかしってますか?光には幾つかの色があり、その中でも赤が一番遠くまで届くから夕日は赤いんですよ・・・・・記憶しましたか?」
そう言いつつ人差し指で自分の頭をコツコツと叩きながら言った。
それはまだ、私が何も知らない時にお師匠様が教えてくれた最初の事であった。
あまりに驚いてしまい呆けてしまう。
気がついた時には隣にお師匠様はいなかった。
あの後、魅魔に魔理沙が何かをいって魅魔が暴走したのだが割愛しよう。
決して作者がめんどいからではない。
決して作者がめんどいからではない。
大事な事なので二回言いました。
・・・・おっと電波が来た気がするが気のせいだろう。
そう言えば魔理沙に聞く事があるんだった。
魅魔の暴走を止めるのに必死で忘れていた。
「何やってんのよ、あんたたち」
そうこうしてる内にあっちから来た。
準備ができたから手伝えとの事だ。
もとよりそのつもりなのでちょうど良かった。
魔理沙なんかは運びながらつまみ食いしてる。
あ、霊夢にたたかれた。少しざまぁと思ったのは秘密である。
あ、今度は霊夢がこっち向いた。速く運ぼう、魔理沙の二の舞になるのは簡便である。
日はとっくに落ち、夜になっていた。
どうやら月見酒としゃれこむらしい。
まあ、これだけの量を作ればそれでも速いほうだろう。
この量を見て貧乏巫女じゃないのか?っと思った私は悪くないと思う。
しかし、よく考えてみれば博霊は幻想郷の心臓とも呼べる部分だ。死なれたりしたら困るからそこらへんの配慮はされてるか。
それに一応妖怪退治みたいな仕事もしてるだろうから金に困る事は無いか・・・・・。
ただ本人が金にがめついだけでそれが周りから貧乏巫女と言われる原因だろう。
それに嫌そうな顔してたのにちゃんと準備する辺り霊夢の律義さが窺える
一度やると言ったからには最後まで筋を通すタイプなのだろう。
・・・・・・霊夢は一言もやるとは言ってないが。
それに誰にでも平等に接する事は誰にでもできる事ではない。
男より漢前だな・・・・・、幻想郷のみんなが霊夢を好くわけがわかったような気がする。
確かに接していて気持ちの良い人だ。
しかしどこぞの荒熊じゃないが彼女はまだまだ乙女である。
そっけない態度をとったり、面倒だと口にこそすれ内心は心配したり気を使ったりしているのだろう。
しかし、博霊と言う立場がそれを許さないのではないか?その結果がこの素っ気ない態度に繋がっているのなら、悲しいな・・・・・、この考えが正しいとするのならば彼女の誰にでも平等に接するのは特別という存在を作らないためでは無いだろうか?
どの作品においても博霊の使命を重んじているのは察することができる。それにどれにおいても霊夢が一人で暮らしているとあった。人の温もり何かにふれた事はあるのだろうか?私の知る限り面倒と言う感情以外霊夢から聞いたことも、それを感じさせるそぶりも無かったような気がする。1匹狼のような印象が強かった。人の温もりを知らずに育ち、博霊の使命だけと向き合ってきたのでは無いのだろうか?もしそうなら、もう感覚が麻痺しているのかもしれない。否、麻痺してる何処ろかその感情を知らない可能性もある。現に霊夢が誰かに甘える所など私の記憶では一つも無い。
ここに来て推理が確信に変わる。改めて思い知らされる博霊の名の重さ、それは一人の少女には重すぎるものだった。改めて世界の悪意を感じた。
世界は何時だってこんな筈じゃなかった事ばかりだ。本当に。
思うのだが東方のキャラはどいつもこいつも悲しい事ばかりだな。
皮肉なものである。これが力を持った者の代価だとでも言うのだろうか?
涙と引き換えに得た力なのだろうか?望んでもいないのに・・・・少なくとも、霊夢が望んで手に入れた力ではないし、幽々子も能力に苦しんだ故の自害だった。
くそっ!
胸糞悪い!!
自覚できても自分にできる事がないのに余計に腹が立つ。せめて、せめて自分にできる事はないだろうか?
・・・・・ジョワイユス、せめて、霊夢に優しさを教えてやってくれ・・・・。
「博霊殿こちらに」
近づいてくる霊夢、ジョワイユスを出す。
霊夢が身構えるが関係ない、今は出した剣に有りっ丈の魔力を送る。
魔力や気なんてわからんが関係ない。力を剣に力を集めるイメージで・・・
「
もしかしたら霊夢の空を飛ぶ程度の能力が発動するかもしれないが関係ない、
私の心の光を見せる必要があるのだ
「
まばゆい光が剣から発せられる。
思わず目を瞑ってしまいそうになるが我慢だ。
_____せめて、ぬくもりを知らぬ少女に温もりと言うものをを教えるために______
全ての思いをこの一振りに込めて解き放つ・・・・・
ギャグが嘘なくらいシリアスな出来になってしまった
どうしてこうなったOTZ