ついに、ついに、である。
人里を発見する事が出来たのだ!!
これにはテンションが上がってしまい、回りの木をぶった切り、一直線に道を作ってしまった私は悪くないと思う。
道しるべになるし、何よりも迷わない。
速くこの道を覚えよう、そう心に決め、人里に向かって走る。
まぁ、この道は時間が経てば無くなると思うが、道が無く成るより私が人里の位置を知る方が早いだろう。
しかし、ハイテンションで忘れてたが、どうやって職を探そう?
確か、昔ながらのコミュニティーがあり、そこにポット出て来た私に仕事を紹介してくれる人は正直いるとは考えにくい。
外来人だと言えばいいかもしれないが、外来人が博霊の巫女や人里の人間を連れていなければ怪しまれる可能性の方が大きい。
それ程、幻想郷は危険なのだ。訳の分からんやつを入れて、そいつが妖怪だったなんて洒落に成んないから、私を受け入れる可能性は低いだろう。
下手をしなくても里に私を入れてもらえないかもしれない。
一応幻想郷のルールで人里は襲ってはいけないと有るが、獣に近い知恵の低い下級妖怪何かは襲ってくるかもしれない。
そうでなければ、慧音のような守護者や、妖怪退治等が必要な訳が無い。
まずったな、霊夢に頼んで外来人として紹介してもらうか?
しかし、ここから博霊神社まで行くのは正直めんどい。霊夢にも迷惑かかるし・・・・。
やばいな~、何かいい方法無いか?なるべく誤解を招かず、受け入れてもらう方法は・・・・。
早々都合良くは行かないか・・・・・はぁ、ここまで来て振り出しに戻っちまったか。
なーんて、考えていたら、何かにぶつかった。
いけないいけない。考え事しながら走るのはよそうと決めたばかりでは無いか。
取り敢えず、相手の安否を確認しよう、ガウェインなので跳ね飛ばしでもしたら相手がミンチに成りかねない。
そうして前を確認したらしばらく何かに抉られたような跡を残し、その先には異型の何かがいた。
あれー?どういう状況?
周りを見渡すと昔の家屋が続いており、どうやら人里の中に入ってしまったようだ。
良く人里に入れたな・・・・・もしかして音速ダッシュで私が視認できなかったのかもしれないが、
っと、取り敢えず、
「去りなさい、今ならまだ間に合う」
脅しておく事にした。幾ら異型と言えど、切るのに抵抗がある。
幸か不幸か、私は今まで妖怪何かに出会う事は無かった。故にできればここは大人しく帰って欲しいのだが・・・・・・、
「うおおおぉぉぉぉぉぉぉぉっぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
・・・・、はぁ、聞く筈無いよな・・・・。そもそもそれが理解できれば人里に襲い掛ったりしないだろう。
こう言う妖怪は本能的な物が強いから逃げてくれるとは思ったのだが駄目だったらしい。
しゃーない、幸いに人型でないので、大丈夫だと自分に言い聞かせ、構える。
剣を使いたいが、全て神気を帯びているので却下だ。
守護者に勘違いされかねない。
幸い、鎧は幻想郷の中をうろつく時には必ず着ている。不測の事態に備えてだ。
恐らく、概念武装していない武器等なら傷すら付かない筈だ。
攻撃を受けても大丈夫だろう。
そう考えながらも攻撃をよけ、カウンターを決める。しかし、流石は妖怪か、タフである。
今は昼間なので本気で殴れば相手もミンチに出来るだろうが、気持ち悪いので出来るだけそれはしたくない。
っ、
反射的に蹴りをかけてしまい、ぶっ飛びながら地面を削って行く。相手はそれ以降ビクとも動かなくなった。
改めて周りを見渡す。人だかりが出来ていた。はぁ、目立ち過ぎた。
色んな意味を込められた視線に耐えきれず、何か無いかと自分の周りを確認すると、子供が一人、地べたに座り込んでいるのが見えた。
女の子だ。取り敢えずその子の脇の下に両手を入れて抱き抱える勢いで立たせ、着物の汚れを払ってあげる。
最初はビクッと震えたが、その後の行動にポカーンとした顔でこちらを見て来てる。
どっかで見た面だなー、何て思いつつ
「お怪我は?」
と聞いておく。ただでさえ、今妖怪を軽くあしらったばかりなのだ。
下手に誤解を招く行動を取って人里の皆に危機感を煽る訳にはいかない。
それにもしかしたら、妖怪に襲われそうだったのかもしれない。
子供には親の説教よりも怖い思いをしただろう。
これがきっかけで家に引きこもらなければ良いのだが?
っ!!
