東方太陽録   作:仙儒

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どうでも良いけど何故ルビをふれないんだ?
一応にじファンと同じみたいだけど、ルビが振れない。


序章

夜の竹林を散歩してる。

今日は妙な胸騒ぎがしていてもたってもいられなかった。

勘を頼りに竹林の奥えと行く。

 

嫌な予感がする・・・・・。

それに微かにだが血の臭いがする。

 

それが彼女の足のスピードを速くする。

 

 

 

 

しばらく行くと少し開けた場所にでた。

そこには夥しい血を頭から流した人物が倒れていた。

これでは数分もしないうちに命を落とすだろう。

せめて最後位は看取ってやろううとその人物に近寄り顔を覗き込む。

 

「なっ!!」

 

この人は、このお方は!!

それからは速かった。

その人物を背負い、背中から炎の翼をだして自分に出せる最大速度で竹林を飛び抜ける。

 

程なくして目的の場所にたどり着く。

 

永遠亭

 

一応医者もやってる場所だ。

門を蹴破り声の限り叫ぶ。

 

「急患だ!!急いでくれ!!」

 

少しして銀髪を三つ編みにして赤と青の独特の服を着た女性が出てくる。

 

「こんな夜中にしかも人の家の門を壊して何のようかしら?」

 

少し睨まれるがそれにかまってる余裕は無い。

 

「急患っていってるだろ!速く!!」

 

そう言って背負っている人物を見せる。

そうすると出てきた女性の顔が真っ青になる。

 

「お師匠様!!」

 

凄い勢いでその人物を引っ手繰ると急いでオペ室に連れて行く。

その後ろ姿を見る事しかできない自分が腹立たしい。

とりあえずあのお方が助かるように祈るしかない・・・・・。

 

 

 

 

オペ室の中で彼女は改めて傷口を見る。

頭部から右目近くまでの深い傷で、普通の医者なら匙を投げ捨てる処だが彼女は月の頭脳と呼ばれた人物である。

その頭をフルに使い数時間の格闘の末、何とか一命を取り留めた。

それにようやく安堵の息が出る。

とは言えこれだけ深い傷を受けたのだ、安定するまでは目覚めないだろう。

オペ室から出ると東の空が赤く染まり始めていた。

取り合えずこの事を連れてきた人物、藤原妹紅に伝えるために足を運ぶ。

 

 

 

 

安否が気になりそわそわしていた妹紅はやって来た彼女、八意 永琳に一命を取り留めた事を伝えられようやく安堵の息を深く深く吐く。

それと同時にあのお方に危害を加えたであろう人物に深い殺意と怒りを覚える。

しかし、それと同じくして恐怖も覚えた。

あのお方は大妖怪が束になって襲いかかっても傷一つ付かずに勝利をおさめる正真正銘最強であり無敵なのだ。

そんな人物があれだけの深手を負ったのだ。

自分では到底かなう相手ではない、そう理解させられる。

向い側にいる永琳も同じ事を考えてるのだろう・・・いつもの澄まし顔ではなく微かに怒りの感情が出ている。

 

相手があの場所にいなかったのと止めを刺されていないことから刺し違えたのだろう。

あのお方が刺し違えねばならないだけの敵・・・・想像もできない。

とにかく今は目を覚ますのを待つしかないだろう・・・・。




ルビ振りぇ~
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