東方太陽録   作:仙儒

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春雪異変編

色々あったが、何とか無事に事なきを得た。

それは良い。

何故私の家で宴会をせねばならないのか?

何故私の家で宴会をやらねばならないのか?

 

大事な事なので2回言いました。

 

それは構わない。問題は皆が険悪な感じなのが頂けない。

 

どうしてこうなった!

 

幽々子はにこにこ笑顔で私の側に居て、付かず寄らずの距離を保って居る。

ここら辺、彼女が平安の男尊女卑の強い時期に生まれたのか、体に染みついているのか、兎も角、良い所の御嬢様みたいな感じだ。

・・・・、そう言えば良い所のお嬢さんだったんだっけ?

西行法師の娘な訳だし。

 

と、どうでも良いな。

驚いた事に、彼女は宴会で出た料理を余り口にしていない所だ。

確か原作では食いしん坊キャラでもっとがつがつ食うと思ったんだがな。

実際には違ったのだろうか?

 

 

幽々子はガウェインに大食い女だと思われたく無くて、我慢しているのにガウェインは気がついていない。

 

おっと、久々の電波。

そう言えば妖夢が口をあんぐり開けている。

如何したのか聞こうとして、妖夢が理由を言おうとしたら

 

「妖夢、ちょっと良いかしら?」

 

と言い、宴会場から妖夢を連れて出て行った。

その時の幽々子の目が怖かったのは気のせいだろう。

 

帰って来た妖夢は半霊と同じ形の魂見たいのが口から出て居る。

半分死んでいるが、これで完璧に幽霊じゃね?

てか、これもギャグ補正か?

すげーなギャグ補正。心なしか艶々した幽々子に何をしたのか聞きたいが、聞くなと無言の圧力により聞く事が出来なかった。

 

どんまい、妖夢。

と、心の中で合掌しておいた。

戻って来た幽々子が私の隣に座り、またピリピリした雰囲気に成った。

な、何? どうなってんの?

 

首を傾げていたら皆が「またか」見たいに頭を抱えて居た。

失礼だな、おい。

とか思っていたら、隣の幽々子が杯に酒を注いでくれた。

それはありがたいんだが、日本酒は苦手なんだよな。

如何した物かと考えていたら永琳が私の隣にやって来て、「お師匠様はそんな酒よりも果実酒とかを好むのよ」と言いながら新しい杯にワインをついで差し出してくれた。

これは素直にありがたい。

 

「そんな事も知らないなんて、程度が知れるわね、亡霊」

 

「・・・・・なんですって?」

 

永琳に幽々子がにらみ合っている。

こ、怖ええええぇぇぇぇーーーー。

もうにらみ合いじゃなくビームでてるよ。メンチビーム。

触らぬ神に祟り無し。

こっそり逃げようとしたが、二人に服を掴まれて逃げ出せない。

恐る恐る振り向いて見ると、二人とも良い笑顔で此方を見て居る。

 

「お師匠様」

 

「セイバー様」

 

「「さあどうぞ」」

 

二人そろって突きだされる杯。どちらを取ってもバッドエンドな気がするのは気のせいだろうか?

ってか、前にもこんなシチュエーションあった事がある気がする。

しかし、苦手な物は苦手なんだよな~。

てな訳で永琳の杯を持つ。

すると永琳は勝ち誇った顔で幽々子を見る。

それを幽々子は親の仇を見るような目で見て居る。

あ、これヤバイ。

急いで能力で二人を飛ばす。

遠くで爆発音が成り始めたのは気のせいだろう。

しかし、こんだけ賑やかなのに起きてこないなんて凄いな紫は。

境界線弄ってんのかな?

 

そんな事を思っていたら、いつの間にか私の膝の上にフランが据わっていた。

なにこれ怖い。

 

「ねーセイバー、このお酒美味しいね」

 

私の膝の上から此方を見上げるフラン。

嫌、それ永琳が私にくれたお酒・・・・・。

まぁ、しょうがないか。早苗の一件でこう言う時に何を言ってもしても聞いてくれないんだよな~。

あれ、可笑しいな、涙が出そう。

そうこうしていたら紅魔館メンバーが此方に来た。

やたらカリスマを発揮しようとするレミリア。

しかし、その様子は返って逆効果、子供が無理して大人ぶってるようにしか見えない。

それを微笑ましく思いつつ挨拶しておく。

何処となく、レミリアがフランに羨ましそうな視線を向けて居るのは気のせいだろか?

それに気が付いたのかフランが

 

「ここは私の特等席何だから、幾らお姉ー様でも駄目だよ!」

 

と言った。

嫌々、君の椅子に成った覚えは無いからね、おじさん。

 

こうして夜は過ぎていくのであった。

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