その場をバックステップで後ろに下がる。さっきまでいた場所に弾幕のような物が通り過ぎる。
この角度、女の子を巻き込まないように撃たれた弾幕だ。
幻想郷の人里でそんな芸当ができるのは二人しかしらない。
「阿求!!」
その内の一人、人里の寺子屋の教師であり人里の守護者である上白沢慧音である。
どうやら最悪の状況に成ってしまったようだ。
と言うか、あっきゅんだったのか、通りで見たことある顔な訳だと現実逃避していたら慧音が殴りかかってきた。
弾幕を張らないのは恐らく周りの人間を巻き込まない為だろう。
流石は幻想郷一常識人であるだけはある。ただ、このように誤解をしてしまうのも彼女らしいと思いながらも慧音の攻撃をかわし続ける。
流石は半獣なだけあるが、まだまだだ。これでも英霊の中では最上位に座している存在であるのだ。
亜光速の攻撃をしあう英霊からしてみればチョースローだ。
取り敢えず誤解を解こうと和解を求める。
「こちらに攻撃の意思はありません、攻撃をやめなさい」
上から目線んになるのはご愛敬である。
相手は一応攻撃をやめはしたが、臨戦態勢を崩さない。これは骨が折れそうだ。
現実逃避をするために目線をずらすと、さっきの妖怪が慧音を襲おうとしていた。
っち、大人しくなったからと油断した。止めを刺さなかったのが仇になった。
慧音は私に集中していて気づいていない。
周りから悲鳴が聞こえる、慧音も気づいたがもう遅い。
はぁ、幸運A仕事しろよなー、全く。
全力で走り慧音の手を引っ張り、妖怪と慧音の間に割り込む。
ガキンッ!!
鉄に鉄を叩きつけた様な音が響く。
慧音が驚いた顔をしていたが構ってる余裕は無い。
剣を出し、妖怪を切り捨てる。真っ二つになった妖怪は何もそこにいなかったかのように消滅した。
不幸だ・・・・・。剣を消し、鎧を消し、両腕を頭の高さまで上げて降惨の合図をする。
流石に丸腰でいる私には無暗に攻撃はしてこないだろう。
さっきの行動で少しは此方を信じてはくれるだろう。
はぁ、何度目か分からない溜息を心の中でついた。
太陽がきらきらと輝き、絶好の洗濯物日和だ。
布団何かを干すのも良いかもしれない。
ふわふわで暖かくて気持ちいいんだろうな~。太陽の匂いもしていいかも知れない。
ただ、太陽の良い匂いは布団に寄生したダニやノミのコンガリ焼けた匂いなのだが・・・・・。
深く考え無い事にしよう。
それが良いだろう、せっかくいい気分に成っている所に水を差すのは良くない。
で、だ。
「申し訳ない!!」
ガチで土下座されてる。
しかも人ごみのど真ん中でだ。
私は確かにどちらかと言われればSの方だが人前でこんな事させる程鬼畜では無い。
何故こんな事に成ったかと言うと、さっき慧音を助けて妖怪を退治してようやく聞く耳を持ち、阿求が助け舟を出してくれた結果その場で土下座して謝り始めたのだ。
取り敢えずこれ以上悪目立ちしたくないので頭を上げるように言おうとするが、名前を聞いて無いのに此方が名前を言う訳にはいかないので
「表をおあげ下さい、此方は気にしていません」
「しかし、」
はぁ、生真面目なのは良いが、このように猪突猛進なのはどうかと思う。
律儀でいいっちゃ良いのだが場所を考えて欲しい。
これ以上目立ちたく無いのだが、いい案は無いだろうか?
そんな事を考えていたらこれまた阿求から助け舟を出してくれて、近くの甘味所にで話す事になった。
凄いぞあっきゅん、流石だぞ、あっきゅん。
で、甘味所に入り、改めて謝罪を受けた。思わずに苦笑いをする。
もう良いと言ったんだがな・・・・・。
大方妖怪が人里を襲っていると聞いて飛んで来て、見慣れない顔があったので私がその妖怪と勘違いと雑だが筋書きはざっとこんな所だろう。
それだけ職務に真剣に取り組める所には素直に敬意を持てる。
それに、私が逆の立場なら流石に襲いはしないが似たような末路を辿っていただろう。
なので
「先程も申し上げた通り、気にしてません。どうか頭を上げて下さい」
それに里を守るという重要な役割が彼女にはあるのだ。
パッと出の何処の馬の骨とも分からない奴を怪しむのは当たり前だ。
「しかし、」
と一歩も引かない。
これでは永遠ループだぞ?
「・・・・失礼ですがあなたはどのような御用件で里に?」
阿求が助け舟を出してくれた。
これで三回目の助け舟だ。感謝感謝。
「そう言えば名乗ってませんでしたね、セイバーと申します」
自己紹介を混ぜて里に来た理由や経緯を説明した。
永遠亭と言った所、慧音の眉間に皺が少しよったのがうかがえた。
多分だが妹紅関係だろう、輝夜と殺し合いをよくする事を慧音に言っていても不思議では無い。
不思議な事に私が来てから殺し合いをした形跡が無いが、私が居ない間に殺し合いをしてるのかも知れない。
っと、それは置いておいて、人里に職を探しに来た史を伝えた。
それに対して慧音は、
「あそこには薬師がいるし、兎が薬を定期的に売りに来ているから必要無いんじゃないか?」
と少し試すような口調で言ってきた。
何を試しているのかは分からんが、それは男として如何なのだろうか?
