東方太陽録   作:仙儒

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春雪異変編

あれから数か月の時が経過した。

もうそろそろ、春が来てもいい時期なのだが、相変わらずの雪景色と来た物だ。

間違いなく異変だな。ついに幽々子の登場か。

とは言え、会うのはまだ先に成りそうだが・・・・・。

確か、霊夢が宴が面倒で行きたがらなくて、だいぶ時が経ってから行ったんだっけか?

成らばまだまだ序章と言った所か。

私が居る事で因果律、つまりはイレギュラーが起こらなければ良いのだが。

こればかりは成るようにしか成らないか。

そう思いながら今後の自分の身の振り方について考える。

 

取り敢えずは雪見しながらお茶を飲み、炬燵でぬくぬくと過ごそうと思う。

紫は何故か家の一番奥の誰も行かない部屋にて冬眠している。

何故人の家で冬眠してんだ?とも思ったが、元はと言えば彼女の所有物なので何とも言えない。

まぁ、彼女の所有物じゃなくても何も言わないが・・・・・・。

時々、布団をかけ直しにとか湯たんぽを持って行って入れてあげたりしている。

冬眠と言ってもずーと眠り続けて居るのでは無く、時々起きて居たりはする。

まぁ、起きても直ぐに寝てしまうが・・・・・。

一応飲み物とかを置いておいたり、エアコンで寒くないように温度を調節したりしている。

その大体は藍がこなしてくれるが、因みに橙は炬燵に猫モードで入っている。私の膝の上で・・・・・。

確かマヨヒガの管理見たいのをしてるんじゃ無かったのか?

そんな思いを込めてつついて見るが、何を勘違いしたのか「ミャ~」何て言いながらすりすり擦りよって来た。

まぁ、私が居る事で出たイレギュラーの一種だろう。

永夜抄ももうおこらないし。

これが悪い方に出なければ良いのだが・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖夢が春を集めてくれている。その御蔭で西行妖が少しずつ蕾をつけ、開花し始めている。

 

「妖夢、もっと春を集めなさい。この程度ではまだまだ足りないわ」

 

「ハッ!!」

 

そう言って去って行く私の可愛い従者。

そう、この呪われた桜の封印を解くにはまだまだ春が足りない。

さぁ、見事に咲き誇りなさい。

あのお方の復活の為の飾りと成るように・・・・・。

あのお方が復活したらまた私に笑いかけてくれる。

ねえ、そうでしょう?セイバー様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

障子をあけながら氷精を付きつけ霊夢に問い詰める。

 

「なぁ、霊夢。これは間違いなく異変だぜ?何時までそうしているつもりだ」

 

そう強く問うが、霊夢は相変わらずの態度である。

それにしびれを切らして声を荒げてしまう。

 

「ああ、そうかよ!なら私だけで解決してやる!後で吠え顔かいても知らないからな!!」

 

そう言い残し、空に向かって飛び立つ。

威勢良くたんかを切ったものの犯人の目処等無い。

一体黒幕は誰なんだ?

まぁ、その辺は片っぱしから虱潰しに当たるしか無いか・・・・。

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