「確かにその件については家主である八意殿と蓬莱山殿に同じ事を言われましたが、御二方には返しきれない恩がありますし、世話を焼いて貰っていますが、流石にこれ以上甘える訳にはいきません。しかしながら恩返しのできる物が私には無い、故にせめて職だけは、と思いここに参りました」
これは本心だ。慧音からの試すような雰囲気が消え、納得したような顔になった。
「そうだったのか、試すような事をしてすまない」
再度頭を下げた慧音に気にするなと伝えた。
「そうだ、職を探しているのだったな、それなら寺子屋で教師をしてみないか?」
突然の申し出だ。正直ありがたいのだが、そんなに人を信用して良いものでも無いぞ?
「上白沢殿、自分で言うのも何ですが信じて良いのですか?もしかしたら騙しているかも知れませんよ?それに何故教師なのですか?」
「それなら、最初にあんな事言わないだろうし、あの雰囲気は嘘では無い。これでも人を見る目には自信があるんだ。それに最後の質問にだが、あなたからは、どこか知を感じさせるものと強い徳を感じるからだ」
との事だ。まぁ、大学にも行っていたからそこそこの知識があるが、教師として教えられる程の知識が私にあるかは分からない。
それに徳って何だ?まぁ、取り敢えず
「上白沢殿、御金を払われる程の知識や技術を持っているとは思えないのですが?」
そうなのだ、授業料を取る以上はそれ相応の技術や知識を持って居なければ成らないのだ。
それを受ける側が受けるかは別として、だ。
まあ、他の仕事も出来るかは分からんが、農作業や薬を届けたりなどの事位しかないな。
後は生前(まぁ、今も生きてはいるのだが)は心理学等を勉強していたので、相談屋みたいな何ちゃってメンタルクリニックをすると言う事も考えられるな・・・・・。
「それはやってみなきゃ分からないさ、何大丈夫だ、私もちゃんとアシストする」
どうやら慧音の中では私が教師に成る事が決定しているらしい。
うれしいのだが正直不安だ。
それに得意分野は歴史と慧音とかぶっている。おそらくそれは慧音の知識には追い付けもしないだろうが・・・・・。まあ、数学なんかも少し自信があるが、どこまで教えて良いのかが分からない。
下手に色々教えて、それを天才と言われるような子が吸収して幻想郷の中の文明のレベルを上げてしまったら紫が殺しに来そうで怖い。
・・・・・・よく考えたら本当にそれを危険視してれば紫から待ったがかかるからいいのか。
それを考えに入れての考慮がされて居ないわけがないのだ、それに慧音がアシストしてくれるというので相談すればいいだろう。
「・・・・・・わかりました、どこまでお力になれるかわかりませんが全力でやらせていただきます」
そう言って頭を下げる。
「ああ、よろしく頼む、他に困った事があれば何でも言ってくれ」
ありがたいが、これ以上甘える訳にも行かないし、そこまでしてもらう程の義理は無いのだ。
その後、今後の日程を話し合い、すっかり空気に成っていた阿求が少し具合悪そうにしているのが窺えた。
「稗田殿、御加減が優れないのですか?」
指摘されたあっきゅんは苦笑いをしながら大丈夫だと言った。正直嘘だとばればれだ。
そう言えば稗田乙女は短命で病弱何だっけか?現実に生きていたときの私も病弱なのでその気持ちが痛いほどわかる。
・・・・・そう言えば、ジョワイユスは魂レベルで歪みを直す事ができたな。
流石はロンギヌスの槍の先っぽが入っているだけある。
無限転生の牢獄に閉じ込められた少女が生きている間だけでも報われても文句はいわれないだろう。
まずは普通の人と同じラインに立たせてあげねば、病弱という魂にまで刻まれた歪みを断ち切って、普通の人間と同じくらい生きられるようにしてあげても罰はあたるまい。
ご褒美があってもいいだろう。
あっきゅんに近づきショワイユスを出す。
いきなりの事で追いつけてないのかポカーンとしてる。
まぁ、逃げられるよりはいいので剣に力を集めるイメージをし、
「あふれ出る(ジョワイ)・・・・」
慧音が正気に戻りとめようとするが関係ない。
病弱というハンデを取り除き、人間としての幸せを掴んで欲しい。
その思いを込めて剣を振り下ろす。
「喜びの楽園(ユス)!!」
あっきゅんが倒れる。
それを見た慧音が凄い顔をして睨みながらへリングをかましてくる。
それを右腕で鷲掴みして止める。
稗田を左手でゆすり起こす。
確かに言わなかった私が悪いが事態を集取するには阿求に目覚めてもらうのが手っ取り早い。
その思いが伝わったのかどうかは分からないが阿求はすぐに目を覚ましてくれた。
取り乱している阿求に取り敢えず
「お加減はどうですか?」
そう尋ねる。
うん、顔色も良く成ってる。慧音も切られた筈の阿求が何事もなかったかのように起きた事にフリーズした。
それでジョワイユスの剣は生きた人間には効かない剣だと教えた。
「まったく、それならそうと初めに言ってくれ。心臓にわるいぞ」
「すいません」
こればかりは私が悪いので素直に謝る。それから少し雑談をし解散に成った。
明日から寺子屋の様子を見に行く事に成っている。
まずは、職を手に入れた事を喜ぼう。
「け、慧音さん、大変だ、よ、妖怪が暴れている!!」
「っ何!!どこだ!!!」
息が乱れたその人物から場所を聞いて文字通り飛んで行った。
あれは、阿求か!
その前には見慣れない男がいた。
恐らくこいつがさっきの人が言っていた妖怪だろう。
阿求を巻き込まないようにして弾幕を張った。
敵はそれに気づき、後ろにバックステップしてかわした。
ここからでは弾幕を張れば周りの皆に被害がでるので張れない。
しょうがないので白兵戦を仕掛ける。
しかし、全てを見事にかわされてしまう。
・・・・クソッ、こいつ強い!
そうしたら攻撃の意思がないと言いだした。
確かに、反撃しようとすれば出来た筈だ。相手の言葉を鵜呑みに出来ないので臨戦態勢で様子を窺う。
すると周りから悲鳴が聞こえた。
私に影が差す。後ろ!!
相手は攻撃態勢に入っている。前にばかり集中していたせいで回避が出来ない。
私は来るであろう痛みに備えて構えようとしたら腕を引っ張られ、間にさっきの奴が割って入る。
妖怪の攻撃はそいつの鎧に当たり鉄に鉄を打ち付けるような音が響く。
次の瞬間、感じた事の無い程の神気を感じた。
身震いする。この方は神だったのか。
そうすると今度は此方を向いた。正直彼の逆鱗に触れたのならここで殺されても文句は言えない。
しかし、彼は膨大な神気を消し、鎧を消し、両手を掌が見えるように上げた。
それから阿求に説明され、私の勘違いだと言う事を知らされた。
それについて私は本気で謝る。彼が高位の神であるのは先程わかった。
それが私だけの事ならいいのだが、最悪里の大半が被害にあう可能性があるのだ。
それだけは避けねばならない。
そうしたら彼は笑いながら気にするなと言った。
正直驚いている。しかし、それでは私の気が済まない。
何か償いをしたいのだが彼は紳士的に気に病む必要無いと言って笑いかけてくれた。
裏の無い笑顔だ。しかし、だからこそいたたまれなく成る。
それで再度謝ろうとしたら阿求に話を変えられた。
何故ここにきたのかだ。おそらく信仰を集めに来たのだと思うのだが、しかし、彼の言葉は私の予想の遥か彼方を行った。
職が欲しいという。神が職を欲しがるのはもしかしたら初めてなんじゃないか?
その真意を確かめるために少し探りを入れた質問をするが、帰って来たのは恩があり、それ以上迷惑をかけないためと恩返しの為だと言う。おそらく嘘では無いだろう。
永遠亭の名が出た時にそう言えば最近妹紅を見かけない事が気に成ったが今は置いておこう。
彼からは知を感じさせる物があったし、何よりも半獣(白沢)としての私がビビッと来たのだ。
それに値するだけの徳がある人物だと。
それにしゃべり方も丁寧で神である事を忘れてしまう位だ。
こんなお方は生きていた中で初めてかも知れない。気が付けば、私は彼に向って教師をする事を進めていた。
私自身驚いていた。しかし、彼は律儀にもそれを弱く、相手を気遣う感じで断った
私には金を出してもらう程の知識を与えるに値するか、と言う理由でだ。
正直ここまで教師に向いている人はそうそういないだろう。
今まであって来た外来人の中でもかなり珍しい数少ない人物だ。
私がフォローすると押し切る形で話はついた。最後は渋々ながら全力でやると言ってくれた。
話がつくと彼は阿求の事を気にし始めた。
いかん、今まで彼を教師にする事だけを考えていて忘れていた。確かに顔色が悪い。
私とした事が失念していた。確かに阿求は体が弱いのだ。
すると又、とんでもない神気を出し始めた。
そして剣を構え何かを言いながら阿求を切ったのだ。
凄まじい怒りがわいてくる。信じていたに裏切られるのはこんな感じなのかと思いながら反射的にへリングする、しかし、右手で頭を鷲掴みされて止まる。剣から放たれる光に当たると不思議と気持ちが落ち着いてしまう。
そうすると彼は阿求をゆすり始め、驚いた事に阿求が目を覚ました。
そう言えば切られた筈なのに切った跡が無いし、血も出て無い。
心なしか顔色が良くなっているような感じがする。
そうすると彼がこの剣は切った者の歪み、罪、罪悪感、憎悪のみを切り取り、更に温もりや許し、安らぎをあたえるのだと言う。
全く、心臓に悪いではないか・・・・・、そう愚痴ったらバツが悪そうな顔をして頭を深く下げて謝罪して来た。本当に申し訳ないと言う気持ちが伝わって来たのでそれ以上悪く言えない。
その後は何気ない話をして解散に成った。
彼には悪いが早速明日から仕事を頼んだら嫌な顔一つせずに引き受けてくれた。
何と言うか、接してて気持ちのいい存在だ。
今日は天気もいいし、体調も少し良かったので散歩に出た。
人里内は何時も賑わっている。
そんな何気ない日常を満喫しつつ、歩いていたら大きな声で妖怪が来たと叫び声が響いて来た。
私も急いで避難しようと思うが体が弱く日頃あまり動けない事が多い私が逃げられる筈も無く、その妖怪が目の前にやってきてしまった。
妖怪はよだれを垂らしながら私を食べようと少しずつ近寄ってくる。
逃げなければ、そう脳が命令を出すが体が言う事を聞かない。
確実にじわじわと迫ってくる死を目の前にして、恐怖で震えて動けない。
嫌だ、寿命なら諦めがつくがこんな終わりは嫌だ!まだやってみたい事が沢山あるのだ。
こんな所で終わりなんて絶対に嫌だ!だれか、誰でもいいから助けて!!
しかし、そんな事が届く事は無く、来るであろう痛みに涙を流しながら構える。
ドカッ!
凄い音と共に風を切るような音がする。おそるおそる目を開けると、まるで物語に登場する戦士のような方が目の前にいた。
その方はまるで物語をなぞるように妖怪に勝利し、座り込んでいた私の脇の下に手を入れ、立ち上がらせると優しい笑顔で私の安否を聞いてきた。丁寧に砂まで払いながらだ。
これが現実だと思えずに佇んでしまったら、その戦士は大きく後ろに下がった。
そしたらそこに弾幕と思われるものが通り過ぎて行った。
弾幕の来た方を見ると慧音さんがいた。
慧音さんはそのまま私を助けてくれた人に白兵戦をしかけている。
大きな声で違うと叫ぶがどうやら届いていないようだ。
どうしたものかと思っていたらさっきの妖怪が慧音さんに襲いかかろうとしていた。
危ない!!
私の事でも無いのに目を瞑り構えてしまう。
しかし、金属と金属がぶつかったような音がして瞑っていた目を開けてみると私を助けた戦士が慧音さんを庇っていた。するとかつて感じた事が無い程の神気を感じた。
戦士は神様だったのか・・・・・、しかし、これほどの神気を持つ高位の神ならば求聞史紀に乗っていてもおかしくは無いのだが、少なくとも私は知らない。
そのまま慧音さんの方に向くと神気を消して甲冑を消して両手を顔の横に掌が見えるように上げ、攻撃の意思が無い事を証明した。
正直勘違いだったとは言え、高位の神に攻撃を仕掛けたのだ、もし彼が怒って里を襲う可能性もあるのだ。正直あれだけの力があれば人里位簡単に消せるだろう。
内心冷汗を流していたが、彼は気にしていないと笑顔で許すと言ったのだ。
私が逆の立場なら私も似たような行動を取っていたと。
神にはあまりあった事は無いが、このような心の広い、清々しい神様は初めてだった。
紳士的な態度で、相手をちゃんと思いやる、見下したりしない神は居ただろうか?
慧音さんが道端で土下座をし始めて彼が困ったような顔をしていたので近くの甘味所に行こうと言って、移動する事にした。
甘味所についても慧音さんか謝るのをやめないので強引にだが話を変える事にした。
そうしたら人里に職を探しに来たのだという。
信仰を集める事をしにきたと言っていたので、正直驚いた。
話を聞いた所、恩返しの為と、これ以上甘える訳にはいかないと言っていた。
正しさを絵に描いたような人だった。本当に物語の中から出て来た人物だ。
話を一通り終わると私の顔色が悪いのを心配して来た。
大丈夫だと痩せ我慢をすると彼がまた膨大な神気を出し、神気が集まり神々しい光を放ち、その美しい光に目を奪われている間に私は切られた。
揺すられて起こされ目を覚ますと切られた筈なのに切られた跡が無く、体が今まで感じた事が無いくらいに軽く感じた。話を聞いたら歪みを切り取る許しと断罪の剣で、魂レベルまで刻まれた病弱を歪みとして直してくれて、更に普通の人間と同じくらいに生きられると言う。
正直諦めていた事が叶ったのだ。彼が言うにはこれくらいのご褒美があっても罰は当たらないたろうと言った上でこれから先、次に転生しても普通の人と同じくらい生きられるようにしてくれたみたいだ。
私が幻想郷の歴史を書き続けて居る事にありがとうと、そう言ってくれたのだ。
・・・・・ああ理解した。私は彼の事が好きなのだ。
帰って行く彼の後姿を見送りながら
「彼、いい人でしたね、慧音さん、」
「ああ、そうだな・・・・」
今のやり取りで慧音さんが彼を好きなのが窺える、女の勘だ。
そう言えば、明日の彼は来ると言う。私も寺子屋に行って見ようかな?
本気でそう考えた。
取り敢えず崎さんから教科書を貰い中身を確認中である。
仮にも寺子屋の教師をする身なのだ。
勉強しておいて損は無いだろ言う。小5の教科書なのに既に連立方程式とか出て来てるんだが・・・・。
まぁ、1.2世紀先の世界なのだ。レベルも現実世界の先を行ってるだろう。
良く学生運動起こんなかったな。そんな事を思いつつ確認していく。
幸い、今のところ分からない物は無い。
そんな確認だけでその晩は終わりを迎えた。
今度寺子屋で教えている問題レベルを確認して、表の世界に教材を買いに行く必要があるかも知れない。
因みにこの事は、永琳達には言っていない。
言っても必要無いと言われる事が目に見えてるので言わない事にした。
さーて、そろそろ寝るとしよう。
まさか初日に遅刻とか絶対にしてはいけない。それに私から申し出た事なので余計にだ。
そんなこんなで次の日の朝に成り、朝食を急いで食べて家を後にする。
速めに行動しておいて損は無い筈だ。それに寺子屋が始まる時間が何時なのかわからない。
話で明日来てほしいと言われただけなのだ。
それに、下手に時間を聞いても分からんだろう。猿の刻何て言われても、現代社会人である私には理解できない。時計があれば便利なのだが・・・・、今度表の世界に行った時に買うか。
幸い時計自体は戦国時代からあるので、慧音に此方を見せれば慧音もわかるだろう。
多少の説明がいるかもしれないが・・・・・。
優曇華辺りが何か言っていた気がするが気のせいだろう。
早々に竹林を抜け、昨日の道を探す。
・・・・・あった、やっぱり道作っといて正解だったな。
そう考えながらその道を駆け抜けて行く。
人里が見えて来た、スピードを落として門番をやっている人に声を掛ける。
大丈夫だと思うのだが一応了承を得て通る事にする。下手な誤解を招くのは御免だ。
そうすると門番の男は「あんたが慧音さんの言っていた人か」と笑顔で通してくれた。
それに丁寧に寺子屋の場所も教えてくれた。
慧音が教えて無いのを思い出し、私の容姿に寺子屋の場所を教えるように頼んだんだそうだ。
慧音マジ感謝。
そんな事考えながら歩いていたら、それらしい場所を見つけた。
一応ノックを扉が壊れないように加減しながらする。
しかし、返事も何も無い。大声で呼んでもいいのだが、幾ら朝と言えどご近所迷惑なのでそれはよしておこう。
速過ぎたのかもしれない。近くの柱に余っ掛りしばらく待つことにする。
頭の中では授業内容を幾つものパターンで繰り返しを始める。
それから少ししたら肩を揺さぶられたので考えるのをやめて目を開けると慧音が写った。
「もう少し遅くてもいいんだぞ、寺子屋もまだ開く時間じゃ無いし」
との達しだ。しかし、初日から遅刻では面目が立たないとその史を伝えたら、苦笑いをしながら
「真面目なんだな」
と言われる。?真面目も何も一般常識だろう、普通は。
そんな事を考えてると慧音が寺子屋の中を案内してくれてる。いかん、ちゃんと覚えねば。
そんな感じで職員室と言われた場所に入り、座るように言われ、素直に座る。
お茶を入れてくれたので取り敢えずそれを飲む事にする。
一口口にし、さてと、と切り出す事にする。
「早速ですが、寺子屋の授業レベルを詳しく教えて頂きたい。」
そう、それが分からなければ今後のめどが立たない。
慧音もそれに頷き授業状況を詳しく教えてくれる。
何と無く親ばかみたいな感じがあふれ出ている。本当に熱血なのだな。
ここまでいい先生は恐らく居ないだろう。
分からない生徒には分かるまでがもっとうだと断言した。
苦笑いが出る。そのまま何故か歴史の話に成った。
一番慧音が生き生きしてるような気がする。そんな感じで暫くは歴史の勉強に成った。
妖怪の事等もちゃんと説明してくれるので私としても興味がある。
暫くそんな感じで歴史の勉強に成り、こちらが疑問に思ったことを聞いたりしたら子供一人が慧音を呼びに来た。
「もうそんな時間か、済まない。熱が入ってしまって」
「いえ、此方も貴重な情報が得られましたし、興味深い事ばかりだったので大丈夫ですよ」
これは本心だ。そうしたら慧音が苦笑いを浮かべながら
「そう言ってくれると助かる」
そう言ってすぐに行くと子供に伝えて子供を先に行かせた。
付いてきてくれと言われて付いてく。
教室の襖の前に立つと呼んだら入って来てくれと言い残し先に教室の中に入って行く。
教室の中からは子供達の楽しそうな声が外に響いてくる。
どこの世界でも教室とは騒がしい物だなと思いつつ、これは手が焼けそうだと苦笑いする。
「静かにしろ、今日は新しい先生が来るぞ」
慧音の一言で静かに成る。伊達に教師をやっているだけあるな。
「セイバー、入って来てくれ!!」
をっと、御呼びが掛った。・・・・・さーてガウェインの初陣だ。
そう言いながら教室に入って行く。
「説明にあったように今日から教師として働く事に成ったセイバーです、以後見知り置きを」
そう言って頭を下げる。因みにさっきまで騎士甲冑は消して慧音が教室に入った後に素早く背広に着替えた。慧音も少し驚いた顔をしてるがまぁ、いいや。
そうしたら黄色い声が響く。主に少女たちからだ。
耳に響くので止めて欲しいのだがしょうがないだろう。子供とは得てしてそういうものだ。
慧音から再び静かにしろと声がかかり、授業になる。
暫くは私は慧音のアシスタントとして働く事に成っている。
慧音の修業は分かりやすいが、やっぱり出来る子と出来ない子に別れてしまう。
そこの所を子供ニュース風に噛み砕いて説明し、それでも分からない子には別の視点で考え直し、説明する。それで出来た子は目一杯褒めてやる。
私なりに出来るのはこれ位だ。途中出きる奴が出来ない奴を攻め立てようとしたのでそれについては軽く拳骨を落としておいた。
名付けて、何ちゃってとっつぁん授業だ。糞親父の威厳はマジで神だった。
因みに私もコーンに残った最後のを啜るのが好きだったりする。
是非とも映画化してほしいものだ。
・・・・・映画化してもここじゃ見れ無いじゃんOTL
そう言えば時間と場所を教えるのを忘れていたので、門番に容姿とその人が来たら寺子屋までの道のりを教えるように言っておいた。
・・・・なんとなくだが少し早く来たら彼はもう来て扉の近くの柱に寄りかかり目を瞑っていた。
どうやら速く来て正解だったらしい。
まだ早いと言った所、遅れる訳にはいかないと言い返してきた。生真面目だな、と苦笑いを浮かべるが、こう言う所も好感が持てる。
まだ時間に余裕があるので中を案内する。
そして、職員室に入りお茶を出した所で彼から寺子屋の授業内容の確認が問われた。
本当に真面目なんだな、そんなこんなで、意気込みや授業内容を説明してる内に歴史の話をし始めてしまい、つい熱が入ってしまった。彼も疑問点を質問してくれたりと積極的に聞いてくれたので余計にであるのだが・・・・。
子供一人が私を呼びに来て歴史の事は終わりに成った。
いかん、ついつい熱が入ってしまった。
その事を詫びると笑顔で気にするなと言ってくれた。
子供達を何時までも待たせる訳にはいかないので彼を連れて教室の前に行く。
彼には呼んだら入るようにといい教室に入り騒がしい教室内を静める。
彼を呼んで入って来てもらうと彼は来た時の鎧では無く、きちっとした正装を着て入って来た。
外の世界のスーツと背広成る物だったと思う。
それを着た彼は礼儀正しく自己紹介をし、頭を下げる。
何と無く絵に成るな、と思った。そうすると子供達が興奮して騒ぎ始めた。
私はそれを静め、授業を始める。授業をしてる中、彼にはアシスタントとして暫くは手伝ってもらう事に成っていたのだが・・・・・、
(これではどちらがアシスタントだかわからんな・・・・)
内心苦笑いしながら彼の授業を聞く。私の説明をもっと簡単に噛み砕き、とても分かりやすい。
それでも出来ない子には更に簡単に、しかし要点は確実に教えて行く。
途中、できるのを調子づいた子供が出来ない子を煽るが彼が鉄拳を落として静めた。
そして正解出来れば少し大袈裟なくらい褒めていた。
まるで父親のような感じだな・・・・・。
子供達も彼を受け入れてる。本当に親子のように見える。
これだけ短い時間でこの場に溶け込み、更には子供たちの心まで掴むとは正直驚いている。
そんなこんなで、あっという間に放課後に成った。
職員室に戻り彼にお茶を出しながら労いの言葉を掛ける。
彼は苦笑いしながらも明日の授業の内容を組み立てていた。
本当にどっちがアシスタントだかわからないな。
彼は疲れたと言いながらもどこか楽しそうにしている。
「これ程大変な事をほぼ毎日やっているとは、上白沢殿には本当に頭が下がります」
彼が私にも労いの言葉をかけてくる。嫌味も何も感じない言葉。
恐らく本当に表裏関係なく言っているのだろう。何と無くこそばゆい気がする。
しかし、まずは、
「慧音でいい。周りのみんなもそう呼ぶからな」
そう、あまり他人行儀みたいに話されたく無いのだ。
何故だか自然とそう思えた。
しかし、彼は頑として私の名前を呼ぼうとはしなかった。
そんなに名前を呼ぶのが嫌なのだろうか?
そう聞いた所、男が気軽に女の名前を呼ぶのは気が引けるとの事だ。
私としては構わないのだが結局苦笑いしながら話を変えられてしまう。
いままで苦笑いしていた顔が急に真面目に成り、
「上白沢殿、私は子供達の目に恥じない人であっただろうか?」
何て問いかけて来た。正直この質問の意図は分からないが、恥じるような人では無い事を出会ってわずかだが十分に理解できる。
「ああ、むしろ此方が見習わなくてはな」
そう、言い返すとそうですか・・・・、と言って目を瞑った。心なしか安堵したような、そんな感じの顔だ。
先程の質問に何の意味があったのか問おうとしたら彼の言葉により遮られる。
「子供は未来から託された者です、その子供達が笑って馬鹿みたいに大きな夢を見れない世界に、私達の未来はありません。私に出来る事はたかが知れてる、ならば、せめて、その無垢な瞳に恥じない人でありたい」
言葉を失った。真剣さがひしひしと伝わって来る。
本当にそう思っているのだろう、そう言えば彼が高位の神である事を忘れていた。
さぞかし有名な神なのだろう。
そんな事を思っていたら、いつもの爽やかな笑顔をして、照れくさそうに頬を掻き、立ち上がると
「御先に失礼します」と此方に頭を下げ出て行ってしまった。
呼びとめようとしたがもうそこには彼の姿は無かった。案外照れ屋なのかもしれない。
気づけば放課後に成っていた。
どうやら初授業は無事終了したようだ。次の日の授業内容を考えておく。
こう言うのは下っ端の仕事だろう、そう思いやっていると慧音から労いの言葉が掛けられる。
しかし、これを毎日こなしている慧音には本当に頭が下がる。
その史を伝えた。生き生きした子供たちを見てふと思った事がある。
生きていた時、子供が虐待等で死ぬなどとふざけたニュースばかり見つかっているのをよく見る。
本当にふざけた話だ。私の家族もこれを強く批難していた。
そんな事するのならそもそも産むなと言うのだ。
何時か終わりを迎える人間にとって、子供とは未来そのものの筈だ。幾らがんばろうとも死は不可避なのだ。
その未来を殺すのは、可能性を潰すのは私には理解できなかった。
子供は国の宝という言葉があるくらいなのだ。私もそう思う。
まぁ、行き過ぎてモンスターペアレンツに成るのもどうかと思うが・・・・。
極端すぎるな、世の中。それを含めた上で慧音にそれを問うた。
言うだけならば幾らでも言えるだろう。だが、私が正しいと思っても慧音から見て間違えていたら、意味が無いのだ。
そうしたら慧音から敬意の言葉が掛けられる。そうか・・・・、私は間違っていなかったか。
ならば、それを維持しなくちゃいけないな。
それを言って、気が付く、あれ?今の私の言葉、厨二病末期じゃね?
慧音なんか呆れてものが言えないのか黙ったままだ。
急に恥ずかしくなる。穴が無くても掘って入りたい。その場から逃げるように先に失礼します、と告げて全力で走る。畜生、マジで恥い!!
夜遅くに妹紅が久しぶりにやって来た。
どこかやつれていて見ていて痛々しかった。どうしたのかと駆け寄り家に入れ込む。
御茶をだして、話を聞いて見たら変わった事は無いかと聞いてきた。
変わった事と言えば彼が来たこと位だ。
その事を話したら妹紅が泣き出した。
「記憶が無くなっても、セイバー様はかわんないんだな・・・・・・」
そんな事を言いながらわんわん子供のように泣き始めた。
話を聞いて見たら妹紅の恩師であり、子守の神様でもあると言う。
成程、ならば、あの時の問も頷ける。記憶を無くしてなお、子供を守る事を忘れない。
言葉で言うのは簡単だが中々出来る事では無い。
他にも正義と知恵の神でもあるのだと言う。神なのに人間くさく、相手を決して見下す事無い子供好きの神様だったそうだ。
妹紅が小さい時に陰陽師として彼は現れ、妹紅の父親に同じ事を言っていたのを覚えていると言う。
本当に変わらんのだな・・・・、改めて同僚の彼に敬意を持つ。
やはり、私の眼は間違っていなかった。
むりやりこじ付けでもこタンINしたお?
駄目だしは認めるが聞く耳持たん。